2月23日。日曜日。三連休の2日目。道の駅しらさわの朝。晴れているが夜のうちにうっすらと雪がつもっていた。車内の気温は-2、5℃。イワタニのカセットストーブはついたが、キャンプ用のレギュラー・ガスは着火しない。低温用のガスにかえてカップ麺の湯をわかした。
岩鞍のHPで道路状況を確認すると積雪があるとのこと。
鎌田から先にゆくとチェーンを巻かねばならない路面状況なので、安全なところで装着した。私のハイエースはスタッドレスを装備しているが、FRの二駆なので上り坂にからきしよわいのである。チェーンを巻いていると地元の方の車がとまって、片品スキー場か、と聞く。片品はスキー場までは除雪されていてノーチェーンでいけるのだとおもう。それを教えてくれるつもりなのだとかんじられた。岩鞍です、とこたえると、チェーンをまかないとあがれませんよ、とのことだった。
2025年シーズン13日目のスキー。岩鞍は8日目。チェーンをまいたので出遅れた。しかも混んでいてリフト券を買うのにも時間がかかった。
チャンピオン・コースを9時半にすべりだす。いつもよりも1時間おくれだ。
天候は大雪になってきた。チャンピオン・コースは圧雪の上に15センチほどの新雪がのっており、これに足をとられて飛ばせない。そこで更なるパウダーをねらって西山に移動することにした。
吹雪いてきた。西山第五リフトにのろうとするもまだうごいていないので白樺コースをくだる。昨日よりもさらに積雪がふえていて、リフトにのっていると板が雪面につくようになった。こんなことも近年になかったことである。
ぶなのきコースにゆくとコブは新雪にうまっていて、まだほとんど人がはいっていなかった。狙いどおりだ。
ぶなのきコースに入ってみると膝までのパウダーだ。
パウダーをたのしむが下に昨日までのコブがかくれていて、突然底づきするのでとばされたりする。
ころぶと雪がふかくてなかなか起きあがれない。
それでもパウダーの浮揚感をたのしんだ。しかしこれだけ降るとチェーンを巻いたままにしてある車の運転が不安になるし、明日もすべる予定だが、雪ならやめようかともかんがえたりした。
11時が近づいてきたのでレストランに移動しようとすると、白樺コースの下の西山第一リフトが大混雑をしていた。さすがに三連休の中日である。吹雪でもたくさんの人がきていた。
昼はラーメン・ショップのベルクでしょう油ラーメンセット1400円にした。
しょう油ラーメンは手堅い味つけだが、昨日の味噌ラーメンのほうがおいしかった。
ベルクは混雑していて、カウンター席をなんとか確保することができた。ランチ難民にならないように早い時間にきて正解だった。
ベルクをでると晴れてきた。
吹雪だとたのしくないが晴れれば天国である。
しかしまた雪がふりだしてくる。
この日もフィッシャーの試乗会をやっていたが、ためしたい板はないので参加しなかった。
昼に圧雪されて13時にオープンするチャンピオン・コースにならぶ。ここで大回りをたのしんだ。
年に何度も岩鞍にきているので、話したことはないがウエアと板を知っている方々がいる。そんな何人かの人たちは、ふだんの基礎スキーからファットスキーにはきかえていて、そういうたのしみかたもあるね、とおしえられたりした。
また吹雪いてきた。足元が見えないホワイトアウト状態である。しかもバーンはデコボコだ。
でもスキーヤー、スノーボーダーはたくさんいる。
しばらくするとまた晴れてきた。リフトと雪面がちかい。
めまぐるしい天候だ。
パウダーのすっかりなくなったぶなのきコースのコブ斜面を滑走する。
雪がやわらかいので板のとまるやさしいコブだった。
明日も降ったり晴れたりの予報なので、今日でかえることにした。雪降りのスキーはもう満腹だ。
スキー・スノボ・アプリのスノーウェイによると、リフト乗車27回、滑走30本、滑走距離41、3キロ、最高速71、3キロ、と記録されている。三連休の最終日は自宅でやすんで正解だった。年なんだからフルにスキーをするとつかれてしまう。
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