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知k的好奇心 「頭を元気に

2010-04-10 | ポジティブ心理学
知的好奇心を失ったら、もうそれは人としての存在価値もなくなることに等しいと言ってもよいかもしれません。
67歳の自分にとっても、事は深刻です。
この年になると、さすがに、全般的に知的好奇心はかなり減退してしまいます。
まずは、好奇心を持つ領域が狭まります。年寄りの3大話、年金、健康、勲章になりがちです。なお、自分には今のところ、勲章はまったく話題にすることはありません。むしろ、自分の心の動きのほうへの好奇心が強烈です。これがなくなったら、心理学者、廃業です。1銭の得にもならないブログ「認知的体験」を一生懸命に更新しているのも、そのためです。
さらに、その狭まった領域でも、さらに深く好奇心を発揮して深堀する程度もしれたものになります。あるところまでくると、もーいいや、となりがちです。
さみしい話になってしまいました。でも、これが私の場合の冷厳なる事実です。
若さ、それも心(頭)の若さを保つためには、知的好奇心を失わないこと、とは言われてはいるものの、年に勝てません。

知的好奇心

2010-04-10 | 心の体験的日記
高齢化ととも知的好奇心もどんどん衰えてくる
情報の取り入れ機能が落ちてくるのだからどうしようもない
・感覚器の劣化
  耳がかなり遠くなった  目が白内障症 副鼻腔炎
  味音痴(まずいほうは大丈夫)
・短期記憶の容量低下
  実感では3チャンクくらい
・作動記憶のスピート低下
  とりわけ、長期記憶から知識を引き出す速度が遅くなる
  さらに、引き出す知識が限定されている

というわけで、新情報は、どうせ取り込めないからとあきらめてしまう。
ますます、新知識が増えない

「ヒューマンエラーとわかりやすさの研究」

2010-04-10 | わかりやすい表現
「ヒューマンエラーとわかりやすさの研究」(海保博之)

心理学の研究を40年近くやってきました。
はじめの20年間は、実験室で、記憶の研究やパターン認識の研究をしてきました。
そこでの蓄積を踏まえて、
後半の20年間は、現場でヒューマンエラーとわかりやすい表現の研究をしてきました。
いずれも、人の頭の働き(認知過程)がどうなっているのかへの興味・関心からです。
「ヒューマン・エラー」
・なぜ、人は、エラーをするのか
・どんなエラーのタイプがあるのか
・どうすれば、エラーを減らせるのか
「わかりやすさ」
・なぜ、わかりにくい情報が作り出されてしまうのか
・どんなわかりやすさのタイプがあるのか
・どうすれば、わかりやすい情報設計ができるのか
*海保のブログ(認知的体験;http://blog.goo.ne.jp/hkaiho)