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壊れた!

2011-08-06 | 心の体験的日記
台所でつかっているはさみの持ち手がとれた
こんな壊れ方ってあり というような壊れ方
なんだか懐かしい
それだけ毎日使ったということ
ごくろうさまでした

ポジティブマインド作り「説明のスタイルを変える」

2011-08-06 | ポジティブ心理学
ポジティブマインド作り「説明のスタイルを変える」

同じような状況に置かれても無気力状態になる人もいれば,そうならない人もいる。無気力状態になった人の中にも,すぐに元の状態に戻る人もいれば,ずっと回復しない人もいる。これはなぜであろうか。

事例①“友だちがあなたを傷つけるようなことを言う”という状況について,自分はどう考えるかを想像してみよう。次の2つの選択肢の中から選んでいただきたい。
A 友だちはいつも他人を傷つけることを平気で言う。
B 友だちは虫の居所が悪くて,たまたま私に当たったのだ。

選択肢Aのように,起こってしまった悪い出来事を“いつも”とか“決して”という言葉で考え,いつまでも続くと思っている人は永続的な説明スタイルの人である。一方,選択肢Bのように“時々”とか“たまたま”という言葉で考え,状況を限定し,悪いことは一過性の状態であると思っている人は,一時的な説明スタイルの人と言える。すぐにあきらめて無気力になりやすい人は,自分に起こった不幸は長く続くもので,いつまでも自分の人生に影響を与えるだろうと考えている。逆に無気力にならない人々は,不幸の原因は一時的なもので,長くは続かないと信じている。

事例②“ある人をデートに誘ったが断られてしまう”という状況を想像してみよう。あなたは次の2つのどちらの説明スタイルをとるだろうか。
A 私には身体的な魅力がないので,断られたのであろう。
B 私には魅力を感じるものが全くないので,誰を誘っても断られるだろう。

普遍性とは,特定の理由によるものか,それとも全般的な理由によるものか,ということである。選択肢Bのように,自分の失敗に普遍的な説明をつける人は,ある1つの分野で挫折するとすべてをあきらめてしまい,無気力の一般化をもたらす。かたや選択肢Aのように,特定の説明をする人は,人生のその分野では無気力になるかもしれないが,他の分野ではしっかりと歩み続ける。(外山美樹ら「ポジティブマインド」新曜社)
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考えてみよう(楽観主義 無気力 説明のスタイルーー永続化、普遍化)
●2つの事例のそれぞれで、あなたなら、どちらを選びますか
●事例①でA,事例②でBを選んだ人は、永続化、普遍化という点から、同じような説明スタイルをしている例をあげてみてください。
例 事例① いつも最後のつめが甘くて失敗する
事例①(永続化)
事例②(普遍化)