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お金持ちになれない「貧乏体質の3大原則」とは?

2021年02月08日 06時10分06秒 | お金持ちの思考
金持ち体質と貧乏体質の大きな違いは「罪悪感」
貧乏体質を改善する心との向き合い方について解説します。
「貧乏体質には3大原則があります」というのは、心理カウンセラーの石原加受子さん。

その3つとは「罪悪感」「争うこと」「我慢すること」だといいます。

この3つがなぜ貧乏体質を生み出すのか。石原さんにレクチャーしてもらいました。

1. 罪悪感
金持ち体質と貧乏体質の大きな違いが、この「罪悪感」です。
大金を得ると悪いことをしているように思えたり、お金を使うときに後ろめたさを感じる、人のために使えても自分のためにはお金が使えない……そんな人は、お金に対して罪悪感を持っている人です。

罪悪感とは、自分が罪を犯しているという意識を持つこと。もし、「私がお金を得ることは悪いことだ」という意識を持っていたとしたら、人はそれを消そうと自分を制したり、罰してしまい、無意識にお金を得られないような行動をとってしまうのです。

「お金を得てはいけない」という罪悪感を解消するにはどうしたらいいのか。

そのためには、「自分の心が罪悪感から解放される方法を実行していくこと」だと石原さん。

「例えば昔、借金を返済していないことが自分のなかで引っかかっているなら、それに見合った額のボランティアや寄付をするなど、どこかに“還元”する。罪悪感を少しずつ消していくことで、“私はお金を得てもいいんだ”と自分自身にOKを出せるようになれば、おのずと行動も変わっていくでしょう」(石原さん)

2. 争うこと
争うことが、なぜ貧乏体質を呼ぶのか。石原さんはこう解説します。
「どんなに“お金が欲しい”と思っても、心の奥底で、“そのためには人と争って他から奪わなくてはいけない”というネガティブな意識を持っていたなら、お金を得ることに罪悪感を感じ、ブレーキがかかるでしょう。すると、人を蹴落としてまでお金持ちになりたくないと大半の人は考えて、自然とお金持ちにならないような行動をとってしまうのです」

さらに、他人との争いに意識が向くあまり、自分のやるべきことに集中できないというデメリットがあります。

他人との争いではなく、自分の目標に焦点を合わせることで、願望に向けて集中して打ち込むことのできる環境を作っていく。それこそが、お金持ちへの道に繋がることはいうまでもありません。

3. 我慢すること
金持ち体質になりたいなら、「我慢」もタブーです。ところが、自分が我慢していることに気づいていないケースも実は少なくないといいます。
「“~しなければいけない”“~すべきだ”と考えがちな人は、我慢をしていることが多いはずです。“老後に備えるために、今、お金を貯めなくてはいけない”“一生独身だと孤独になるから、結婚しなければいけない”など、未来の不安をなくすために“~せねばならない”と努力するほど、“今の私”は我慢をすることになり、縛られていく。

すると、幸福度がどんどん薄くなります。そういう人は、たとえお金が貯まっても今度はなくなることを恐れ、お金を使えなくなるのです」

我慢ばかりを重ねていると、自分の感情がある日暴走し、衝動的に散財したり、最悪の場合、冷静な判断力をなくしてお金を失う場合も。

「自分の感情を無視せず、大切に扱いましょう。我慢しすぎず、その都度小さな欲求をかなえてあげることで感情が解放され、満たされます。それが大きな願いをかなえるための1歩になるのです」

教えてくれたのは……石原 加受子(いしはら かずこ)さん

心理カウンセラー。「自分中心心理学」を提唱する心理相談研究所「オールイズワン」代表。心理学校メンタルヘルス学会会員、厚生労働省認定「健康生きがいづくり」アドバイザー。独自の心理学で性格や対人関係、親子関係などの改善を目指すセミナー、カウンセリングを28年以上続け、老若男女にアドバイスを行う。『誰にも言えない「さみしさ」がすっきり消える本』などのベストセラーも。取材・文:西尾英子
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