まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

お年寄りのマジシャンたち・・・。

2005年11月27日 | 民俗
 えー。高齢化時代が話題になっていますが、その中でも、高齢者による特技化というのが盛んだそうです。楽器演奏だとか彫刻とか陶芸だとか・・・。

 で、そんなお年寄りに人気なのが「マジック:奇術」だそうです。今年からはじめて、広島の文化祭に参加されたのは丸亀市からお越しの方だそうですが、なかなかに手馴れたものでありました。

 私も中学時代には、マジックにこりまして、ハマッて、いろんな場所でマジックを披露して得意になっておりました。

 うちの職場の番頭さん、中野というのがおるんですが、このお父さんというのがマジックにハマッておるんだそうです。で、おばあさんの年金まで、マジックのネタを買うのにつぎ込んでしまうのだそうです。向こうさんも年金を目当てに、新しいマジックのネタを次から次へとダイレクトメールで送りつけるようです。

 で、「あそこのデーサービスセンターではお茶も出んかった・・」とか、「あそこの介護施設では弁当にお酒まで出た・・」とかと文句を言うそうな・・・。

 老人パワーも意気盛んやねぇ・・・。私も南京玉すだれをやりたいのだけれどねぇ・・・。

本島のおともだち

2005年11月27日 | 民俗
 さぬき広島には同年代・・・というお友達がいないのですよ。少し上とか、ちょいと上、かなり上・・・みたいな人たちばかりで・・・。

 ところが、お隣の塩飽本島(しわくほんじま)には、少し下、ちょいと下、もう少し下・・・みたいな方がおられて、島の歴史なんぞを語り継いだり、ガイドをやったりとしっかと働いています。なんか、そんな姿がうらやましいです。

 だったら、あんたもやれば・・・と言われそうですが、時間的にまだ余裕がないので、紙ベースの提供となってます。

 この写真の四人、みんな本島から来られた高島さんです。ややこしい話です。で、みんな丸亀市の本島支所に関係ある人なんですと・・・。ですから、名前で呼ばないと分かりません。

 うちのさぬき広島だと香川一族なもので、「義彦さん」「達夫さん」「千鶴子さん」みたいなもんです。そういうのって、どこの地区にも集落にもありますよね・・・。

 うちの町では「多田」というのが多くて、「田面多田」とかと呼ばれてました。石を投げたら多田さんに当たる・・・とかいうの。うちの集落のほとんどが「木村」でした・・・。本家が木村ていう説が有力です。ここと、奈美さんとこが親戚なんだとか・・・。不思議なご縁でありますことよ。

 いや、今日はそんなお話やなくて、本島からのお客様のお話でした。




 

今日はさぬき広島の文化祭でした。

2005年11月27日 | 民俗
 今朝も6時に起きて6時半前に社宅を出発。奥様を乗せて丸亀港へ。奥様は母の冬衣装を取りに行くのと、お部屋内外の掃除です。7時半の客船で島入り。

 8時半過ぎに会場の準備に出かけます。5冊だけは先にお渡ししてあるので、残り35冊を持って会場入りです。前日から準備をしてくれているので、本を並べるだけになりました。

 ところが・・・お食事担当(バザー係り)の島のご婦人たちが、開会前に会場をのぞいて、次々と本を手にしてゆくのです。これには少し焦ってしまった・・。また、ご老人たちも次々と本を持ってゆく・・・。

 10時からの開会式の頃にはもう、7冊ほどしか残っていない・・・。それもお昼前には完売!!今年はどうしたもんだろ・・・。

 いつもは30冊でもあまったくらいなのに・・・。また、熱心な方がいましてねぇ。立ったままで、ずぅぅぅと読み続けてるんです。先の神戸淡路大震災以降に、この島に戻られた方らしい・・・。島の歴史に興味があるんですねぇ。写真の左の黒い服の方です。

 写真中央の黒い服の女性が、本島からおいでの高島さんです。

 今年は本島からのお客さんが少なく、入江先生とかの姿もなくて、少しがっかりです。ま、来年は少し余裕がありそうですから、頑張りますか。鬼に笑われてもかまわんです・・・。

 で、4時40分の船で戻ってきました。やれやれです。んで、また、来年度に向かってのスタートが始まります。



ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>