まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

牛島の みかんの島は 水仙郷

2009年12月08日 | 自然
 大霜の肌寒い朝になったが、この分では・・いい天候になるなぁと思った。

 朝食を食べると・・広島神社の射場に向かった・・。落ち葉が舞い落ちている射場のお掃除をするため・・。十二月になれば・・あと少しでお正月・・。正月の二日には・・ここで「百々手(ももて)神事」という弓射行事がある。ま、いわゆる厄除け行事なんだが、その練習もしておきたいと思って・・・。

 

 ま、何回もここで書いているように・・弓を射るということは心身の鍛錬が大切で、姿勢とか精神の話ばかりで・・・的を射る方法なんぞはほとんど書いていない。だから・・まずは・・・射場の掃除から・・・やれば、当たるのかなぁと・・。

 で・・・九時半過ぎに・・自治会長さんがやってきたので・・・「あかつきⅡ」で塩飽本島(ほんじま)のとなりにある「牛島」に向かった・・。

 しかしのかかし・・、最近、あかつきⅡの調子が悪い・・・。フルスロットルでも・・10ノット以下でしか走らない・・。通常だと・・・18ノットから20ノットは出るはず・・・。だから・・・のろのろ運転みたいなもの・・。

 

 牛島では・・極楽寺や聖神社、丸尾五左衛門の屋敷跡とかを確認してから・・

 これが・・有名な・・極楽寺の「無間の鐘」といわれるもの・・。この撞いてはならないと言われる鐘を撞いた人がいる・・・。誰あろう・・・私の奥さんのけいこばぁ・・・。夏に・・自治会長さんらに案内されてこの島に来て・・「迷信でしょうが・・」と・・けいこばぁが・・冗談半分この鐘をついた・・・。

 

 その年の秋・・・台風23号によって・・我が家は一瞬のうちに流されてしまった・・・。すべての思い出も財産の多くが流され・・けいこばぁもさっちゃんすらも流されようとした・・・。

 「迷信やと思ったのに・・・」けいこばぁは・・・泣くように言ったけれど・・。まぁ、偶然やとは思うのだけれど・・、「してはいけない」ということは・・冗談でもしないほうがいいのかもしれない。心の置きどころの問題なのだとは思うのだけれど。いいことあれば笑い話で済ませることができるのだが、何かよくないことがあれば、それが引き金になって・・・悪いことへのスパイラル・・らせん階段になってしまう・・。

 

 その後・・となりの集落の小浦の池神社や、ここだけに生息するメダカを調べる・・・。アメリカ人の経営する民宿「島娘」などを見て・・・戻った・・。お昼を過ぎていた・・。

 

 自治会長さんと一緒に・・島唯一の食堂「おかのうどん」で、「かけうどんの小」を食べた・・・。ここでも・・島興し、村おこしの話に夢中になった・・・。

 

 食事が終わると・・・早速に弓の練習・・・。この日は調子がよくて的中ばかり・・。そういう時は早めに練習を切り上げて・・・はやめのお風呂に・・早目の夕食・・・。

 

 牛島を歩いたので・・足の筋肉が少しばかり張ったように感じた・・・。そんな距離でもないのだけれど・・。

じゃぁ、また。

ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>