KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

民家園

2015年11月29日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴のち曇

日曜はあまり出かけない暮らし、でも、今日は日曜休みの若い人と約束して、川崎市民家園へ行ってみた。ここは、吟行句会で年に何度も行っていて、年間パスポートも持っている。吟行ではゆっくりと遊び心にはなれないので、他のときにも訪れることがある。

去年の今頃行ったときは紅葉がとても綺麗だった。今年は、もう紅葉は諦めて・・やっぱりみすぼらしかった・・古民家の庭や室内をのんびりと。
久しぶりのカメラ、考えたら去年撮った写真の方がずっと良いので、違う角度の写真だけを載せてみる。
五箇山の民家を移築した一画の吊るし柿がみごとだった。去年よりも柿が増えていた。


庭に茣蓙を広げて、竹細工をしている人たちが居た。細い竹ひごを作る段階の人から、籠を編む人まで。お断りして、作業の手もとだけを撮らせていただいた。元々は手仕事が好きなので、羨ましい気持もあって。


他の古民家では囲炉裏を焚いている。懐かしい。子供の頃、わが家は東京から母の実家のある村へ疎開したので茅葺の家ではなかった。でも、叔父の家や親戚の家には囲炉裏があった。そこに座って、祖父や友人の祖父から色々話を聞いたことを思い出す。


明治の初めに建てられたという素封家の立派な家も復元されていて、立派な建具や、昔の歪んだ硝子の入った廊下など、タイムスリップ出来た。




去年の燃えるような紅葉に較べて、今年はここもちょっと情けない色合いだった。


カメラの勘がなかなか戻らない。
俳句と同じように、これもリハビリが必要なようで。

囲炉裏火や祖父の話は狐狸ばかり  KUMI
コメント (2)
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