すっかりと秋らしくなりました。

　今日は観音寺市と大野原町、豊浜町が合併して、新しい観音寺市になったそうです。これから正月、三月にかけても合併が多くなりそうです。

　さて、今日は雨で明けました。小雨の中、東かがわ市方面に行ったのですが、山の木々も紅葉をはじめ、赤や黄色い実をつけたものもあり、秋らしくなったなぁと思ったことでした。

　さて、昨日のお仏壇のことを考えておりました。跡継ぎがないから、守る人がいないから・・・ということでしたが、それならば、あの家もそんな立派なものでなくともよかったかなぁと考えてました。あんな大きなものにしなくても良かったかなと・・・。いまさら、遅いわなぁ・・・。

　私ら夫婦にしても２０年、長く生きても３０年ですものねぇ・・・。

　誰かさんが「人は生まれた時から運命は決まっている」とかいうとりましたが、そうなんでしょうかねぇ。懸命に走って飛んでみたものの、所詮はお釈迦さんの手のひらの中で遊んでるみたいなもんでしょうか。そんなんやったら何の努力も研究もひたむきさも不要なんでしょうけれど、そういうことをすることさえも運命なんでしょうか・・・。

　私はお坊さんなもんで、「縁起」が一番に大事。この縁があって、出会いがあり、そのことによって、幸や不幸に出会う・・・みたく。運命論・・というのは、あまり好きではない。考えようによっては同じものなのかも・・・。

　家が流されたのも運命、新しく建てられたのも運命なんでしょうか。ま、そう、考えたほうが気が楽にはなりますけれど・・・。

　と、秋らしい感傷に浸っておりました。