ひなたぼっこ爺の写真館

 (感動の記録)

ヤマガラの巣立ち

2015年04月30日 | 野鳥

 我が家の軒先にかけて置いた巣箱にヤマガラが巣作り。

3月上旬から巣の材料を運び始め3/17頃卵を抱き始め4月12日頃孵化したと見られる。

これらはヤマガラの行動から推測したもので必ずしも正確ではない。

そして4/26日、もうそろそろ巣立つ頃ではないだろうかと10時30分親鳥の留守に巣箱を覗いたら! 6羽の雛が確認できた。いつ巣立ってもおかしくない状態だ。

午後からは外出を控え巣箱を見守ることとした。親鳥はせっせと餌運び。 餌を与えた後はしばらく様子を見ていくこともある。そして雛が糞をすると咥えて外に運び出す。   糞は巣の近くには落とさず遠くまで持って行く。これも外敵に気付かれない配慮だろうか?

夕方まで観察していたが巣立つ気配がなかったので観察を止め夕飯を取りはじめた。何気なく巣箱を見ると雛が飛び出そうとしているではないか。慌ててカメラを用意したが間に合わず一羽が飛び去った。しまった!!

続いて二羽目が、と見ていたら見えていた雛は巣箱に引っ込んでしまった。

そのまましばらく待っていても巣立つ様子もなく辺りが暗くなってきたのでこの日はこれで終了。

よく27日は早朝から待機。

 昼を過ぎても巣立つ気配なし。 16時頃から雛が顔を出すようになる。 親鳥は外敵が巣箱の周りにいないか非常に警戒しているように見えた。  

    ここまで来ると巣立ちは近いが出そうでなかなか出ない。出たり入ったりを繰り返している内突然と飛び立った。

アッ・・・! (>_<) 又してもシャッターが遅れた。1羽2羽3羽と続けて飛び出していった。ガッカリしていたら4羽目が出てきて止まり木に数秒止まった。

ラッキー!撮れた写真が下の雛。 もうこれでお終いか? しばらく待機したが巣箱から出てくる様子もなく親鳥も来ない。

日没も近い(太陽は既に山の端に隠れている)。外に出て様子を見ても雛も親鳥もいない。

間違いなく全部巣立ったのだろうとカメラのメモリーデータをパソコンに落とし始め外を見ると巣箱の止まり木に雛が一羽。(@_@)

 

 この子が殿(しんがり)君か。出てきたのは良いが親がいなくて動けず。じっとしているので撮るには好都合であるが周りは暗い。時々目をつむり居眠り状態、このまま明日まで待つのかと様子を見ていたら親時が子どをを引き連れ迎えに来た。殿君は喜び勇んで飛んでいった。(終わり)

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