ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

新庄不動滝

2020-09-07 09:23:03 | 
     
          こんにちは~♪
昨夜から今朝にかけて台風10号の影響で 
雨はそれ程でもなかったですが,風の嵐の暴風で 
コバノズイナやカシワバアジサイなどの鉢物が倒れていました。

ところで 前回のブログで
「この夏の桜の木は 病葉でもないのに早くから黄色になり
落ち葉になる葉が多いけれど 何故だろう~?  
それに 緑濃いい里山でも場所によっては
木全体が枯れた様に茶色になった木を多く見かけますが
長かった梅雨の終わりと同時に始まった
猛暑続きの異常気象のせいかしら~~?」・・・って
呟いていたら

聞こえた訳ではないでしょうが
翌日の郵便受けに森林組合の広報誌が入ってて
開いて見ると, その疑問の答が記載されていました~~

要約すると
森林病害虫の「ナラ枯れ」だそうでした。
カシナガという体長5㎜のオス虫がナラ類の木に飛来して木に穿入し
特殊なフェロモンを発散させ,それに刺激された多くの成虫が集中的に穿入し
その後メスの持つ菌のうからナラ菌が樹木内に入り込み,蔓延して木が弱り
8月頃から木が枯れ始めるそうです。
本州では被害を受ける木はミズナラとかコナラが多く
被害を受けやすいナラ類は高齢化,大径化(直径の大きい)した木が多いそうです。
生活様式の変化で近年炭や薪など燃料として利用されなくなったのも原因らしく
これからもナラ枯れの被害は広範囲に拡大することが予想されるそうです。
長い要約でしたが
豊かな山を彩る木々にも適度な新陳代謝が必要なようです。







ブログにアップする ”涼を求めて沢や渓谷,滝への散策” は
前々回で終わりにしたつもりが・・・考えてみれば
当たり前のことだけど,身近にある立派な滝を載せなくてはと。。。





今日は 滝ノ尻にある
不動滝(男滝・女滝)へ。




女滝(めんだき)
2つの滝が並ぶように高さ約5mから流れる女滝は不動滝(男滝)とは対照的に
滝壺は浅く,周囲の樹木との調和もよくて,四季の彩に染まる美しさが印象的な滝。





不動滝
女滝から100m程上流にあり,下にあるのが女滝なので,
こちらは 男滝(おんだき)とも云われます。

この滝の高さは約38mあり,大きな滝壺へ豪快に流れ落ち
飛び散る水しぶきの荒々しさは迫力あります。
辺り一帯を覆う冷気は気持ちよく,夏の暑さを忘れさせてくれます。




車を降りて太鼓橋を渡ると




そこはもう 広々として晴れやかな女滝前の広場
滝は二手に分かれて流れ落ちています。





周りの木々は適度に伐採整備され,
木漏れ日の差し込む明るく開放的なところで
子供の水遊び場にでもなれそうです。。。





滝壺は 写真では黒く写っていて深そうに見えますが
大人の脛まで有るか無しかの程度。





ここからすぐ傍の遊歩道を林の中へ
100mほど上って行くと  不動滝(男滝)が見えて来ます。





遊歩道は落ちた枯葉でふかふかとして歩きやすい。






右下に見えるのは先程までいた女滝






沢に沿って遊歩道は続き






途中に横たわっている数本の倒木を跨いで






滝の流れ落ちる轟音を聞きながら






古木ケヤキの地面から出ている太い根を踏まないように歩いていると


見えてきました~不動滝!



この辺りは冬場の積雪量が多くて 雪解けの頃の流れ落ちる水量は多く
その迫力と爆風というか,水飛沫が凄くて
立っていても霧のシャワーを浴びたようになります。
これぞ まさしく 荒々しい男滝と言われる由縁です。



滝の高さは本滝と上段の滝からなる2段の滝で約40mあり
滝壺は広くて横35m・縦27mあり,傍まで行って写真が撮れません。





滝壺の深さは ,当時の測量計測機では
流れ落ちる水の勢いが強くて測れなかったそうです。





滝壺から溢れ出た水は 
ここから100m下の女滝へと流れ下って行きます。







どちらの滝も道路縁にあり,遊歩道で繋がっていますから
上からでも下からでも 一度に両方の滝を眺めることができます。
車から降りると
もう 水の流れ落ちる滝音が聞こえていますよ~~♪
この辺りはカエデ類が多く
秋色に彩られた景色は,また素適な雰囲気が味わえます。


 

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涼を求めて岩井滝へ

2020-09-02 06:54:25 | 
     
          こんにちは~♪

酷暑だった8月が終わり
9月に入っても まだ暫くは残暑が続くようですが
台風9号とこれからやって来る10号の影響で 
今は 暑さより暴風雨の心配が出てきました。
こんな気象状況下での今日のタイトル「涼を求めて・・・」では 
ちょっとずれた話題になっちゃいましたが
準備していたので,このまま更新です。。。


涼を求めての この夏の最後は
鏡野町中津河にある「 岩井滝 」





滝の高さは約10m、幅6mで
流れ落ちる水の後側が通れることから ”裏見の滝”とも言われています。

滝の裏側に回り込んで撮りましたが
水量が少なかったのか,流れ落ちる水が上手く撮れていません。




こんな感じを白糸の滝の様な・・・ 
とは,ちょっと大袈裟な表現かな?




もしくは,薄いシルクのカーテンを引いたような滝かな?





この辺りは豪雪地帯としても知られ,冬には滝が凍って
圧巻の“氷瀑”が現れることでも有名だそう。
・・・来れる機会があったら ,ぜひ観てみたい。





さぁ~ 駐車場から滝までの山道を





木漏れ日の差す自然豊かな森林の中をトレッキング!!






階段状の道は
ウッドチップが敷き詰められてフカフカと足に優しい。




上ってきた道を見返り






滝の100 m程手前に水が湧き出ている所があり,飲んでいる人がいましたが
「名水岩井」といい,日本名水百選に選ばれているそうです。
ここ人形峠周辺は
ブナ林の広がる湧水地帯なので水が美味しいのでしょうね。











奇岩の横たわる横を抜け






傾斜の急な所もありますが 坂道の遊歩道は






マイナスイオンたっぷりの森林浴を楽しみながら歩けます。






見えてきました~~ 岩井滝
太陽の反射で光って見えている所から水が流れ落ちています。





滝の裏側からは 手を伸ばすと水に触れることができ
岩窟には不動明王が祀ってありました。



当日前の夕方 ローカルニュースで紹介されていたのを観て
初めて行きましたが,県北奥地の辺鄙な所だけれど 
9時に現地に到着した時には 既に駐車場には五六台の車がありました。
帰り道でも数台の車とすれ違いましたが
TVの影響力は凄いですねぇ~~ 今更ながらに感心しました。
それだけ手軽に行けて
涼を楽しめる所を探している人達が多いのでしょうね。






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涼を求めて山乗渓谷へ

2020-08-30 06:15:32 | 
     
          こんにちは~♪

涼を求めて
木谷沢渓流散策の次は真庭市蒜山下和 にある
山乗渓谷・不動滝




山乗渓谷の不動滝 はブナや松,ナラの木などの森に包まれ
山水画を思わせる様な巨岩に囲まれ,ちょっと神秘的な渓谷。
駐車場から遊歩道を400mほど歩いた先に 
上流からの落差20mの不動滝 があります。





木立に囲まれた滝の周りは 真夏でも涼しい避暑スポット。
周辺のブナ林では
オオルリやミソサザイ,アカショウビンなどの野鳥や
渓流にはヤマメなど川魚が生息しているそうです。




山乗千手観音堂
まずはここで手を合わせてから出発。




この三角アーチをくぐって山乗渓谷の不動滝へ





遊歩道入口傍の「涼水亭」では
例年ならソーメン流しが楽しめるところですが
この夏はコロナで閉鎖していました。




ここは2003年のNHK大河ドラマ「武蔵」のロケ地でした。
・・・市川海老蔵さんが当時まだ市川新之助だった頃。





左へ上がれば,津黒高原遊歩道へと続いています。






狭い渓谷に入るとひんやりとした冷気に包まれ





ゴツゴツとした巨岩が横たわっています。





切り立った岩は苔むし,青々としたシダが生えています。











歩道は一部 鉄板の所があり, 濡れていると滑りやすいです。





不動滝は二手に分かれていて 先に右側の滝が見えてきます。
滝壺というものは無く,浅瀬の様になっていて 
サンダル履きだと すぐ傍まで歩いて行けます。




水は冷たく気持ちいい~~♪






岩に囲まれた渓谷の一番奥
そこは マイナスイオンたっぷりのミストに包まれた癒しの空間。 






涼しくて・・・立ち去りがたい気分でした。

ここは渓谷の滝といっても
駐車場から散策気分で気軽に軽装で来れる渓谷の滝です。



  

日中は暑くて 何をする気力も出ないよね~
猫には暑い日が 年に三日ほどしかないそうよ~
こんなに暑くても
日向で寝ているんだもの。。。



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涼を求めて

2018-08-02 20:23:47 | 

               こんにちは~♪

八月に入りましたが、
先月から続いている酷暑は まだまだ止みそうにもありませんねぇ~
桜並木から聞こえて来る蝉の鳴き声に より暑さを感じてしまいます。
暑さを避けて家の中ばかり居ると運動不足になるので
涼を求め、森林浴も兼ねて水の流れ落ちる滝へ出かけてみました。

日差しの強い日中の運転は疲れやすく
なるべく県内の近場で、初めての所を探して津山市阿波の布滝へと。。。



過去のブログを見れば、
偶然にも昨年の今頃も同じことを言って滝へ行ってましたよ~~

涼を求めて・・・
                    こんにちは~♪8月に入り いよいよ夏本番ですがこの辺りでは太陽の照りつけるスカッとした夏空が見られません。朝から薄曇りの梅雨空で、......


ところが、近場と思って出かけたけれど、片道2時間程もかかり
津山市とはいえ、鳥取市や島根の松江市までより遠かった 阿波!! 

阿波は中国山地の中腹にあり、その94%は森林だそう。
そして、その周りを囲むように1000m級の山並みと、その山系に水源を持つ渓流のある
阿波森林公園は、氷ノ山後山奈義国定公園になっています。
ここでは渓流釣り場のほか、バンガローや炊事場や宿泊施設もあり、
また 近くには黒岩高原遊歩道もあり、今住んで居る新庄村と同様に
自然を満喫できる所でした。



津山市の鳥取県近くの山奥にある落差約50mの滝は
阿波森林公園のさらに先の山奥にあり、
滝の形状から名前の通り、傾斜のある岩肌を滑り落ちるように流れる水が、
白い布を垂らしたように見えるところから布滝と言われるそうです。
水量が少々少ない感じですが。。。
駐車場からは徒歩200メートル程の所に在ります。



ここからは滝の一部しか見えませんが、
更に上部には滑り落ちるようにして流れる滝が続いているそう。
この滝の岩の黒さが流れる滝水を白く鮮やかに目立たたせています。
昔は滝壷が大きくて、2mにもなるオオサンショウオが住んで居たそうですよ。



赤い実が生っていると、ついレンズを向けてしまいます。
ガマズミのような葉だけれど コバノガマズミかな?




阿波森林公園の園地では
岩場の多い谷間を上手く利用して変化に富んだ渓流釣り場や
バンガロー、小川の流れるふれあい広場などが整備されていました。







向こうに見える建物群はバンガロー




傍を魚の掴み取りも出来る浅い小川が流れ




夏休みの家族連れがアウトドアを楽しんでいました。




小川を跨いだ上の眺めのいい休憩所でちょっと一息!




すぐ傍には 珍しい形の茅葺屋根の家が。。。




日陰でまだ奇麗に咲き残っているアジサイ
暑さの中で ホッとするブルー色。




・・・帰り道での夫との会話・・・
暑い最中に2時間もかけてここまで来なくても 車で10分程も走れば
森林浴も出来、不動滝に女滝と充分に涼を味わえる地元があるのにってね。 
でも、見慣れた所より 行ったことのない所に惹かれるものなのよね!!




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涼を求めて・・・

2017-08-01 11:41:28 | 
     
               こんにちは~♪

8月に入り いよいよ夏本番ですが
この辺りでは太陽の照りつけるスカッとした夏空が見られません。
朝から薄曇りの梅雨空で、午後になると雷雨があり
湿度が高くジメジメと蒸し暑いです。

この蒸し暑さに 涼を求め
多くの家族連れの方々が訪れているという山乗渓谷へ
さっそく  出かけてみました。
滝から流れる渓流を眺めながら 
ひんやりとした所でのソーメン流しは子供達にも人気だそうです。




山乗渓谷は真庭市中和(ちゅうか)にあります。






上流から下流までブナ・マツ・ナラの木々に囲まれ、
山水画を思わせる巨岩に囲まれた神秘的で美しい渓谷。











木々に覆われて殆ど日の差さない狭い渓谷。
大きな岩々も苔に覆われて緑色!





思いのほか 簡単に来れてしまった不動滝!
ここ近年では一番簡単に観られた滝でした~~
滝壷もなく、直ぐ下まで歩いて行けます。
サンダルを履いていたら 
子供達のように  ジャブジャブと水に入ってみた~~い!




落差 20 m の不動滝
天然の涼 と 癒し効果満点のイオンミスト!





周りを岩に囲まれたとても狭い空間です!
冷気と飛沫で 気分も涼しい~~♪





前夜の雨の為か 湿度100%ぐらいありそう~~
あまりの湿気に 
手に持つカメラがちょっと心配になりました。





切り立った岩肌の割れ目には
沢山のシダが生えていました。






7月中旬から8月中旬にかけて、開店する
茶店「涼水亭」で楽しめるそうめん流し。
不動滝の音を聞きながら食べるソーメンの味は また格別でしょうね。

時間はまだ9時過ぎ ソーメン流しは準備中!



滝の帰りに蒜山ハービルへ
シーズン券を買っているので 何度入っても入園料はフリーパス!




西洋ニンジンボクの様子が見たくて寄ってみました~~
休日ともあって 駐車場は満車!
多くの方がラベンダーを摘んでいました。




暑いので、まずは木陰でラベンダーソフトを
あれれ! 私の日傘が倒れそう~~
帽子と日傘のダブルです。。。 
お年寄りの日焼けはダメージが大きいからね。 





この花木! 西洋ニンジンボク
地植えは流石に花も多く、葉も大きいww~~ 





西洋ニンジンボク

クマツヅラ科ハマゴウ属の落葉低木
日当たり、水はけの良い場所を好みますが半日陰でも大丈夫。
耐寒性、耐暑性があり、夏の暑さ、乾燥にも強い。
花後に出来る果実はコショウのような風味があることから
ハーブとしても利用されます。

この木は嬉しいことに
あの涼しいそうなパープル系の花が二度咲くこと!!
でも 私が植えている鉢植えは
条件が悪くて二度咲きの経験なしです。。。




・・・ってことで、
植える庭のない実家の西洋ニンジンボクは長年の鉢植えで 
こぶれて樹形も悪く、花も葉も小ぶりです。。。





でも 暑い夏に涼しそうな花色が 
好きな花木のひとつです。





ハービルで写真を撮っていたら
突然 レンズの入り込んで来たワンちゃん!
奈良から来た 可愛いビーグルちゃんでした。






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