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少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

モノへの愛情

2006-05-24 21:54:30 | 哲学
カメラは写真を撮るための道具だ。ただ飾っておいたのではカメラは死んでしまう。でも、時としてクロスで磨きながらカメラを手の中に収めたり、シャッターを切ったりするだけでも楽しくなるのを否定はしない。

モノへの愛情。僕はモノを愛することが出来る。そしてモノの愛を受取ることが出来る。愛情を注いだモノは、素直に僕のいうことを聴いてくれる。滑らかに、そして艶やかに道具は働くのだ。

人が、無理やり道具を使っているのをあちこちで見かける。道具は悲鳴にも似た音を上げながら、人に引きずられていく。かわいそうにと思う。その人ではなく道具にだ。

道具の声に耳を傾けよう。そうすれば道具はやさしく微笑んでくれるはずだ。きっとそうだよ。

パソコンだって、えんぴつだって、みんな心を持っている。その心の存在を信じたとき、道具たちはいっせいに踊り出す。オモチャのマーチって歌があるよね。あれって、嘘じゃないんだよ。本当のことさ。オモチャの心を信じる人には見えるのさ。あなたには見えますか?