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●心と脳」心理学基本用語

2020-12-27 | 心理学辞典

●心と脳
 精神活動の源が脳活動にあることは、ガレノス(131〜201)によって早くから指摘されてはいたが、科学的な探求は1796年のJ・ガルの骨相学に始まる。以来200年にも及ぶ思索と研究にもかかわらず、脳と心の関係は謎だらけである。しかし、近年、脳内活動の非侵襲計測技術の急速な進歩によって、精神活動の脳生理学的な基盤が急速に明らかにされてきている。
 それでも、心には心独特の法則に支配される世界があるとする考えは、唯心論者の主張ほどには極端ではないが、心の研究者のみならず広く一般に抱かれている。心理学の研究者は、脳科学の知見に十分に配慮しながらも、心の不思議を独自の科学的な方法論に従って研究し、その存在価値を高めている。
 脳還元主義の対極には、なんでも心の問題に還元してしまう心理主義もあるが、これは、1歩間違えると、えせ宗教まがいの神秘主義に陥る危険性をはらんでいるし、さらに、すべてを個人の心の問題としてかたをつけて終わりとする思考停止的傾向をかもしだすこともある。その防波堤となり、人を心への健全な関心へと導くのが心理学の役割である。



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2020-12-27 | Weblog
検索トップ10
2010-12-27 | Weblog

1 ボトムアップ処理 4 PV
2 メタ認知能力 3 PV
3 心理学 クイズ 2 PV
4 指差し呼称 効果 2 PV
5 ヒューマンエラー ノルマ 事故 2 PV
6 部分報告法 スパーリング 1 PV
7 発想 メカニズム 1 PV
8 蚤も来た 1 PV
9 認知工学 1 PV
10 認知機能とは





グルメ行列

2020-12-27 | 心の体験的日記
おいしいものを求めての行列がメディアによく紹介される。
自分は行列が嫌いなので、一度もそこまで苦労しておいしいものを食べたことはない。
そもそも、育ちゆえか、まずいものには感度がするどいが、
一定以上のおいしさのものはあまり区別がつかず、どれもこれもおいしい。






勝負の3週間があえなく沈没、サー再勝負の年末年始だ!!

2020-12-27 | 心の体験的日記
何かをする3週間や1週間ではないのがつらいところ。
ただ家のなかじっとしているだけの勝負なんてねー
でもそれしかないのだからしょうがない。
とりわけ、若者にはつらいだろうと思う。



改善マインド「習慣を変えることを習慣にする」

2020-12-27 | ポジティブ心理学


改善マインド「習慣を変えることを習慣にする」

●習慣を壊すことを習慣にする
 習慣とは、いつもと同じ状況で同じことをほとんど努力感なしにすることです。
 今回の「改善マインド」は、「いつもとは違ったことをすることを習慣にすること」のすすめになります。「習慣を壊すことを習慣に」ですから、なんとももったいない話になります。ややしゃれた言葉を使うなら、メタ習慣のすすめです。
なぜこういう一見やっかいな話をするかというと、習慣はいったんできてしまうと、ついつい、現状維持、マンネリになってしまい、状況が変化して、もはやその習慣が妥当でなくとも、相変わらずそのままやり続けてしまうからです。適当なスパンで見直しが必要です。いわば、頭の政権交代のすすめです。

●習慣を変えたほうがよいと判断する時 
一つは、落ち込んだ時こそ、習慣をみつめ直す好機です。
経済が好調なときは、いけいけどんどん、です。気持ちポジティブなとき、あまり深く考えないのと同じです。ところが不況になりました。これまで何の疑問を持たずにしてきたことが、どうして?と誰しもが疑問を持たざるをえません。
心の習慣の見直しも、心が不具合な状態になったときこそできることです。
もう一つは、状況が変わった時です。
 心の習慣を点検するもう一つのチャンスは、あなたを取り巻く状況が変化したときです。 
 卒業、入学、就職、転職、結婚、定年といった定型的な状況の激変が誰にもあります。それを心の習慣を見なおす機会とするのです。
 学校で勉強するときには好ましい頭の活用の習慣も、就職したらとても使い物にならない代物になってしまうことはいくらでもあります。こんなときこそ、改善マインドの発揮です。柔軟に何でも受け入れることからまずは始めてみることです。
 
●改善マインドづくりのコツ
①変える方向をみつける
 これはかなり難しい作業になります。
 大きくは、過去と未来から現在をみる時間的な展望、歴史的な観点が必要です。これによって、状況の表層的な変化の底を流れる本質的な変化を見通すことできます。
 これがないと、改善も、ただばたばたと動き回るだけのことになってしまいます。
 さらに、自分なりの人生物語づくりですね。
 過去の自分を踏まえ、現在の自分の置かれている状況をきちんと認識して、さて将来はどうするということを一貫性のあるストリーとして意識化することです。これがあれば、その方向に心の習慣が向いているかどうかの点検が自分なりにしっかりとできることになります。そして、どう改善すればよいかも見えてきます。
②ともかく変えると新しいものが出てくる
 やや話が抽象的になってしまいました。
 うるさいことを言わずに、自分の今の心の習慣になんとなく不満があったり、これでいいのかなーという気持ちがあるなら、あれこれ「ともかく変えてみる方略」もありだと思います。小さいことでも、ちょっとした創意工夫で変えてみるのです。


・座右の書を思い切って変えてみる
・期間限定で、ネガティブ思考をあえてポジティブ思考に言い換えてみる
 この「ともかく変えてみる方略」の良いところは、心のマンネリを打破できるところです。さらに、そこから①のような改善の方向が見えてくるということも期待できます。