高山植物の最盛期はとっくに過ぎていたのであまり撮影できなかったが目についたものを載せました。
歩き始めて30分最初に見つけたのはギンリョウソウ(別名ユウレイダケ)、樹木の下のくらい草の中に混じっていました。見つけたときは白が鮮やかで綺麗だな、と思って撮ったが家に帰りパソコンで確認してガッカリ。
かなり痛んでいます。暗い所に白さが目立ち汚れを見落としていた。
つぎのカニコウモリは山小屋までの道に多く咲いていました。
山小屋周辺ではサラシナショウマ(白い花)とヤチトリカブト(紫の花)が沢山咲いていました。
上の黄色い花はハンゴンソウ。
草丈の高い花はこのあたりまで。西穂山荘のあたりが森林限界でここから上はハイマツと高山植物の領域です。
ハクサンフウロがわずかに残っていました。
ミヤマアキノキリンソウは、もう少し上まで登ったところにも咲いていました。
ヤマハハコも花が開くとかわいらしい。平地のハハコグサより大きい。
次の小さくて見落としてしまいそうなこの花はミヤマホツツジ。
花びらは咲くとくるりと筒状になり筒状になった大きさは直径5㎜程です。
次はチシマギキョウ。よく似た花にイワギキョウがありますがチシマギキョウは花びらに細かい毛が生えていることと葉がイワギキョウよりも大きい。
最後にトウヤクリンドウ。西穂高独標付近にはトウヤクリンドウがたくさんありました。
高山植物の最盛期を過ぎているので今回は花も少なかったが、これらの花が疲れを吹き飛ばしてくれました。