天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

「ヤング≒アダルト」12本目

2012年02月29日 | 映画感想
「ヤング≒アダルト」

誰もが認めるハリウッドのミューズ、シャーリーズ・セロン主演の「アイタタコメディ」
監督は「JUNO」の大好評で一躍人気監督へと躍り出たジェイソン・ライトマン。プロデューサーも兼任してます。

あらすじは
シャーリーズ・セロン演じる主人公のメイビス・ゲイリーは37歳バツイチ。職業は「自称・小説家」
でも事実はヤングアダルト(ティーンエイジャー)向けノベルズシリーズのゴーストライター。
しかもシリーズは人気落ち目で遂に連載打ち切りが決定し心は荒むばかり。相棒はペットのポメラニアンと
大量のアルコールという日々を送っていたある日、高校時代の元カレから愛らしい赤ん坊の画像と命名パーティへの
招待状メールが届く。田舎でブスと結婚してくすぶってる元カレはきっと不幸に違いない!私が救ってあげなくては!
と思い立ったメイビスは、車を駆って久し振りに故郷の田舎町に舞い戻るのだが・・・

これは好みがかなり別れるタイプの作品だと思うんだけどー、私はなかなか面白いと思った!
シャーリーズ・セロンが上手いなー。1人でやさぐれてる時と「戦闘モード」になった時のギャップが凄いんだけど
でも髪の毛ボーボーでマスカラが溶けて目の周りド真黒になってても尚隠しきれない美しさ!!
更に「戦闘モード」の時の美しさは本当に溜息モノだ!この役を誰もが納得出来るように演じ切れるのは彼女しかいないな☆

さてそんな訳で、主人公のメイビス・ゲイリーのキャラがとにかく強烈。
だけどねー、こーいう女いるよ。絶対にいる。スクリーン見ながら「あーいるよーこーいうオンナー!」って何度も言いたくなる。
この映画、アラサー~アラフォー女子同士で集まって見に行くときっと面白いよ。んで映画見終わったらどこか飲みに行って
「いけ好かない女あるある」ネタで超盛り上がれる!間違いない!www

メイビスはかつて「ミス学園の女王」だった超有名人の人気者。周囲に散々チヤホヤされて天狗状態の超高慢ちきなヤリマン(ヲイ
実際美人だけど自己評価も凄まじく高く「美しいアタクシがこんなクソ田舎で埋もれていてはいけないワ!」「私、都会で小説家になるの!」
と飛び出して行った訳だけど、世の中そんなに甘くはなく、仕事にも結婚にも失敗したアラフォー独身女に世間の風は冷たい訳だ。
でもいつまでもハイティーンの頃のまま心が成長していないメイビスは、今でも田舎に帰れば自分が一番だと信じて疑わない。
優しかったイケメン元カレも、私が田舎へ帰ればたちまち私の虜になって冴えない女とのつまらない結婚生活にさっさと見切りをつけて
このアタクシと共に幸せを掴めるハズ!そうよ!元カレをアタクシが救って差し上げるのよほほほほほ!・・・という感じw

男が見たらかなりのホラーな女かもしれないけど、かつてモテ子ちゃんだった「学校のマドンナ」「職場のマドンナ」で
結局結婚出来ずにアラフォーまで行っちゃったハイミスって、かーなーりーこういうタイプ多いと思うんだよね。
自己評価が自分の人生で一番輝いていた頃(学生時代・新入社員時代)で止まっちゃってるんだ。
だから周囲が自分を憐れんでいるなんてこれっぽっちも気付かない。本当に「アイタタ」の連続技を繰り出して来て強烈なんですよね^^

劇中にメイビスの高校時代のクラスメートで冴えない男「マット」というのが登場する。
マットはチビデブな上、高校時代にイジメにあって障害者になってしまっているんだけど、メイビスは正直マットをロクに覚えていない。
当時自分は学園の女王で人気者。裏でイジメに遭ってるようなイケてない「その他大勢の生徒」なんてメイビスの眼中にないのだ。
でも時が過ぎた今、メイビスを昔のようにチヤホヤしてくれるのはマット位しかいない訳で。
メイビスもそこは本能で嗅ぎとってるというのか、常に周囲に「見下せる」「自分をもてはやしてくれる」取り巻きを置いておきたいんだよね。

脳内がハイティーンのままのメイビスの痛ましい弾けっぷりがとにかく素晴らしいw
最終的に故郷のみんなの前で派手に自爆するんだけど、結局彼女が辿り着いた結論?もwww
ホントにさー、学生時代の女子グループだったり若い頃勤めてた会社の同期グループだったりに1人位は絶対に本作のメイビスみたいな
「過去の栄光にしがみついてるアイタタなオンナ」がいるんですよ。男には判んないだろうけどさー。いるんだー絶対いるんだー^^
そういう自分の周囲のアイタタちゃんを思い浮かべながら本作を見ると面白さ3割増し確実!

あ、それで・・・アイタタちゃんご本人が本作を見たらどーいう感想を持つんだろ?
やっぱ主人公に共感しまくっちゃうのか?でも共感しちゃうと自分が結局「負け組」なのを認める事になっちゃうよな。
「何このオンナつまんないわっ!私なら元カレをちゃんと略奪出来るけどネッ」とか思っちゃうのかな(アヒャヒャ
コメント (3)
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飯ネタ + 週刊・女子活動

2012年02月28日 | 趣味・ペット



【アンフュージョン】
  岡崎市大西町南ヶ原12-193
   TEL:0564-54-5936


2回目だけど~・・・てか、今後ももしかしたら頻繁にご利用するかも?

先日のグラスアートのお教室の前にランチ。
ところで今回からグラスアートに新メンバー・K嬢が加わりました(ぱちぱち
そんな訳で、今回はP嬢、K嬢と3人でランチ&グラスアートです

ランチは今日も1500円の「スープ+前菜+メイン+デザート」のセットに+100円で食後の飲み物を。






スープ:カリフラワーのポタージュ
カリフラワーってスープになるんだ~。まあなるよな。うん、でも実はカリフラワーってあんまり家で使わない食材なんだ。
茹でてサラダに混ぜたり炒めものに混ぜたりする程度にしか使い道が思い付かなくて。今度家でもスープ作ってみよーっと♪






パンは前回と同じ。
思ったけどこのパン結構甘いんだよね。スナックっぽい甘みなんだ。
先日A嬢と飯食ってた時にA嬢が「甘いパンが許せないっ!」って言ってたんだ^^;
だからきっとこのお店のパンはA嬢は気に入らないんだろーなー・・・とかぼんやり考えてたw
でも私達3人とも「コレ美味し~い♪」って言って大満足でしたけどネ。ま、こーいうのって個人的趣味の世界ね。






前菜:サーモンのたたき風サラダ 空豆ムース添え
前回のワサビソースも絶品だったけど、今回チョイスした前菜の空豆ムースも超ツボ!
サーモンとも他のお野菜ともすごく良く合うワ!空豆だけど思ったほど青臭くないの。
むしろ豆独特の青みが豆の甘さとムースの食感と相まってサーモンを上手に引き立ててくれる感じ♪^^






メイン:鶏モモ肉のトマト煮
んー、美味しい♪お肉が柔らかくてトマトソースとよく絡んでウマー♪^^
コレさー・・・同じ物は勿論作れないけど、ネットでレシピ探せば似たようなモノが自宅でも作れそうな気がした!
圧力鍋使ってトマトピューレとコンソメとワインと~・・・何となく再現出来そうな!?^^






食後のコーヒーまで頂いても1600円、本当にココはお値打ちね^^
ちなみに店内の客、100%主婦友ランチでした。いかにも女子好きする感じのビストロですわ♪

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さて、恒例「週刊・女子活動」報告です。

上にも書いたけど、グラスアートのお教室に行って来ました。
今回初めてK嬢も参加。K嬢は昨年いっぱいで長年勤めてたお仕事を辞めて、ただいま絶賛プータロー中なので
私達と平日昼間の女子活動もしばらくはご一緒出来るのよん♪^^






画像右手にカラフルな大作が見えますが、コレはP嬢が今回から手掛けている壁掛け時計です。
結構なボリュームがあるけど・・・私達手が速いから、多分後1~2回通えば完成しちゃうわよw
今回私もフィルム切りのお手伝いしたしネ!

で、私も壁掛け時計をオーダーしてみました。ただP嬢と違うデザインの物を作りますけど。






今回作ったのはマトリョーシカのミニ壁掛け飾り。
そして画像奥に写っているポケットティッシュボックスは、今回初参加のK嬢の作品です。
K嬢は編み物も凄く丁寧にキッチリ編む子だけど、グラスアートも凄く丁寧で仕事がキレイ!!
しかも手際もよくてコツや要領を覚えるのも早いの。こーいうのって天性のセンスですかね^^

私は今回は小品にしましたが(しばらく小品が続く予定)、最近ようやくフィルムのチョイスもカットも
自分でやるようになったので、あんまり欲張らないで初心に返って小さな事からコツコツとやろうかなーと^^

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今週の編み編みネタ。

まずですね・・・私とP嬢は今同じカメラ(ミラーレス一眼)を使ってるんですが、
以前カメラのレンズを入れるケースを探している、という話をP嬢にしたら
P嬢が「コレ、ちょうどサイズよくない?あげるよ」と言ってくれたんですわ。






クロックスのノベルティでもらったフリースのミニ巾着ポーチだそうだ。
確かにレンズの直径にちょうど合うサイズの円柱型ポーチ♪^^
これだけの長さがあれば望遠レンズも楽々入るしね。

ただ、ノベルティだけあってフリースがペラペラで今一つ強度がなくて心許ないんですね。
もう少し厚みと弾力のあるモノをカバーすれば使い勝手がよくなりそうな・・・という訳でー






こま編みで巾着ポーチがすっぽり入るサイズのカバーを作ってみました。
ちなみに毛糸は高校時代からの友人H嬢が大量にくれたもの。H嬢はコタツカバーを編もうと思って大量購入したそうだが
「途中で飽きちゃって、もう作る気がしないからよかったら毛糸持ってってー♪」とプレゼントしてくれたのよん^^
P嬢にも何玉かお分けしたんだけど、まだ家に大量に残っているので、今回「勝手に通称・H嬢毛糸」をちょこっとだけ消費

で、このカバーの中にスポッとフリース巾着を入れて、んでチョイチョイッとまつり付けてやると






こんな感じになりましたー♪^^
可愛いし厚みも強度もちょうどいいわ~♪我ながらナイス・アイディア~^^






ぎゅっとヒモ絞って~・・・まるで最初からこういう巾着ポーチだったみたいじゃない!?←自画自賛モード中w

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さて、そんな訳でH嬢毛糸が思いの外発色が良くて、すっかりご機嫌になってしまった。
「今まで貰いっ放しで放置してあったけど、この毛糸使って何か作ろうかな・・・
 あ、そうだ!ヌードクッションが1個押入れの中にしまい込んであったワ!この毛糸使ってクッションカバー作ろうーっと♪」






禁断の「多色使いモチーフ編み」のクッションカバー、制作途中~^^;

裏糸の処理がハンパないからなっ(キリッ
・・・てか、裏糸処理やってて段々イラッとしてきて、途中から編み糸を変える度に端糸を一緒に編み込むようにした。
そーすると多少糸の処理する分量が減る。ブランケットとかだと裏もキレイに処理しなくちゃいけないだろうから編み込むのは
よろしくないかもしれないけど、クッションカバーだったら表面しか見えないから裏糸分だけ多少厚みが出ても無問題☆^^

で、ヌードクッションの大きさに合わせてせっせとモチーフを繋いで5×5個の25個モチーフを繋いでようやく片面分になった!

うー。
モチーフって可愛いから大好きだけど、やっぱ量が多いと心が折れるぅ~。
ずーっと同じ事の繰り返しって辛くなって来るんだよね><
「モチーフ編みは別に夏にやってもいいよな。それより冬毛糸の余りを先に処分した方がいいんぢゃ・・・」←要は飽きて他の事がしたくなったw

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カギ針飽きたから棒針編みやろーっと♪^^

コレは前に「アームカバー」を作ったベビーアルパカね。微妙~に余っててどうしようかなーと思ってて。
アランニットの本に載ってたマフラーがちょうど良さそうだったので、私は別糸で作り目をして後で繋いでスヌードにしようかな、と♪

でもベビーアルパカって細いしペラいから1本取りじゃー全然モノにならないんだよな><
そんな訳でこのスヌードも2本取りで編んでるんだけど、2本取りでも5号なのよ。やっぱ細いのよ。
だからなかなか先に進まないの。ちなみにスヌード編む為に120㎝位編もうと思ってたんだけど、そこまで編めるのかしら(滝汗)

ま、コレ飽きたらまたモチーフ編みのクッションカバーに戻ればいっか☆テヘ
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Mirabelle(ミラベル)、カジノ@週末の飯ネタ

2012年02月26日 | グルメ



【Mirabelle(ミラベル)】
  名古屋市東区筒井2-2-1 パークハイツみしまII
   TEL:052-979-8970

土曜日に女子会ランチ。
この店、前から気にはなってたんだけど今回私は初訪問。A嬢は何度かご利用しているそうだ。
オーナーシェフがフランス人で、シェフの故郷アルザス・ロレーヌ地方の料理が美味しいカジュアルなビストロ。

ランチは3種類(1500円、1900円、2400円)
1番高い2400円のランチだけは前菜が鴨のリエットをチョイス出来るそうで(1500円と1900円は前菜盛り合わせ)
その鴨のリエットが絶品だとA嬢が言う。
じゃあ私も2400円の~とも思ったんだけど、2400円のセットはスープも付くんだよね。
私、ワインが飲みたかったからスープはいらないんだよなぁ~・・・という訳で、4人中2人が2400円のランチを注文し
残り2人が1500円のランチを注文。リエットとスープは一口ずつシェアさせて頂く事にした(微妙にセコいよなw)
・・・だってね、この店お値段安くてすごくボリューミーなんですって!^^






鴨のリエット
思ってたよりもデカいサイズのが来た!なるほど確かにこのお店ボリューミーですね^^;
ぜんぜん鴨の臭みとかないね。でもちゃんと肉肉しいの。すっげー美味い♪






1500円ランチの前菜盛り合わせ
ニンジンのサラダがスペイン風だと酸っぱくないんだけどなーどうかなー・・・と思って食べたら酸っぱかったorz
いや、そんな「ツーン☆」と来るほどじゃーないんだけど、食べ終わった最後に酸っぱいのが残る感じ。
私は苦手なので酸っぱいの大好き♪A嬢に食べて頂いた^^;
ビーンズとか他の前菜は文句なく美味しいワ!






店内の画像をちょこっと。
私達が来た時はまだお店に1組位しかいなかったから店内撮影し放題だったけど、じきにお客さんが入って来て
最終的にはほぼ満席状態になってましたね。結構みんな知ってて食べにくるのね。






パンはお代わり自由?だと思う。
こんなに盛ってあったら全部食べ切れないからお代わりしなかったけど^^;
周囲はカリッと中はモチッと。理想的バケット






2400円のランチに付いて来るスープ。コレはにんじんのポタージュ
一口もらったけど、ニンジンの素の甘さが利いていてすごく濃厚で美味しい♪
家でニンジンのポタージュ作るとなんとなーく青っぽい味がするんだけど、何がいけないんだろう???^^;







私のチョイスしたメインはお肉。ミラベル風ハンバーグ
なんか突き刺さってて3D盛りになってますよw
凄いボリューム!全部食べ切れなかったよ。でもお肉柔らかくてジューシーで美味しい~^^






コチラは魚のメイン。サーモンのポワレ@白ワインソース
でもサーモンだけじゃなくてエビやらムール貝やら具沢山のお野菜てんこ盛り☆






デザートもリストの中からチョイス出来ます。
私が選んだのは「赤い果実のアーモンドタルト」ウマー!でした^^

コレでランチ1500円~ってすごくお値打ち!
ついでに言うと、このお店はハウスワインが劇的に安いの。なんと500mlで1000円よ!安過ぎんだろー^^
他の3人誰も飲まないから(唯一飲めるA嬢が今日は車の運転してるし)アタクシ1人で500mlグイグイ飲んでおきましたワ♪

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見覚えのあるケークサレ♪^^

てな訳で~、翌日の日曜日の夜はカジノでディナーでございます。メンバーは私、旦那、A嬢の3人
もうショップ情報とか店の画像とか一々載せなくていいよねぇ?
てな訳で、今回「飯画像」だけ載せていきまーす♪

ところでA嬢はGWにスペインに行くんだけど、今宿探しや観光ルートを考えて毎日夜更かしが続いているそうだ。
この日も「旅の予算表」をエクセルで作って印刷して持って来たぞ。マメだなぁ~^^;






前菜1:自家製スモークサーモンと鯛のミルフィーユ仕立て
今回は前菜2つとメイン1つ注文。このミルフィーフ仕立てが好きで好きで大好きなんだあああああ!
何だかんだで毎回注文しちゃう。他にもあるのに、今回こそ違うの注文しようと思ってるのに、でもコレ食べちゃううううう!
ちなみにA嬢は「私絶対にズワイガニのゼリー寄せばっかり注文しちゃうううう!」と言っていた(そしてこの日も食べていたw)






前菜2:菜花とベーコン、レンズマメのキッシュ
キッシュ大好き!そしてこのお店のキッシュは特別美味しいと思う!!
A嬢は実は卵嫌いなんだけど、でもこの店のキッシュは美味しいって言ってペロリ食べちゃうもんね。
アレだよ。具沢山であんまり卵、タマゴしてないんだよね。それなのにふんわりなめらかな舌触り。理想的だなぁ~(うっとり)






メイン:鴨胸肉のローストとミンチにしたモモ肉のパイ包みフォアグラ添え フランボワーズ風味の赤ワインソース(+500円)

上に巨大フォアグラがドーン☆
相変わらずこの店は盛りが3Dですよね。鴨のローストの下にはたっぷりの温野菜
鴨と赤ワインソースの組み合わせって鉄板だよなぁ。もう本当に美味しいんだもの!^^






デザート:ココナッツ風味のブランマンジェ
ソースの飾りが可愛い~^^
いつもデザートの飾りがCUTEですよね。今までお皿盛りのデザートばっかり注文してたからたまには~と思って
今回ブランマンジェにしてみたんだけど、ココットカップ盛りのデザートもこんな可愛くしてくれるのね♪^^

A嬢と2人して白ワインと赤ワインのハーフボトルそれぞれ開けてお腹パンッパン☆
お土産のカヌレも大変美味しゅうございました♪いつもいつもありがとうございます~ご馳走様でした~^^
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「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」11本目

2012年02月22日 | 映画感想
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

2005年に発表され、「9.11文学の金字塔」と評されたジョナサン・サフラン・ フォアによる
同名タイトルベストセラー小説の映画化。
同時多発テロの犠牲になってしまった父親をトム・ハンクス、妻をサンドラ・ブロック、そして小学生の息子を
本作がデビューの新人子役トーマス・ホーンが好演しています。

あらすじはー
9.11同時多発テロで最愛の父親を失ってしまったオスカー少年はずっと心を閉ざしたままだった。
1年後、テロ以降初めて亡き父のクローゼットに入ったオスカーは、そこで1本の「謎のカギ」を見つけた。
ヒントはカギが入っていた封筒に書かれていた「BLACK」の文字だけ。オスカーはこのカギが何のカギなのか?
そのカギが開くカギ穴を見つけようと思い立ち、ヒントのBLACKはきっと人の名前に違いないとNY中のBLACKという
名前の人を電話帳で調べては片っ端から会いに行く事にしたのだが・・・

オスカー少年を演じた子役さんは本作でスクリーンデビューだそうだが、なかなか上手い。
ところでこのオスカー少年の様子が映画冒頭からなんとなーく妙、というか何か心がざわつくような違和感を
感じながら見ていたのだが、果たして思った通り「アスペルガーの疑いアリ」というキャラクターだった。
一応検査したけど確定は出来ないものの要・観察のレベル。軽い自閉症とか神経症入ってる感じ。

あーもう!
ごめんなさい私こーいう人達の話、正直苦手です。申し訳ないけど共感出来ないし同情も出来ない。
人間が冷酷に出来てるんですよ。オスカー少年がヒステリックに暴れて物を投げつけて回ったり母親を罵倒したり
意味不明な奇声をあげたり都合が悪くなると耳をふさいでキーキー言ったりしている姿を見て
「・・・ウザッ」と思ってしまう非国民ですどーもすいません!><

オスカー少年のキャラは横に置いといて。
話としては父親のクローゼットから見つけた「謎のカギ」が何のカギで、そのカギが開いた向こうには何があるのか?
その謎が解ければ何となく父親の死を受け入れられるような・・・主人公のオスカー少年はそんな気になってる訳です。

で、ヒントにしたがってNY中のBLACKさんを家のご近所から順番に虱潰しに当たって、自分の父親の事を知らないか?
カギの事を知らないか?そして何故自分がこのカギを手に入れてカギ穴を探しまわっているか(=父親がテロの犠牲にあった事)
を説明して回るんですわ。
オスカー少年はアスペの疑いアリで人とお話しするのがあまりお得意ではないんだけど、父親と自分を繋ぐ物がこのカギの
謎を解くことだと思い込んでいるので、苦手だけど頑張って色んな人達に話を聞きに行く→成長する、という話ですわ。

カギの謎には意外なオチが付く。コレは本当に「えええええ!?」なオチだった^^;
で、カギの謎は解けるんだけど最終的にそのカギ穴の向こうにある物を見る事が出来るチャンスがあるのに
オスカーは敢えてそれを確認しようとしない。
そしてバーチャンちの間借り人(それは後にオスカーの本当のジーチャンだと判明する)はどうやら過去に何かあったらしく
PTSDで失語症になってしまったらしいのだが(会話は全て筆談)、その理由は明らかにされない。
更に、オスカーは様々な人々に会って色んな話を聞くらしいのだが、そのどれも明確なエピソードとして語られる事もなく
全般的に「モヤッ」とした状態で話は収束して行く。

でも、見ていてこの「モヤッ」とするのが、逆に心に傷を持つ人達の実情なんだろうなぁ~と思わされる。
結局オスカーはカギの謎が解けたからといって父親の死を受け入れられた!という明確なモノを得る訳ではないし
「何故父親はテロの犠牲にならければならなかったのか」という答えが見つかった訳でもない。
むしろ「ガッカリした」という結果が残っただけだった。

普通この手の「癒しと再生」みたいなテーマの話って、明るい何かが主人公達を包み込んで云々・・・っていう
展開なのが既定路線だと思っていたんだけど、本作では何もいい事は起こらないし何も解決もしない。
でも、残念な結果が残っても、何がしかの結果を自分の手で手繰り寄せる事が出来たという事実が主人公の少年を
少しだけ成長させた・・・ほんの些細な事だけど、実際心が傷付いた人達にそんなにドラマティックにいい事が降り掛かって
大団円になれるなんて有り得ないんだよね。本作の話だって充分「ミラクル」な展開だと思うし。

本作はもっともっとドラマティックになりそうな要素を沢山持っているにも関わらず、敢えてドラマを排除している気がする。
でもそれでいい。人はそんなに簡単に変われないし、人はそんなに簡単に成長はしない。
大切な家族をあんな悲劇で突然喪ったという心の傷は、そんなに簡単に癒されるモノでもない。
・・・そういう、等身大の「9.11で大切な家族を喪った人達の苦悩」を真摯に描いている作品だと思いますね。

ただねー、ホントにアスペとか自閉症とかそーいうネタは苦手ですわ。マジ勘弁してほしい^^;
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週刊・女子活動(駄)

2012年02月21日 | 趣味・ペット
今週もこのお時間がやって参りましたー!(ぱちぱち
「週刊・女子活動」でございます。

極一部の女子にしか興味のない、物凄く廃れたネタではあるものの
自分が作った物を発表する場がないと、モチベーションの維持が出来ませんっ><
だからこれからもひっそりコツコツとこのコーナーは続けるぞ!いぇい!

さて今週のネタ
まずはTwitterをフォローしてくれてる人なら画像見たよね






段染め毛糸のケープ、完成しましたー!
編み図は先日の女子会の時にA嬢が持ってた編み図をコピーさせてもらって編みました。
本では7号かぎ針で編むように書いてあったけど、毛糸が太いので私は8号で編んだ。ちょうど良かった♪






着用してみました。
ガラス越しで撮影してるので画像が荒れててすんません^^;
本当は編み図ではあと5列編まなくちゃいけないんだけど、毛糸が足りなくなってしまって途中終了したんだけど(滝汗)
着てみたら長さちょうどいいよ。7号→8号で編んでるからゲージが大きかったみたい。






首元が寒いかな?と思って同じ糸で編んだスヌードを合わせてみました。
ん~♪コレ最強に暖かいです!ゴキゲン☆
このケープとスヌードを合わせると部屋のエアコンなしでも全然オッケーです。
んな訳で、今毎日部屋でこのケープ+スヌードを着用。エコだよーん♪エコ♪エコ♪

そういえば、スヌードが少し長く編み過ぎた(150㎝位あった)ので、このケープを作る時に少しほどいて
サイズ調整して長さを120㎝位に直しました。2重巻きにするとちょうどいい位の長さになったワ♪^^

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 ⇒ 


シュシュを編んでみました。

以前P嬢と一緒に行った100均で買った毛糸が左列のちょっと大きい玉の付いたヤツ。
右列の小さい玉の付いた毛糸は、先日イオンの手芸屋さんに行ったら1玉298円→98円に安売りになってたので2色買ってみた。

で、それぞれ編んでみたんだけど・・・やっぱ毛糸って値段に比例するなーと^^;
右列の毛糸で編んだシュシュの方が何となく高級感がありますよね。普通にアクセサリーショップで売ってそうじゃない?
100均毛糸も可愛いんだけど、玉が大きいからボリューム出過ぎる感じ。
おうちとかご近所にちょっと買い物~程度の時にはコッチでもいいけど、持ち歩いたりちゃんとしたお出掛けの時には
高い毛糸で編んだ方のシュシュの方が良さそうだなーと。

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新ネタです。

ちょっと前に「ホビーラ・ホビーレ」に行ったらバーゲンやっててキットが安売りしてたんですよ♪
それで思わず1つ買ってみた。刺繍のポーチ。






じゃんっ☆

コレ、刺繍する部分が少ないからあっちゅー間に完成しちゃいました。
刺繍よりもポーチに仕立てる方が大変だったかもしんない^^;






後ろはワンポイント刺繍。可愛いでしょー♪^^






お恥ずかしいけど・・・刺繍部分のアップ
サテンステッチ超苦手なんだけど、何故かキット買うと「サテンステッチ祭り」なデザインばかり選んでしまう罠><
やっぱさー、刺繍糸がみっちり詰まってると綺麗に見えるんだよね~






中袋もこんな可愛いブラウンの小花柄の生地なのよ♪
本品の表の青い小花柄の生地もこの中袋の生地も、サラッとツルッとした手触りのいいタナローンです。
リバティ生地っぽいけど・・・違うのかな?特に何も書いてないからリバティではないのかな?






以前作った「ニードルポイントのポーチ」と並べてみました。
ニードルポイントのポーチと長さは同じくらいだけど、コチラのポーチの方が高さがありますね。
何入れようかなぁ~・・・編み物雑貨がゴチャゴチャになってきたから、かぎ針はニードルポイントのポーチに入れて
刺繍のポーチにはキャップやとじ針やクリップ等の編み物小物を入れる事にしようかしら♪
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「TIME/タイム」10本目

2012年02月20日 | 映画感想
「TIME/タイム」

予告編とポスター見てめっちゃ楽しみにしてた一作。
主人公・ウィルを2010年「ソーシャル・ネットワーク」でブレイクしたジャスティン・ティンバーレイクが演じてます。

あらすじは~
人類が科学技術の進歩によって老化を克服した近未来。人間は遺伝子操作に寄って25歳のまま歳を取らなくなった。
人間の寿命を決めるのは腕に埋め込まれた「ボディ・クロック」、このボディ・クロックは25歳になるとカウントダウンが
始まり、タイムが0:00になったら人は死ぬ。時間はそのまま「=通貨」の役割を果たし、世界はスラムゾーンと富裕ゾーンに分かれ、
貧民の平均余命は数時間、逆に富裕層の平均余命は100年~不老不死だった。
ある日ひょんな事から100年もの時間を譲り受けた貧民層の青年・ウィルは、今の貧富の差の現状に疑問を持ち富裕層の暮らす
ゾーンに侵入していったのだが・・・

んー。何か違った。←いきなり何を^^;

本作の世界観はすんごく面白いと思ったんだ。「時間=お金」という世界で、1日働くとその日の労働分の給料が時間として貰えるとかね、
コーヒー1杯4時間、バスの運賃2時間とか、お支払いも全て時間なのね。腕にへんなセンサーみたいなのをかざすと時間が取られたり
または時間が貰えたりするし、人間同士で腕を握り合うと時間を譲ったりも出来るとかね。
「TIME IS MONEY」じゃなくて「MONEY IS TIME」なんだな。冗談抜きの「金は時なり」の世界www

本作の脚本・制作・監督をやったアンドリュー・ニコル氏という方、とってもアイディアマンだと思うんですよ。
古くは「トゥルーマン・ショー」の脚本を書いたり、近年ではスピルバーグ監督の「ターミナル」のオリジナルストーリーや制作総指揮を
手掛けてらっしゃる方で、なかなか発想豊かな方だなぁ~本作もそういう豊かな発想から生まれたアイディアなんだな~と感心するんですが、

が、←もったいぶり過ぎw

何て言うのかー、予告編を見て自分が想像していた展開と全く違ってて正直拍子抜けしたって言うのかな。
私はてっきり主人公ウィルの生きているスラムゾーンは何者かによって作られたパラレルワールドで、富裕層は全く別次元の世界で
生きているんだろうと。何かのきっかけで時空?次元?をくぐり抜けて富裕層の生きる世界に紛れ込む事が出来た主人公が
何故自分がパラレルワールドで生きているのか?ボディ・クロックが埋め込まれた理由は?誰が何の目的でこういう世界を作ったのか?
という謎を探り出し、この世界を作った悪の親玉と対決してパラレルワールドをぶち壊す!・・・みたいな話だとばっかり思ってたんですよ。

ってか、私の考えた脚本の方が面白そうじゃね?
後は「悪玉の意図とオチ」さえ誰かが考えてくれたら完璧だぜ☆←それが思い浮かばないからダメなんだけどなw

本作はそーじゃなくて「時間=金」という世界は「そういうものなんですっ(キリッ」と、デフォルトセットされていて
主人公は富裕層の生活振りを目にして「金持ちばっかズルいよぉ~」という気分になり、何となく誘拐してしまったものの
うっかり意気投合しちゃった金持ちお嬢(微妙なキャバ嬢メイクだがカワイコちゃん♪)と手に手を取って義賊となり、
そしてネズミ小僧チームは今日もお嬢のダディが経営するサラ金の支店を襲うのジャー!みたいな話。
あ、てか「みたいな話」じゃなくてまんまオチまで書いちゃったヤベエwww

なんだかなぁ~。全然納得が出来ないんだけどぉ~^^;

そもそもさ、金持ちは何もしないで金持ちになった訳じゃないじゃん。それだけの金を稼ぐ方法を見つけたり
それだけのペイに見合う頭脳と仕事を持っているからこその金持ちな訳でしょ。
仕事の出来るヤツが沢山時間(金)を稼ぐのは当たり前の事だよ。金持ちが金持ちになった理由があるのと同じく
貧乏人には貧乏人になるべくしてなった理由があるんだよ。

それを「金持ちばっかりズルイ!」って銀行強盗して回るってさー、全然正義の味方でもなんでもないじゃん。
ただの犯罪者だよ。強奪した時間をいくら貧民層に配って回ったからって皆が幸せになれると思う?絶対になれないよ。
何の苦労もしないで上向いてクチ開けてたら勝手に誰か親切な人がご飯を恵んでくれた、っていう状態だろコレ。
そういうヤツらばっかりが集まったらどうなると思うよ?益々労働意欲なくすだろーよ。貧民スパイラルの一丁上がりだよw

私に言わせればね、人間なんてのは生まれながらにして格差があるモノなんだよ。
1人1人IQ指数が違うように、生まれながらにして「金持ち」「モラルのある良識的な親」「成績優秀・眉目秀麗」な「勝ち組人生」の
レールに乗っている者もいれば、お気の毒だけど生まれながらにして「ド貧乏」「DV毒親」「IQサル以下のドブス」のトリプルコンボみたいな
環境のヤツだって確かにいるんだ。
それを2人並べて「同じだけの生活レベルと給料を授けて下さい」って言って誰が納得するよ?
資本主義っていうのは「=格差社会」って事さ。それが納得出来ないヤツはとっとと北朝鮮にでも逝け!と言いたいわいっ(コラコラ

そんな訳でー、何が言いたいのかさっぱり分からない話だった。
まー、だがしかし、ジャスティン・ティンバーレイクはいいね♪この人上手いよ。役によってまるで違う人に見えるわ。
もっとも本来役者ってそういうモノなんだろうけど(でもたまに…トムちんみたいなのもいるしネ!)、でもこの人はいいよ。イチオシだなぁ~♪
金持ちお嬢役のアマンダ・セイフライトも可愛かった!ちょっと無機質な感じの瞳の色がツンデレ好きのハートを鷲掴みよ!←ナニコレw
でも個人的に・・・ちょい役だった「自殺した富豪・ハミルトン氏」を演じたマット・ボマーがツボでした!この人カッコ良くない!?^^
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「ドラゴン・タトゥーの女」9本目

2012年02月15日 | 映画感想
「ドラゴン・タトゥーの女」

スウェーデン人作家スティーグ・ラーソン著の同名タイトル小説を映画化。
既にスウェーデンで数年前に本作は映画化されていて、本作はハリウッド製のリメイク版になる。
主演は細マッチョ・マニアさんの大好物ダニエル・クレイグ(キャー

最近本作の原作本が映画公開に合わせて文庫化されて、どの書店に行っても店頭平積みされてますよね。
もー気になって気になって読みたくて読みたくて何度手にしようとしては抑えた事か。
映画の予告編見てダニエル・クレイグだって判った時点で「絶対に映画楽しみたいから原作は映画見終わるまで封印☆」
って決めてたんだ。あーもう!ようやく読める・・・いや、本作は3部作のシリーズだから第一部の原作を読んだら
当然だけど第二部、第三部と続けて読みたくなるのが人情よね。こ、これは映画もシリーズ完結するまでは我慢するべきか!?(うぐぐ

話が脱線したけど、本作のあらすじ・・・
実業家・ヴェンネルストレムの汚職告発記事を報道した雑誌「ミレニアム」の発行責任者のミカエルは、逆に名誉棄損で訴えられて
敗訴してしまう。意気消沈のミカエルの元にスウェーデン有数の財閥「ヴァンゲル」の元会長ヘンリックから家族史編纂の依頼が舞い込む。
ところが家族史編纂は表向きの理由で、ヘンリックは40年前に起こった一族の娘ハリエットの失踪事件の真相を究明して欲しいのだと言う。
依頼を受ければヴェンネルストレムを再告発出来る材料を提供するという言葉に乗って依頼を引き受けたミカエルは、1人ではこの難事件を
解明するのに無理があると悟り、そこで一族の弁護士から資料収集能力の高い探偵を紹介される。それは「リスベット」と名乗る、
ガリガリに痩せて少年のような出で立ちの、背中にドラゴン・タトゥーの入った風変わりな女だった。

ダニエル・クレイグがカッコ良過ぎて萌え死ぬわーっ!><
いやまあダニエル・クレイグのカッコ良さは後から一晩掛けて語るとして(語るな)、本作のタイトルにもなっているドラゴン・タトゥーの女
を演じたルーニー・マーラ嬢の体当たりの演技がまあ~とにかく物凄い迫力ですわ。

本作R15+のレイティングが付いてますが、まあレイティング付くのもさもありなんですなぁ。
猟奇的事件でエグエグ画像乱れ飛び、更にはお約束通りダニエル・クレイグの一糸纏わぬ細マッチョな肉体さらけ出し~♪・・・あ、ここは
ダニエルじゃなくてルーニー・マーラ嬢の「おっぱい祭り」の方を指摘するべきなのか。まあいいやそんな訳で健全な青少年の皆様には
なかなかにしてお見せし難い箇所の多い作品でございます。てか肝心な所がモザイクだったしー!イマドキモザイクなんて流行ねーよー(ブツブツ

さて本題に戻して。

まず予告編見た段階で「ナニコレ、カッコ良過ぎだろ!」と思ったんだけど、とにかく映像がスタイリッシュ!
映画オープニングからしてガツーン☆と来るよ。音楽がまた映像とベストマッチでカッコイイんだなぁ~♪
何て言うのか・・・「エログロ」って感じ。物凄い扇情的でいて、物凄いグロテスクでいて、そして洗練されている。不思議な映像美。

舞台が冬のスウェーデンの孤島、というのもミステリアスな雰囲気がモリモリ。
雪に覆われた一族の住む島は、全体に青み掛ったグレーのような色調で(それはダニエル・クレイグの瞳の色にも似てるワ!)
なかなかホラーちっくな舞台演出になっていると思います。

事件が思わぬ所(ミカエルの娘の言ったほんのさりげない一言)からジワリ、ジワリとその姿を現わして行く。
一族のみなさんが一筋縄では行かないものの、役に立つような立たないような会話の中から細い糸を手繰り寄せて一歩、また一歩
真相に近付いて行く様子が、見てるコッチにも物凄い緊張感とプレッシャーのような重苦しい気持ちと、それと同時にえも言えぬ「ワクドキ感」
で妙に気分が高揚して、なんだかムラムラしてくる(!)んですよ。
ミカエルとリスベットがそれぞれ別の場所でお互い引っかかる部分を調べて行くんだけど、スクリーンを見ながら「あー何か起きそう」
「うー何か起こりそう」ってドキドキさせられるんですわ^^;
ドキドキとムラムラが十把一絡げにされてるってか!なんだアレだ、「吊り橋効果」みたいなもんだよw

難点は・・・やっぱり上映時間がちと長過ぎる事、かなぁ?
本作上映時間が2時間48分もあるんですよね。ミカエルとリスベットが出会うまで、特にリスベットの生い立ちというかバックボーンの
説明にかなり時間が費やされていて(これがまたかなりエログロなシーンもあったり)波乱万丈で刺激的ではあるものの
本筋を追うまでにかなり回り道が多い気がしなくもない。

それと、リスベットはもしかしたら男性恐怖症?的な雰囲気を持った「ヤンデレちゃん」なんだけど、何故かミカエルに対しては
リスベットの方から進んで体を寄せて来る。
その前段階としてリスベットは一族から依頼されてミカエルの身辺調査をしているんだけど、その際「彼はクリーンだ」と語っている事から
元々ミカエルを調査していた段階で彼に対して好意を持った、という事なのか?ちょっとそこら辺りの描写が薄くてリスベットが何故
あそこまでミカエルに対して思い入れを持ったのかが今一つピンと来なかったのが個人的に惜しい気がしたかな。

まあ~そうは言っても本作、かなり面白かったです!
登場人物(登場人名)が多いので映画中盤まで名前と人間関係がなかなか繋がらなくて頭の中で考え考えスクリーンを見ていたので
かなり辛い部分もあったものの、適宜登場人名の立ち位置(失踪したハリエットとどういう人間関係だったか)をミカエルが口頭で
言ってくれるので(←これ明らかに観客が混乱しないように説明してたよね?w)よっぽど居眠りでもしない限りは理解出来ると思う。

コレねー、多分本を普段から読み慣れている人の方が楽しめる作品じゃないかな?
最近の原作小説を映画化したというタイプのミステリー作品って話の筋を追うのにいっぱいいっぱいでアレコレ詰め込み過ぎちゃって
観客が映画見ながら真相を考える余地が全くないタイプが多いんだけど、本作久し振りに古典的な本格ミステリとして映画を見ながら
「犯人探し」「事件の裏の裏」みたいな事までじっくり腰を据えて考えさせられた作品でした。こーいうの、個人的にすげー好きだなぁ~♪^^
コメント (9)
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クッションカバー作りました♪@最近の女子活動報告

2012年02月14日 | 趣味・ペット
ごきげんよぉ~♪ ←ちなみにコレはうちの姑のご挨拶のキメ言葉☆キラリ
「週刊・女子活動」のお時間がやって参りました!
一部の「グルメ女子」「手芸女子」だけにしかウケないコーナーですが、案外自分ではお気に入りネタ♪^^

さて、ここんとこの「女子活動」をダイジェストにご報告!






まずはA嬢宅で行った「自主トレ会@たこ焼き焼いてドキッ☆スイーツまみれの水泳大会手芸大会」

まあ、なんちゅーかA嬢宅でみんなで集まってたこ焼きパーティーしながら手芸女子活動もやろうよ!企画です。
たこ焼きは想像以上にウマウマ♪で、食べ切れない分はみんなで分け分けして持ち帰ったんですが、
持ち帰った後に夕飯作るの面倒だったので(←この時帰りの電車がかなり遅れて来て風邪引いてしまった)
とりあえず持ち帰ったたこ焼きを温め直して「おたふくお好み焼ソース」とマヨを掛けて旦那に食わせたら
「おおおおお!コレマジうめーわ♪」といたく喜んで頂けて・・・A嬢、どうもありがとーございました(ペコペコ






先週末(2/12)にY嬢宅で開催した「女子会@通常定例会」のランチ
以前話題にした栄生にある激ウマ☆パン屋さんで購入したパンを中心に、
この日はA嬢がみんなの為にオリジナル・スパニッシュオムレツを作って来てくれました♪^^
具沢山でとっても美味しかった~♪A嬢は実は卵が苦手なんだそうですが、皆の為にここまで尽くしてくれるなんて…惚れてまうやろっ!w






バレンタインデー直近の女子会だったので「絶賛☆友チョコ祭り」状態
「フワリ系」だったり「トロリ系」だったり、様々なチョコレートスイーツが持ち寄られて相変わらずメタボ一直線orz
でもどれもこれも美味しくて止まらないのぉ~♪「スイーツ別腹」って正にこの事だなっ^^;

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さてそんな訳で、ここんとこの女子活動で制作していた「モチーフ編みのクッションカバー」完成しました!(ぱちぱち





多色使いのモチーフ編みをパッチワークみたいに繋いだクッションカバーです。
カラフル毛糸は数年前に「あるピン」を譲ったお礼に頂いたもので、前々から何か作りたいと思いつつ形にならずにいたのを
今回ようやくクッションカバーに仕立てた、という事で。H嬢、毛糸どうもありがとうございました^^






反対側も同じようにモチーフの9パッチです。

本当は全てを頂いた毛糸で編めれば良かったんだろうけど、頂いた毛糸が実は編み物用ではなくDMCのニードルポイント刺繍用の
「刺繍毛糸」だった為に、毛糸が思いの外太かった&一色の長さがあんまりなかったので、計8つのモチーフを作るのが
いっぱいいっぱいだった・・・という訳でして。^^;

苦肉の策でモチーフを手持ちのグレーの毛糸の別モチーフで繋いでみたんですが、この方が返って統一感が出たかも?
ちなみにグレーの毛糸はスキー帽を編んだ余りの糸です。この糸も単体で何か作るには微妙~に量が足らなくて
どうしたもんだか困っていたので、今回こういう形でクッションカバーに仕立てる事が出来て良かった♪






モチーフをよーく見ると・・・毛糸が足らなくなって途中で似たような違う色の糸で繋いであったりしますw
他人様にプレゼントするモノだったらこんな貧乏臭い事は出来ませんが、自宅使い用だし、何しろプレゼントで頂いた
大切な毛糸なので、なるべく全て使い切りたかったという思い入れもあって継ぎ足し継ぎ足し編みました。
編み上がってみると案外コレも味があって可愛いな♪って思う。ちょっとアンティークっぽくなった、というか♪←自画自賛過ぎるか^^;

苦労したのは、モチーフを編んだ糸とグレーの糸の太さが違うので、同じゲージ・大きさのモチーフが編めなくて
グレーの毛糸を2本取りにして編んでみたり、針の号数を変えて編んでみたりとかなりの試行錯誤が必要だった事。
結果的にモチーフを編んだのとは針の号数を変えて、更にカラフルモチーフの模様を際立たせる為に単調で主張しない
モチーフのデザインを考えて、ゲージも変えてカラフルモチーフに合うように大きさを整えました。
編み図本通りの毛糸で編めばゲージ取る必要がなくて楽々編めるけど、手持ちの適当な糸を使って作ろうとすると(安く作ろうとするとw)
多少頭を使わないとダメなんですね。まあこういう試行錯誤もまた編み物の醍醐味だと思います♪^^

自分ではまずまず満足出来るモノが出来ました♪部屋のカウチカバーの色ともよく合うしネ^^
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「ペントハウス」8本目

2012年02月09日 | 映画感想
「ペントハウス」

ベン・スティラー×エディ・マーフィ出演の泥棒コメディムービー
・・・というフレコミだけど、まずエディ・マーフィは決して「ダブル主演」ではない。
あくまでも主役は超高級マンション「ザ・タワー」の管理マネージャー・ジョシュを演じるベン・スティラー
エディのクレジットが2番目に来る映画って久し振りなんじゃないかな。エディもすっかり落ち目なのかな~(涙)

あらすじは
NYマンハッタンの高層ビル群の中でも一際威容を誇る「ザ・タワー」は一戸当たりの平均価格が5億円という全米一の超高級マンション。
このマンションの売りは何と言っても管理マネージャー・ジョシュ以下、最高級のサービスを提供するスタッフ達の存在。
ある日、このマンションのペントハウスの住人でウォール街の帝王と呼ばれた大富豪アーサー・ショウ氏がFBIに逮捕されて騒然となる。
ショウが金融詐欺を働いていたと聞いたジョシュ達スタッフは真っ青になる。実はマンションの従業員全員の年金の運用をショウに依頼し
全財産をショウに渡していたのだ!
FBIの捜査官から「ショウの隠し金2000万ドルがどうしても見つからない」という情報を聞いたジョシュ達は、間違いなく隠し金が
ペントハウスにあると確信し、難攻不落のザ・タワーのペントハウスに盗みに入ろうと計画を立てるのだが・・・

エディ・マーフィを久し振りに見たけど、この人本当に歳取らないよなぁ~。
まあ、確かに多少枯れて来てはいるんだけど、あのマシンガントークは今も尚健在。てかパワーアップしてるかもw
なんだかんだでエディ大好きなんですよ。いつまでも彼には頑張ってもらいたい。

富豪の金融トレーダーに金を詐欺られて年金丸々取られてしまった主人公達が、逆ギレして富豪の家に泥棒に入るという話。
逮捕されたショウ氏は保釈金を積んで娑婆に出てきたものの、保釈の条件が「ペントハウス内から出ない・24時間FBIの監視の下で過ごす」
という事だったので、要するに盗みに入りたくても常にショウとFBI捜査官が張り付いているという状態な訳ですよ。
コレを徹底的に周辺の状況や町の警察官の警邏のパターンを調べ尽くして、何とかペントハウスからショウ達が外に出るチャンスを
伺って盗みに入ろうとする訳ですがー、

途中までは結構面白いんですよ。ジョシュ達は今まで泥棒なんてやった事がない、むしろ泥棒に入られないように守るのが仕事だった訳でw
そんな彼らが「泥棒のKNOW HOW」を教わろうと声を掛けたのが、ジョシュのご近所さんでケチなコソ泥・スライド(エディ・マーフィー)
他にもスタッフで実家が錠前屋だというヤツを泥棒チームにスカウトしたり、結構緻密に作戦立ててるっぽいんですね。

コメディとしても結構良質だと思うし。いわゆるドタバタとかお尻見せて笑わせるみたいなベタで幼稚なのとは違って
あくまでも会話のセンスややり取り、展開で笑わせるというタイプね。
個人的に好きだったのはジョシュと仕事が今一つ出来ない厄介者のチャーリーの会話で、チャーリーが自分はどれだけ気の利くスタッフかを
誇示するのに「タワーの住人で華僑のご婦人に対して、旧正月に赤い花束を渡して中国語で話しかけた」というエピソードを語るんだけど
ジョシュが吐き捨てるように「あの人は中国人じゃない。韓国人だ!!」と言うくだりwww
アメリカ人にはアジア人の見分け付かないよねー。いや海外に行ったら自分だってどの国の人か一目では判んないもんなー^^;
・・・とまあ、こんな感じの「ぎゃはははは!」じゃなくて「ぷっ」とする程度のコメディ度ね。

ハラハラドキドキでいい所まで行くのに、最後の最後で失速したなー・・・という気がしなくもないんだけど。
展開がちょっと「やっつけ仕事」な感じが。まあその前で車を運び出そう~の辺りからかなりムリヤリな展開ではあるもののw
それでも「どーやって最後はこの車を運び出すのかな♪」というお楽しみにで引っ張ってくれるんですよ。
んーんーんー。まあ、確かにああするしか方法がなかったのかもしれないけど、でも車がなくなったと判ったら間違いなく
あんな所に置いたら見つかるでしょ。探さない訳ないじゃないですか^^;

もう一ひねりあればなー。惜しい感じがするんですよねー。
まーでもね、私個人的にベン・スティラーとかエディ・マーフィのコメディセンスは好きなんですわ。
逆にローワン・アトキンソンみたいなのは好かない(ちょうど今ジョニー・イングリッシュも公開中ですね)
基本的にベンやエディのコメディって勧善懲悪なんですよね。最後は絶対にニッコリ出来る。コレってコメディに大切な要素だと思うんだ♪
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「J・エドガー」7本目

2012年02月08日 | 映画感想
「J・エドガー」

クリント・イーストウッド監督最新作×刑事プリオと初タッグの話題作。
タイトルは人名ですね。FBI初代長官「ジョン・エドガー・フーヴァー」の事です。

あらすじは、
老いてもなお絶大なる権力を誇るFBI長官J・エドガーが、自分の自伝を書かせる為に
ジャーナリストを呼び寄せて、口頭で自分の半生を語る・・・というもの。
デカプーが老けメイクでリアルタイムの老長官を演じ、彼の口頭で語られる回想シーンを
見せる事で当時の臨場感を出す、という手法

日本人にはもしかしたらあまり馴染みがないのか?
私だってそんなに知ってる訳じゃーないけど「ジョン・エドガー・フーヴァー」と聞いたら
「FBI長官という立場を利用して諜報活動に精を出して、それで得た秘密情報を使って歴代大統領をも黙らせた独裁者」
というイメージしかなく。まあ物凄い後ろ向き情報ですよね。あはははは^^;

で、そんなエドガーが下っ端の司法省の小役人だった時代からどうやってあの地位まで上り詰めたのかというのを
エドガー本人の語りで延々見せて行く、という展開です。

エドガーは左翼、共産思想を極端に敵視して徹底的に排除するように働きかけている。
そしてコレは結構有名だけど彼は人種差別思想も持ち合わせていた。もう本当に「クソ親父」のお見本です^^;
物凄い胸糞悪いんだけど、デカプー演じるエドガーが胸を張って「俺がアメリカを救ってやった(キリッ」と言うので
何となく「んー、まあ、ちょっと違う気はするけど、でも確かにそれで政治的に助かった側面もあるしなぁ」って納得してしまうw

ディカプリオってさ、タイタニックのイケメン役がよっぽどトラウマになってんの?^^;
近年特に敢えて自ら汚れ役とか精神的にちょっとアレな感じの役とか容姿的に「あうあう」な感じの役を進んで選んでない?
本作でも話のナビゲーターとして牽引していくのは御歳70歳OVERになった「爺ちゃんエドガー」なんだけど
特殊メイクででっぷり肥って顎のたるんだ老人を喜々として演じている。
んでもって「老人演技」が妙に上手いんだよ。背中を丸めてもっさり歩く姿なんてジジイそのものだわ。
ぶっちゃけ本当の老人が歩いている姿に顔だけデカプーにCGで加工したんじゃねーの?って思っちゃう位上手い。

でもねー、デカプーの欠点・・・になっちゃうかなコレは^^;
彼ね、声に張りがあって艶やか過ぎるんだよね。声音が若々し過ぎるんだ。
だから特殊メイクもパフォーマンスの演技も完璧なのに声だけが浮いちゃうんだ。これは勿体無いと思ったなぁ。
いっそ老人エドガーは声だけデカプーが本当にジジイになったらこんな声になるかな?みたいな声を探して本物の老人に
アテレコしてもらった方が良かったんじゃないの?と思ったわ。

映画の筋に話を戻すと、映画は知られざる?(私が知らなかっただけか?)エドガーの核心に迫って行く。
エドガーは生涯独身を通し、ゲイだったと噂されているが(真偽は判らない)本作でもその部分に微妙に触れている。
映画の内容はきっとフィクション(制作者側の想像)だと思うけど、これが最も納得の出来る落とし所だな、と思わされる。

大統領にまで恐れられた、泣く子も黙るFBI長官のエドガーがいかに孤独を感じていたか。
虚栄心、権力欲の裏にあるエドガーの素の弱さ。絶対的な母親に対する畏怖と依存。
老いても尚権力に固執する邪悪なまでのプライドの高さと、それでも老いを認めざるを得ない恐怖。
様々なモノが交錯して苦悩するエドガーの様子を実にリアリティを持たせて見せてくれる。
重厚感のある、骨太でありながら繊細な描写の自伝映画モノに仕上がっているなー、という印象です。

まーでもね、コレはアメリカ人にはお馴染みの方だろうから「なるほどあのクソ親父もこんな風に感じていたのか」とか
色々思う所もあるんだろうけど、日本人には余りにも知名度の低い「アメリカ的には有名人」のお話な訳で。
見ても「フーンそれで(棒読み)」と思う人が大多数なのではないかと^^;
コメント (4)
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