心の風景 認知的体験

癌闘病記
認知的体験
わかりやすい表現
ヒューマンエラー、安全
ポジティブマインド
大学教育
老人心理

仕事日記をつけよう(仮);近日発売!

2012-02-10 | 心の体験的日記

書くことで外化。

読むことで内省と認知。

まったく新しい「仕事日記」のつけ方を提案。
まず、書くことで思い込みをはずし、多重課題を防ぎ、目標と自分の行動を意識化させる。
いちばん「仕事の邪魔」をする、人間関係などのネガティブ感情も、書くことで「外化」され、
「感情の知性化」をはかれる。さらに、それらを小説を読むように見直す。読み返す。
たったこれだけで、ダメパターンを脱出し→目標を達成し→幸せに仕事をすることができるのだ!

めんどくさいフォーマットはなし!
業務の記録も、感情の浮き沈みも、
仕事に影響したプライベートな出来事も、ただただ書きつけ、見直すだけ!




心理学では、研究法がとくに大事

2012-02-10 | 認知心理学

心理学では、研究法がとくに大事 

「相談」

心理学では、研究法がとくに大事と聞いたのですが、どういうことかよくわかりません。

 

「回答」(応用心理学部長 海保博之)

なぜ、心理学ではことさら研究法が問題になるのか ということですね。

まず、心理学が科学であるということをしっかりと知ってほしいところです。

ちまたに氾濫している「心理学」――これをポップ心理学と言いますーーを覗かれたと思いますが、そこには、科学の色合いが余りありませんので、こういう疑問を持たれるのも当然です。

しかし、心理学は科学なのです。


そうなると、どの科学にも、一定のしきたりに従った研究法はあります。それを学ぶ機会もありますが、心理学ほどの手間、暇をかけることはありません。それは、研究法も研究技法もほぼ確立していて、それほどあれこれと考える必要がないからです。研究する上で、考えることややることが手順化されているのです。

ところが、心理学では、そうはいかないのです。研究の入り口である研究法のところで、入り口がたくさんあるのです。どの入り口を選ぶかを知るためには、あらかじめ、その入り口が何につながっているかを知らなければなりませんね。ですから、心理学研究法を、時には、心理学を学ぶ前に学ばなければならないのです。

 

そのために、心理学部、心理学科には、かならず、心理学研究法や心理学基礎実験のような授業が用意されています。

内緒ですが、実は、この授業、ぜんぜん、面白くないのです。

実は、海保も担当してます。

海保が担当しているから面白くないのではなく、研究法だから面白くないのです。

でもでも、心の諸問題を科学的に考える習慣を付けるには、必須なのです。

「面白くない授業にこそ学問の真髄が隠されている」のです(笑い)


実践心理学講座、あと2冊

2012-02-10 | 心の体験的日記

 

2010年2月10日に

自分の編集した「わかりやすさとコミュニケーションの心理学」が刊行

確か2番目だったと思う

「運動と健康の心理学」が最近、刊行されて

全10巻中、8冊まで

あと2巻、「デザインと色彩の心理学」「マーケティングと広告の心理学」

なんとか今年中にはと思っている。


貧乏「名言の心理学

2012-02-10 | 名言の心理学

2-

「貧乏は買ってでもせよ」

「最初の教育者は空腹である」(ウェーバー)。

 

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 

貧乏はしたくない。

貧乏は、「買ってでも」するものではない。

いずれの名言も、結果論を言っているのだ。

いやおうなしに貧乏生活をせざるをえないのが普通。

そして、貧乏に負けてしまうのが大多数なのだ。

でもその中から、偉人、天才は、はいあがり成功し、こうした名言を吐くのだ。そして、時には、貧乏な人々を見下すことさえある。

だから、こんな名言もある。

「貧乏というものは、決して魅力的なものでも、教訓的なものでもない。私にとって貧乏は、金持ちや上流階級の優雅さを過大評価することしか教えてくれなかった。(チャップリン)」

だからといって、こうした名言が無意味だというわけではない。

間違いなく、貧乏の中には、たくさんの学ぶべきものがある。

とりわけ大事なのは、学ばねばだめだということを学ぶことではないかと思う。

貧困街の子どもの痛切な訴えが、「勉強して医者になりたい」あるいは「学校にいって先生になりたい」である。

貧乏が生き方の明確な目標を与え、勉強に駆り立てるのだ。