少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

M13

2006-05-03 23:31:09 | 天体観測
GINJI-250D XW-10

ピーカンに晴れたので、きっと彗星も良く見えると思って車で近所に出かけた。
ところが、何だか星が良く見えない。月の明かりも結構あるのだが、それよりも空の透明度が低い気がする。車で15分ほどいったところにある田んぼの真ん中なのだが、いつもはもうちょっとたくさん星が見えるはずなのに、今日はさっぱりだ。

星図をたよりにシュワスマン彗星の場所を確認してファインダーを向ける。しかしいくら探しても良く分からない。25cmの反射を使ってもダメだ。

仕方がないので知覚にあるM13を観察した。M3よりもはっきりと星が分解されてみえる感じだ。それでもそらし目を使わないとうまくいかない。球状星団の中にある星がチカチカしながら点滅する。どの場所にそれぞれの星があるのかをスケッチするのはまだ困難だ。

1250mmの焦点距離の望遠鏡に16mmのナグラーVと10mmのペンタックスを使って見る。どう見ても10mmのペンタックスの方が球状星団には向いている。このXW-10アイピースは、アイレリーフも長くメガネをかけていていも楽に見ることが出来る。以前、散開星団を見比べたことがあるが、その時はナグラーに比べるとシャープさに欠けるところがあるように思えたが、このアイピースにはそれなりに良いところもたくさんある。ファインダーがメガネをしたままで覗くので、そのままメガネをはずさずに見ることが出来るのはとても便利だ。

それにしても彗星が見えなかったのは残念。明日も挑戦しようかな。

続けること

2006-05-03 09:36:09 | 哲学
心が宿るもう一つの場所。それは時間だ。

完璧ではなくても、それを続けること。そこには心が宿るのである。

思いつきでいろいろやってみること、そんなことは誰でも出来る。

でも、失敗してもくじけず続けることは簡単ではない。だから、継続には心の有り様が反映される。

でも、それって細かいところに心が宿ると言う話と矛盾しないだろうか。

その通り。全く矛盾している。だって、心の入っていないことをいくらやっても、ダメなものはダメなはず?

そう、その通り。だって、宇宙の基本原理は矛盾だっていったでしょ。だからいいのさ。両方の主張とも正しいのだ。間違いない。

ささいなこと

2006-05-03 09:22:39 | 哲学
些細なことが気にかかる。

人の歩き方や文字の書き方、部屋の中にある小さな飾り、みなほんの些細なことばかりだ。

自分のことだって同じだ。部屋の中に落ちているゴミを拾おうと思って、そのとき「まあ、いいや」とやり過ごす瞬間。きっと、僕の部屋が片付かない理由はここにあるのだと思う。

何かを成し遂げようと思ったとき、ささいなことに気を使おう。それは企画書の表紙かもしれない。現像ノートに書き込む字を丁寧に書くことかもしれない。そんな些細なことが全てを決める。

なぜか?それは心の有り様と言うのが、リアルな世界の小さなところに表れるからに違いない。やる気があるなら、細かい所にも心を配ることが出来るだろう。ざっとした大きな形は、やる気が本当になくても出来る。そういうことさ。