ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

普門寺辺りの紫陽花

2012-06-26 08:25:55 | 四季の風景
     
               こんにちは~♪


先日の梅雨の晴れ間 
入院中の母が安心して ぐっすり寝ている間の3時間ほど
「普門寺」の紫陽花祭りに行って来ました。
真庭市田原山上にある普門寺は
春は桜やシャクナゲ 6月のアジサイ、7月のユウスゲ、
秋の紅葉など、四季を体感できるちょっとした名所です。

紅葉の頃の普門寺
紅葉~普門寺~




普門寺向かい側の斜面には約3千株ものアジサイが見事でした。 













紅葉の頃は最高ですよ~♪






秋には年に2回咲く四季桜と
紅葉のコラボが見られるお寺として親しまれています。


















ここの紫陽花は変わり咲きは少なく
ほとんどが落ち着いたブルーアジサイ





違和感なくしっくりと風景にマッチしていいですね。






紫陽花の小道

















駐車場脇の柏葉紫陽花






何をする物でしょうか・・・古い農具






普門寺の向かい側では 地元の方々が
地域で収穫した蕎麦で「昔そばきり」などを食べさせてくれます。











名物「昔そばきり」






山野草の天ぷら付き
右下はヤマボウシの花の天ぷらでしたよ~


















此方では たかきび餅の「ぜんざい」や
「味噌だんご」、「草だんご」など。





ここで地元のおばさん達のだんご作り






地元の特産品などを販売していました。



梅雨の時期と重なって 憂鬱な気分の毎日でしたが
ちょっとした気分転換になった紫陽花散策。



母とも何度も来た所なの。。。


コメント (8)
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終末医療

2012-06-19 07:21:45 | 実家のこと
     
               こんにちは~♪

終末医療・ターミナルケア 
終末期医療と看護

末期がん患者などに対して 主に延命を目的とするものではなく、
身体的苦痛や精神的苦痛を軽減させて、人生の質、
クオリティ・オブ・ライフを向上することに主眼を置き、
医療的処置(緩和医療)に加え、精神的側面を重視した総合的な措置を行う。
ターミナルケアを専門に行う施設は ホスピス とも呼ばれると
こうWikipedia に記されていますが

末期がん患者など、余命6カ月(終末期)と診断された患者に対する医療・看護・介護。
積極的な延命治療を中心とするのではなく、患者の人格や家族の意思を尊重し、
肉体的な痛みをやわらげ、死に対する恐怖を緩和しながら
残された人生の生活の質を高めることをめざし、
また、患者だけでなく家族へのサポートも重視していくと。

理想的な終末医療って、患者や家族が「選べる」ということだと思います。
在宅で過ごしたいという希望がありながら、
介護環境や疼痛コントロールへの不安など
その希望が叶えられないまま病院で亡くなる人が多いのが現状のようです。
家族のいる自宅で終末期を落ち着いて過ごさせたい!
それには十分な医療・看護・介護が受けられないと実現できません。





ビックリ苺


病院へ居ても治療もしないんだから、家で寝ていても同じことだと母の口癖。
痛みが出だすまでの間、何とか元気なうちにと
主治医に何度相談しても取り合ってはくれません。
病院から家まで車で30分と遠く、区域外なので訪問診療は出来ないと。
医師の方から延命治療はしないと誓約書にサインをしましたが、
そこに至るまでの母や家族の希望は聞き入れられず、
こちらの精神的苦痛は無視されたままで、ただ病院側の事情だけ。。。
「残された人生の生活の質を高めることをめざし・・・」等 かけらもありません。

どうすることも出来ず、手を拱いている間に母はどんどん衰弱して
肥大した甲状腺癌は気道を圧迫し、食道は押しつぶされてしまいそうです。
食べ物も満足に食べられず、投薬の錠剤もうまく飲み込めない状態。
だからと云って 栄養剤の点滴も、流動食もしなく、
このまま餓死の状態にもっていくのでしょうか。。。
この状況が飲み込めず、いちいちナースステーションまで聞きに行くのも度々のこと。
遠慮がちに聞いてもこちらの納得のいく回答は得られません。




家裏に出ると 必ず立ち寄って赤く熟した実を食べる父。



田舎病院の現状は何処も同じなのだろうか。
都会ではベッド数の関係で終末期の在宅医療看護が進んでいるようですが
人口の少ない地方のこの病院では入院患者に若い人は見られません。
ベッドに横になっているのは老いた老人ばかり。
上の階では療養病棟と称して、死を待つだけの動けない高齢者。
動くことも考える事も出来なくなっている人達ばかり。
まるで墓場と化しています。
こんな所で毎日働く看護師さんの士気は高まらないと思いますが。。。




人の命は尊いもの
このままでいいのかと 自問自答の日々。


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倉敷美観地区・阿智神社界隈の散策

2012-06-12 09:31:35 | まち歩き
     
               こんにちは~♪

倉敷美観地区・阿智神社界隈の散策

・・・・・前回の続き 
今回は美観地区・倉敷川の信号手前(下記地図)を右に
アイビースクエアーのある通りへ出て
古い町並みから鶴形山にある阿智神社への散策。

3時間の超特急散策はこれで終わりですが
母がまだ元気な頃 度々一緒に散策した倉敷美観地区。
当時のお店を見ると 懐かしい思い出が蘇ります。
何処を見ても 何処のお店に入っても 
母との思い出が・・・・・




蔵屋敷が立ち並ぶ倉敷の町が出来たのは江戸時代の初め。
それ以前の倉敷は 
亀居島と呼ばれた阿智神社のある鶴形山の南麓に漁師や水夫が居住。
鶴形山は瀬戸内海に浮かぶ島でした。




年配のおじさん頑張ってました~^^





古い町並みの倉敷市本町
少し先へ行くと東町




青色の道筋が倉敷市本町・東町









吉井旅館


本町・東町
倉敷川から少し北側位置し、約500m程ある本町・東町には、
かつての港町の町家が軒を連ねています。
町家のほとんどが塗屋造で、現役の住居も数多くあります。
町家や土蔵を改装した飲食店、旅館、ギャラリー、雑貨屋などが多く、
住居に溶け込んで、それぞれの町家の格子や窓など風情があります。




 和食が堪能できる料理旅館 くらしきの宿 東町
おばさま族に人気なお店






やき鳥屋





杉玉を三つもぶら下げてる酒屋
屋根付きのクラシックな看板が面白い!





今は小物ブティックに






並びは普通の民家だけどお洒落な玄関先
郵便ポストも目立たない配慮。
パンジーも目立ち過ぎず 紫色に。。。






鶴形山にある阿智神社






阿智神社東参道
本町通り中程に位置する東参道の鳥居を抜けると
88段ある米寿段、61段ある還暦段、33段ある厄除段と
ユニークな名前の石段が続いています。





境内から一望できる倉敷の町





本殿





阿知の藤
この岡山県天然記念物の藤は、アケボノフジという珍種で
根回り約1.5m、根元周囲約2.2m、同種の藤としては全国一の巨樹。




藤には年輪が無いため樹齢には諸説がありますが、
阿知の藤は300から500年といわれています。
老木のため寄る年波には勝てず、
一時は枯死寸前に陥ったこともあった様です。






阿智神社西参道





阿智神社西参道近くのお店
こちらではブルーガラスの花瓶等を買いに。





出窓のブルーガラス

当時買い集めたブルーのガラス製品の一部
スキャンした写真は画像が悪くて・・・
小谷真三さん作の購入吹きガラス製品は
食卓用の物ばかりなの。。。




久しぶりの散策
半日だったけど チカレタね!


コメント (9)
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倉敷美観地区散策

2012-06-08 06:43:19 | まち歩き
     
               こんにちは~♪

前回からの続き。。。
倉敷美観地区散策



今回はアイビースクエアーから倉敷川へ出て大原家の前まで来て引き返し
石橋を渡って、大原美術館から観光バスが駐車する市営駐車場へ向けお店散策。
Uターンしてエルグレコでアイスコーヒーの飲んで観光案内所まで戻り
民芸館や郷土玩具館辺りの倉敷川を挟んだ両側のお店散策。




川縁では若い女性の方が 
ご自分で作られた手作りのアクセサリーの販売。
以前は 所狭しと多くの若い人が並んで売っていましたが、
この時は二三人  芸大の学生さんかな?




倉敷川に沿って白壁の町並みが続く倉敷美観地区は、
江戸時代に天領(幕府の直轄地)として繁栄したところ。
柳並木の堀割には常夜灯や黒いポストなど、往時をしのばせる品々が残され、
国の伝統的建造物群保存地区に選定されています。





石橋の上から
あの船着き場で 船からの荷揚げをしていたのでしょうね。





正面は観光案内所






大正時代に倉敷町役場として建てられた木造洋風建築で、
現在は観光案内所、無料休憩所として開放。
夜間は館内に明かりを灯し、倉敷美観地区に風情を与えている。

ふと 小学時代の校舎が懐かしく思い出された。




大原家の別邸の「有隣荘」
大原孫三郎が夫人のために昭和3年に建てた別邸。






特別に作られた屋根瓦の色から 地元の人には「緑御殿」と呼ばれる。
年数回、大原美術館主催の特別展会場として公開されています。
今日は 丁度その日だった様ですが
今回はどこの館内もパス!




あの瓦屋根の緑色が特徴です。
周りは白壁に焼き板塀ばかりの中、オレンジ色っぽい塀は目立ちます。










正面 かの有名な大原美術館です。





大原美術館

大原美術館は、倉敷の実業家大原孫三郎が洋画家児島虎次郎に託して収集した
西洋美術、エジプト・中近東美術、中国美術などを展示するために開館した
西洋美術、近代美術を展示する日本最初の美術館です。

大原美術館の代名詞 エル・グレコ『受胎告知』や、ロートレック『マルトX夫人の肖像―ボルドー』、
ゴーギャン『かぐわしき大地』、ルノワール『泉による女』、ドガの『踊り子』、
モネの『睡蓮』・・・・等々有名な絵画が展示され、
また陶器館にはバーナード・リーチの作品も展示されています。

OHARA MUSEUM of ART




お隣の カフェ『エル・グレコ』

cafe EL GRECO




何十年も変わらない店内の様子






レストラン『亀遊亭』
以前はシックでいい雰囲気だったけど。。。





倉屋敷風のショップが続いています。
この辺りは昔から倉が並んでいて、
貯蔵していた米を この倉敷川から船で運び出していました。
倉の並ぶ倉屋敷から「倉敷」と云われるようになったそうです。




有名人ショップ
ありました~。星野仙一さんの記念館
岡山県倉敷市出身の前プロ野球監督














倉敷民藝館
江戸後期の米蔵を改造して、昭和23年に開館した。
国内外を問わず、陶磁器、漆器などの民芸品を展示。
併設のショップでは 倉敷ガラス や備中和紙などの販売も。


脱線しますが 
倉敷ガラスで有名な 小谷真三さんの吹きガラス
以前はコツコツ買い集めて楽しんでいました。



光を通して見ると綺麗でしょう~





濃いブルーと赤色が特徴かな?
全部 吹きガラス!
出窓に飾って楽しんでいましたよ~~♪






どれもこれも欲しいよね





倉敷郷土玩具館
今は 日本郷土玩具館 に。。。

日本郷土玩具館











この木は何の木でしょうか?
初めて見るような気がしますが、、、





サクランボ大の実がぶら下っています
カサカサと堅そうなオレンジ色の様な実

 



遠くからでもあの木は目立つでしょう~


次回は阿智神社界隈よ。


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倉敷 アイビースクエアー

2012-06-05 11:59:53 | まち歩き
     
               こんにちは~♪

今日は 倉敷美観地区の
アイビースクエアーから倉敷川通り
の写真を

以前 母とよく出かけていた倉敷美観地区。
近くの阿知商店街のお店へ ちぎり絵の材料の和紙を買いに。
もうあれから 20年近くの年月が経っています。
久しぶりに出かけてみる美観地区辺りは、見違えるように整備され
路地の奥の奥まで 昔の家並みが綺麗に修復されていました。

駅前通りの市営駐車場ではなく、倉敷市民会館横の駐車場へ車を置いて
私のいつものお決まりコース 
アイビースクエアーから入って行きました。



今頃アップするのもお恥ずかしいけれど
撮ったままの写真がPCの中にあって
ブログに載せるのをすっかり忘れていました。
丁度ひと月前の写真です。
その頃 GW期間中もあって 多くの観光客が訪れていました。




倉敷アイビースクエア
明治の頃 江戸幕府の代官所跡に倉敷紡績工場が建設され、
昭和48年に改修されて 現在の観光施設になっています。
『近代化産業遺産』に認定された特色豊かな施設ですよ。




赤レンガと蔦が印象的な施設内には
ホテル、レストラン、多目的ホール、倉紡記念館、
児島虎次郎記念館、オルゴール館等があります。




パブリックバー ”赤煉瓦 ”


リンクしている下記のURLを見て下さい!

KURASHIKI IVY SQUARE 




中央広場
イベントや屋外コンサート等が催されます。




赤レンガを覆う蔦
これには理由があり、紡績工場であった頃 
工場内部の温度調節の為に植えられていたそうですよ。




蔦に覆われたホテル
息子がまだヨチヨチ歩きの頃
この椅子に座って写真を撮ったなぁ~




かつては工場であったレンガ造りの建物
現在は展示室・ギャラリーとして利用されています。





グリーンの綺麗な蔦ですが 秋の紅葉も綺麗ですよ~♪






児島虎次郎記念館
大原美術館の名画を収集した画家の児島虎次郎を紹介しています。





アイビースクエアーから大原美術館通りへ向けて






小さなお店が所狭しと並んでします。
この正面を抜けて出た所が 大原美術館のある倉敷川通り。





時々覗いて ガラスの製品を買うお店
まだ健在でした~~
このお店で赤のペアワイングラスを買ったっけ!
幸運をもたらす赤色のグラス
赤い色を出すのは鉱物の鉄を入れるそうですよ。




倉敷珈琲館
倉敷美観地区の一角にある焙煎珈琲専門店。
来た時にはいつも立ち寄るお店。
間口が狭いので ちょっと目立ちません。

倉敷珈琲館 ←リンクしています。

外からは見えにくいですが
中庭があって ちょっとオシャレで落ち着いた空間。




看板も ちょっとお洒落でしょう~






石橋を渡った所 左正面が「旅館くらしき」
直ぐ近くに「倉敷考古館」があります。
川筋の名物 柳の新芽が綺麗でしたよ~






トイレまで目立たなく洒落ています。












路地の奥にあるお店 人通りの多い所へ出て来て
宣伝してましたよ~~♪
女のピエロさん 楽しそうでした。




倉敷美観地区には
この様な昔風白壁、なまこ壁、焼板壁の家並みが続いています。




続きは次回に。。。


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母のその後

2012-06-01 00:02:36 | 実家のこと
     
               こんにちは~♪

今日から水無月
そのうちには 梅雨空のうっとおしい季節
一年で一番嫌な6月に入ってしまった。

母のことだけど
医師からショキングな話を聞いて あれから既にひと月半が過ぎた。
信じられない思いが交錯する中、悲しみに明け暮れていたけど
いつ母の所を覗いても 今までの母と少しも変わっていない。
「何の治療もしないのに何で此処へ居るの~?」が、母の口癖。
医師に相談しても、
「心臓の状態が良くないので、胸部大動脈瘤が破裂するから安静に!」と、
返ってくる言葉はいつも同じ。
母の様子を見ては安心し、家に帰っては絶望を繰り返す父。



冷たい病院の廊下



壁に掛かる「美作滝尾駅」のスケッチ画5枚組の一枚

2年前に行った時の事を思い出す。 
母はあのベンチに腰を掛け、何の思いに耽っていたのだろう。




家裏の畑で咲いていたアヤメやナルコユリ
殺風景な白い壁に色を添えて。

今頃やっと 母の病室へ。。。
白い壁は物悲しい。




こんな元気な姿で
帰って行く私達を いつも部屋の窓から見送ってくれる。

余命幾日って  ホントかしら~~
このまま時間が止まってほしい。




ショボクレながらも まだ元気で咲きつづける
ささやかな母の日のカーネーション。





家裏の河原土手 いつもの母の散歩道
薄暗い曇り空に芝桜が やけに鮮やか!





もう一度 母とお喋りをしながら歩きたい。





 ご報告 
今日 1泊の外泊をやっと貰いました。
微熱が出だしたので ちょっと心配ですが。


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