サツマイモの収獲作業としては、10月14日の続きです。
この畝の安納芋は、蔓ボケが殆どなかったので、安納芋らしい丸っこい形の芋が沢山収穫出来ました。
ここはコガネムシの幼虫の食害対策のための大豆を片側にしか植えてなかったので、コガネムシの幼虫の食痕がある芋はかなりありました。
食痕は比較的新しく、小さいものでしたので掘っている間に幼虫が見つかるかと思ったのですが、今日の作業では最後まで一匹も見つかりませんでした。
コガネムシの幼虫の食害があれば、当然その近くに幼虫がいるはずですので、不思議に思っていたのですが、その謎は直ぐに解けました。
芋に添うようにはっきりと分かるトンネルがあったからです。
穴の数から推察するにトンネルは芋を囲むように何本も走っていました。又、コガネムシの幼虫による食害(食痕)は、あるところから全く見られなくなくなりました。
トンネルと食痕の関係は大いにありました。
それは、地中にいるコガネムシの幼虫などを食べる生き物がトンネルを掘っているからです。
そして、土の中にこれだけ大きな(3~4センチ)穴のトンネルを掘るのは、モグラしかいません。
モグラが守ってくれたサツマイモの畝は、畝の途中から末端まで約4メートルありました。この間のサツマイモに食痕は1つも見られませんでした。
今日の収穫で幅約5メートルが新たに跡地(収穫後の空き地のことです)となりました。そしてその隣の畝のサツマイモを片付ければ、合わせて約10メートルもの跡地となり、そこに大根とそら豆を植え付けることが出来ます。
安納芋は、今日の持ち帰り分で約20キロありました。
形の良いものが多く、食害も受けていないので出荷も可能なものです。
多少なりとも食害があったり、形の悪いものは畑の横を通る人たちに持ち帰ってもらうために畑に残しましたが、雨で泥を流すためでもあります。
水をかけて泥をざっと流したものはトレイに並べておきましたが、翌日には空になるでしょう。