まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

枯れ柴を 舞いあげてゆく 大みそか

2009年12月31日 | 自然
 粉雪が舞う中・・・丸亀を目指して走りだしたのは九時過ぎ・・・。そんなに急いでいかなくてもいいかなぁと思ったし・・。

 讃岐山脈っていうか、多和だの塩江だのと言う山間部の山並みは真っ白になっている。それが・・・町にも降りてきて・・・道路の上で白く舞い上がっている。だからと言って・・・積もったり滑ったりするほどの量でもない・・。

 で・・10時半過ぎに丸亀港に着いてたまげた・・・。この時間に・・客船が浮桟橋に係留されている・・。本当ならば・・・広島の江の浦港にいて、10時45分だかに出港して丸亀に向かってくる準備中・・・。これは・・・。

 

 ちょうど・・事務員さんがタバコ休憩で出てきたので聞いてみた・・。

 「船は出んの?・・・」「ああ、客船は出たらいかんと言われとる・・。」
 「一時のフェリーは出るん?」「フェリーは出ると思うけど・・・」
 というので・・・まずは昼食のうどんやな・・と、歩いてそのあたりのうどん屋を回ってみたが・・・大みそかだからか・・どこも閉店というか・・「定休日」

 こらあかんがな・・・。と、車に乗って・・・そのあたりを走りまわってうどん屋を探した・・・。

 で・・たまたま・・・見かけたうどん屋さんに入った・・。ここは・・初めて見るお店。前は・・・タイヤ屋さんだったと思うけれど・・。「ほんま屋」という名前のお店になっている・・。

 

 「本間屋」さんかなぁと思ったが・・お店の看板では・・「本場で修行した本物のうどんを食べさせるお店」ということで・・さぬき弁で「ほんまやで・・」という意味の命名らしい・・・。

 お店に入ると・・・「おそばな、おうどんな・・」という。大みそかだから・・「年越しソバ」の注文があるんかいね・・。「うどん」っていうと・・、「ほい。かけうどん中やな」というので・・「はいよ!」と言うてしもうた。訂正をするのも・・邪魔くさいしな。そのままで・・280円だった。

 

 あとから入って来る人にも同じようなことを言うてはる・・。商売上手やな・・。客をよく見ている・・。金持ち夫婦らしいのが来ると・・高いうどんを勧めるのかな・・。

 

 丸亀市内も・・けっこう、チェックしたんやけれど、こんなうどん店は初めてやな・・。それやし、この道路はいつも通るのにね・・。一応・・セルフでキャンプ場か山小屋風・・みたいな丸太を切って並べたようなテーブルやイスがほっとする・・・。

 フェリーが到着するのが13時20分ごろかなぁ・・。それまで・・3時間もあるしなぁ・・と、おうどんを食べたり、近くのスーパーに歩いて行ってみた。車は・・年末・年始用の臨時駐車場に置けた・・。

 

 今更・・取り立てて買うような食材もないし、必要なものもないが、時間つぶしと風よけみたいなことで・・。海から吹き付けてくる潮風はきつい・・。その風からも逃げたかった・・・。

 本屋さんを見て回ったり、100円ショップを見て回ったりして時間つぶし・・。

 

 この・・港近くのスーパーも大賑わいで・・・買い物かごやカートは全くなくなって・・・係員が屋外から探し出して用意するほど・・。すごい人で食材コーナーは歩くのが困難なほど・・。でも・・本屋さんとか衣料品、薬店なぞは人影がまばら・・・。

 13時過ぎに・・フェリー乗り場に戻ってみると・・・「欠航中・・・」の張り紙が・・・。13時半のフェリーは欠航で・・・15時過ぎもどうなるかわからないという・・・。とにかく西風が強くて・・・西に向かう航路は危険だと言う・・・。

 待っていた乗客もあきらめて・・帰途についたようだ。仕方がないから・・私も・・帰るしかない。いくら待ってもフェリーが出る可能性はないらしい・・。

 

 14時過ぎに戻って来ると・・・家の近くのお不動さんも迎春の準備ができていた・・。今夜からは・・初詣でにぎわうのだけれど、この寒さではどうだろうか・・。私は・・一の近所だけれど・・・この寒さでは出歩く気持にもならないなぁ・・。

 さて・・、明日には風がおさまるのだろうかね・・。明日もこの調子だと・・どうするかなぁ・・。

 あ、今年一年・・、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 どうぞ、よいお年を・・・。

じゃぁ、また。

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