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カウンセリング・マインドを生活と仕事に活かす

2012-02-08 | 健康・スポーツ心理学

 

 

カウンセリング・マインドを生活と仕事に活かす  

    私のカウンセリング・マインド

 私は、カウンセリングをしたことも、受けたこともありません。でも、カウンセリングは、大学に入って心理学を勉強しはじめてからずっとなにかと興味を持ち、ひそかに?、いくつかの技法やその精神(カウンセリング・マインド)を自分の心の管理と仕事と対人関係を良好に保つために活用してきました。おかげで、なんとか「ここまでこれた」とさえ思うこともあります。

 余談になりますが、その嚆矢はフロイトです。

当時の学生、自分も含めてほとんどが、授業そっちのけで好きなことをやっていました。自分は、勉強では、フロイトの精神分析でした。夢中で、全集をむさぼり読みました。4年間、どの先生からも、フロイトの「フ」の字もでなかった記憶があります。でも、自分には強烈なインパクトがありました。

 さて、そのカウンセリング・マインドって「自分にとって」どんなものだったのかを、あらためて、この1文を書くために考えてみました。内省力、共感力、そして、会話力の3つが出てきました。それぞれについて、やや懐古談風になりますが、自分の体験も踏まえながら書いてみたいと思います。

 

●内省力

 心が乱れているその時や心が活発に活動しているときは、あまり内省することはありませんが、心穏やかなときの振り返り内省、あるいは今現在の内省、さらに少し先の内省をすることを習慣づけてきました。

落ち込んだときは、内省もしんどい作業になりますが、それでも習慣になってくれば、冷静さを取り戻せるきっかけにもなりますし、それが自分の心の深読みへと誘ってくれたように思います。

さらに、なによりの賜物は、それが心理学の授業の貴重な素材になったことです。もちろん、かなり脚色して話すことにはなりますが。

 

●共感力

 共感というほど大げさではなく、ただ、目の前の人の心に思いをはせることができるようになれました。これによって、相手の心を自分の心のごとく見つめることができるようになりました。ただ、これができるようになったのは、かなり年をとってから、50歳代になってからのような気がします。

大学での若者相手の教育という仕事ですから、若いころは、つい教え導くことのほうを優先してしまい、自分目線の厳しい言動をしてしまいました。それはそれで教育的にはあり、だとは今でも思っていますが、およそカウンセリング・マインドとはほど遠いものになります。

 それが次第に、相手目線に立てると同時に、相手の言動、気持ちを受け入れることもできるようになりました。それには、まったく個人的な体験ですが、妻が精神を病むようになったことが契機になりました。どう考えても理不尽な言動と付き合ううちに、やはりあるところまでは、それをそのまま受け入れることが必須であることに気づかされました。

 自分(I)で自分(me)を知る仕方を相手の知るのに投影して理解するのがいわば研究者的な理解の仕方であるのに対して、相手がどう自分を理解しているかをいったん自分の理解の枠組として取り込んでそれを使って相手を理解する共感的な理解ができるようになったのです。

   

 

●会話力

 会話力には、ざっくり分けると、事実ベースのやりとりと気持ちのやりとりとがあります。前者をレポート(report)トーク、後者をラポール(rapport)トークと区別することがあります。

 研究者にとっては、レポート・トークのほうが大事になります。そこでは、伝える内容の信頼性と充足性、さらにわかりやすさに配慮することになります。しかし、研究者が教員になると、とたんに、学生相手のトークが求められます。そうなると、レポート・トークだけでは十分ではありません。学生との親密で情緒的な関係づくりには、ラポール・トークのほうにも留意する必要があります。

 これも若い頃の話になってしまいますが、学生との年齢がそれほど離れていないときには、ラポールがほとんど無意識のうちにとれていたように思います。しかし、自分の子どもが成長してだんだん心理的に離乳をしはじめる40代になると、自分の子どもも含めて若者の心がわからなくなってきます。したがって、次第に心理的にも疎遠な関係になってきます。

 そんなとき、カウンセリングにおける人間関係づくりに重要とされるラポール・トーク、さらには、傾聴の考え方や技法は、非常に助かりました。

 レポート・トークでは、教員と学生の間では、どうしても教員側からの情報の一方的な垂れ流しになります。学生は消化不良を起こします。それが双方の学びの緊張感を高めることも、若い頃には確実にありました。しかし、だんだん年齢が離れるにつれて、それが権威主義的な関係になってきてしまいます。そんなときに、ラポール・トークや傾聴の技術は、新たな学生との関係づくりに大変役立ちました。

 

 




見つかりました!!

2012-02-08 | 心の体験的日記

本、見つかりました

念のため、ふたば屋にいってみた>ない

落し物センターを教えてくれた>あった

どこにありました?>トイレに

そうだ、トイレに入り、忘れるといけないので目の前に置いた

でも忘れたのだ。

不思議なのは、こういうとき、メモリートレースをする

ところが、今回、本を買った>車で帰宅 しかトレースしなかった

いや、できなかったのだ

実際は、

本>スポーツ用品店>トイレ>帰宅 だったのだ

真ん中2つがすっぽりと抜けてしまったのだ

もしかして、認知症の前駆症状?

まさかねー


大学の心理学コースに集まる学生は?

2012-02-08 | 教育

 

大学の心理学コースに集まる学生は?
 
●心への素朴な疑問は、悩んだ経験の豊富な人ほど強い
 例 ネガティブな気持ちのときほど、深く自己を分析する
●しかし、悩むことと心の不適応とはかなりの距離がある
●むしろ、悩みのコントロールの上手な人が集まっているかも
 

ノルウエーの森

2012-02-08 | 心の体験的日記

 

年寄りの読む本ではない

しかし、上下、じっくり読んでしまった

昔読んだ

全然おもしろくなかった記憶があった

でも、今回は、結構、楽しく読めた

それにしても、村上小説は不思議

単なるセックス小説のようでもあるし

若者のメンタリティを深く抉り出す小説のようでもあるし

不思議な仮想世界への招待小説のようでもあるし

でも、もう読まないかも

でも、また新趣向のがでたら、読んでしまうかも

 

さー、これで、読みたくて読みたくてがまんしていた

「見残しの塔」久木綾子1918年生まれ

2008年刊行の本が読める 笑い


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愛読感謝です

最近、400台がおおくなってきた

昨年より100くらい増えた

でも、年間20万はまだ無理

orianのてんざるそばです


振り込め詐欺対策

2012-02-08 | 安全、安心、

振り込め詐欺対策のいくつか
さて、こうした振り込め詐欺に引っかからないための対策を考えてみることにする。
やっかいな事には、思い込みには、「思いこんだら地獄まで」というところがある。ひとたび架空の物語の世界に入ってしまうと、そこから自力で脱出するのは極めて難しい。周囲の人々の助けが必要である。
 となると、詐欺に引っかからないためには、思い込みの世界への誘導される前に、そのおかしさに気がつくこと(水際対策)、最後のお金を出すところでの工夫(出口対策)しかない。
1)水際対策
①犯罪に関する知識を豊富にしておく
 マスコミが流すニュースは犯罪情報が実に多い。これを自分には関係ないよそ事として見る人もまた実に多い。安全性バイアスと呼ばれている現象の一つである。いろいろの危険情報を得ても、人は自分だけは安全という奇妙な状況認識を強く持つ。とことんまでいかないと危険との認識をしない。
それはさておくとしても、やはり犯罪に強くなるには、どんな犯罪がどのような手口でおこなわているかについて、できるだけ情報を収集し、知識としてもつに越したことない。なんといっても「知は力なり」である。その際、できるだけ自分に引きつけてそうした情報を収集するように心がけておくと、いざという時に役立つ。
②大所高所から状況を眺めるようにする
 思い込みの世界に入ってしまうのは、局所的な手がかりだけに強く依存してしまうからである。普段から、全体や一段高いところから状況を眺めるようにしておくと良い。
たとえば、一つの仕事をするにも、その仕事は全体のどの部分なのか、それは仕事全体にとってどんな意味があるのかなどを考えるよう習慣づけておくことである。
③多角的に見る
 一つだけの限定された見方をしてしまうことから、思い込みがはじまる。もっと別の見方はないかと自問自答してみるようにすると良い。懐疑精神、批判精神を持つことと言ってもよい。
④即断即決をしない
 とりわけ、感情が高ぶってしまっているような時には、それが治まるまで大事な決断はしないようにする。可能ならその事態から一時的に離脱する。トイレに行ってみる、人と相談してみるなどが有効である。
③考えていることを周囲の人が聞いてくれる環境を作る
 思い込みは頭の中で発生する。したがって、自分から話さなければ、誰も何が起こっているかわからない。自分の思いを普段から周囲の人に話せるようなコミュニケーション環境にしておく。話すことでみずから気がつくということもある。

2)出口対策
①間合いを入れる
「即断即決をしない」と軌を一にする対策だが、いざ行動に移す際に、一度、深呼吸でもして、さらには、これで大丈夫かの点検をしてから、行動に踏み切るようにする。
②大金の支払いはフールプルーフで
 ATMの利便性が、振り込み詐欺を支えているもう一つのIT技術である。簡単に100万、200万の大金が見知らぬ人に瞬時に送れるからこその犯罪である。
金融機関もようやく送付金額の上限設定の対策を取るようになったが、個人でもそれなりの対策を考えておいたほうが良い。
そのポイントは、フールプルーフ(fool-proof)である。大金を振り込む(動かす)際には、いつもよりやりにくくしておくことである。
フールプルーフとは、うっかりミスの防止策の一つである。無意識に何かをしてしまってついうっかりとなるのを防いだり、危ないことをしてもただちには事故につながらないようにする仕掛けである。
たとえば、ガスを使うには、ガス栓を押してから回す、ポットからお湯を出すには「解除」を押してからでないと出ないようにする仕掛けである。
我が家でも、10万円以上のお金の移動は、一言、その旨を相手に言う、という取り決めにしている。



ポジティブコミュニケーション[ポジティブマインド作り

2012-02-08 | ポジティブ心理学

 

ポジティブコミュニケーションは、一人でやると浮いてしまう。しかも、過度にやると嘘っぽくなる。舞台で一人芝居をしているような感じになってしまう。ネガティブな現実の中に隠されている本質を覆い隠してしまうようなことさえ起こることもある。

 そんなことにもちょっぴり配慮しながらの実践。

最初はこわごわ、周りが変わりだすまで、自然でしかし持続的な実践、周りがあなたに同調しだしたらしめたもの。