昨日訪れた時に展示しているログハウスと事務所の回りにスズメバチが翔び回っていたからで、これでは見学者のお客様が刺されてしまうかも知れないと思ったからです。
いや、見学者ばかりではありません。
もくもく村のスタッフや動物たちにも被害が及ぶ可能性がありました。
スズメバチの巣があったのは、奥のログハウスの軒下で
合掌屋根の合わさったところです。(黄色い円で示します)
そこには作りかけのスズメバチの巣がありましたが、そこは先日一度駆除して巣を撤去した後の場所で、生き残っていたハチたちによって巣が再構築されつつあったのです。
数日前に撤去されていた巣
ハチのタマゴや生きている幼虫が詰まった巣
おそらく最初の駆除が完璧ではなく、巣の一部が残っていてそこにハチたちがまた舞い戻って来たのでしょう。
タマゴもあるところを見れば、女王蜂は最初の駆除の時に間違いなく生き残っていたのです。
私は昆虫のことには詳しい方のつもりですが、スズメバチの駆除は初めてでしたので、完全武装かつジェットタイプの殺虫剤スプレーによる離れた場所からの攻撃を選びました。
最初のジェットを噴射した瞬間です。
ここが一番のクライマックスでした。
下記は立ちあっていただいたスタッフの証言です。
■『数十匹のスズメバチが巣から飛び出しました。』
しかし襲ってくるハチは一匹もいませんでした。
ハチの駆除のポイントは、ハチ達が警戒態勢に入る前の電光石火のアタックです。
結果的に襲いかかって来るハチは一匹もいなかったのですが、慎重にこしたことはないと思っています。
もちろん一度駆除をしてあったためにハチの数が少なかったことも幸いしていました。
最初に駆除した人の勇気があってこその私の成功だったと思います。
ただ、人間の都合で罪もないハチ達を殺してしまったことは申し訳ありませんので、専務様とご一緒に掌を合わせてハチ達の冥福を祈りました。
心やさしき麗しの専務様です。
ひと仕事終えていただいた社長様、専務様とのパワーランチ