●胸が高鳴る一日目
三木市内や播州、大阪、四国などの多くの屋台やだんじりが出される祭は、多くが二日間の祭りになっています。夜宮・昼宮と呼んだり、宵宮・本宮と呼んだらしています。この日を楽しみに一年を過ごし、祭を迎える日の朝は、わくわく胸が高鳴ったり、眠れなかったりして朝を迎えます。
朝六時から太鼓が鳴るというのが、管理人在住の三木市大宮八幡宮明石町の祭の音風景となっています。ですが、祭の風景も、同じ三木市内でもかなり違うものになっています。特に、一つの神社に一つの屋台が宮入りする地域では、人数などの制限などによる苦労が見られました。
今回は三木市別所町八雲神社と、同じく別所町熊野神社の朝の様子を見ました。
●八雲神社
(アクセス、祭礼日10月第1土曜とその翌日)
朝八時頃、自転車で訪れた時は花尻屋台の蔵は空いていませんでした。
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↑十時頃台車運行がスタートしていました。
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↑宮への坂を上ります。
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↑100件に満たない戸数で若い人も減っていると聞きました。その中での若い人たちの頑張り。
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↑令和改元にあわせての「御大典奉祝」
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↑八岐大蛇の龍の刺繍。下からのアングルは、屋台刺繍ではあまり見られません。
中の文化九年(1812)の鳴り太鼓は、管理人が知る限り三木市内では現役最古です。
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↑全体の風景
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↑全体の風景
●熊野神社
11時頃伺った時はご多忙の中、撮影の便宜を図ってくださったり、飲み物をいただいたりと、本当にお世話になりました。
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↑かつての下町屋台を購入したものです。
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↑見事な龍の水引幕
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↑水引幕と同系統の作者でしょうか。
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↑午前九時ころは、祭会場となる神社の草刈りをしていました。
人口減少の中の祭
人口が減る中で、担ぎ手を確保するために
大宮八幡宮や岩壺神社の祭礼日と日をずらしたり、担ぎ手のための飲み物などの準備や祭会場の準備をしていらっしゃいました。より楽しい祭りにしようと奮闘努力する姿に頭が下がります。
三木の秋祭り、楽しみにしています。