晩生大豆の小糸在来は、サツマイモをコガネムシの幼虫による食害から守る目的で畝間に植えていましたが、
当然ながら小糸在来の利用はそればかりでなく、サツマイモを収穫する前の枝豆として、又、サツマイモの
収穫後は豆としての収穫が可能です。
今年のサツマイモの畝間に植えた小糸在来は、一部を枝豆として収穫して使うことは出来ましたが、
サツマイモの蔓が例年より広がって小糸在来を覆い隠すくらいになってしまったため十分には利用出来ず、
又、残ったものもサツマイモの収穫後に枯れたサツマイモの収穫残渣の中から取り出して拾うという
かつてないほどに雑な扱いになってしまいました。
まだ豆は莢に残っていますので乾かしてから回収することは出来ますが、サツマイモの蔓が覆いかぶさった株は
日照不足になりますので、昨年のように食材の豆として利用出来るほど収穫することは無理でしょう。
大豆の枝が枯れて乾くと莢から豆がはじけますので、大きな網袋に入れておくと後の扱いが楽になります。