実は昨日4キロくらい収穫しましたので、ここからのスタートになりました。
残っている株の背丈を私の股下で比較してみました。
最初の写真は、残っている列の早く植えた方です。
私の服を着た時の股下は約70センチです。
最後列から2番目の列の背丈です。
最後の列です。
この最後の列の足元の株の莢付きです。
最後に植え付けたものは背丈が今シーズンで一番低く、高さ★40センチくらいしかありませんが、
それより背丈の高い株と比較して莢付きは見た感じ悪くありませんので、下記の利点があると言えます。
1)遅まきは最初に植え付けて収穫が終ったものが種になっている頃でも収穫が出来る。
2)遅まきは株の背丈も低く、根元から出ている枝の本数も少なくなるので、収穫残渣の片付けが楽になる。
(根元から出ている枝の本数は、追ってデータを報告します)
3)株があまり大きくならないので、収穫直前に発生する肥料切れ(青枯れ)が起きにくい。
今日の収穫です。
出荷や地方発送用です。
自家用の莢が左です。
収穫残渣は、風で飛びにくいです。
最初に収獲した方の残渣は、葉が落ちています。
収量は多かったのですが、病気らしき株も2割くらいありました。
莢に多数の黒斑が出るものは収穫しません。
しかし、葉も莢も青々としているものでも味の悪いものがありますので、油断は出来ません。
最終的には莢の中の豆が正常品より小さくて、莢を触っても豆の手ごたえがあまりないものは収穫しません。
今日は予冷、及び保冷前に風乾をしてみました。
これは莢表面の水分を飛ばすためですが、莢表面の温度を急速に冷やすことで、品質劣化も防止します。
風乾後は予冷、及び保冷に入ります。
約11キロの莢に対して、保冷剤用に凍らせた2リットルペットの飲料を2本、新聞紙を巻いて
保冷箱に収納します。
新聞紙に巻く理由は、莢が呼吸で発する水分を新聞紙が吸収してくれるからです。
表面が湿ったそら豆を段ボールに収納すると段ボールが水分でへたりますので、その防止のためです。
測定カ所により温度はバラツキますが、概ね2時間くらいでどこを測定してもクール便の保管温度と同じ
10℃以内になるなら、予冷は成功です。