まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

生まれ出たときからが残された人生であると・・。

2005年10月30日 | 自然
 どこかの法話で、生まれ出たときから、その時こそが、残された人生であるという話を聞いたことを思い出しました。つまりはこの世は余生・・・ということになります。そんな余生ならば、好きに生きればいいなぁと思ったです。楽しく生きればいいなぁと思ったです。一度しかない人生の、それも余生なんていわれると・・・。

 人は生まれたときから死ぬことを約束されはおるのですが、その生かされてある間に、何をするかで、その人の一生の価値が決まるのです。何もしなければ価値はゼロ。良い働きをすれば百点だか二百点だか・・・。その判定は配偶者なり、残された遺族の得票によるんでしょうね・・・。

 でも、本当にそうなんでしょうか・・・。人間の価値をそれだけでうかがい知れるものでしょうか。人生をいかに生きたとかの表現を、それだけで評価し得るんでしょうか・・・。あの閻魔大王の前に行く前に、少し、想定問題集とかやっておかんでもいいんでしょうか。「こんな質問には、こう答えましょう」みたく・・・。

 あ、写真は<スーパー中学生>の上原奈美さんです。このこ、<なみへぇ~>
っていうんです。一人のなみさんが片付いたら、今度はこの奈美さんに夢中です。


話題の映画「蝉しぐれ」を見てきました。

2005年10月30日 | 自然
 うちのボスが藤沢周平が好きだとブログに書いてました。私も昨年あたりから、藤沢周平の本を読んでました・・・。映画、「たそがれ清兵衛」は見逃したです。

 で、今回はどうしてもこれを見たいと・・・いつものインターネット予約してしまったです。奥様は今日は母の病院で看護実習です・・。ですので、一人で映画を見てきたのです。

 藤沢周平という人は下級武士や庶民のこころの痛み・・・を、うまく書き上げる作家さんでした。権力に押しつぶされて行く庶民や下級武士のつぶやき・・・みたいなものをうまく描いています。このお話の原作にはまだ、出会ってはいないのですが、ぜひとも読んでみたい作品です。

 幼馴染で初恋の人が貧しさから江戸に出て、やがて藩主の側室になり、藩主の子を産む。そのことで藩内に確執がおこる。父親はその確執に巻き込まれて切腹させられる・・・。その父を殺した家老によって藩の仕事に復されるが、そこにはワナが・・・。家老の命によって、初恋の人が生んだ藩主のこどもを守るために・・・文四郎は戦いにいどむ・・・。

 日本の四季の風景の美しさと音楽がみごとにきれい・・・。稲をゆらす風の音や桜を散らす風の音が、あ、日本て、こんなにきれいなんだ・・・と思わせてくれる。

 あのN○○のおしんのような幼馴染のふくが・・・いきなり・・木村佳乃になるのは・・・なんか、のどに小骨がひっかったような気分に。

 でも、日本の映画もいいななぁ・・と、思ったことです。なんか、山桜のあふれた、やまあいの里や、雪に包まれた東北の水田・・・。なんか、いやされた想いです。

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