まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

ALWAYS 三丁目の夕日・・・

2005年11月12日 | 歴史
 今朝も七時に「まだ寝てんの?」て、奥様に電話で起こされました。休みの日くらいゆっくりと寝かせて欲しいものです。

 で、午前中はまたも映画に行っておりました。なんか、評判の映画だというので・・・。映画館で隣のおじさんなんかしきりに涙を拭いてました・・・。「そんな、ばかな・・」と思いつつ・・・、私も涙を流してました。こんなことは久しぶりです。案外と、私は・・・泣き虫なんです。高校野球の甲子園での開会式や閉会式では、涙・涙・・・で見てました・・・。でも、この映画・・上等の仕上がりではないのに・・・なぜか・・・涙・・でした。

 私の若い頃に大好きだった・・・薬師丸ひろ子さんがいいお母さん役をやってました。うちの職場のお姉さん、「岸田さん」によく似てて・・・、あ・・・と思ったです。お姉さんは、どっちかというと、顔は森光子さん、声は大原麗子・・・だと言われてますけれど、今日の映画では、薬師丸ひろ子の晩年・・・みたくかなぁ・・と思ったです。>うちわ話ですみません。

 昭和33年、長島さんがデビューした年、東京タワーが完成した年・・・のお話です。青森から集団就職で自動車会社の社長秘書を夢見て上野に着いた女の子が着いた先は・・・。

 捨てられた子供がたらいまわしにさせられて、預けられたのが、売れない小説家の家・・・芥川龍之介ならぬ・・・茶川龍之介・・・。しかし、その少年は、漫画雑誌に載っている茶川の小説の大ファンだった・・・。

 携帯もパソコンもテレビもなかった昭和33年・・・。私が10歳のころ・・・。それでもどうしてあんなに楽しかったんだろ・・・。食べるものもない、娯楽もない・・・それでもこころが豊かだったあの時代・・・。

 時代考証がしっかりとしていて、公衆電話ボックスとか公衆電話機とか、食器とか・・・ものすごい映画だなぁと思いました。蒸気機関車や路面電車や・・・をどうやって映像化したのかなぁと・・・大きな拍手です。

 邦画で、こんなに涙を流した映画ははじめてです・・・。<内緒です。



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