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経営危機シャープへ主力行が最後通告 「(改革案が)何も決まっていない」と失望隠さず

2015年03月31日 08時35分07秒 | 経済
 あれもしたい、これもしたい――。経営危機が伝えられるシャープだが、構造改革案が固まらないでいる。金融機関幹部からは「危機感が伝わってこない」とのため息が漏れる。

「切り売りはしない。抜本的な改革を求める」。3月5日夜、記者団の取材を受けた主力行首脳はこう漏らした。同日、シャープの高橋興三社長が東京都内で主力2行のみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行の審査担当役員と面会。すでに3日付日本経済新聞が、シャープは主力2行に1500億円の資本支援を要請すると報じたため、報道合戦が加熱。2012年のシャープ危機時にスクープを連発した共同通信も3日、太陽電池事業の売却で昭和シェルと交渉と報じた。そのため、5日には構造改革案の詳細が銀行側に伝えられるのではとの観測が広まっていた。

 だが、5日の面会時もシャープ側から構造改革案の説明はなかった。主力2行の関係者はこう漏らす。

「当初は3月をめどにまとめる計画だったが、何も決まっていない。1500億円の融資も、どのようにソロバンをはじいたのか。詳細な構造改革案が決まらずに融資額が決まるわけがない」

 その後も人員削減案が報じられたり、台湾・鴻海精密工業が出資に意欲を示すなどしたが、「現場の担当者レベルではいろいろな案が浮上しており、それが部分的に漏れている状況。固まった計画を銀行側に提出したわけではない」(銀行関係者)。 

●液晶事業めぐる主力行との溝

 最大の焦点でありながら出口が見えないのが、スマートフォンなどに使う中小型液晶事業の行方だ。12年に経営危機に陥った際、次世代の成長エンジンに位置づけたが、主力取引先の北京小米科技の受注を日本企業のジャパンディスプレイ(JDI)に奪われ、テレビ事業や太陽電池事業の不振を埋めきれなくなっている。今では在庫が積み上がっている状況だ。 

「現実的なのは事業の浮き沈みが大きい液晶事業を分社化して、他企業と合弁にする。不調時の本体への影響を軽微にすることで、経営を安定させるのが現実路線」(主力行幹部)

 主力2行の幹部は液晶も含めて抜本的な改革を求めるが、シャープで液晶事業を統括する方志教和専務は3月10日に都内で行われた液晶関連の説明会で「中型、大型も含めたディスプレイ全体の事業は単独でやっていく」と言い切り、一部で報道されている電子部品などの工場の閉鎖についても「(工場の操業を)継続していきたい」と否定した。

●「球は一球しかない」

 銀行や経済産業省が主導して再建を進めるとの見方もあるが、「銀行は役員を送り込んでおきながら、業績がここまで悪化するまで放置していた。銀行と経産省がどこまでコントロールできるのかは未知数」(銀行関係者)だという。

 経産省内でも日本勢同士で消耗戦を続ける構図を危惧して、シャープの液晶事業とJDIの「日の丸連合」構想がいまだにくすぶるが、国主導の大型再編が軟着陸した成功例は少ない。

 近年でも半導体産業で長年再編の焦点となっていたシステムLSIでオールジャパン体制が出来上がり、ルネサス エレクトロニクスが設立されたのは、議論が浮上して10年以上が経ってから。完全に競争力を失っており、電機メーカー各社本体から不採算事業を切り出しただけの張りぼてのオールジャパンになったのは記憶に新しい。経産省内では、「半導体再編を振り返れば、JDIとの合併は次の経営危機に陥った時」との皮肉も飛び交うほどで、メディアがはやし立てる液晶大型合併待望論との温度差は大きい。今回の場合、JDIも自前で石川県に新工場の建設を計画しており、国や銀行が動いたところで、実現性は低い。

 主力銀行幹部は「ボールは向こう(=シャープ)にある。だが、球は一球しかない」と今回の融資が最後であることを隠さない。当初の計画から1カ月遅れて、4月初旬には構造改革の骨子が固まると見られている。

 シャープはラストチャンスを生かせるか。それとも、数年がかりでの解体に進むのか。
(文=黒羽米雄/金融ジャーナリスト)
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シャープ、パナに抜かれた?太陽光パネル増強へ

2015年03月30日 11時02分08秒 | 太陽光発電
 経営再建中のシャープは、不振の太陽光パネル事業をてこ入れするため、堺工場(堺市)の製造ラインを増強する方針を固めた。

 日本で需要が落ち込んでいるメガソーラー(大規模な太陽光発電所)向けのパネルが売れないため、需要が底堅い住宅向けへの転換を進め、事業の立て直しを急ぐ。

 新ラインで量産するのは、メガソーラー用より効率よく発電でき、住宅向けで主流となっているパネル。発電効率を高めた製品を商品化するという。

 太陽光パネルを含むエネルギー関連事業はシャープの中核事業の一つで、同事業の営業利益(本業のもうけ)は、2014年3月期の324億円から、15年3月期には50億円の赤字になる見通しだ。経営悪化の要因となっており、撤退するとの観測も出ていたが、住宅用に力を入れることで、事業の継続を目指す。

 シャープは太陽光パネルの国内市場で長年、シェア(占有率)首位だった。しかし、最近は住宅向けに注力するパナソニックに追い抜かれたとみられている。
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40代の苦しみは、老後の幸福につながる 「お金と仕事」2大苦悩から解放される方法

2015年03月30日 08時00分46秒 | お役立ち情報
 「世界の国民幸福度」で日本は43位――。なぜ日本人は幸福を実感していないのか?前回記事では、人が幸せになるには、いくつもの要因があることがわかった。

  それらの幸福要因の中でも、多くの人が重要視するのが「お金」だ。「お金」の存在は、幸せか否かを判断する際に必ず指標の1つとして語られる。

  お金持ちにさえなれば、人は手放しに幸せになれるのか? 慶應大学大学院の前野隆司教授に解説してもらった。

 ※ 前回記事:『日本人が幸せを感じるための「4つのヒント」』はこちら

 人の幸福を語る上で避けて通れないのが、お金の問題です。では、お金があれば「幸せ」を買うことができるのでしょうか? 今回は、この点を探ってみましょう。

 『「幸せ」について知っておきたい5つのこと』(KADOKAWA)の中でも触れられていますが、米プリンストン大学の研究者が発表したところによると、所得が増えるにしたがって「生活の満足度」も同時に高まる一方で、年収7万5000ドルに達すると、「幸福度」の向上は頭打ちになるとのことでした。

 45万人のアメリカ人に対して調査を行った結果ですが、実に興味深いデータだと思います。大金持ちになればなるほど人生の満足度は上がっていきますが、その人生が楽しみに満ち溢れているかどうかは、別の次元の話になるというのです。

 この研究結果を見ることで、まずは年収7万5000ドルを目指そうと思う人もいるのではないでしょうか。ただし、7万5000ドルというのは、現在の為替レートで計算すると日本円で約900万円に相当します。実際問題として、今の日本でこの額の年収を得るのはそう簡単ではないはずです。

 だからといって、ここで悲観的になる必要はまったくありません。幸せについてお金の果たす役割が大きいことは否定しませんが、前回の記事で「4つの因子」について述べたように、幸せをもたらす要因には他にも様々なものがあるからです。

 例えば、家族や恋人への愛情を抱くと人は幸せになれますし、他人に親切をするだけでも豊かな気持ちにひたれます。その他、ささやかでもいいので、自分のやりたいことを実現させるというようなことでも、幸せを呼び寄せることができるのです。

 ここで大切なことは、バランスを重視するということです。愛情、親切、自己実現、収入といった要素をすべて満点にする必要はありません。事実、オール満点を目指そうとすると際限がなくなり、精神的に疲弊してしまう結果を招きます。

 仮に所得が900万円なくても、幸せへと導く要因はほかにいくらでもあります。それらをバランスよく満たすことで十分幸せになれるのです。

 愛情や親切、感謝、夢の実現、安全、人とのつながりなどを織り交ぜ、自分にとってのベストミックスを探り、無理のないかたちで「自分にとっての幸せ」を求めていくことが理想の方法といっていいでしょう。満ち足りていると思えば、人は年収300万円でも500万円でも幸せを実感できるものです。

 『「幸せ」について知っておきたい5つのこと』中で、ロバート・ビスワス=ディーナー博士が、「40代~50代にかけて幸福度が著しく低下する」という研究結果を紹介しています。読者の中で、今まさにこの年代に当てはまる人にとっては、納得できる話なのではないでしょうか。

 幸福度低下の最たる理由は何かというと、それは自分に課された責任に対するプレッシャーの大きさです。

 この年代は、会社でも責任のある仕事を任され、家庭においても子育てや住宅ローンなどの重い責任を抱え込むことが多くなります。これらが足かせとなって、幸福度を低下させるのです。

 残念ながら、生きていく以上、年を重ねることで生じるこうした責任を回避するのは難しいことです。

 この段階で私たちができるのは、とにかく「考える」ことだと思います。もっと簡単な方法があればいいのですが、それ以外の解決法はなかなか見つからないのが現実社会の厳しさといったところでしょうか。

 私自身、40代に入ると様々なプレッシャーにさらされるようになったという記憶があります。そして、その時に何をしたのかというと、やはり考えて考え抜くことでした。これを繰り返すことによって、度重なる苦労を乗り切ることができたのです。魔法のような近道はありませんでした。

 振り返ってみると、その際に精神の支えになったのは、個人的成功や自己実現などの達成感が幸福感につながる「やってみよう」因子や、感謝や親切に触れることで幸せを感じる「ありがとう」因子など、「4つの因子」 だったように思います。

 40代~50代になると多くの人が経験する苦労ですが、これも大きな視点から見ると、決してマイナスではないと捉えることもできます。

 以前に私が行った調査では、「苦難を経験した人のほうが、共感や感動の力が強い傾向がある」という結果が出ています。

 共感や感動する力が備われば、他人の気持ちを想像することも容易になります。それによって、必然的に人とのつながりが強まっていきます。共感や感動といった非常に人間的な感情を抱くことが、回りまわって主観的な幸福感にも結びついていくのです。ですから、長い目で見れば、40代~50代における苦労も決して無駄なことではありません。

 一般的には、年をとるにつれて融通が利かず頑固になってしまったり、体力が落ちて体の自由が狭まるといったマイナスなイメージが先行しがちです。

 ところが、年代に関する研究の結果によると、つらい40代と50代を乗り越えると、その先は幸福を感じやすい人生を迎えることができるといいます。その理由は、高齢になるにつれて受容性が高まるからです。

 年をとれば、健康問題に直面し、自分の死と向き合うことも多くなります。これは幸せにとってはマイナスですが、その一方で、それまでの人生でいくつもの困難を乗り越えてきた豊かな経験があるので、そうした苦難も再び乗り越えられると考えることができるのです。

 どんな逆境でも受け入れられるという精神的な強さは、人を確実に幸せにします。

 さらにいうと、年をとるにつれて記憶力が低下するため、それがそれが幸福度にプラスに働くことも考えられます。つまり、物事を忘れがちになるので、細かいことをいつまでも覚えていてイライラすることも少なくなるというわけです。

 こんなふうに、限りある人生に対して上手に着地していくことができれば、高齢になっても幸せ度を上げていくことができるはずです。年をとればとるほど幸福度が高まるということを知れば、若いうちから楽観的な気持ちになれるのではないでしょうか。

 「年をとるまで待てない」

 「今すぐに幸せな気分になりたい」

 こんな人にお伝えしたいのは、何らかの行動を即座に起こすことです。

 人は活動的になると、必ず満たされた気持ちになります。活動にも色々なものがありますが、特に効果的なのが、体を動かすことです。

 平日の仕事に疲れ果て、週末は家でゴロゴロとしたいと思う人もいるかもしれませんが、外に出る機会があれば、ぜひそれを逃さないようにするべきです。

 体を動かすといっても、ハードな運動をする必要はありません。要は主体的なアクションを起こすことが大切なので、博物館に行くといった行動でもいいのです。

 能動的に動き出すと、必ず誰かとの出会いが生まれます。その出会いが新たなつながりや発見となり、自分にとってポジティブに働くのです。

 こうした効果に恵まれるチャンスが広がるので、家の中にこもるのではなく、できるだけ外出して行動を起こしてください。

 もちろん、運動することもいいことです。ジョギングやウォーキングは相変わらず人気がありますが、単に庭でゴルフのスウィングの練習をするだけでも、十分に気分が晴れてきます。

 行動によって何らかの成果が得られると、人は幸せを感じます。私たちは以前の自分よりも成長したことを実感すると幸せになるものなのです。これは、「4つの因子」の中の「やってみよう」因子に当てはまることです。

 子どものころ、逆上がりができるようになった瞬間、大喜びしたことをいまだに覚えている人も多いのではないでしょうか。こうした感受性は成長しても消耗することなく、どんなに年をとってもしっかりと残っています。

 何かを始めることについて面倒だとは思わずに、少しでも興味を持ったことは童心に立ち返って挑戦してみることです。

幸せになるのは一見難しいことのように見えますが、幸せとは何なのかを知り、それを実感するために行動を起こすことで、思いのほか容易に幸せになることができるのです。

 日常生活の中での小さな行動の積み重ねを怠らず、これまでの意識を少し変えてみることによって、幸せをもっと身近なものにしてみてください。どんな状況にあっても、人は必ず幸せになれるのです。
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世界初の空飛ぶクルマがいよいよ2017年に発売

2015年03月29日 10時07分29秒 | お役立ち情報
夢は現実にしてなんぼ

以前にご紹介した「 トランスフォームする空飛ぶクルマAeroMobile 3.0」の市販車(機?)が2017年までに発売を目指すと「サウス・バイ・サウスウエスト2015」にてAeroMobil社のユライ・ヴァツリークCEOが語りました。

たくさんの夢がつまったこの空陸両用車はなんといっても翼をトランスフォームするだけで、芝のような未整備地帯でも200mあれば飛べてしまい、そしてレギュラーガソリンで700kmも飛べるところです。また、クルマの状態で875km走行できることから、飛んでるときの燃費がすごく良いということがわかります。

プロトタイプのテスト飛行の際には飛ぶ為に必要な機器やパラシュートといった安全面に対応した装置が搭載されておりましたが、発売となるとまだまだ問題は多いようです。
http://news.livedoor.com/article/detail/9941699/
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僕が2人の億万長者から盗んだ、成功にゼッタイ欠かせない「20の習慣」

2015年03月29日 10時06分38秒 | お役立ち情報
今回紹介するのは、プロのマッチ・メーカー、作家、PRスペシャリストと多岐にわたって活躍するPaul C. Brunson氏が書いた、Huffington Postで話題の記事。彼に許可を得て、特別に紹介する。

2人の億万長者、教育界の革命家Enver Yucel氏と、テレビのホストとしても有名な起業家Oprah Winfrey氏と、一緒に仕事をした経験からまとめた「成功するための20の習慣」。

Enver Yucel氏Bahcesehir Universityを設立するなど、教育界で影響力を持つトルコ出身の起業家 Oprah Winfrey氏インタビュー番組「Oprah Winfrey show」のホストとして有名なTVネットワーク経営者、女優、慈善事業家として多方面で活躍

実際にビジネスやプライベートの時間を共にして、肌で感じ取った2人の「クセ」の数々は、説得力抜群だ。どれもシンプルだけれど、ハッとさせられるものばかり。ここからは彼のコラムを紹介する。

Oprah Winfreyさん

僕は大学、大学院、さらに博士課程と、10年以上にわたって「教育」を受けてきて、それが今日の僕をカタチ作っていると言っても過言ではない。けれど、人生で最も優れた「教育」を受けたと感じたのは、EnverとOprahという2人の素晴らしい人物と一緒に仕事をしたことだ。

2人とも名だたる成功者で億万長者という他には、職業も、家族構成も、宗教も、言葉も違って、全く共通項がないように見える。しかし、出版された自伝を読み、実際に付き合いを深めるうちに、2人には多くの共通する習慣があることがわかった。これは僕が彼ら偉大な成功者と、述べ6年間一緒に仕事をした経験から学んだ、「成功するための習慣」だ。
http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e5%83%95%e3%81%8c2%e4%ba%ba%e3%81%ae%e5%84%84%e4%b8%87%e9%95%b7%e8%80%85%e3%81%8b%e3%82%89%e7%9b%97%e3%82%93%e3%81%a0%e3%80%81%e6%88%90%e5%8a%9f%e3%81%ab%e3%82%bc%e3%83%83%e3%82%bf%e3%82%a4%e6%ac%a0%e3%81%8b%e3%81%9b%e3%81%aa%e3%81%84%e3%80%8c20%e3%81%ae%e7%bf%92%e6%85%a3%e3%80%8d/ar-AAa98kQ#page=2
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