インカのめざめの「自家種」とは、昨年の春作で出来た(5月に収獲)イモを秋作の種にして9月に植え、
それを12月に収獲して残しておいたものを種にしたもののことです。
北海道産を種にしたものの殆どを畑に直接植え付けているのに対し、識別のために自家種は全てポットに
植えて、芽が出てから畑に植え付けることにしました。
下の写真は、種にする秋作のインカのめざめの全てです。
少し離れた場所にある段ボールに入っているのは、後から見つかった北海道産の植え付けた残りです。
北海道産はMサイズなので、全て2つ切りにしてあります。
自家種の少し大きいもので、1個で40グラムを超えるものは2つに切ります。
これらは1個まるのまま、もしくは1片で植え付けます。
インカのめざめは収穫後の休眠期間が1カ月しかないので、昨年の12月に収獲して常温に置かれたままの
状態であれば当然芽が出ています。
これは自家種の小粒のもので、植え付ける時に2粒以上播くものです。
こちらはより小さい粒のもので、種が足りなくなった時にだけ使います。
種イモを植えるポリポットは12センチの物を使い、最初に入れる半分の土には化成肥料を入れます。
ここで化成肥料を使うのは、鶏糞などを使った時に発生するタネバエによる被害を防ぐためです。
残っているのはこれだけで、これも後日ポットに植えます。
植え終わったポリポットは、トンネルで保温します。
まだ植えていない種も一緒に保温することにしましたz。
インカのめざめの植え付け場所は、昨日準備が完了して植え付けを始めたばかりですが、北海道産の種の
植え付けが殆ど終わっても準備した12列の内の5列と半分くらいが残っていますので、計算上は
残る330カ所分の植え付けが必要なのですが、今日植付けた分のポリポットでも120なので、
とても足りそうにありません。
種の数が足りなくなった原因のひとつはLMサイズのものを半分に切ってしまったからだと思います。
インカのめざめの種芋の切り方は、以前からMサイズを3つ切り、Mサイズなら2つ切りとしていたのに、
Mより少し大きいLMを3つに切ることが出来なかったからなのです(^_^;)