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日々の生活やビジネスにおいて役に立ちそうな情報を収集、公開しています。

資産1億円以上のお金持ちが150万世帯 なお増え続ける背景とは【図解で解説】

2024年10月20日 06時56分02秒 | お金の話
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資産1億円以上のお金持ちが150万世帯 なお増え続ける背景とは【図解で解説】

お金持ちが増えています。民間シンクタンクの調査では、資産が1億円以上の富裕層はこの10年以上、右肩上がりで、いまでは150万世帯に迫る勢いです。いったいどんな人たちがお金持ちになっているのでしょうか。

 

 
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お金が逃げる!「超貧乏体質な人」の特徴って?

2023年05月14日 06時50分32秒 | お金の話
罪悪感、争うこと、我慢――。貧乏体質の三原則がコレ。しかし、さらに上を行く「超貧乏体質」の人が持つ特徴があるのだといいます。
罪悪感、争うこと、我慢――。貧乏体質の三原則がコレ。しかし、さらに上を行く「超貧乏体質」の人が持つ特徴があるのだといいます。© All About, Inc.

自己評価の低さと否定的思考が「超貧乏体質」を招く!

貧乏体質の三大原則は、「罪悪感」「争うこと」「我慢をすること」――。

この3つに加え、さらに輪をかけた貧乏体質の持ち主がいるのだといいます。それが、「超貧乏体質」。いったい何が違うのでしょうか。心理カウンセラーの石原加受子さんにレクチャーしていただきました。

「超貧乏体質に共通しているのは、自己評価が低く、否定的な思考をしがちなこと。罪悪感の強さと自己評価の低さが混ざり合って“私は幸せになってはいけない。どうせ幸せになれない”と考えてしまうのです」(石原さん)

例えば、衝動買いがやめられず、借金を重ねてしまう人もこれに当たります。

「店の人からちやほやされることで、“認められた”“愛された”と錯覚してしまうのです」

しかし、寂しさや不安が解消されるのもつかの間。その後は、「私って何て意志が弱いのだろう」と自分の愚かさを責めて自己嫌悪。

自己評価はますます下がり、無意識に「私は幸せになる資格がない、お金持ちになる資格がない」と思い込んで自分を愛することができなくなってしまいます。

人から親切にしてもらったとき「ありがとう」よりも「すみません」が先に出る人も、超貧乏体質の要素アリ。

「人から恩を受けたり、お金を借りたときに、それに見合うものを返せる能力がないと自分を低く見積もっているため、つい“すみません”と言ってしまうのです。卑屈な気持ちの表れともいえるでしょう。お金からも、自分からも目を逸らしているからチャンスもめぐってこないのです」

さらに、貸したお金を「返して」と言えない人も危険信号です。お金を請求することは、自分を愛する行為であり、財運指数をアップさせます。お金を貸したらきちんと返してもらうことで、あなたの善意は完了するのです。

 

 

マイナス思考に支配されているとこんな弊害が……

いつも不平不満でいっぱい。置かれた状況に文句を言ってばかりで、周りに感謝できない否定的な思考の持ち主。

できれば近寄りたくない人物ですが、こういう人は当然お金からも愛されません。その理由を石原さんはこう話します。

「マイナス思考に支配されていると、収入が増えません。たとえ良いアイデアが浮かんでも、否定的な思考からあれこれと悩み始め、お金を生むような行動に移せない。いろんな悩みに翻弄され、収入を得るための行動に集中することができないのです」

発する言葉も少しずつ変えていくことが大切。

例えば「ここを辞めたらもう自分を雇ってくれるところはない」とか「どうせまたダメだろう」など、自分の価値を下げるような言葉ばかりを発していると、“私は価値のない人間”と自分自身にインプットし続けているようなものです。

物事を頭から否定してばかりいると、視野も狭まり、頭も固くなります。そうした状況では、なかなかアイデアも浮かびません。

マイナス思考や否定がすべて悪いわけではありませんが、それをどうプラスに転じるかを考える視点を持つことが大切。やるべき目標に集中することで、お金を稼ぐ力がついていくでしょう。

 

 

幸せなお金持ちになるための「5つの魔法の言葉」

貧乏体質・超貧乏体質を脱するためには、自分の心のスイッチを切り替える必要があります。

そのための「魔法の言葉」を石原さんが伝授! 声に出して体に響かせながら唱えることで、願いをかなえる意識状態を作り出すといいます。毎日の習慣にぜひトライしてみましょう。

・私はお金持ちになる価値のある人間だ

・自分を愛する人はお金に愛される

・私が豊富な資産を得るのに罪悪感はいらない

・私が潤沢な財産を所有するかどうかは私に決定権がある

・私が「自分を優先」できれば、比例してどんどん財力もアップする

教えてくれたのは……石原 加受子(いしはら かずこ)さん

心理カウンセラー。「自分中心心理学」を提唱する心理相談研究所「オールイズワン」代表。心理学校メンタルヘルス学会会員、厚生労働省認定「健康生きがいづくり」アドバイザー。独自の心理学で性格や対人関係、親子関係などの改善を目指すセミナー、カウンセリングを28年以上続け、老若男女にアドバイスを行う。『誰にも言えない「さみしさ」がすっきり消える本』などのベストセラーも。

取材・文:西尾英子

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お金に苦労する人たちの5つの口ぐせ

2022年04月25日 07時45分50秒 | お金の話

お金持ちになるためには、「はじめに言葉ありき」

お金持ちには共通の行動パターンがあります。豊かな人は同じように豊かな考えを持っているからです。豊かな考えは貴重な言葉で語られます。だから言葉は大事です。言葉は思考を作り、人格を作り、資産を作ります。

 

逆に言えば、お金に恵まれない人には、そうなってしまっている思考を象徴する言葉使いがあります。たとえば、次のような口ぐせです。

 

うまくいかない人たちの口ぐせ5つ

うまくいかない人は、以下のような言葉をよく口にしています。

 

▼「お金さえあれば」お金さえあれば、大学に行けた、資格が取れた、恋人ができた、やりたいことができた……。自分はイケているのにお金がないばっかりに今の不遇があるという貧困発想です。

▼「親のせいで」親のせいで、成績が悪い、性格が悪い、健康でない、貧乏でいる、コネがない……。親は選べないので、自分の人生の苦戦は生まれる前から決まっていたという運命論です。

▼「生活にはお金がかかるから」人並みの家賃、普通の自動車、そこそこの教育、当たり前のぜいたく。そんな生活のために自分の出費を固定化してしまいます。お金がないと幸せになれないという拝金主義です。

▼「こんな世の中じゃあ」政治が悪い、財界もだらしない、こんな世の中じゃ自分の投資が冴えないのも仕方ない。すべての理由を外部に押し付けて、自分を被害者に仕立て上げる被害妄想です。

▼「お金なんて」お金なんてあればあっただけ使ってしまう、お金持ちなんかになりたくない、清く貧しく生きることこそ美しい。拝金とは反対に、お金に背を向ける「お金=目の敵」思考です。

もしこんな言葉使いをしていたら、お金に運のない人生を送ってしまうかもしれません。

なぜなら、こんな言葉からは前向きに生きていくエネルギーが生まれないからです。エネルギーがなければ、投資をしても仕事をしても家庭生活も、どれもきっとうまくいきません。

 

お金持ちたちの言葉と思考

私が知っているお金持ちたちは、次のような思考をして、エネルギーを高める習慣を持っています。

 

・お金に恵まれる人たちは、お金を目的にしません。お金は生き方を実現するための手段と心得ています。だれの富も最初はゼロから始まりました。

・どんな親であれ、どんな故郷であれ、自分の生い立ちに感謝をしています。もちろん、自分が生まれてきたことにも感謝をしています。

・お金持ちの生活は意外と質素です。収入に見合った生活をする、せり上がった生活レベルをいつでも落とすことができるなど、意外と物欲がないものです。

・心豊かに生きている人はすべてを必然と理解しています。こうなっているのには意味がある、そこから自分の使命が生まれ、自分の人生のストーリーが描かれると考えます。

・お金は目的ではなく手段ですが、価値を計るメディアとして重要なものです。感謝の象徴でもあるので、たくさんある方が意義深いと思っています。

いかがでしたか? お金と言葉遣いがテーマでした。

投資と関係ないように思われるかもしれませんが、お金に苦労しない体質を身につけることが、どんな投資テクニックよりも確実な資産運用のノウハウなのです。

豊かになるのは次の順番です。

言葉>行動>習慣>人格>資産

明日から、ご自身の言葉に注意をしてみましょう。

文:北川 邦弘(ファイナンシャルプランナー)

総合商社、不動産会社等を経て、自分の投資体験から欧米流の資産形成術を学び、2002年にCFP・CPM資格を取得。現在は独立系ファイナンシャル・アドバイザー、NLPプラクテイショナー等の人生戦略コーチとして活躍。

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お金に苦労する人の行動パターンとふるまい

2021年02月10日 06時04分06秒 | お金の話
お金とはその人の考え方が投影された成果物です。良い思考がお金を増やし、悪しき思考はお金を失わせます。

こんな人はお金に苦労する
次のような行動を繰り返す人は、お金に苦労していることが多いようです。
▼暗い人自分の頭の中をコントロールできない人は自然と暗くなります。私たちの環境は怖いことばかりだからです。それに果敢に立ち向かえる人は明るいです。

▼片付けができない人混乱を整理できない人は片付けも下手です。机の上、引き出しの中、車のダッシュボードの中、冷蔵庫の中などを見れば、その人のお金との相性が分かります。


▼財布がきたない人お金は大事にされる場に集まり、乱暴に扱われる場から去っていきます。その愛情度を象徴的に示すのがお財布の姿(扱われ方)です。

▼ドカ喰いをする人欲望をコントロールできない人は散財します。その典型例が食欲です。食欲に抵抗できない人は、お金の魔力にも翻ろうされてしまいます。

▼酒にのまれる人酒を飲みすぎれば脳は思考を失います。思考を失った人間は野生の動物と変わりません。コントロールできない、というよりもそんな気もおきません。

▼カッとなる人人は感情的に反応することで思考を省略します。怒り→衝突→不信→自己嫌悪のサイクルで人生をみじめなドラマに仕立て上げます。

▼すぐに落ち込む人信じること、辛抱すること、待つことなども、資産形成に必須の行動です。そんな行動から成功体験を得ると、人は希望を失いません。

人の貴賎は因果応報
いかがでしょうか? こんなふるまいをする人は、まず日常の行動を改めることをおすすめします。
お金に苦労する人は同じようなふるまいをしますが、ふるまいを修正することでお金との相性も良くなってくること請け合いです。

お金を呼び寄せるものは「心」であり、お金がくつろげる場所は「愛情」です。心ない行動からお金は逃げて行きます。

もちろん、偶然にお金持ちになったり、本当に不運で貧乏のどん底にあったり、ということもあります。しかし、不条理は永く続きません。長期的に見れば、人のふるまいの結果は必ず収まるべきところに収まるものです。それを因果応報といいます。目先のことにくさらず、あせらず、あわてずに、人の生きる道をしっかり生きましょう。必ずお金は運は付いてきます。
(文:北川 邦弘(マネーガイド))
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一瞬で3億円失った私がやらかした手痛い失敗

2020年12月31日 07時37分43秒 | お金の話
金融庁の報告書に端を発した「老後2000万円問題」が衝撃を与える一方、コロナ禍でますます先行きは不安に……。「将来は不安だが、投資をするのも怖い」と人々が考えるのは当然だ。

そんななか、30代で資産10億円を築いた個人投資家・ミアン・サミは「理想のライフスタイルのためには、ギャンブルではない、正しい投資の知識を身につけることが重要」と語る。“お金の科学者”としてデータにもとづいた投資の方法論を提案する『教養としての投資入門』から一部を抜粋・再構成して紹介する。


あっという間に3億円が消えた
私は今まで「自由」という理想のライフスタイルを追い求めて、最小限のリスクを取って最大限のリターンを得るにはどうしたらいいのかを追求してきました。とにかくできる限り楽に、早く理想のライフスタイルを実現したかったからです。

約10年前、20代の間に次々に失敗をし、総額3億円以上を失いました。
そのうち株式投資では約300万円を失いました。当時証券マンだった私は、社内規定により、株式取引ができる金額が制限されていました。

FXは、その存在を知った瞬間にすぐに飛びつきました。しかし、毎秒毎分ごとに変わるデータを確認するため眠れない日々が続き、極度の睡眠不足に陥りました。3カ月後には、心身ともに疲弊しきった挙げ句、700万円という大きな資産を失いました。

それと並行して行っていた映画投資では2000万円を失いました。さらに海外不動産投資では、6000万円という膨大な資産を失い、自己破産寸前にまで追い込まれました。

当時の私は、羽振りがよく見えたのでしょう。「サミさんは資産家だから節税投資をした方がいいですよ」という悪魔のアドバイスを受け、その通りに行った結果、さらに1億円を失いました。また、太陽光発電や飲食業の事業への投資でも1億円以上が消えました。

私が3億円の資産を失った大きな理由は明確です。私自身が、「投資」だと思って行っていたものは、投資ではなく、すべて「投機」、つまりギャンブルだったのです。

短期的に儲けることを考えて、アドレナリンの快感に酔いながら、暴走するのが投機です。

そのことを知った私は、その後一切のギャンブルをやめ、投資の本質について学び原理原則に則った投資だけをするようになりました。すると、資産がみるみる10億円近くに増え、キャッシュフローも月々500万円以上になりました。脱サラをして、自由な時間を持つことができるようなったのです。

現在も純資産は毎年5000万円以上増え続けており、自分が心からやりたいと思っている事業を複数掛け持ちしながら、幼い子供4人と妻と共に自由な人生を謳歌することができるようになったのです。

「投資で成功するためには高度な知識はいらない。このゲームはIQ160の人が、IQ130の人より儲けられるゲームではない。成功に必要なのは頭がいいことではなく、平常心を保てる気質である」という言葉が投資の世界ではよく耳にされます。この言葉の出所は世界のトップ投資家であるウォーレン・バフェットやチャーリー・マンガーだと言われています。

「平常心を保て」ということは、一喜一憂する性格の私が、以前の上司に叩き込まれたことでもあり、またプロ投資家の世界では広く認知されていることです。

世界の一流プロ投資家は、いかに平常心を保つことが難しいかを知っているので、メンタルコーチを付けたり、マインドを整えるために瞑想をすることが知られています。これは、「脳の癖」による失敗を最小限に抑えるための取り組みです。手法やスキルより、自分の「脳の癖」を把握し、マインドセットを整えることが投資で成功する上では欠かせないのです。

投資をする場合には、人が投資における勝ち負けに対して、どんな感情を抱くのかを理解する必要があります。

凄腕投資家の勝率は?
1年間投資をして、93%の確率で儲けられる凄腕投資家がいたとしましょう。この投資家は1年を通して売り買いをしていますが、もちろんその中には儲かった投資もあれば損した投資もあります。

さて、この投資家の四半期の勝率はどのくらいになるでしょうか。

数学的には、この投資家の四半期の勝率は77%です。10回勝負して2回は負けます。

1カ月だと67%、つまり10日は損して、20日は勝ちます。1日だと54%、1時間だと51・3%、1分では50・17%、そして毎秒の勝率は50・02%です。

もしこの投資家が毎時間自分の投資の状況を確認していたとするならば、そのうち半分近くは負けているわけです。

心理学的には、人は負ける痛みのほうが勝つ喜びの2倍あるとされるので、自分の投資状況を見れば見るほどダメージが大きくなっていきます。そして最終的には心身ともに疲れ果てて、適切な判断ができなくなり、大きな過ちを犯し、すべてを失ってしまうのです。

これは私が3カ月でFXで燃え尽きた理由です。私がFXをやっていたときは、PCを枕もとにおいて、寝ている間も上がり下がりを頻繁にチェックしていました。5分に1回程度という日もありました。

人はいつでもどこでもスマホで投資状況が把握できる環境の中では、自分が勝っているか、負けているかを、頻繁に確認せずにはいられません。
しかし、確認すればするほど平常心を失い、極端に大きな「賭け」に出て、すべてを失ってしまうのです。

次に、投資に勝てない原因となるいくつかの脳の癖についてご紹介します。

脳の癖①「損は絶対したくない」(プロスペクト理論)

人は痛みを経験したくないので、できるだけ損失回避をしようとします。特に数千円程度の小さな損失を回避したいという傾向があります。例えば、数千円を得するためにより安い電化製品を何時間もかけてインターネットで探したり、数千円の優良メルマガの購読料を支払いたくないために、質の悪い無料情報を選んで読んだりします。

これらの行動は、自分の多大な時間と労力を投資して、たった数千円の損失を回避するといった、冷静に考えればナンセンスな行動だということを知っていたとしても、ついついやってしまいます。

過去と未来の株価に因果関係はあるか?
脳の癖②「過去が未来を予測する」

ここ10年間のチャートを見ると、株価が上がり続けているので、今後もこれまでと同じく上がるだろうと思い込む脳の癖があります。しかし、過去の株価と未来の株価にはなんら因果関係がありません。

例えば、コインを投げて裏と表を当てるゲームで、「表・表・表・表・表」と5回連続して出た場合、次に裏と表の出る確率は50%ずつと全く同じであるにもかかわらず、「表が続いたのであれば、そろそろ裏が出るのではないか」と思って「裏」と答える人や、「表が続いているのだから、今回もやっぱり表が出るだろう」と考える人がいますが、これまでのコインの結果とこれから出るコインとは全く関係ありません。

これは、投資をするときも同様です。過去のチャートでは上がる傾向が見られるので、将来も同様に上がり続けるというのは、脳の錯覚にすぎないのです。

脳の癖③「戻ったら売ろう」(アンカリング・バイアス)

脳の癖の中でもこの癖が一番厄介なものです。自分が買った株価を基準に考えてしまうという脳の癖があるために、「この価格に戻ったら売ろう」と思いながら、戻ることはない株をずっと持ち続けて、損失がどんどん増えて、次第にマヒしていきます。さらに損失を取り返すために、大きなリスクを取ってずるずると死んでいく。これが、FXで破産する人の典型的なパターンです。私も大きくやられましたのでよくわかります。

人は投資において、負け馬に乗り続けてしまう傾向があります。本当は、マイナスが出たらすぐに切る方が大きな損失を回避できるのですが、なかなかその馬から下りることができません。

一方、一流のプロ投資家は、「戻ったら売ろう」という発想はしません。買ったときの価格にはなんら意味がないことを知っているので、経済状況が変わったり、何らかの新しい要素で未来予測の仮説が変わったりしたのであれば、すぐに手放します。

”ついつい”を引き起こす脳のクセ
脳の癖④「後悔したくない」(後悔理論)



「買っておけばよかった!」「いま買わないと乗り遅れる!」などと、後悔をしたくないため、ついつい買ってしまう行動を引き起こす脳の癖です。仮想通貨のバブルに乗って、ビットコインを大量に買いあさろうとする人間の心理もこの癖が背景に存在します。

ただ、私はビットコインの将来性を未来予測して、投資をすること自体が問題だということを言っているのではありません。知っておくべきことは、あなたの中にも「後悔したくない」という感情によって突き動かされることは間違いなくあるという点です。

私自身はこの脳の癖がとても強くて、投資を急ぎすぎたり、大幅な買い増しをしたりする傾向があります。脳の癖なので、その癖があることを認識できても、なくすことはできません。ただ、自分にはこの癖が強くあることを知ることで、投資をするときの行動に少しでもブレーキをかけることができるようになります。
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