まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

各地で菊花展が盛んです。

2005年10月26日 | 自然
 私たちは怠惰に、昨日と同じ今日を生きているような錯覚を覚えますが、実は体内の細胞は日々、生まれ変わり再生と排出を繰り返しており、昨日の自分と今日の自分とはまるきり違っておるのに、あたかも昨日と同じ自分であると錯覚しています。

 若葉が生まれ、新緑となり、やがて花をつけ、実をつけて、やがてその葉は枯れて地に落ちて、その姿を消すように・・・。自然の営みは確かであり確実です。

 さて、今の時期、各地で菊花展が盛んです。坂出市でも丸亀市でも、さぬき市でも行われておりました。日本人にとって、菊の花はいいようのない親しみと愛着があるのでしょうねぇ・・・。あ、天皇家が菊のご紋なんですねぇ・・・。

 まだ、菊の花のよさとか魅力とかは感じることはできない私ですが、菊作りの苦労・・・は、あるていど、伺い知れるようになりました・・・。

 

秋が静かに深まってゆきます。

2005年10月26日 | 自然
 今日は曇り空で気温も上がらず、肌寒い一日となりました。

 今日は朝のミーティングの当番でありました。で、そのお話を掲載しておきます。

 うちの本山でお世話になっている早川さんという尼さんから頂いたお手紙に、こんなことが書いてありました。

 「印象深い新聞記事を目にしました。

 『命は大切だ。命を大切に・・・。そんなことを何千回、何万回言われるよりも、《あなたが大切なんだ》。誰かがそう言ってくれたら、それだけで私は生きてゆける』

 目の前の一人ひとりの人々に、きちんと向き合い、そばにいて、悲しみや苦しみを聴いてあげられる・・・。必要なことは・・・ただ・・それだけかも知れません。」

 若い尼さんなりの感想ですが、これをこの職場風に解釈してみれば・・・。

 「安全運転は大切だ」「作業安全に気をつけて」・・・。そんなことを何千回、何万回言われるよりも、

 <お父さん、安全運転でね>と、家族の誰かがそう言ってくれたら、それだけで、私は一日、安全に運転できる。
 <木村さん、安全作業に気をつけてね>と、職場の誰かがそう言ってくれたら、それだけで、私は一日、安全に作業できる。

 目の前の一人ひとりの人々に、きちんと向き合い、お互いの存在を確認しあい、よろこびや悲しみを分かち合うことができたら、かけがえのない今日という一日を、大切に、明るく、楽しく過ごせると思うのです・・・。

 少し、長かったかもしれません・・・。


 

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