天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

フィンランドから帰国しました~

2019年01月30日 | 旅・おでかけ
今日の午前中到着便で帰国しました。
SNSが繋がってる方は随時ネタをUPしていたので大体の様子はお分かりかと思いますが…

まだ画像もPCに取り込んでいない、というかまだ荷解きもロクにしていない状態なんですが(苦笑)
もー疲れちゃって今日は片付けとか何もしたくないので、とりあえずネットやってぼんやりして心と身体を休めようかなーっと。
まあそんなこんなで、とりあえず帰国したばっかりのこのフレッシュな状態で「フィンランド行って来た…とりあえず雑感」なんぞ。

つーか、正直言うとSNSの方にはつぶやけなかった事をチラチラ…(薄笑)

先ず、今回初めてフィンランド入国してみて思ったこと。
「フィンランドって治安が凄くいい!」
よく「日本は世界一治安がいい」なーんて言いますが、それも既に一昔前の話で最近は日本もなかなか物騒な国になったもんだなぁ、というのが個人的な感触なんですが。
それに比べてフィンランドは「二昔前位の日本の治安と同等かそれ以上にいい」という印象。

特に田舎…という言い方は失礼かな、北部の「ラップランド」と呼ばれる北極圏の地域の街などは「ここは昭和の日本のすんげー田舎の離島かっ!」と言いたくなる程のどかで暢気。
ホテルにチェックインすると…この地域では結構ランク高めのホテルのハズなんですが、部屋にロクに金庫も付いてない。
すると代理店の方が「この地域はもの凄く治安がいいので金庫なんて必要ありませんよ。部屋に財布置き忘れて外出しても絶対に取られたりしません。バゲッジも鍵掛ける必要ありませんよ」とサラッと言う。
朝、ホテルの朝食を食べにレストランに行く。そもそもチェックインの際に「朝食チケット」が渡されない。聞くと「そのままノーチェックですので朝直接レストランに食べに来て下さい」と。
実際レストランに食べに行くと部屋番号のチェックも何もされずにそのままスルーで「朝食どうぞー」状態。
レストランのテーブルの上には席取り用にスマホやデジカメが置きっぱなしで放置してある。イマドキは日本でもコレやると置き引きに遭うってしょっちゅう聞くのにこの地域では全然OKだそうで。

この北部の街(サーリセリカ)で自分達昼間にスキーやったんだけど、ウエアと小物は持参していて、スキー板とブーツのセットだけレンタルしたんですわね。
スキー場のセンターハウスでスキーセットをレンタルして、自分達が履いてきた靴は何処で預かって貰えるのかな?と思ってショップの人に聞くと「そこら辺にあるベンチの下にでも置いておけば~」と言う。
えええええ~(この旅行の為にちょっとお高いスノトレ買って履いて来てますから、盗まれたらシャレにならんわっ!)と思いつつフとベンチの下を覗いてみると…アチラコチラに他の方の靴が放置してあるw
…流石に自分達も同じように、という気にはなれなかったので「ロッカーはないの?」と聞くと「全く面倒臭いヤツらだなぁ~」って顔しながら2ユーロでロッカーのカギを貸してくれた^^;

-----------------------------------------------------------------------

何となくだけど…フィンランド人って日本人とメンタリティが似てる、という印象。
ショップの店員さんも皆さんとてもにこやか。街を観光していてガイドブックを見たり街の地図を見ていたりすると「どこ行きたいの?」とか「ココは今日お休みだよー」とか声を掛けてくれる。
あるお店を探していて、テキトーな人とっ捕まえて聞いてみたんだけど、その人はそのお店を知らなかったにも関わらず我々の為に地図見てくれて一生懸命探してくれたりもした。

そして、フィンランド人はかーなーりー親日な方が多いという印象。
ショップで買い物等をしているとしょっちゅう「どこから来たの?」と聞かれるんだけど「Japan」と答えるとほとんどの人がパァーッと表情が明るくなって「Oh~♪Japa~n!」という反応。
「私も日本に行きたいのー!」とか「私の友達が今北海道にスノボしに行ってるの!」とか「日本のどこから来たの?私は東京と京都に行った事がある!」とか更に突っ込んで話してくる人も非常に多い。

-----------------------------------------------------------------------

そして、(ここからが実は一番今回ネタにしたかった事なんだけどw)

今フィンランドは大量の中国人が観光に訪れているそうで(実際に何処に行っても中国人の観光客は見掛けた)、外貨を沢山落としてくれるのでまあ有難い存在ではあるものの…気持ち的には余り受け入れられていないような?^^;
今回訪れたのはロヴァニエミという街と先程も書いたサーリセルカ、そして首都のヘルシンキと3つの街に滞在したのですが、どの街に行っても必ず現地の邦人やフィンランド人から言われた事は
「今は大量の中国人観光客が来ているので、云々」「中国人観光客がこういう事をするのでクレームが来ています。ご注意ください」という注意喚起。
そして彼らが「中国人観光客」「中国人団体」という言葉を口にする時の表情がまた…「苦虫を嚙み潰したよう」という表現は正にこの方々の表情のことだったんですね!と言いたくなるよーな(苦笑)

ロヴァニエミからサーリセルカに移動する際に車移動だったんだけど、途中のガソリンスタンド兼ダイナーみたいな場所で休憩があるという説明だった。その時に代理店の方から
「トイレを使うだけの場合は申し訳ないですがお店の人に1ユーロチップを渡してください。もしもダイナーで飲食したり併設のショップでお菓子等を購入される場合はチップは不要です。
日本人の方は何も言わなくてもコーヒー飲んだりガム買ったりして下さるから今までアナウンスして来なかったんですが、最近中国人団体が大挙して押し掛けて何も買わずトイレだけを使う、しかもトイレを汚していくケースが非常に増えて
お店の方が迷惑されているという事ですので、申し訳ありませんが注意喚起させて頂きました」と言われた。

サーリセルカのホテルの部屋にチェックインすると、テーブルの上に可愛らしいハスキー犬のぬいぐるみが置いてあった。
ぬいぐるみを手に取ると「€9.90-」の値札が。要するに「お手に取ってみて気に入ったらフロントに言って是非ご購入下さい」というアナウンスだ。
するとそのぬいぐるみを見た代理店の方が(←サウナの使い方を説明して下さる為に一緒にチェックインに着いて来てくれていた)
「あ、中国人団体が来てた時には注意しても注意してもお金払わずに盗んでいくから一時期ぬいぐるみ撤去してたんですよねー。中国人団体が帰ったからまたぬいぐるみ復活させたんですね♪」と言った。

ヘルシンキ市内の某有名ブランドショップで、「どこから来たの?」的な会話から…現地のショップ店員さんがニッコリ笑って「I love Japan! I love Japanese♪」と言った後、
ちょっと声を潜めて例の表情を作った後に「But…not Chinese」と言った。

ヘルシンキで入った、たまたま日本人が経営しているスーベニアショップで。
「今はちょっと中国人団体が減った時期だからまだいいんですけどねー。これから旧正月が来るとまた中国人団体が増えるから~(苦笑)」とお店の方が言っていて、何となく「アイツら本当になぁ~」みたいな空気になったので
「まあ、昔は日本人団体も世界中のアチコチでやらかしてたしねぇ。中国人ももーちょっと旅慣れたら何とかなってくれるんじゃないですかね?」と言ってみたんですわね。そしたらお店の方が千切れんばかりにブンブン首振って
「いやいやいやいや!アレはあーいう習慣らしいから!全然順番並ばないで平気で抜かして行くしね。アレがナショナリティってヤツですよ!!」って妙に力説されて乾いた笑いしか出なかったワ^^;

と、まあそんな感じで……中国のみなさーーーん!「世界標準マナー」というモノをもう少し学んでくださーーーい!お願いしまーーーす!!
ぶっちゃけ…中国人の皆様、フィンランド人及びフィンランドでお仕事をされている日本人からも相当な勢いで嫌われちゃってますヨ(ボソ

因みに旦那はサーリセルカでオーロラ鑑賞してた時に、たまたま隣で撮影していた外国人観光客の兄ちゃんに「どこから来たの?」と聞かれて「Japan」と答えたら、例のパーッと明るい表情になって
「おー!俺はオランダから来たんだぜー♪」と言われて肩組んできて、更にちょっと離れたところにいたアジア人グループを指さして「あの人達は?(仲間なの?)」と聞かれたから「違うよ、アレは多分韓国人」と答えたら
オランダ人兄ちゃんは(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪と頷いた後に「彼らちょっと変だよね(strange)w」と言っていたそーで。
韓国人の皆さんも…もう少し協調性があった方がいいかもしれませんよ(ボソ



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする