数日前にTVのローカルニュースで
ツツジが見頃の吉備津神社・・・と、紹介していましたので
出かけた帰りに思い出し、寄ってみました。
昨年の紫陽花を見に来て以来ですから 久しぶりです。
カメラを手に車から降りて周りを見渡しても 何処もグリーン一色!!
所々に僅かに咲き残ったツツジがチラリ ホラリの状態。
時 既に遅し! 数日前のつもりが 10日以上も経っていたのですよ。
せっかくだからと 気を取り直して
僅かに咲き残っていたツツジを撮って来ました。
吉備津神社の有名な回廊を挟んでツツジが植栽されています
手前にこんもり見えるのは花後のツツジ
アジサイ園からズームして回廊を見下ろしています
咲き残っていたツツジ
長い回廊は御覧のような坂
この坂は南随神門へ続いています
暑い夏はアジサイ園から降りてくる冷気でホットさせてくれます
上を見上げると千社札が
参拝記念に 自分の名前を書き込んだ紙札を貼っているのでしょう~
『千社札』 には
単色刷りで屋号や土地名、模様と名前をスミ刷にした「貼札」と呼ばれる「題名札」と
色やデザインに凝った「色札」と呼ばれる「交換納札」があります。
この札が貼られている間は
参籠(宿泊参拝)と同じ功徳があると民間信仰では考えられていて
日帰り参拝者が参籠の代わりに自分の札を貼ったのが始まりだそうでう。
神社仏閣の許可をもらい、ご朱印を頂いた上で千社札を張るの本来の姿なのです。
今頃は、こんな
花札 柄の千社札があるそうですよ。 楽しいでしょう~~♪
ちょっと余談ですが
『花札』は 日本の伝統的なカルタの一つで
四季折々の花鳥風月を表現した、粋な先人たちが残した日本の文化です。
江戸時代中期に「花札」として生まれたといわれています。
花札の前身は、安土・桃山時代にポルトガルから伝わった
「南蛮カルタ」を模倣し作った「天正カルタ」から始まったとされるそうですよ。
子供の頃に
祖母に教えて貰った「花札」で遊んだことが 懐かしく思い出されます。
アジサイ山の反対側は
回廊に沿って石灯籠が並び、その間には桜やツツジ植栽されています。
もう お花もすっかり終わり、青々とした若葉が清々しいです。
室町中期の建築といわれている北随神門
国の重要文化財に指定されています。
拝 殿
拝殿と本殿
本殿と拝殿
本 殿
本殿の大きさは京都の八坂神社につぐ大きさがあり
また 出雲大社の約2倍以上の広さがあるそうですよ。
建築学上では『比翼入母屋造』と云い
全国で唯一の様式であるので、『吉備津造り』とも云われます。
日本すきま漫遊記 山陽の塔巡り(その3) 吉備津神社 に詳しく説明されています。
リンクしています。 このブログ左欄のブックマークにも入れてるよ!
吉備津彦神社のことは続きの次回に載せますが
同じ吉備の中山にあって、近距離に位置している吉備津神社と吉備津彦神社の関係は
このブログ主の方が最後の感想として述べられていますが、なかなか面白いお話です。
以前から、そう言う話しも聞いていましたが・・・・・
納得です。
咲き残っていたツツジ
回廊から後ろ山の傾斜地に、アジサイが沢山植えられています。
奇麗なアジサイを御覧いただこうと
スプリンクラーで散水されていました。
見えないところで こんな神社側の努力があったのですね。
こちらで撮った
昨年のアジサイ も、こんな努力の結晶だったのでしょうね。
リンクしています。
今のアジサイの様子
吉備津神社への参道は 北参道と南参道の二つあって
この道は南参道です。
もっと詳しく知りたい方は
下の吉備津神社のホームページで御覧下さい。
吉備津神社
ツツジを撮りに寄ったのですが
既にお花は 終わってしまっていて
中途半端な神社の説明に終わって
しまいました。
それと
こちらには牡丹園もあったんですよ~
知らなかったわ~
地元意識でよく知っていると、過信してはいけませんねぇ~
・・・・・くまなく歩いて見ていませんもの。
写真を撮り出してから
今までの自分の知識の浅いことに痛感
させられる昨今です。