まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

看取られる電気通信設備たち

2005年10月27日 | Weblog
 自然博物館にはどうかと思える写真ですけれど・・・、味のある風景かなぁと。
 文明の利器であった電話機の山を・・・、二人の若者が解体処理をしておるのです。黙々と黙々と黙々と・・・。

 情報時代の先端機材であった電話機やファックスや公衆電話機たちがゴミとなる時代。携帯電話機の普及と拡大によって、前線を追われた機械たち・・・。その行く末がここ。

 ここで、素材ごとに分解されて、それぞれの墓地へと送られてゆくのです。

 生まれた命はやがてには消えてゆかねばなりません。それが世の習いです。人も花も木も草も、牛もウサギもトラやライオン、インド象すらも、永遠の命は約束されておりません。それが世の常でありましょう。

 誰が言ったか知らないけれど、「形あるものは必ず滅びる」ということば。確かに、数多くの通信設備が滅びているように思えてなりません。新しいコミュニケーション手段の開発によって、前線から撤退を余儀なくされるのはサラリーマンとて同じこと。窓際族から追い落とされてリストラされてしまうのです。

 お坊さんが人の一生を看取るように・・・、私は今日も電気通信設備たちの「死」を看取り続けているのです。



ニンジン畑の秋の虹。

2005年10月27日 | 自然
 朝方は涼しかったのですが、日中は暖かい一日となりました。今日は坂出市にお出かけをしたのですよ。この坂出市林田、大屋富町あたりはニンジンの産地です。これはお正月用のニンジンかな。気温が高いもので、スプリンクラーで水やりをしておるのです。で、小さなニジですが見えますかねぇ・・・。五時を過ぎたら見えないかも。・・・。そんな・・・。

 このニンジン畑のすぐ前にある産廃業者さんへの立入調査です。NTT本社や四国支社の担当者が、わが社の責任者ともども、ここを立入調査です。決められた手順で作業をやっているか、事務処理に誤りがないか・・などの現場実態調査でした。

 山と盛り上げられた電話機をドライバーやペンチなどで素材ごとに解体し、分類する様子を視察するんです。そんな調査の案内係りとして立ち会ってきました。

 ま、とりたててのこともなく、無難に調査も終わってほっと・・・です。

 しかし、朝夕のなんと日の短くなったことか・・・。五時半に会社を出ると、途中で暗くなってしまいます・・・。ま、街中ですから懐中電灯がなくても歩いて帰れるのですけれどもね・・・。でも。これから寒くなると・・・歩けるでしょうかね・・・。

 

ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>