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松下幸之助の妻がペテン師にも優しかった理由

2012年11月30日 08時26分33秒 | お役立ち情報
有能な秘書による「信用してはいけない人の見分け方」の取材を進めるうちに、詐欺師やペテン師にも平等に接し、まったく困らなかったという人物の存在を知る。松下幸之助の妻・むめのである。その人間観と成功との因果関係を探る。
■日本一の金持ちに群がる詐欺師をいかに見分けたのか
前回掲載した「有能な秘書が見抜く『信用してはいけない人』の特徴」(http://president.jp/articles/-/6937)の取材で、筆者はパナソニックの創業者・松下幸之助夫妻の秘書(執事)として活躍した高橋誠之助さんを訪ねた。幸之助を陰で支えた妻・松下むめのは優しさと厳しさを兼ね備えた一角の人物で、その様子は高橋さんの著書『神様の女房』にも描かれている。当時の幸之助は日本一の大金持ちと言っても過言ではない。さぞかし胡散臭い人がお金を目当てに群がってきたことだろう。松下むめのは一体どうやって信用できる人と、信用できない人を見分けていたのだろうか?
しかし、その問いかけに対する高橋さんの答えは意外なものだった。
「見分ける方法なんぞなかったです。むめのさんはどんな人も同じように、包み込むような温かさをもって接しました。おそらく詐欺師もいたでしょう。しかしむめのさんは、こちらが真心で接すると、必ず相手がそれをわかってくれるという姿勢を崩さなかった。性善説をとっておられたんですね。結果、会った人がむめのさんに魅せられた。だからどんな人に会わせても、執事として困ったことはなかったです」
むめのは相手によってまったく態度を変えなかったというのだ。
有能な秘書たちを取材したとき、相手によって態度を変える人は信用できないという意見が多かった。たとえば、訪問客が自分の部下を連れてきたとして、訪問先には平身低頭で愛想笑いをふりまいているが、自分の部下には横柄な態度をとるような人を信用できないという。筆者の個人的体験に照らし合わせても妥当性の高い観察だ。
ここで2つの疑問が生じる。なぜ相手によって態度を変える人は信用できないのだろうか? そして、信用できない人が、相手によって態度を変える心理的な理由は何なのだろうか?
相手によって態度を変える人は「条件つき愛」の親によく似ている。「条件つき愛」とは、子育てで悩む保護者とのカウンセリングでしばしば問題になるテーマだ。子どもが入学試験に合格したら「よくやった、わが家のほまれだ」とほめる。
反対に、不合格なら「こんな試験に落ちるなんて恥さらしだ」と突き放すような親の態度が「条件つき愛」の典型例だ。子どもは親の顔色ばかりをうかがい、心が不安定になる。条件つきで自分を愛する親を心の底では信用することができないのだ。
相手によって態度を変える人が相手に関心をもつのも、地位や財産といった条件つきだ。もみ手で愛想笑いをしていた人間が、こちらの地位や財産がなくなったとたん、見向きもしなくなり、下手をすると馬鹿にしたり、見下したりする。「相手」によって態度を変えるのではなく「財産や地位の上下」で態度を変えているのだ。人の境遇はころころと変わるもの。人の世で財産や地位ほど移ろいやすいものはない。相手の状況によって態度を豹変するような人を信用できないのは当然だろう。
「条件つき友情」を示す「信用できない人」は、なぜ財産や地位を、他人を評価するときの基準にするのか? この心理を説明する鍵が、スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエックの著書『「やればできる!」の研究』(草思社)にあると筆者は考えている。
ドゥエックの考えを要約すれば、以下のようになる。人間の基本的資質(知能や気質など)は生まれつきのもので、生涯変わらないという心構えを「こちこちマインドセット」と呼ぶ。反対に、努力次第でかなり変わると信じている心構えを「しなやかなマインドセット」と呼ぶ。「こちこちマインドセット」をもった人は、知能の低さや、無能さは生涯変わらないマイナスのレッテルだと考えているので、自分を飾りたてて知能の高さや能力があることを他人に示そうとする。しかも、知能や能力は生まれつきのものだと信じているので真面目に努力をしない。それに対して「しなやかなマインドセット」をもっている人は、「できない」とか「知らない」ことは、努力次第で改善できると信じているので、自分を飾りたてる必要性を感じない。自分の足りないところは努力して改善しようとするので、どんどん成長する傾向がある。
相手によって態度を変える人は「こちこちマインドセット」をもった人である。自分の内面の基本資質は変わらないと信じているので、自分の外側を財産や地位で飾ろうとする。しかし真剣に努力をしないので自力では獲得できない。そのために財産や地位のある人の身近にいることを強調し、その後光をバックに自分を飾りたて、あわよくば財産や地位を盗み取ろうとする。
有能な秘書を取材したとき、信用できない人の特徴として、「企業トップや有力な人との親密な関係を強調する。
たとえば『おたくの社長とは古い付き合いでね』など」という特徴があげられたのも、「こちこちマインドセット」のもち主の心理特性と合致する。
一方『神様の女房』を読むと、松下むめのが生涯努力の人であったとわかる。「『練習したらみな同じ。何でもできるんや。できないことはないんや』それは幼い頃からの、むめのの口癖だった」という。この口癖こそ「しなやかなマインドセット」そのものだ。
「しなやかなマインドセット」のもち主は、他人の肩書ではなく、「懸命に努力をしている行動」をじっと見ている。努力をすれば人間が成長することを信じているので、当然、自分と周囲の人の立ち居振る舞いに厳しくなる。むめのが松下電器の社員や住み込みのお手伝いさんには厳しかったのも、「人間は努力をすれば成長する」ことを信じていたからだろう。
筆者は「信用できない人」の典型のような人と仕事をしたことがあるが、その人は自分にも他人にも甘かった。自分が損をしない限りは周囲の人間が何をしても知らんふりだった。もしあなたの上司が部下に甘いなら、あまり信用しないほうがよい。逆にビジネスパーソンとして正しい行動から外れたことをしたとき、心から叱責してくれる上司は「しなやかなマインドセット」をもった信頼できる上司だといえよう。
松下むめのが、初めて会う人にも温かく平等に接したのは、彼女の原体験にあると高橋さんは言う。むめのの生家は淡路島にあり、四国のお遍路さんが往来する街道沿いに位置していた。むめのにとってお遍路さんは見ず知らずの他人である。社会的な地位や財産の多寡に関係なく、分け隔てなく、温かく他人を迎えるという教育をむめのは徹底的に受けた。そのことがむめのにどのような影響を与えたのだろう。
ここからは筆者の想像だが、1つはむめのの親切な行為に対する、お遍路さんの感謝の言葉や笑顔からの影響である。高橋さんによると、むめのは生涯、他人に対して親切であったそうだが、人に対して誠実に親切に接すると、とてもよいことが起こることを子ども心に実感し、ますます親切になっていったのではないか。行動心理学的に説明すれば、お遍路さんの感謝の言葉や笑顔が、むめのが親切な行動をする頻度をあげたのであろう(正の強化)。
もう1つは、お遍路さんとの対話からの影響である。人は親切にされると、その相手に心を開きやすくなる。ましてや幼い少女が疲れ果てたお遍路さんに心をこめて応対したら、そこに打算や目論見はまったく感じられないはずで、お遍路さんはむめのにいろいろな話をしたと考えられる。
むめのは知らないうちに、人はそれぞれ生きるための知恵をもっていると気づいたのではないか。むめのは他人から学ぶことがとても上手だ。むめのにとって他人とは親切にする対象であり、役立つことを教えてくれる師匠だったのだろう。
人をだまそうとする人は、松下むめのとはまったく逆の目で他人を見ている。筆者は極め付きのペテン師たちと何度か出会ってきたが、この手の人は、他人とは利用する対象であり、金を巻き上げる対象であると見ていた。ペテンは、いつかばれるリスクが大きい商売である。ばれたとき、トラブルは小さいほうがいい。トラブルが大きくなれば、自分がペテン師であることを知る人が多くなる。そのため、だまされたとわかっても大人しく引き下がる人を見抜く能力が、ペテン師は抜群に優れている。「こいつはだませるか。だまされてもうるさいことを言わないか」と値踏みばかりしている人が、他人から大切なことを学べるはずはない。
松下むめの的な生き方を支えるこころの仕組みは4つある。

(1)人間の基本的な資質は、努力で大きく改善できるという「しなやかなマインドセット」をもっている

(2)財産や地位など世俗的な基準で、自分も他人も評価しない

(3)誰に対しても親切に誠実に接する

(4)出会った人からよいところを学び取ろうとする
4つとも実に立派なことばかりであり、成功のためのハウツー本にも、多少の言葉の違いがあっても掲載されている。にもかかわらず、完全にわがものにしている人は、筆者も含めてほとんどいない。言葉を変えていえば、誰もがよいとわかっているのに、その行動や考え方ができないのはなぜか?
■会社のナンバー2が変革型リーダーになれないのはなぜか
この疑問に答えるのが、アメリカの心理学者ロバート・ケーガンらが提唱した「行動変容免疫」というコンセプトである(注1)。「人間が社会で立派にやっていくために身につけた考え方がある。これは自分を守る働きをしており、免疫とよく似ている。身体的な免疫は、異物が体内に入ってくるとアレルギー反応を引き起こすのと同様に、新たな考え方や行動を身につけようとすると、心理的な免疫が拒絶反応を引き起こす。人間が行動を変容するためには、自分がどんな行動変容免疫をもっているかを知り、その免疫機能を弱める必要がある」というものだ。
たとえば、長年会社のナンバー2としてCEOを支えてきた人が、新しい考え方や行動をとらなければならないのに、それに対して拒絶反応を起こすことがままある。
自分がナンバー2で長年成功してきたのは、トップの意向にそって成果をあげてきたことが要因の一つであることは間違いない。社会の激しい競争に勝ち残ってきたのも、ナンバー2がこの免疫をもっていたからである。
しかし今、会社を危機から救うためには変化対応型リーダーに変容する必要があり、そのためにはCEOの顔色ばかりうかがうことをやめて、自分自身が情熱をこめて仕事を進めていかなければならないと頭の中ではわかっている。ところが自分が熟知している手法はまったく通用しないし、失敗したら責任が伴う。これまで自分を守ってきた行動変容免疫の働きを抑えれば、自分のキャリアへのリスクが増えると不安に思うのも自然である。そのために、気がつかないまま行動変容はストップさせられてしまう(注2)。
「松下むめの」的な生き方をして、すばらしい人間に成長しようとしたときに、どのような行動変容免疫が働くかを考えてみよう。

●人間の基本的な資質は努力することによって変えることができる

→どんなに努力しても全員がウサイン・ボルトのように速く走れるようになれるわけではない。自分の限界内で最大の努力をしたほうが効率がいい。


●財産や地位など世俗的な基準で、自分も他人も評価しない

→出世できないと職場ではつらい思いをする。お金がないと子どもに十分な教育を受けさせられない。財産や地位だけで他人を評価することはおかしいが、まったく無視することもできない。


●誰に対しても親切に誠実に接する

→誰に対しても親切にしていて、もし裏切られたら? 相手を冷静に観察し、人を見る目を養うべきだ。


●出会った人からよいところを学び取る

→そのためには相手をじっくり観察する必要があるが、何しろ忙しい。日々のやるべきことを優先しないと、キャリアが危うくなる。
行動変容免疫はそれなりの正当性をもっているだけに、これまでの生き方や考え方を変えることは容易ではない。変えようとすれば、自分のキャリアを守ってきた免疫機能を下げなければならず、そうとう不安な心理状態に陥る。筆者が手がけるコーチングでも、行動変容免疫の機能を下げてもらうときに、非常に難しい局面を迎える。ここを乗り切るための認知行動療法的な手法はいくつかあるのだが、煎じ詰めると、最低必要な心理特性は「狂気に近い勇気」だと筆者は考えている。とても難しいことだが、無茶な勇気をもって踏み出さなければ、その先の成功をつかむことができないのも事実なのだ。
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<13億人のアンケート>地下鉄車内のマナーで許せないものは?

2012年11月30日 08時22分03秒 | 海外情報
2012年11月23日、中国の主要都市に急速に普及していく地下鉄。しかし、乗客の成熟度はそれに比例していないようだ。車内や構内でごみを捨てる、座席を奪い合う、キセルをする…さまざまな常識はずれの行動が日常的に見られるが、このほど天津市の地下鉄と地元紙・城市快報が894人にアンケートを行い、「最も許せない地下鉄車内のマナー10項目」を発表した。

1位・痰を吐き捨てる―681票
2位・駅構内や車内で排泄―661票
3位・駅構内や車内でタバコを吸う―581票
4位・乗降の順序を守らず押し合いへし合い―553票
5位・異臭のする物品を持ち込む―519票
6位・座席に横になる―514票
7位・ペットを持ち込む―451票
7位・ガムを吐き捨てる―451票
9位・みだりにごみを捨てる―434票
10位・線路にごみを投げる―415票

日本ではあまり見られない行為の数々である。また、「最も良識ある行為10項目」も発表された。

1位・高齢者や病人、障がい者や妊婦に座席を譲る―670票
2位・譲りあって乗降車、降車が先で乗車が後の順序を守る―662票
3位・落ちているごみを拾ってごみ箱に捨てる―422票
4位・子供に車内で排泄をさせない―384票
5位・可燃物、爆発物、放射性物質などを持ち込まない―347票

中には腑に落ちないような回答が多く、ご紹介するのは5位までにとどめておく。(翻訳・編集/愛玉)
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「日本では差別は無かった」日本で暮らした黒人青年の見た日本

2012年11月30日 08時12分13秒 | 海外情報
今回はまーささんのブログ『翻訳したらこうなった』からご寄稿いただきました。
■「日本では差別は無かった」日本で暮らした黒人青年の見た日本
今回は日本の有名大学に留学していたというイギリス出身の黒人男性であるスレ主が立てた質問スレを翻訳してみました。日本での差別や出来事についてが主なテーマのようですが、このスレ主には日本がどう映ったのでしょうか・・



元スレ「日本の有名大学に一年間留学した黒人の男だけど、質問ある?」
(「I am a black guy who is fluent in Japanese and went to an elite university in Japan for a year. AMA about the Tokyo student life, discrimination, Japanese, etc.」 『reddit』)
http://www.reddit.com/r/IAmA/comments/130rhn/i_am_a_black_guy_who_is_fluent_in_japanese_and/

【スレ主】
みんな日本での差別や外国人嫌いについて話を聞いたことがあると思うけど、僕がこのスレを立てたのは、このトピックについて、僕のようなユニークな立場から、考えてみたかったのと、単純に日本について話してみたかったからなんだ。

僕についてはこんな感じ。
・イギリス出身、20代前半。
・大学を卒業した後、休みをかねて日本に行き今年帰国した。
・日本語は大学に行ってる間にがんばって勉強したから日本に行く前から流暢に話せた。

日本でしたこと。
・日本の有名大学に交換留学生のようなプログラムで行った。
・大学にいる間は法律や政治や文化に関するクラスに出た。
・東京に住んでいた。
・日本人だけの職場でバイトをした。
・たくさん友達を作り、たくさん遊んた。



- 差別はされた?

Re 差別は無かったよ。実際はその逆のことが起こった。みんな僕の友達になりたがっているようだったし、率先して手助けしてくれた。その例を挙げると
・クラブに行けば僕の事を”クール!”って言ってくれる人がいたし、よく友達に僕を紹介してくれた。それにいろんな場面で、飲み物を奢ってくれたり、友達になろうとしてくれた。
・一度渋谷でパレードをしているところに通りかかった時、その参加者の人が家族を連れて僕の所にきて楽しそうに話しかけてくれ、写真を撮りたがってくれた。
・日本に留学する前に一度日本に行ったんだけど、その時は日本語があまり上手じゃなかったんだ。ある日、駅の改札を通れなくて困っていた時、ある女性が話しかけてきて、駅のオフィスに連れて行ってくれた。その後10分間も駅のスタッフに通訳してくれ、改札を通れるように手伝ってくれた。
・友達に紹介された女性が僕の仕事を見つける手伝いをしてくれた。リクルート会社の面接にも一緒に出てくれ、最終的には彼女が働いていた会社で仕事を見つけた。
・仕事を探すのはすごい簡単だった。「英語話せるの?日本語も出来るの?じゃあ、いつから来れる?」って感じだった。(スレ主)

- 東京ってクール?


Re 東京は世界一クールな所だ。特にみんながファッショナブルなところが印象的で、僕のファッションに対する考え方も完全に変わったよ。みんなすごくクールな格好をしてるから、いつものジーンズにTシャツでは出歩けなくなったね。それは日本を離れた今でもだよ。もう一つは、死ぬほどきれいだってこと。全てが新品って感じに見えるんだ。一度友達が秋葉原で床にコーラをぶちまけてしまったんだけど、15分後にそこに戻ってきたらもう掃除されてた。(スレ主)

- 日本の文化でほとんどの人が知らないおもしろい事って何?

Re 僕が知らなかった事だと、箸を何かに刺したままにしてはいけないってこと。食べるときは結構便利になんだけど、一度友達の彼女の家でやったら、「なにやってんの!?それはやっちゃ駄目だよ」って言われたんだ。これは仏壇などに置かれる線香に似ていて、死の象徴なんだ。日本人があんなに憤慨するのは興味深かったよ。今ではたまにどんなリアクションをするか見る為にわざとやってみるんだけどね。(スレ主)

- 君が日本語を話せないと思って日本人が何か君について話してたことはなかった?

Re それは起こってほしかったけど、あいにく無かったよ。何度か友達が知らない人を紹介してくれたけど、その時もどこの出身かを聞くくらいで、君が期待していたような衝撃的なことは無かったよ。(スレ主)

- 面白い話だね。でも実際黒人は差別されるんじゃないの?僕のところじゃみんな東アジアは差別的だって思ってるよ。それに僕には日本に住んでるコートジボワール人の友達がいるんだけど、彼は音楽の先生をしていて、日本語が話せて、日本人と結婚してるけど、日本国籍がとれないそうだ。表面的にはいい人達だけど、内面は差別的だと不満を言ってたよ。

Re 多くの人が東アジアは差別的だと思ってるから、僕は全てがそうじゃない、いや、ほとんど違うかもしれないっていう違った視点を与えたいと思っていたんだ。僕が言えるのは日本で体験したことは差別ではなく、今までで最高に素晴らしい体験だったってことだ。(スレ主)

- カンチョーを受けた事は?

Re ない、たぶんその快感を味わうには小学校の英語の先生になるべきだったね。(スレ主)

- 自分のことは”ボク”って言う?それとも”オレ”?

Re 相手が友達だったら”オレ”だね。初めて会う人やカジュアルに話せない人には”ボク”だ。(スレ主)

- よく”黒人”って呼ばれるの?

Re ウィル・スミスかオバマって呼ばれる方が多い。(スレ主)

- 触手から逃れる為に大学では何を学んだの?

Re ほとんどの日本人が触手ポルノなんて一度も聞いた事がないことに驚いたよ・・(スレ主)

- 日本で食べた一番変な物って何?

Re クリスマスイブに中華レストランで牛の”あそこ”を食べた。(スレ主)

- 東京で渋谷、新宿、秋葉原以外で絶対行くべきってとこはどこ?

Re 銀座は日曜日にメイン通りが歩行者天国になって歩き回ることが出来る。それが面白ければ六本木に行くのもいいね。いかがわしい場所もあるけど、僕的に面白い事はいつもそういうところで起こってるよ。東京ミッドタウンには良いショップがたくさんあるしね。それとお台場も友達と行けばたくさん楽しめるとこがあるよ。(スレ主)

- 東京の隠れたお気に入りの場所は?

Re 池袋はかなり過小評価されてると思う。名前が思い出せないけど、池袋には素晴らしい焼き肉屋があるんだ。それに自由が丘は良いレストランがあって、ヨーロッパ風の小さな素敵な街だ。(スレ主)

- ペニスのサイズについてよく何か言われた?

Re 実は外国人仲間の中で、僕のサイズはたいしたことないんだよ・・日本人には見せたことはないけどね・・(スレ主)

- 地下鉄で痴漢をした?

Re 僕の趣味は女の子に痴漢されたことがあるか聞く事なんだ。ほとんどは”ある”って答え、何人かは”ある”って10回くらい言う。これには驚いたよ・・(スレ主)

執筆: この記事はまーささんのブログ『翻訳したらこうなった』からご寄稿いただきました。
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中国には水がない!この問題への対処が、習近平総書記にとっての喫緊の課題だ―米メディア

2012年11月28日 07時38分43秒 | 海外
012年11月23日、CNNは習近平(シー・ジンピン)総書記にとって喫緊の課題となる中国の水問題について取り上げた。

「中国人民は生活を大事にしています。よりよい教育、より安定した仕事、より良好な医療、より暮らしやすい生活条件、より美しい自然環境を求めているのです」とは習総書記の就任演説の一節。習総書記が指摘するとおり、中国は急速な経済成長の代価として水と空気の劣化という環境問題に直面している。

中国13億の人口は全世界の20%に相当する。しかし水資源の保有量は6%に過ぎない。中国の1人当たり水資源量はきわめて少ないのだ。北京市民の1人当たり水資源量は100立方メートル。国連が定める基準値である1000立方メートルの10分の1という少なさだ。

ただでさえ少ない資源をさらに減らしているのが環境汚染だ。ある中国人は言う。子どものころは故郷の川で泳いでいたが、今では泳ぐどころか、その水を畑にまくことすらできない、と。ひどく汚染されているため農作物が枯れてしまうのだという。

水不足、汚染の深刻が続くなか、その対策は習近平総書記にとって喫緊の課題となっている。現在のような消費モデルは持続不可能だ。香港の民間非営利団体(NPO)・中国水リスクは、水の価格を数倍に引き上げて消費を抑制するべきと提言する。市民の不満、企業の負担増を招く決断を習総書記は決断できるだろうか。(翻訳・編集/KT)
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福島第一原発作業員が実名告発!「私は高線量部隊にされるところだった」

2012年11月27日 07時26分56秒 | ニュース
東電は指導をしているというが、今も多重派遣、ピンハネが絶えない福島第一原発(1F[イチエフ])での作業。そんななか、自分の待遇を実名で訴える人物が現れた。林哲哉氏、長野県出身の40歳。彼が訴え出た内容とは? 福島第一原発で働きながら「週刊プレイボーイ」に連載を寄せるジャーナリスト・桐島瞬が直撃した。

***

桐島 林さんは、どうして1Fで働こうと思ったのですか。

林 事故から時間がたつにつれて原発関係のニュースも少なくなっていくし、明らかにおかしいと思うような報道がたくさんあって。例えば、収束宣言がありましたが、そんなわけはないだろう、と。それで、自分の目で確かめてみようと思ったのがきっかけです。

桐島 働き始めたのは今年6月ですね。

林 ネットに作業員の求人を出していたフルマークという会社(6次下請け)を通して4月から働く予定だったんですが、先方の都合で延び延びになっていて。6月に入り、ほかを探そうかと考えていた矢先に電話が来ました。確か、火曜か水曜に電話があって「今週中に来られるか」と言われました。

桐島 急ですね!

林 仕事の内容は、汚染された道具の貸し借りの受け付けや汚染検査と言われました。すぐに住んでいた長野からいわき市へ行ったんです。6月8日でした。フルマーク(6次)の上の、RH工業(5次)の人が駅まで迎えに来てくれました。

桐島 (契約書のコピーを見て)給料に関しては書いてませんね。

林 6月10日にRH工業(5次)と雇用契約を交わしたのですが、口頭で一日1万3000円と言われました。ただ、宿代が一日1660円かかると。それに食費もかかるから、一日働いたって1万円も残りません。あと、電離検診を受けてもらうのに約1万1000円くらいかかるんですけど、それも最初の給料から引かせてもらいますと説明がありました(*)。エッと思ったけど、もう長野から来てしまっていましたからね。

*9月18日、労働安全衛生法に違反すると、林氏は労働局へ告発。まもなく電離検診代は返金された

桐島 同じ時期に集まったのは何人でしたか。

林 6人です。全国から来ていましたよ。宿代が引かれることに話が違うと怒って帰った人もいました。それに、フルマーク(6次)の担当者もおかしな人でした。

桐島 どんなところが変だったのですか。

林 宿に集まった作業員は異なる3社に採用されたのですが、話しているうちに、そのすべての担当者が同一人物だったとわかりました。おまけに私は最初、中田という人が担当だったんですが、1Fへ行く直前に「中田は帰り、担当が岩下に代わりました」と言われたんです。ところが現地へ行ってみると、岩下氏から「あの中田ですが、実は自分です」と言われて、はぁ?っていう感じでした。しかも、以前メールで、「私は募集の担当もしながら昼間は原発で作業員として働いているから、日中は電話に出られません」と言っていたにもかかわらず、どうも今回が初めての原発のようでした。

桐島 複数の会社と偽名を使って募集をかけていたんですね。それで、次に林さんが行かされたのは、RH工業(5次)の上の鈴志工業(3次)の事務所だったとか。

林 はい。6月12日に鈴志(3次)の専務から社員経歴書が配られ、これからエイブル(1次)に行って経歴書を書くから、このとおりに書いてくれと言われました。でも、この社員経歴書に書かれている福島県の三ツ谷工業は知らない会社です。3月までここで働いていたことになっていますが、私は今年の5月以前に福島に来たことがない。同僚にも聞いてみると、それぞれ1個ぐらい知らない会社がある。

桐島 経験者に仕立て上げられたわけですね。エイブル(1次)ではどんな説明がありましたか。

林 まず、「皆さんには今回、ご存じのとおり少し線量の高いところでの作業を行なってもらいます」と話がありました。「4号機建屋のそばにフランスのアレバ社の除染装置があって、その攪拌(かくはん)機を交換しなければならない。しかし地面は汚染水で汚れているので、遮蔽のために皆さんにはゴムマットを地面に敷いてもらいます」と。

桐島 作業内容は事前に聞いていましたか。

林 いや、初耳でした。そのとき「不安があるようでしたら手を挙げてください」と言われたんですけど、直接の雇用主じゃなかったので言い出せず、誰も手を挙げる人はいませんでした。その後、エイブル(1次)の担当者から「たぶん1Fでは初めてのことですが、今回、皆さんのために酸素ボンベを用意してあります」と言われたんです。でも酸素ボンベって、明らかにおかしいでしょ。

桐島 酸素ボンベを使う現場なんて聞いたことがないです。つまり線量が極めて高いから、ボンベなしだと放射性物質を吸い込んじゃって危険だと。

林 酸素ボンベを2本背中に背負った写真が示されたのですが、直に酸素を送り込むようになっている。いったいどんなところだよって思いました。しかも、後から来る人のためにゴムマットを遮蔽用に敷くってことは、どう考えても線量が高い。そんな場所での作業なら最初から言ってほしかった。私は交通費1万円くらいで長野から福島まで来られたけど、飛行機で3万円も4万円もかけて来ている人たちもいました。彼らにとっては酷です。



■「放射能は8日たてば消えます」

林 それから2日後の6月14日、元請けの東京エネシスで線量についての説明がありました。現場でのAPD(携帯型線量計)設定値は最大で9ミリシーベルトを考えていて、APDが3回鳴ったら交代してもらう。おそらく、5~10分程度で交代してもらうことになるだろう、と。

桐島 APDは設定値の5分の1刻みでアラームが鳴りますから、9ミリで設定していたら3回鳴った時点で5.4ミリ。5分で交代したら1分当たり1ミリですね。1時間いたら、法律で決まっている年間被曝上限の50ミリシーベルトを超える。とんでもない現場ですね。

林 私もその場で計算したんですが、ほかの人たちは意味がわかってなかったんじゃないかな。1ミリだったら大丈夫じゃないかという反応でした。

桐島 元請けの東京エネシスの年間被曝上限は16ミリです。一日約5ミリなら、3日ほどで年間の被曝上限に達して原発で仕事ができなくなります。

林 そうです。説明会が終わった後、RH工業(5次)に「自分は1年契約で原発で働くと契約を交わしているのに、3日程度でいっぱいになってしまう。その後どうするんですか」と聞いてみたんです。

桐島 なんと言われました?

林 被曝した線量は8日たてばなくなるから大丈夫と言われました。累計で足していくもんじゃなくて、減っていくから増えないんだよって。

桐島 どういうことですか。

林 毎日1ミリずつ浴びるとしますよね。初日に1ミリ、2日目で2ミリ。そうして8日目になると、初日の1ミリがゼロになっているから、次に1ミリ浴びても大丈夫だと。でも、それが本当なら7ミリ以上にならないじゃないですか。明らかにおかしいですよね。

桐島 確かに放射性ヨウ素131の半減期は約8日ですが、それ以外のセシウム137などの核種は残りますからね。林さんたちを騙そうとしたんでしょうか。

林 いや、その人は本当に信じているように見えました。で、ある程度の線量を浴びたらもっと低いところへ行くから大丈夫、1年は仕事があるからと説明を受けました。だけど、年間被曝上限量を超えてしまったら、どう考えても働けない。その後の保証は何もないんです。大丈夫、大丈夫と言っているだけ。実際に、そのときの同僚で引き続き1Fで働いている人はひとりもいませんしね。

■「お得意さんに意見はするべきじゃない」

この直後にアレバ社製除染装置のある建屋内で水漏れ事故が起こって林氏らの作業は中止となり、幸運にも線量の低い現場に回されることになった。だが、林氏は1次下請けのエイブルの現場責任者と議論したことが原因で、作業を開始したその日にクビになる。

***

桐島 エイブル(1次)の責任者に苦情を申し立てたそうですね。

林 6月19日の初日の作業が終わって免震棟に上がるとエイブル(1次)の責任者がいたので、疑問に思ったことをその場で聞いたんです。例えば、同僚に原発で働くのが初めての20歳そこそこの地元のコらがいて、最初に内部被曝を測定したら2000カウントという高い数値だった(注・原発で働いてない人は通常1000カウント以下)。つまり、地元民というだけでそれだけ被曝している。その上、被曝の危険性なんてよく知らない彼らに線量の高い現場の作業をさせようとしている。

それでエイブル(1次)の責任者にどう思いますかと振ってみたんですね。すると彼は、「本人は了解の上で来ている。あなたがいやだったら来なくていい」と。もちろんそうなんですが、「もしあなたの子だったら1Fで作業をさせますか」と返したら、「絶対にさせない」と言われて。それでちょっとしたやりとりがあったんです。

そしたら、その日の帰りに電話があって、同僚全員、鈴志工業(3次)に来てくれと言われました。

桐島 エイブル(1次)から電話がいったのですね。

林 事務所に行くと鈴志工業(3次)の社長やTSC(4次)の人がそろっていて、「お得意さん(エイブル)に意見するべきじゃない」と言われて。最終的に、「エイブルさんから『林さんは来させるな』っていうことらしいんで、今回はこれで帰ってね」と言われました。

桐島 その場でクビですか。

林 クビとは言われませんでしたが、もうこれ以上の作業はいいですよって。口調はそんなに激しくなくて、諭すようなトーンでした。それで、22日にホールボディカウンターの検査を受けて帰りました。

■事実確認に行ったら2時間もの恫喝!

林氏は解雇された後、いったん長野へ帰る。だが、彼の頭の中には、どうして高線量の現場で自分が働かされることになったのかを知りたいという思いが渦巻いていた。何重にも連なる下請け企業。そのどこまでが作業内容を把握していたのかを調べるため、彼は再び福島へ向かう。そこでまた理不尽な出来事に遭遇する。

***

林 何次請けまでが高線量作業を知っていたのか。フルマーク(6次)もRH工業(5次)も知らないようだった。TSC(4次)は所在も何も知らされてない。それで、鈴志工業(3次)の社長に聞けばわかるんじゃないかと思い、鈴志の事務所に行きました。

桐島 社長には会えましたか。

林 事務所に社長がいなったので、連絡をつけてもらうと、「社長は会う必要はないと言っています」と言われた。するとすぐにRH工業(5次)の社長から自分の携帯に電話があって、「そういうことはするな」と言われました。でも、そのまま帰るつもりもなかったので、さらに上の会社に行くことにしました。鈴志(3次)の上はテイクワン(2次)ですが、ここも所在地がわからないので、さらに上のエイブル(1次)に行きました。

桐島 順々に上がっていったわけですね。

林 エイブル(1次)の事務所へ行き、テイクワン(2次)の連絡先を教えてほしいと頼んだのですが、教えてくれない。何か証拠になるものはないかと思い、「それでは自分の労働者名簿のコピーをください」と言ったら、1時間ぐらい待たされて。そしたらRH工業(5次)の社長が車で来て、鈴志(3次)の社長が会うから一緒に来いと。

桐島 手を焼いたエイブル(1次)からRH工業(5次)に連絡がいったんだ。それで慌てて迎えに来た。

林 鈴志(3次)の事務所に着くと、鈴志の社長、専務、TSC(4次)の人など6、7人に囲まれ、怒鳴られました。「あんた、なんなんだ」「いったい何がしたいんだ」「おまえは左翼か」「営業妨害がしたいのか」。約2時間、ほぼ怒鳴られっ放し。会話にはならないですね。「ですから、自分は何次請けまでが高線量だと知っていたか聞きたいんですよ」と言おうとしても話を遮られて、「『ですから』ってなんだ」って言われる(笑)。本当に会話ができなくて、あー、もうこれはダメだ、と思いました。挙句の果てに、「おまえじゃ話が通じない」と、私の実家へ電話し始めたんです。

桐島 えっ、親にですか!?

林 電話に出た母親に「おたくの息子さんが福島に来て問題を起こしているんで、説得してくれないか」と。電話が終わると鈴志の社長が「もう二度と、関わった会社へ私は訪問しませんという内容の書類を作るから、それにサインして帰れ」って言うんです。拒否したら、また親に電話ですよ。「おたくの息子さんはサインしないから、お母さん、福島まで来てサインしてください」と。

桐島 長野から来いと。

林 母は、「一応うちの息子もいい大人なんで任せてます」と答えたようです。その後、鈴志の社長らは、私のことを訴えるっていう相談を始めてました。「これ訴えられるよな」「ああ」というやりとりがありました。

***

缶詰め状態からようやく解放され、らちが明かないと思った林氏は、知り合いに相談し、個人で加入できる労働組合の派遣ユニオンを紹介される。派遣ユニオンは東電と下請けを合わせた8社を相手に団体交渉要求を開始する。RH工業のみ団交に応じ、交渉は現在も継続中だ。同時に、林氏はそれまでのやりとりを撮影した動画をネット上に公開【https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=B121taGznWM】し、反響を呼んだ。

***

桐島 作業員の労働環境について思うところはありますか。

林 作業員を東電が直接雇えばいいんです。もしくは国策なんだから作業員を公務員化する。それが無理なら、せめて元請けがちゃんと雇用して面倒を見てあげる。横並びになれば、多少は報われると思います。

桐島 そうすれば給料のピンハネもされないし、労働条件は守られますね。原発自体はどう考えていますか。

林 半減期まで何万年もかかるような核のゴミを処理できないのなら、原発を使うべきではない。それから、田舎で人のいない所に造って、そこにお金で縛りつけて、原発がなければ町が立ち行かなくなる状況に追い込むシステムが一番気に入らない。事故が起きたら作業員の犠牲は必ず必要になるということもはっきり実感しました。そんなシステムはやっぱり間違っていると思います。

***

林氏から聞き取りを行なった後、取材班は事実確認をすべく東京エネシス以下7社にコンタクトを取ろうと動いた。ところが、ある会社は電話で林氏の名前が出ただけで取材拒否、別の会社は弁護士事務所を通してやはり取材拒否のFAXを送ってきた。何度も電話し留守番電話を残しているのに、いまだ話さえできていない会社もある。もし読者の中に1Fで働くことを検討している人がいたら、どうか慎重に下調べを行なってほしい。これがすべてとは言わないが、林氏が受けたようなとんでもない待遇は今後も起こり得るのだ。

(取材・文/桐島瞬)
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