ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

姫路城

2015-09-05 16:48:39 | 歴史的建造物

          こんにちは~♪

今日も上空に梅雨前線が停滞していて 
スッキリとした青空が見られません。

この夏は日照時間が平年の半分程らしく
随分と作物に影響が出ていますね。
日照条件の良くない実家の花壇は雨降りばかりで
一年草のユーホルビアやコリウスなど
株が大きくならず 間延びばかりで困ります。

ところで今日は
先週の週末に出かけた 姫路城 です。
姫路城は白漆喰の城壁の優美な姿から「白鷺城」とも言われ、
世界文化遺産に登録されている国宝の城。
約5年半に及ぶ保存修理を経て 今年の3月にグランドオープンしました。
以前に何度か来たことがありますが、
お城周辺と共に 随分と綺麗に様変わりしていました。




城見台公園から見る姫路城 天守閣

手前の鯱瓦は原寸大のレプリカで
高さは約190㎝
重さは250kg もあるそうです。



お土産販売館の並ぶ家老屋敷跡公園から城内へ





大手門を入ると城内はとても広く
入城口まで桜並木が続いています。
どこのお城にも必ずと言っていいほど桜の木がありますが
白壁や石垣に桜は ほんとによく似合いますね。




入城口の 菱の門






姫路城の見学ルートは 大天守へ直行するルートの他、
千姫ゆかりの西の丸・化粧櫓を巡る西の丸ルート、
伝説の「お菊井戸」を巡るお菊井戸ルートがあります。




まずは西ノ丸の「ワの櫓」から
千姫が休息所として使われた化粧櫓までの長局(百間廊下)の見学。





西ノ丸の外周を巡る櫓群・百間廊下は
原生林を生かし、自然の地形に合わせて延々と続く建物で
背後の断崖や無数の狭間など 厳重な防備を持つ城郭です。




長い百間廊下には沢山の小部屋(女中部屋)があり
千姫に仕えた侍女たちが居たところだそうです。





所々にある下への非常口





この持ち手を引き上げて 城壁を登ってくる外敵を退治。
他にも随所に敵の侵入を防ぐ為の仕掛けがあります。















廊下の大戸
建物内の扉とは思えないくらい頑丈な造り。
内側に女性が居住していた為 
夜間は閉ざして厳しい守りとしていたようです。




化粧櫓の千姫ゆかりの間
ここで化粧櫓出口から外へ出ます。

↓ 詳しくはこちらをご覧下さい。
世界文化遺産 国宝姫路城




次は天守閣へ向けて






狭間
天守や櫓、土塀の壁面に開けられた矢や鉄砲を放つための穴で
丸い形や三角形、四角い形があります。
現存している狭間の数はお城全体で1千個近くあるそうです。





夏休み最後の週末ということもあり 
多くの人出を考えて 早めに来たつもりでしたが
10時を過ぎるとアッという間に凄い行列になりました。
多くの中国系のツアー観光客で賑やかでした~~^^




石落とし
大天守1階の3か所にある石落としの一つ
大天守閣の石垣に取り付く敵に石を投げ落としたり、射撃のための設備。


姫路城は日本最高峰の木造建築。
城郭建築では外観の屋根の数を「重」 内部の階段を「階」で表します。
姫路城の外観は5階建てに見えますが、内部の造りは
地上6階・地下1階の7回構成になっています。

















昭和の大修理の時に組み直された太い梁

上階へ上がるに従い 
足元の急な階段と人の多さで内部の写真が撮れませんでした。




連立式の天守閣
五重六階の大天守と三つの小天守がつながり、
屋根が幾重にも重なり、白漆喰の外装など素晴らしい構成美ですね。






何十年ぶりかに来て改めて思いましたが
見ごたえのあるとても素晴らしい城でした。




この白鷺城とは対照的に
私の地元 岡山城は黒漆喰なので 烏城 と言われています。

コメント (6)
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