まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

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2005年11月19日 | 自然
 マイ・ルール・・・といわれても、そんなに戒律的に生きているわけでも、司法的に生活しているわけでも、論理的に生かされているわけでもありません・・・。

 今のところは、歩いて四キロほど先にある職場に通勤して、帰宅すればお風呂を沸かし、洗濯物を取り込んで、夕食の支度をして・・・みたいなことか。それに缶ビール一本と、焼酎をいくらか飲んで、ブログを毎日書いて、メル友にeメールを書くことくらいかなぁ・・・。いっぱいあるな。

 それに、ご本尊さまに「南無阿弥陀佛」のお念仏をすれば最高なんだろうが、こちらは、なぜだかさぼり気味。今日のマザーテレサを観て感激して、今夜は神妙にお念仏はさせていただいたけれど・・・。

 新しいおうちができて、新しいお仏壇ができて、新しい私の仏間ができたら、そこからはまた、新しいマイ・ルールでお念仏もできると思うが、今は・・・。

 この写真は、有名な遊行僧の「空也上人」です。口から出ているのが、「南無阿弥陀佛」の六体の阿弥陀様。鹿の角をつけた杖、胸には鉦、肩には五条袈裟を折りたたんで背負っています。旅をするお坊さんの歩きながら布教する姿を象徴しておるそうです。



マザーテレサは神のペン・・・。

2005年11月19日 | 歴史
 
 今日は映画、「マザーテレサ」をみてきました。あのノーベル平和賞に輝いた修道女・マザーテレサ・・・です。

 1946年、インドのカルカッタ、カトリックの修道院で教師をしていたマザーテレサは、神の声を聞き、神の生身に触れる・・という奇蹟に出会い、自分の居場所は修道院ではなく、貧しい人々の中にあると気づいて「神の愛の宣教者会」を結成します。それだって、生易しいことではなかったのですが、彼女は一つ一つ、物事を片付けてゆくのです。

 マザーテレサの人生を、わずか二時間たらずにまとめることには無理もあったようですが、神に仕える・・・ということが、こんなにも激しく、こんなにも苦しいものであるのか・・・こんなにも気高く、こんなにも尊いものなのかと・・・教えられたのです。わたしどもが「仏に仕える」とか「仏を信じる」ということばや行為が、いかに軽率で、おざなりで、影の薄いものであるのかと知らされました。

 そしてまた、真の信仰とは、わが身を省みない深いものであり、わが国で語られていうるような現世利益のわが身かわいいだけの信仰とは桁違いのものであるということを教えられた思いです。

 作品は、人々に愛と希望を与え続けてきたマザーテレサの真実の姿を描いた人間ドラマであり、監督はイタリア映画で多くの作品を手がけたファブリツィオ・コスタさん。主演はロミオとジュリエットのオリビア・ハッセー。共演はセバスティアーノ・ソマ、ラウラ・モランテほか。オリビア・ハッセーの渾身の演技が涙をあふれさせます・・・。

 

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