まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

山葡萄 六地蔵前に 大いばり

2011年10月12日 | 最近は建物研究などを・・・。

 今日は一ヶ月に一度の「プラスチックゴミ回収日」ということで、ゴミ出しやら整理やらをやって、夕方からは空き缶のゴミ出しをやって・・・。

 

 朝方は気持ちのいい秋の空になったけれど、少しばかり散歩をすれば、まだまだ・・汗が流れてくる・・・。

 

 で、午前中は・・・例の「ベーハ小屋」作成。今度は・・「夫婦釜(めおとかま)」の作成だが、先に作ったものは「夫婦釜直列二連」というもので、向かい合わせになった夫婦釜を二つ直列に並べてあったが、今回は普通の並列式の夫婦釜だが、どちらが夫でどちらが婦人なのかはわからない・・。

 

 この写真では、すでに左側の一棟が崩壊して自然同化してしまっている・・。上は、その復元想像建築物になる・・・。

 今度は、それを横に並べてみようという、これまた、復元想像建築物になる・・。

 

 まず・・、こういう基本形を置いて・・・。

 

 こういう風に二つを並べて、間に焚口を置いて屋根をかぶせることにした・・・。

 今日はけいこばぁがお休みだったもので、さっちゃんともども・・・近くの一般店に行ってみた。

 

 隣町にあるスーパー「ビック」の敷地脇にある「うどん処花林亭」。ここは定食もの・・というのが評判いいようだが、定食というても、おうどんと稲荷寿司みたいなもの。だから、私が注文した「肉うどん+いなり寿司2個」を「C定食」といって、イチ押しメニューなんだそうだ。

 

 ここは一般店だから・・普通の大きさが「一玉半」あるのでちょっとしたボリューム。それに大きめのいなり寿司2個を食べると・・・夕食が入らないほど・・・。お値段はこれで600円か。奥方のおごりの時にはついついと食べ過ぎてしまうな・・・。

 

 普通に働く人にはちょうどいいくらいの量らしくて、けいこばぁはさっちゃんが少ししか食べなかったおうどんもぺろりと食べたのだから、私の胃袋が小さいってことやね。

 最近、パソコンでNHKラジオが聞けるってことは話したと思うけれど、その「らじる☆らじる」を聞いていると、「田んぼの畦にヒガンバナが植えてあるのはモグラ避けです」と言うてた・・・。

 

 これって、自生しているのかと思ったら・・・植えてあるのか・・・。モグラがヒガンバナの球根がいやなのか、みみずが根っこを嫌うのかは知らないが、モグラが穴を掘って、この中央みたいに畦が漏水で崩れるのを防ぐために・・・ヒガンバナを植えたものらしい・・。

 道理で・・・こういう景観ができていたのかと思うと・・「ガッテン!」「ガッテン!」やね・・・。先人の智恵はすごいなぁと思う・・・。

 

 ゴーヤはなぜに苦いのか、栗のイガはなぜに強いのか・・・みたいな疑問も前に言うてたことがある。こういう植物は、種ができるまでは、ほかの動物に食べられたくないのだそうだ。柿でも梨でもなんでもそうだけれど、種ができるまでは硬くて渋くておいしくないのだそうだ・・・。

 種が成熟したら、動物や鳥たちに食べてもらって、糞と一緒に運ばれていって子孫を残すんだそうだ・・・。だから、栗も実が熟すとイガから外れて地上に落ちて発芽する。柿も桃もスイカも一緒やねぇ・・・。

 植物の智恵もすごいなぁと思う・・・。

 

 この赤い実も。。「もう、食べてもいいよ~」という合図なんだろうと思う・・・。

 

じゃぁ、また、明日、元気に会えるといいね。 


袈裟の話・七条袈裟

2011年10月12日 | たまには真剣な研究なども

 

 

  現在日本で使われている袈裟(けさ)は、古代のインドで出家僧が使用していた三衣の発展したもので、三衣とは大衣(重衣)上衣(上着衣)中衣(中着宿衣)の三種類の袈裟のことであった。大衣は正装用で王宮に招かれたときに着用し、上衣は修行用、中衣は日常生活に使用した。今の我が国では、大衣(七条以上)は法要や重要な儀式の時に、中衣は通常の法務に、小衣は日常に使われている。

 

 袈裟は当初、ゴミのように捨てられたボロ布をつなぎ合わせて作ったところから糞掃衣(ふんぞうえ)とも言った。現在日本で使われている袈裟は、新品の布で作られているが、この名残りでわざわざ小片にした布を継ぎ合わせて作ってある。写真の帯状の布で飾られた部分がつなぎ目です。写真では分かりやすくするために、色違いの布を使ったものを取り上げたが、一種類の布だけで作られるものもある。

また現在でも、供養として遺品の着物や帯で袈裟を作ることもあるという。

 

大衣は9ないし25の布片で作るところから九条衣(九条袈裟)上衣は七条衣(七条袈裟)中衣は五条衣(五条袈裟)といわれている。

 

 

 

 写真は現在日本で使われている袈裟の中で、古代インドで使われていたものに一番近い形式のもので、寸法は縦110センチ横190センチ位である。右肩を出すようにして、体に巻き付けるようにかけている。右肩を出すのは相手に敬意をあらわすインドの習慣からとなっている。

   

 写真の袈裟は地蔵袈裟と呼ばれるものである。同様の形式で、材質、仕立て方、付属品の違いで、七条(しちじょう)、大乗衣(だいじょうえ)、如法衣(にょほうえ)などと呼び方が変わる。

 

 七条袈裟の被着法はこちら・・・>

 じゃぁ、また。


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