諏訪大社の四神社のおまいりがおわり、春宮から500メートルほど奥にある万治の石仏にいった。万治の石仏は自然石に仏頭をのせた仏像だった。
石仏にお願い事をするには作法があり、まず正面でお祈りをして、仏様のまわりを三周あるくのだそうだ。
石仏のとなりには田んぼがあり、刈り取った稲が天日干しにされていた。
昼時となり、食事をとりたくて上諏訪駅にゆくが食堂がない。そこで本来なら湖岸の道をゆきたいのだが、レストランをもとめて遠回りの国道20号線をゆくと、れんげらーめんがあったので、ここに入ることにした。
店の名前のついている、れんげらーめん830円にミニもつ煮丼400円をえらんだ。
れんげらーめんは背脂のういている、味の濃いこってりらーめんだ。運動したあとはこういうのがいい。
もつはちょっと豚のにおいのするタイプでごはんたっぷり。この店があってたすかった。この地域にはテンホウというチェーン店もあるが、れんげのほうが好みだ。
朝、車でやってきた道で岡谷南高校にむかうと、煉瓦造りの建物があった。横に銅像もたっている。銀行かなとおもって見にゆくと、岡谷市役所だった。この建物がのこっているのはすばらしいことだ。
諏訪湖一周を終えて車にもどってきた。自転車での走行は40キロである。サイクリングは5月のビワイチ『琵琶湖一周サイクリング』以来なのでかなり足にきてしまった。時刻は12時半で、時間があるので気になっていたサンリツ服部美術館にゆくことにする。自転車でゆくかまよったが、つかれているので車にした。美術館の入場料はHPでは1100円となっているが、JAFの割引でも1100円だった。HPの料金表を改定していないようだ。
サンリツ服部美術館には茶道具の国宝があるのだが、いつくるのかわからない地震をおそれて展示を中止していた。展示品は絵画と茶道具があり、ルオーのキリストの絵と、茶道具は見る価値があるとかんじられた。
諏訪湖や茅野には林道ツーリングで何度もきている。そのときに汲んだ水と温泉が目的で、茅野から国道152号線、県道192号線とつないで米沢にゆく。北大塩の大清水で湧水をくませてもらった。
水くみ場には、以前はなかった飲水は自己責任の看板がたっていた。
大清水のちかくにある塩壺の湯にゆく。茅野市民は300円でそうでない私は600円である。ここは露天風呂はなく、サウナはミストサウナだけただから割高にかんじられた。
明日は松本をサイクリングするのか、それとも佐久にするのかまよい、後者にすることにした。スーパーのつるやで買物をして、道の駅ヘルシーテラス佐久南にゆく。今夜はここで車中泊である。ヘルシーテラス佐久南にもたくさんの車があつまっていたが、駐車場がひろいのでスペースには余裕があった。
夜はタイの刺身と、
長野といえばジンギスカン。
ジンギスカン鍋に野菜をしいて、
ジンギスカンでビールである。サイクリングをしたあとの焼肉は最高だ。酒もすすむ。2024年シーズン25日目の車中泊。
DR650RSと共に、この石仏は岡本太郎さんが絶賛したと言うので見たくなり立ち寄りました。
私も何年も前から、万治の石仏の北にある林道をはしっていて、仏様に会いたいとおもっていました。今回やっとお会いできました。自然石に彫刻して仏頭をのせたお姿は、人をひきつける力がありますね。