天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

兵庫県スイーツ巡りツアー【激長文】

2017年05月26日 | グルメ
季節外れなネタをいきなりしますが…毎年バレンタイン商戦で全国で最も売上が上がるのは名古屋なんですよ。ご存じでした?
もっと絞って言うと名古屋駅前の「JRタカシマヤ」内の特設会場『Amour du Chocolat!( アムール・デュ・ショコラ)』がぶっちぎりの売上だそーです。
聞くところによると東京・新宿や銀座等の老舗百貨店等とは売り上げのケタからして段違いレベルの差だそーで。

名古屋女子はスイーツが大好きなんです!(バレンタイン商戦ではあるものの、名古屋女子は本命男子用ではなく、自分用にチョコレートを買ってますw)

そんな訳で、私のお友達もスイーツ大好き女子がいっぱいいます。
その中でもP嬢(このBLOGスタメンの元々PIN友達)とK嬢(ここ数年特によく遊ぶ、中学時代からの幼馴染み)の2人は自分の友人の中でも特にスイーツ好きさんで、
「きっとこの2人を引き合わせたら仲良くなれるに違いない」と思って半年ほど前に2人を引き合わせたら思ったトーリ速攻意気投合して、今では私抜きで
2人でイチャイチャ楽しんでいるらしいw

そんなこんなで3月に2人は「スイーツ巡りツアー」に行ったんだけど、その時はスキーシーズンで自分はスキーで予定いっぱいだったので同行をお断りした経緯があり、
「ではスキーシーズンが終わってからリベンジツアーをしよう!」という話になって…前振り長くなりましたが、今回ようやくお2人のスイーツツアーに便乗させて
貰った…というネタです。
正直申し上げますが、私はただのアル中なので基本スイーツに全く興味がありません!なのでところどころ的外れなコメになるかもしれませんが悪しからず。
因みにこのツアーの為にK嬢の旦那・A氏(←彼も中学の同級生なので自分も元々友達)がわざわざ有給取ってくれて全行程の運転手を買って出てくれました。多謝!
A氏にコソッと聞いたら…「ん、たまには家庭サービスしないといかんでしょ」だそーで。K嬢、よく旦那を躾けていますね素晴らしい!(笑)

…以下、ヨッパライが楽しんだ「スイーツツアー」、下らない文章多めなので興味のない方は絶賛スルーでお願いします!

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さて。
出発前日夜、旦那の飯作って自宅で風呂に入ってサッパリしてからK嬢宅に突撃して仮眠(謎)を取り、なんと翌早朝3時に出発です!
ちなみにP嬢とK嬢宅は割と近いので、深夜に(私が寝てる間に)P嬢はK嬢宅まで車で来たそーで…少なくともK嬢とP嬢の2人は徹夜での強行ツアーっすね(滝汗)

そんなに早起きして何処に行ったのかと言うと…夙川にある「ミッシェルバッハ」という洋菓子店が先ず第一の目的地。
閑静な住宅街にあるすげー小さなお店なんだけど、ここで販売されている手作りクッキー「夙川クッキーローゼ」なる物がとにかく大人気だそーで
このクッキーを手に入れるには当日朝から店頭に並んで整理券を手にしなければならないのだそーだ。(事前予約不可)
…という訳で、この手作りクッキーをGETするべく朝7時半過ぎに店頭に並び出したP嬢&K嬢。

あ、自分も店の前に行ったんすよ。
したらね、K嬢が「この店は周辺住民がどーやら口うるさいみたいでアレコレ規制が多いから、声のデカいお前は迷惑になるから駐車場に引っ込んでろ!」
って言うんすよ(くすんくすん)
仕方ないからすごすご駐車場に戻ってA氏と2人して車の中でグースカ(★´-ω-).。oOO
そんなこんなで店の画像がないわ。だって写真撮れる雰囲気じゃないんだもん。

自分は並ばなかったからクッキーはいいやー!と思ってたんだけど、P嬢が帰りに「三重お菓子博のチケットのお礼に」と言って1箱くれました♪あざーす♪
(三重お菓子博というのがGW前後にあったんだけど、そのチケを旦那が仕事の付き合いで買わされたのでP嬢にプレゼントしたんすわ)
クッキーの画像は後で載せますわ。

首尾よくミッシェルバッハの夙川クッキーローゼをGET出来たので、続いてはミッシェルバッハから程近い、芦屋にある「ダニエル」に向かいます!



今度はちゃんとお店の写真も撮りました!
ココは本店で、あと芦屋市内と大阪市内に支店があるそーです。

このお店は「カヌレ(フランスの焼き菓子)」が非常に有名だそーで、ネット情報によると「日本一入手困難なカヌレ」なんだとか。
へぇ~…自分、カヌレは割と好きなお菓子ですよ。最近行かなくなったけど、以前毎月通ってた某ビストロにディナー食べに行くと必ず帰りに
手作りカヌレを手土産に持たせてくれるんですよね。それで好きになったんですが。

そんな訳で、バイト先で頼まれてカヌレを大箱買いするK嬢を横目に自分はとりあえず「プレーン味」のカヌレを3つ購入してみました(1個108円。安いな…)
このお店のカヌレは季節毎に色んなフレーバーのカヌレを数種類作っているそーで、この日は全部で8種類のフレーバーのカヌレが売ってました。
因みにP嬢はカヌレの食感が余りお好きではないので買わないとの事。スイーツ好き女子のこだわりでしょうか。潔いですな。
あーしまったな。カヌレの画像撮るの忘れて食っちまった(苦笑)、まあ見た目は本当にフツーのカヌレですよ。

で、問題のお味は…うん、まあ美味しいですよ。周囲がカリッとしていて中はしっとりモチモチ。
通常のカヌレに比べてラム酒かリキュールかな?お酒を強く感じます。ちょっぴり大人向けの…ワインのお供に合いそうなカヌレです♪
でも日本一入手困難になるのが正直よく分からないんだけど(苦笑)…多分ネット販売分が少なくて、連日午前中に即完売してしまうからそう呼ばれているんだろうと。
自力で店まで馳せ参じれば余裕で買えますよ。ああでも絶対に欲しければやっぱり午前中に突撃した方がいいんだろうと思いますが。^^;

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今回の旅の最大にして最終目的地はココ!「es Koyama(エスコヤマ)」

兵庫県三田市にある「スイーツ王国」と言えばココ!
この記事の最初にネタにしたバレンタインのJRタカシマヤ「Amour du Chocolat!」の中で毎年最も行列が出来るのがこのエスコヤマ。
毎日三田市のショップから限定商品を名古屋まで輸送して来てくれるんだけど、何度開店同時にダッシュしても手に入れる事が出来ないんだよな(薄涙)
もうコレは本店に出張って買いに行くっきゃない!…と言うのと、チョコレート絡みだけでなくこの本店でなければ元々販売していないお菓子がいくつかあり、
それもいつか食べてみたいと思っていたのでこの機会に…という訳で。

↑画像はエスコヤマの真髄「小山ロール」他、生洋菓子(ケーキ)を販売している「パティスリー/パティシエ エスコヤマ」

先ずはココで「日持ちのしない=本店でしか買えない生ケーキ」等をガッツリ購入。
スイーツ大好き女子の流れとしての王道パターン
「バレンタイン絡みでエスコヤマのチョコレートを買ってみて感動→他の限定商品にも手を出す→通販でも購入→現地でしか買えない(食えない)物を!」ですよw
生ケーキと、エスコヤマと言えば!…のスペシャリテ「小山ロール(ロールケーキ)」だけは通販もしていない、現地でしか購入出来ないのです。
それと、ココでもう1つのスペシャリテ「小山チーズ」も購入。コチラは通販で買う事が出来ますが、なんだかんだで送料だのなんだの掛かってイラッと来るでしょ?^^;
実は先の「Amour du Chocolat!」で毎日個数限定で小山チーズも販売されてる(ハズ)なんですが、何度トライしても手に入らなかったんすよね…だから今回初めて購入♪



現地でしか手に入らないネタとして、ブーランジェリー(パン)もあります。
ブーランジェリーの目玉商品はどうやら「クリームパン」らしくて、その日に焼き上がる予定時刻の告知が黒板に書いて店頭に置いてあります。
実際、クリームパン販売時間の数十分前から人が続々と並び始めてちょっとしたカオス状態に。
自分はそこまでクリームパンに興味がなかったので、敢えてクリームパンの焼き上がり時間を外してパンを買いに行ってみました。

常時次々と色んなパンが焼き上がって店頭に並ぶのですが、「絶対に常に店頭にある」という状態ではないので(何しろ店頭に並んだ端から売れて行くので)
自分が店に入った時にお目当ての物が売っていればラッキー☆という感じ。
因みに自分はクイニーアマンが大好きなので是非食べたかったんだけど…行った時はたまたま売り切れていて購入出来ませんでした。無念(涙)



↑ショコラ専門店「ロジラ ROZILLA」入口

勿論チョコレートを買わないでか!
例の「Amour du Chocolat!」ではパッケージングしてあるアソートセット販売しかしませんが、当然ですが本店なら様々なフレーバートリュフを
1個から個別購入が出来ます。自分の好みの味・食べてみたかったフレーバーだけをチョイスして購入出来るのも本店ならではの楽しみ♪



まるでマカロンを並べて埋め尽くしたかのような可愛らしい建物…この画像の左側にイートイン出来るカフェがあります。
ですが、このカフェがどう考えても来店者数に対してキャパ少な過ぎ!><
と言う訳で、自分達も先にカフェにエントリーだけしておいて(順番が回って来たら電話で呼び出してくれます)待ちの間にお買い物、という流れ。
この日はラッキーな事に(←だそーです。通常もっと待つの当たり前だとか)1時間半程度で順番が回って来たのでカフェにIN

カフェメニューはランチセットのような物からスイーツまで色々あるのですが、先のパティスリーで買った生ケーキを持ち込みしてお店の人にお願いすると
ケーキをお皿に盛って持って来てくれて店内で食べる事も出来ます。だからパティスリーでケーキ買って、カフェでは飲み物だけ注文する事も可能。
コレ知ってるとかーなーりー安上がりにカフェが楽しめます。プチ裏技ってヤツかな?^^;



そんな訳で、私達もパティスリーで買ったケーキをお皿に盛って来てもらいました!わーいてんこ盛りだよー♪^^
P嬢、K嬢、私でそれぞれ2個ずつ買ったので6個並んだケーキ…壮観ですな!(はっはっは)
勿論1人2個ずつ食べつつ、お互いの購入したケーキもチョイチョイつまみ食いして楽しませて頂きましたヨ♪

…あ、何か忘れてる……うん、うっかりすっかりK嬢の旦那・A氏の存在を忘れていました(コラコラ



今更ながらですが、A氏の為にコチラ↑はカフェで提供しているメニューの「ハナレノショート(イチゴのショートケーキ)」を注文。
でもこの商品はパティスリーでは提供していない、カフェだけのケーキメニューなので、注文する価値アリ☆です!
A氏の為に注文したのにA氏そっちのけで「ねーねー一口ちょーだーい♪」をやりまくる女子チーム(薄笑)
…うん!スポンジふわっふわでめちゃウマだー!生クリームも溶けるギリギリまでふんわりさせた超・高クオリティ☆甘過ぎず、食感絶妙です!



私とP嬢は飲み物まで追加注文w
最初は大人しくアイスティーとか無難なトコロを注文していたんですが、ケーキ散々食って調子に乗って来たので(←ん?)
カフェメニューの「キウィオレンジ」というフルーツ生搾りのオリジナルスムージードリンクを追加でオーダー
ストローでまぜまぜして飲むと清涼感ハンパないっすわ♪キウィ好きなら絶対にハマる一杯。ビタミンチャージもバッチリで美容にもいいワ♪^^

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と、言う訳で、買って食って、食って買って、散々やりたい放題楽しんだスイーツツアーで「買って帰って来たモノ一覧画像」ガンガン載せるぜー!



先ずはコチラ↑
一番最初に行った「ミッシャルバッハ」の「夙川クッキーローゼ」でございます。
ツアーの最後にP嬢から「先日の三重お菓子博のチケのお礼に…」と差し出された際には割と本気で「いやいやいや、あんなに苦労して並んでGETした品を
頂く訳には流石にいかんすよ!」とお断りしたんですが、余り強行に拒否るのも大人げない…というかこの流れは貰っておくべき?(ネタ的に←ヲイ)と思ったので
ココは有難く頂く事にしました。P嬢、重ね重ね本当にありがとーね♪



包装紙を開けると↑こんな感じで…
いかにも「お屋敷町のおハイソな奥様がお友達のお宅に伺う際に【お持たせ】で手配する手作りクッキー」って感じ。



中を開けてみると…意外な事に、本当に「マダム手作りの昔ながらのクッキー」が出て来ました。
花型のクッキーの真ん中にアプリコットジャムを設えた物と、生地からチョコレートを練り込んだ物の2種がケースに綺麗に並べられていました。
一つずつクチに入れてみる…ふんわり甘くて口解けのいい、サクサクしながらもふんわりした絶妙の食感の…それでいて明らかに「手作りクッキー」の体でした。
正直、ここまで苦労して手に入れなければこの味に辿り着けないのか!?もう少し工夫すれば自力でこの味は出せないか!?と逡巡しましたが(ヲイ
確かにね…この味って絶対に誰もが「懐かしい」と思える味なんだけど、今この味を再現してくれてる店ってありませんね。自分で作るのもムリっぽいし^^;




散々煽りましたが…↑エスコヤマのスペシャリテ「小山ロール」の一部、です^^;
一本買いで確か1,500円しない程度。正直エスコヤマの商品って何もかもお値打ちなんですよね♪だからなのか?ついつい色々買い過ぎちゃう!w
本当はカットする前に撮影しなくちゃ…とか色々思ってたハズなんだけど、家に持って帰って来て超疲労困憊状態で旦那から「わー♪とりあえず小山ロール食べよー♪」
って言われてヘロヘロになりながらカットして食ったので…画像が残ってただけマシかな?レベルでして(滝汗)

賞味期限は購入当日。だから通販で売れない。
それだけに味に非常に興味があったんですが…コレがねー、そりゃー「スペシャリテ」と言われるだけはありますわ!
人生観が変わるレベルの美味しさでしたねぇ~。スポンジ生地からして有り得ないレベルのふわんふわんですよ。よく形が崩れずにこの状態を保っていられたなと。
そしてクリームも…世の中の「ホイップクリーム」とやらを全て駆逐したくなる、正に感動の美味さですよ。
旦那も「うっわー!何だこれすげー美味いわー!こんな美味しいロールケーキ、生まれて初めて食ったなぁー!」と、それはそれは大絶賛でした。




ブーランジェリーで買ったパンの一部↑
この他にもカレーパン(ナビンさんと創ったカレーパンNO.2)とレーズンパン(菓子職人のぶどうぱん)を買ったんですが。
画像に載ってるのは「3種のチーズとドライトマトのベーグル(右上)」と「フロマージュクッペ(下)」と「トマトとマッシュポテトが云々(名前失念・左上)」
購入翌日に撮影したからちょっとくたびれた感があるかもしれませんが、どれもクオリティ高かったですね。
特に画像に載せなかった「菓子職人のぶどうぱん」は一斤買いだったんですが、コレは軽くトーストしてバターを塗って食べると超絶品☆
粉が甘いのかな?干しブドウにも何か味が付けてあるようで、とにかく美味かった!




コチラもエスコヤマのスペシャリテ「小山チーズ」↑
今回ようやくGET出来て嬉しい!という訳で、早速食べてみようそーしよう!w



見た感じ…ぶっちゃけ、どこの観光地にでも売ってそーなチーズの焼き菓子?チーズケーキとかチーズスフレとかそんな感じ?(テンションやや↓)

と、思いきや、手に取ってみるとまず「え、ふんわり軽い…と言うか指の熱で形が崩れそう!」
慌てて包装紙から出して口に運ぶ…おおおおお!唇で切れる、いや口に入れたら溶ける!なんだこりゃーーー!!
とにかく感動のフワフワ感。「チーズスフレ」と書いてあるから柔らかいのは頭で分かってるんだけど、自分が人生で経験したチーズスフレの柔らかさの
遥か彼方の「超絶ふわふわ」にただただ唖然とするしかない…しかも劇的に美味いと来たら、もうどうすりゃーいいのかと!w
「コレ、賞味期限があんまりないから急いで食べないとダメなんだよね…」と申し訳なさそーに差し出したんだけど、旦那の食いっぷりが良過ぎて
あっちゅー間に1箱完食しちゃったしね。自分も旦那にゴッソリやられる前に必死で3個は食ったよ。いやぁ~美味かったわぁ~♪




「テリーヌ・ドゥ・ショコラ ヘッコンダ」
コレもバレンタインの時に買いたかったんだけど手に入れられなかった一品。ネット販売でGET出来ます。



開封すると…真空パックしてあるので賞味期限が2週間程度あるんですよね。
他に賞味期限が短い物から消費したいので、まだコレは開封してないんです…先のお楽しみに取っておきます^^;




「円(Madoka)」
なんだろう?コレってバレンタインの時に見掛けなかったけど、コレも自分が行った時には既に完売してたのかな?と思って試しに購入。
割と日持ちはしそうなんだけど、要冷蔵品っぽい?ネットで購入可能。

 

チョコレートサブレ(サブレ生地にチョコレートが掛かっている)でした。
コレがね、そんじょそこらの有りがちなチョコサブレと同じに扱ってもらいたくない一品ですね!
サブレのクッキー生地自体の美味しさもさることながら、やっぱりチョコレートの質がピカイチなんですよねー美味いんだわとにかく!




当然だけど!で「ロジラ」で買ったチョコレートトリュフ↑
気になってたフレーバーと、基本のミルクトリュフとビタートリュフは押さえておいた。
まだ賞味期限があるから今の所基本の2つだけ旦那と分け分けして食べたよ。他のも食べたいけど食べたらなくなっちゃうのがなー!(←何言ってんだコイツw)

あー、本当に何食べても呆れる程美味しいんだよ!
兵庫県民が羨ましいわー!食べたい時にフラッと買いに行ける場所に住んでるだなんて、本当に本当に羨ましい!!
でも…もし自分ちのお近くにエスコヤマがあったら…ダイエットなんて考えられない位体重が恐ろしい事になりそう!(滝汗)
あーそれでもまた食べたいわー!アル中で甘い物に興味ゼロのこのアタクシがココまで絶賛するんだから…騙されたと思って皆も食べに行ってみてよ!
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【映画】追憶【17作目】

2017年05月25日 | 映画感想
「追憶」

『鉄道員(ぽっぽや)』『駅 STATION』等、長らく高倉健さんの映画を撮って来た降旗康男監督と撮影の木村大作さんがタッグを組んで
作ったサスペンスドラマ。お二方共映画界では既にレジェンド扱いされてますわね。
主演は岡田准一君、ドラマのキーマンが小栗旬君。他にも柄本佑君、長澤まさみちゃん、木村文乃ちゃん、安藤サクラさん等々
とりあえず出演してる役者さんが恐ろしい程豪華絢爛☆
予告編でキャストをザーッと見ただけで「こんなのスルー出来る訳ねーわ!観るっきゃないだろコリャー」って思ったわねw

そんな訳であらすじ…
富山県警捜査一課の刑事「四方篤(岡田准一)」は漁港で刺殺体となって発見されたかつての友「川端悟(柄本佑)」を見て戦慄した。
前の晩に偶然川端と街で再会した彼は「田所啓太(小栗旬)」に金を借りに行くと言っていたのだ。上司には内緒で田所に会いに行くものの
田所は何も語ろうとはしなかった---四方、川端、田所の3人は幼少期だった25年前、訳アリのとある女が経営している喫茶店で
共に過ごした仲間だったのだが、ある事件がきっかけで3人はバラバラになりそのまま時が経っていた…

健さんが出演していない健さん映画。という絵ヅラw
北陸とか東北とか北海道とかの「暗い海」撮らせたら木村大作さんやっぱピカイチですなぁ~!
映画冒頭からこれでもか!と見せる魅せるwww北陸の鉛色の海に雲間から幾筋も矢のように光が落ちて来る。シルエットのカモメ達。
海の色はそのまま鬱屈した北陸の人々の心を映し込んだかのよう。カメラがパンすると情景が変わって暗い大雨の田舎道を子供を捨てて逃げ去る母親の姿…
OH~!どらまてぃーーーーーっく!!(コラコラ

話は映画冒頭25年前の少年時代の3人のエピソードから始まり、ある事件がきっかけで3人は散り散りバラバラになって…25年後(現在)に話が移る。
少年時代のエピソードも所々事情が分かり難い部分があって、それは後々回想という形で追加で情報が提示されていって真相に近付いて行く形式。

この話全般そうなんですが…非常に地味で暗い。↑上に「どらまてぃーーーーーっく!」って書いた割に話はかなり淡々としてる。
だから当然だけど役者の皆さんもかなり抑えた演技で主役の岡田君なんて終始苦虫を潰したような難し~い顔してる^^;
そして話は25年振りに再会したかつての仲間が1人は刑事になり、1人が殺人事件の被害者になり、そして1人はその事件の容疑者になっていた。
…と、予告編を見た段階では「ははーん。で、小栗君が犯人なのか?違うのか?まーどーせ犯人じゃないんだけどじゃあ誰が犯人なのか?という謎解きか?」
位の予想はしていたんですが、そこがミステリー部分じゃなくて「何故田所(小栗君)は頑なに事情を話さなかったのか?」という部分が種明かしだったらしい?

なんかすごく微妙~な書き方なんですがー…正直、観ていてなーんかモヤッとするというのかね。
普通この手の話ってクライマックスの種明かしシーンを見て「あーなるほどー!だからあの時こーゆー反応だった訳ねー!(超納得☆)」みたいな
ある種爽快感みたいなモノがあるじゃないですか。て言うかその爽快感がないと脳内モヤモヤしまくって尻の座りが悪いというかね。
本作、正にその「尻の座りが悪い」感じがしたんですわね。
いや決して「どういう事情なのかサッパリ意味が分からなかった」という訳ではないんです。ちゃんと事情は理解出来るんです。理解出来るんだけど…
「んーと。で?どーして田所は最初に四方が話を聞きに来た時に川端に会ってた事を正直に話さなかったの???」と。
別に正直に話したって何も問題はないような気がするんですよね。思わせ振りに「会ってない!」とかウソ付くのがよく分からなかったんだな。

きっと、本作は決して「サスペンス」「ミステリー」というジャンルではなく、あくまでも「ヒューマンドラマ」が主軸なんですよね。
うんそれは分かってるんだけど、この展開だとどうしても観客は「サスペンス」部分に軸足置いちゃうじゃないですかー(滝汗)
だから余りにもアッサリと何の余白も持たせずに真犯人が捕まってしまったりすると「えええええ~」って気分になっちゃうし、途中の田所夫婦の会話で
何とな~く真相が分かってしまって、クライマックスで田所の告白シーンを見ても「ん、ま、そーでしょうねぇ。予想通りですわw」位のテンションになっちゃうし。

もっともっと気を持たせるよーな展開に、もっともっと「お涙頂戴」な展開に出来そうなお話なのに、どうしてこんなに淡々と作っちゃったんだろう?
役者さんの演技がそれぞれ秀逸なだけに盛り上がりのない単調なお話なのが余りにも切ないわ。

んー。でもやっぱ小栗旬君いいな~♪昔は全然好みじゃなかったんだけど、どんどんステキになっていくなーこの人♪
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【映画】美しい星@試写会【16作目】

2017年05月19日 | 映画感想
「美しい星」

三島由紀夫氏の長編同名タイトル小説の映画化。三島由紀夫にしては珍しいSF色の強い作品だそーで。
コレを「桐島、部活やめるってよ」で一気にメジャーにのし上がった吉田大八監督が30年来熱望した末、ようやく自らメガホンを取ったそーで。
原作は三島由紀夫だけど本作はそれを大胆に脚色して色々設定をこねくり回して完全な現代劇に改変したそーです。
今回、友達が試写会当たったけど見に行けないからドゾー♪と言って試写状譲って貰えてタナボタで観に行けましたー♪E嬢ベリベリサンクス!

あらすじ…
当たらないと評判の気象予報士・大杉重一郎はある日「空飛ぶ円盤」と遭遇した事がきっかけで、自分は実は火星人で自分は危機的状況にある
地球と人類を救う事が使命なのだ!と覚醒する。時同じくして息子の一雄は水星人、娘の暁子は金星人だとそれぞれ覚醒し、各々違うアプローチで
自分の使命を果たそうと動き出す。唯一マルチ商法でミネラルウォーターの販売を始めた妻の伊余子だけは覚醒せずに地球人のままでいて
家族の変化に戸惑うのだが…

先ずね、むかしむかしの大昔「自称・文学少女」だった自分は三島作品も多少は読み齧っているんですが。
残念ながら本作の原作小説は読んだ記憶がありません。つーか、こんなキテレツな話を読んだ記憶は全くないから絶対に読んでないっ!^^;
一応「金閣寺」とか「宴のあと」とか「仮面の告白」とか有名ドコロはサラッと押さえてたんだけど…因みに自分の一番好きな三島作品は
「永すぎた春」という話です。三島由紀夫ってこんなお気楽で太平楽な恋愛モノも書いてたんだぁー!という衝撃がありましたね。読み易い話です♪

あ、いきなり脱線した!
という訳で、ある日リリー・フランキー氏演じる「大杉重一郎」以下、大杉家の皆さんが時同じくして「自分は地球外生命体だったのだ!」と
覚醒してそれぞれが地球の為に身をやつす姿を滑稽に見せる、というゆる~い話。
しかも冗談なんだか本気なんだかもよく分からない微妙な塩梅。いや、大杉家の皆さんは大真面目に「宇宙人」しているんだけど
普通に考えて第三者からは「お前らアホか?」としか見えない訳で、それがお気の毒な程滑稽に映る、というお話。
大杉家の家族それぞれのエピソードをランダムに少しずつ見せて行くんだよね。まあ一番インパクトがあるのは当然リリー・フランキーさんなので
彼のエピソードが一番長尺になる訳ですが…それにしてもそれぞれの家族のエピソードがだら~っと続くのは正直ちょっとダレる。^^;
一応ね、主張してる事は至極真っ当で。特におとーさんのリリー・フランキーさんは「環境破壊を今直ぐ止めないと地球が汚染されてダメになってしまう!」
という事を毎日毎日自分が担当しているニュース番組の天気予報コーナーで力説したりするんだけど…「あのポーズ」がマヌケ過ぎていい話が全部
頭から抜けて行くわチクショー(笑)

タイトル通り「美しい星=地球」を守ろうとする気持ちに対するアプローチを色んな方向からするお話。
多分亀梨君ファンのジャニヲタちゃん達は亀ちゃんがキメ顔で「ドヤァ~」ってスクリーンに映るだけで「うきゃー♪」って満足しちゃうのかな?
でも彼のエピソードは結構含蓄深いと言うかね…佐々木蔵之介さんが演じた議員秘書の「黒木」の存在感と言うか彼のセリフは身につまされましたね。
この美しい星を守ろうと本気で思った時に、地球にとって何が一番不必要な存在なんだろう?何が一番地球汚染に加担している存在なんだろう?
…って考えたら、「で・す・よ・ね~!」としか言いようがない、と言うかね(薄笑)

最後までゆる~く、コレはリアルなのか妄想なのか?訳も分からずシュールに話は収束して行くんですが…
昭和30~40年代に…かつて日本で「戦後」と言われた時代に三島由紀夫は未来の日本ドコロか未来の地球に思いを馳せていたんだと…そう思うと感慨深い。
あ、いけない、コレは「三島作品」に対する感想になっちゃうじゃないか!映画はあくまでも現代劇になっているんだからそこを評価しないと…^^;
でもね、きっと監督さんの技量なんだと思うけど、三島由紀夫が作中で描いた「美しい星」に対するテーゼを現代劇に置き換えた事で逆に今の私達に
分かり易く提示したんじゃないかな?って。

んーと…分かり易いんだか分かり難いんだかすら謎な感じなんだけど…何がしか自分の中に「このままじゃーいけない!」という気持ちにさせてくれる
パワーを持った作品でした。まーでもね…試写会で観れてラッキーだったかな。劇場公開でガチ鑑賞したら「なんだコリャー!」位は吠えてたかも(苦笑
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【映画】スプリット【15作目】

2017年05月16日 | 映画感想
「スプリット」

M・ナイト・シャマラン監督最新作。
もう今更書きたくないけど、みんなシャマラン監督だからって「どんでんオチ」期待するの禁止ねー!^^;
彼は普通~にホラー・スリラーモノを撮らせたら本当にいい絵を撮る監督さんだと思ってます。私は割と好きな監督さんです。
そして今作はなんと自分のお気に入り俳優「ジェームズ・マカヴォイ君」が多重人格者役を演じていると言うではないか!こんなの観ない訳にはいかないぞ!!

ってんでー、あらすじ…
クレアの誕生パーティーに参加したクラスメイトのケイシーとマルシアはマルシアの父親の車で家まで送って貰おうと3人で車に乗り込むが、何故か父親ではなく
見知らぬ男が車に乗り込んで来てそのまま拉致監禁されてしまう。気を失っていた3人が目覚めると何処か分からない地下室のような場所に居た。
男を出し抜いて脱出しようと提案するクレアやマルシアと違い、子供の頃に父親から狩りの基本をレクチャーされていたケイシーはまず敵の様子を慎重に探っていると
男は見掛ける度にまるで別人のように口調や仕草がコロコロと変わる事に気付いた。男はなんと23人もの人格を持つ「解離性同一性障害(多重人格者)」だったのだ。

とりあえずシャマラン作品レビューは「オチに触れるな」が鉄則なんだけど、自分基本思い付きでポンポン書いちゃうタイプなので…以下、オチバレの危険性大です。
本作未見でこれから楽しみたい方、オチに関わる情報は絶対に知りたくない方は以下スルーでお願いします!

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さーて、一応なるべくガチのオチバレはしないように気を付けるつもりではいますが…

まず予告編を見た段階で多少本を読む人だったら大抵は「え?コレって【24人のビリー・ミリガン】の映画化?」って思うでしょうよ。
すくなくとも「23人の人格を持つ」設定はビリー・ミリガンを彷彿させようとした意図があったのでは?と思わずにいられない(その後の展開を考えても)
劇中でも多重人格の脳内活動について「真ん中に【照明(スポット)】があって、そこに立った人がその場の人格を司る。他の人格はスポットの周囲を
椅子で囲っていてその椅子に座っている」というような説明があるんですが、これはそのままビリー・ミリガンの小説内の多重人格の脳内設定に沿っている。
…もっとも、ビリー・ミリガンは小説化されたけれどフィクションではなく実在した人物で、著者のダニエル・キイス氏がビリー・ミリガン本人と何度となく
面接を繰り返して本人から聞き出した事を書いているから、実際の多重人格者が全員こういう状態なのかはともかく、少なくともこういう脳内状態に
なっている多重人格者は存在する(リアリティのある設定である)という事なんでしょう。

実在したビリー・ミリガンは社会復帰する為に治療を重ねた結果、24番目の人格「教師」が誕生したのですが、本作では…という所がキモなんでしょうw
まあ、でも映画中では23人の人格全てが登場する訳でなくいいとこ4~5人だったので、最初から設定を5人程度の多重人格にした方がビリー・ミリガンを
知らない人にとっては受け容れ易かったんじゃないの?と思わずにはいられませんが。

話は3人の女子高生が多重人格者に拉致られてからの事と並行して、3人の中で唯一「クラスから浮いていて孤立していた女の子・ケイシー」の幼少期の
エピソードが語られていきます。このケイシーの幼少期のエピソードは後の多重人格者との関係にシンクロしていく作りになっていて重要なファクターです。
ケイシーを演じていた女の子、可愛くてお人形さんのような顔をしてるんだけど…どっかで見た顔なんだよなぁ~と思ってフィルモグラフィを調べたら
今年の1月にメキシコ行った際に機内上映で観た「モーガン プロトタイプL-9」(日本未公開・既にDVD発売済)という作品に出演していたカワイコちゃんでした。

多重人格者の主治医は聡明で﨟長けた女医で、彼女が解離性同一性障害についての講義をしているシーンで「解離性同一性障害者の人格入れ替えによる変容」について
語っている訳ですが、コレも実は後の展開の重要な伏線になっていたりして…彼女が「問題の24番目の人格」について何故疑問視したのか?というのが
ある意味本作のキモの1つでもあるんじゃないかと。

先に書いた「ビリー・ミリガン」の著書を読んでいる・または内容を知っている人にとっては「先読み出来る展開」なんですが、本作は敢えてその先読みの
裏をかくような展開になっていて…後々考えてみると「多重人格ネタ=ビリー・ミリガン」って世界中で広く知れ渡っているから、敢えてビリー・ミリガンを
彷彿とさせるような設定にしておいて(23人の多重人格)その後の展開で裏をかこうとした、というあざといやり方か?とまで勘繰りたくなるというね(苦笑)
それが成功していたのかどうかはさておき(個人的には余り愉快な展開ではなかったけど、まあコレもアリか?という所でしょうかw)
最後の最後で…まあ、シャマラン監督ファンにはお馴染みのあの作品のあの方がシレッと登場した挙句、ラストテロップの最後にダメ押しの広告入りとは^^;
いやはや、恐れ入りましたわ。まさか過去作品とシンクロさせて続編作る気だったとはネw
アレか?「ホラー界のアベンジャーズ」でも狙うつもりか?(コラコラ

まー本作、モヤッとする部分も多々あるものの、一定の満足感は充分得られる作りだったと思いますよ。結構クライマックスもグロかったし(ひー
でもコレねー、単に多重人格者を実に上手く演じ分けたジェームズ・マカヴォイ君の怪演の功績が大きいですよ。
「X-MENシリーズ」ではあんなにイケメンで萌え萌えだったのに…本作余りにも役作りが凄過ぎてプリプリ感ほぼなし(薄涙)
でも役者魂を見せられた一作でした…あ、シャマラン監督も相変わらずつまんない役でカメオ出演してますが、皆で盛大にスルーしましょうそうしましょうw
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【映画】無限の住人、ノー・エスケープ 自由への国境【13~14作目】

2017年05月09日 | 映画感想
「無限の住人」

沙村広明氏著の同名タイトルコミックの実写映画化。
…と書いても誰もピンと来ないかもしれない。それよりも「三池崇史監督×木村拓哉主演のぶった斬りエンターテイメント」と書いた方が分かり易い。
公開後のマスコミ評判がすこぶる悪い、という噂を聞いたのですが(アンチ・キムタクのマスコミのキムタク叩きにも最近辟易して来ましたが)
単純に三池監督がキムタクをどういう風に撮ったのか気になったので観に行ってみた。

あらすじ…「100人斬り」の異名を持つ「万次」は騙されて罠に嵌められ、たった1人の妹を殺されてしまう。そこに現れた不思議な老女の手によって
万次は不死の体を与えられた。不死身になった事で斬られた傷は直ぐに治るが、段々と剣術の腕は落ちて行くのを感じていた。
それから50年後、亡くした妹と瓜二つの顔をした少女「凛」が現れ親の仇を討つ為に用心棒になって欲しいと懇願される。彼女の願いを聞き入れて
凛の親を殺したという「剣客集団・逸刀流」の首領である「天津影久」の命を狙う万次と凛だったが…

え、そんなにクソミソ言われなきゃあかんか?自分結構面白かったけどなぁ~
「ぶった斬りエンターテイメント」と銘打つだけあって殺陣のシーンが本当に多いんですが、どのシーンも凄く作り込まれていて見ていてワクワクしましたよ。
クライマックス、死屍累々の間を真っ赤なぬらぬらとした血の川が流れて行く様子なんぞ「禍々しいのに美しい」とでも言えばいいのか…三池監督の
こだわりを感じさせる絵作りにゾクゾクしましたけどね。
殺陣自体も非常に手が込んでて…やっぱキムタク身体能力高いんだよな~。なんやかんやでジャニーズは体の動きが圧倒的にいいんだな。
ああでも本作の敵役の福士蒼汰君もめっちゃ体のキレがいいんだ。しかも美形~♪お顔が美しい~♪
出演されている役者さんがクセモノ揃いで、しかもいいキャラ出して来てたよ。万次と同じく不死身の体を与えられた男を演じていた市川海老蔵さんや
凛に付け文を送り続けるロリコンおやじ(ヲイ)「鯖人」を演じた北村一輝さんの怪演もさることながら、吉原の花魁をしつつ天津の為に刺客を
続けていた「槇絵」を演じた戸田恵梨香ちゃんが可愛かったわ~大胆に太モモ晒して決めポーズで現れるシーンなんて「おひょー♪」って声出そうだったわw

劇中で「どちらが善でどちらが悪か」「お前が善なのか」等の問答が何度か出て来るんだけど、これに対する答え?のようなエピソードが
凛が天津から彼の生い立ち(と言うか彼の祖父からの恨み)を聞かされるシーンだと思いましたね。物事は一方からしか見ても何も分からない。
一方から見て善だと思った事象が、他方や別の立場から見てみると悪に映る事はままある。凛にとっては天津は親を殺した仇であり悪だけど、
その天津の祖父は凛の祖父から非道な扱いを受けて破門され、失意と恨みの中死んでいたのだ。だから天津にとっても凛の親に「仇討ち」した立場だった。
このエピソードがクライマックスのシーンをより深い物に昇華してくれていたなぁ~と。

目的もなく死ぬ場所や死に方を模索する万次の苦悩と、凛と出会った事で少しずつ変わって行く様子をキムタクも上手に演じていたと思いますよ。
どうして本作がそんなに悪評価なのか本当に分からないなぁ~。上映時間結構長めなんですが、全く時間の長さも感じさせられませんでしたしね。観て良かったよ。



「ノー・エスケープ 自由への国境」

今年のアカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品(メキシコ代表)
…というのは後から知った情報で、自分はアルフォンソ・キュアロン(本作ではプロデュースのみ)の名前と「主演がガエル・ガルシア・ベルナル君」
だというこの2つの情報だけで鑑賞を決定。ちなみに監督はアルフォンソ・キュアロン氏の息子ホナス・キュアロン氏
ガエル君久し振りにスクリーンで観たぁ~♪最近短館映画館チェックしなくなっちゃってなかなかお目に掛かれなくて~(薄涙)

あらすじ…って、書くまでもないんだけど。ガエル君含む10数名のメキシコ人がアメリカに密入国しようとしているんだけど、乗っていたトラックが故障してしまい
国境周辺の砂漠地帯を1日半程度歩いて越えなければ行けなくなってしまった。ところが砂漠を歩いていると何者かに突然狙撃されて次から次へと殺されていく。
キチ○イアメ公がバディの猟犬(めっちゃ賢い!)と共に密入国するメキシコ人狩りをしていたのだ。必死で逃げるガエル君達vsキチアメ公の行方は…!

メキシコとの国境に万里の長城よろしく塀を建てる!と公約して当選したトランプ氏が本当に就任直後から工事に着手して話題になりましたけど
本作はトランプ氏の選挙騒動よりももっとずっと前に企画・制作されていたようで、たまたま日本に入って来たのがこのタイミングだったというだけのようでw
作りはそれこそ大昔のスピルバーグの出世作「激突!」に似ていて、理由や説明等が一切なくただただキチなアメ公が密入国者を1人残らず殺そうとする姿を
描いている。もっとも「激突!」の方はトレーラーの運転手の姿を一切出さなかったけど、本作では最初っからアメ公の様子を見せている所は違う。
恐ろしい殺戮者だけどバディのワンコに対してだけは唯一人間らしい情緒を見せているのも逆にサイコ感が増して空恐ろしい気持ちになる。^^;

一応ガエル君達メキシコ人側からのアプローチがメインではあるものの、何て言うか…自分は正直どちらにも肩入れ出来ずに観ていたなぁ~と。
彼らは決してキチ○イ野郎にただただ命を狙われる可哀想な仔羊ちゃん達という訳ではないですよね。そもそもが「密入国」しようとしているヤツらな訳で。
夜たき火しながらガエル君達の生い立ちというか事情を語り合うシーンはあるんですが、それにしてもやっぱ違法行為をしている事に変わりない。
勿論人殺しがいい訳ないんだけど、密入国が絶えずに実際密入国者によって治安悪化が止まらないアメ公側にしてみれば「ヌッ殺してやりたい!」位の気持ちに
なっていたっておかしくはないよな~と。

「攻撃は最大の防御」という言葉よろしく本作もお約束通りの展開を見せて行きます。
まあ、後は単純にハラハラドキドキを楽しんで!みたいな話ですから…本作はたまたま「メキシコ違法移民問題」という、トランプ政権下のタイムリーなネタと
被ってしまったので無駄に裏読みしたくなってしまいますが、根本的には「脳味噌カラッポにして楽しむ鬼ごっこエンターテイメント」という体ですからw
猟犬のワンコがめっちゃくちゃ芸達者なんですわ!オヤジが犬笛鳴らすと「ピキューン☆」って顔して動き出すんだ。いいなぁ可愛いなぁ♪
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スキー2017・9回目@奥志賀高原スキー場

2017年05月07日 | スキー
GWの後半は毎年お約束のスキーで〆
…という訳で、今年も5/3~6までスキー行って来ました!というレポ。激長文なのでスキーに興味のない方スルー推奨
画像多めなのでお暇な方は画像を斜め見しながらサラ~ッと流して貰えれば^^;

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と言う訳で、毎回1枚目の画像同じ(苦笑)
小布施過ぎた辺りに高速道路上で見れる桜。今年はちょうどいい感じの満開。
前回GWに奥志賀高原に行ったのが2015年なので2年振りになるんですが、前回の画像と見比べると桜の様子がかなり違う。
今年は桜の開花が遅かったなーと思ったけど、こーやって同じ日に通って撮影してみるとその違いが如実になりますね。いい定点観測になってるなw

今回、気合い入れて朝早めに出発して、奥志賀高原に到着したのが10時頃。
荷物預かってもらおーと思ってホテルに行くと「部屋が空いてるからアーリーチェックインさせてあげる」と言ってくれた♪
わーいラッキー☆と思ってチェックインしてからホテルの約款見てたら、アーリーチェックインは「+2100円」って書いてあった(滝汗)
…あ、結果的に言うとサービスでしたよ。無料でアーリーチェックインさせてくれました♪奥志賀高原ホテルさんどーもありがとー!^^



さて、そんな訳で午前中からスキー三昧!
↑この画像も前回のGW奥志賀高原の頂上ゲレと全く同じ位置から撮影してみた。雪の付き方が違うのが見比べるとよく分かる。

今シーズンは本当に本当に本当~に雪がたっぷり積もってスキーヤー&ボーダー大歓喜でした!
根城の「めいほうスキー場」も例年よりも1週間クローズを遅らせた程4月に入っても全く雪が痩せずにガンガンにスキーが出来る状況でしたが
それはこの奥志賀高原スキー場でも同様だったらしく例年はこのGWでクローズするんですが、今年は5月14日まで延長営業が決定したらしいです。



ところでどーでもいい情報ですが…春スキー用のウエアを新調しました♪
今まではモンベルのウィンドブレーカーを着てたんですが、去年すっ転んだ時に板のエッジで切ったみたいで「買い替えないとなー」と思ってたトコロに
3月の連休で志賀プリ泊まった時に志賀プリの中に入ってるスキーショップに売ってた「ノローナ」というメーカーのド定番のコットンアノラックに
一目惚れして、旦那と一緒に色違いで買い替えたんだー♪
…って書くと「ま!こんなBBAになっても夫婦でペアルックなんて、相変わらずラブラブなのねー♪」って直ぐ煽るヤツいるけど、そーゆーんじゃないからっ!^^;
旦那も気に入ったけど自分も本当に気に入ったから「色違いだけどしゃーねーな」ってヤツだから!w

スキーパンツ、シーズン中に使ってるのはピンクのパンツなんだけど、流石にこのグリーンのアノラックに合わせたらちんどん屋になるな、と思ったので
前に履いてたスキーパンツ引っ張り出したわ。てか前に使ってたスキーパンツ捨てないで取っておいて良かったー♪

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さてさてスキーに話を戻す。
奥志賀高原は毎年3月終わり~4月辺りになると、頂上ゲレに「コブ道場」と名付けた人工モーグルコースを作ってくれるんですよ。
そのコブ道場がちょうどコブ練するのにおあつらえ向きな斜度と長さなんですよね…ってエラソーに書きましたけど、前回奥志賀で滑った時は
靭帯損傷して復帰第一戦だったのと、当時はまだコブに入り始めて「ようやく中級コースの人工コブで少し板回せるようになった」程度だったのもあって
まだまだ自分にはココの頂上ゲレのコブ道場はハードルが高く、午前中の緩いコブ状態なら余裕で入れたものの、午後になって彫り込みが深くなると
途端に腰が引けて中段から下部分に入るのがやっとだった記憶…(BLOGの記事ではエラソーに吹いてますが、実際はそんなもんさw)

あのヘボヘボから早2年。
最近動画UPしてないなーと思って、今回久し振りに旦那に撮影して貰いました。
またしても恥を忍んで動画UPしてやんぜ!^^;



……。

はーい注目ぅ~!「お前、前の動画とほとんど変わってないやんけ!」って思った人ー!うん、分かる分かるぅ~気持ち凄く分かるぅ~(滝汗)
あのねーこれから言い訳長くなるんだけどー、みんなの目には全く変わってないよーに映るんだろーけど、自分の中では劇的に変わってるからっ!^^;
先ずね、前回の動画は「めいほうスキー場」の中級コブ練コースなの。斜度が↑この動画の方がだいぶあるんだよ本当なんだよ!
しかも彫り込みもコッチの方がエグかったしね、きっと誰も分からないとは思うけど滑ってる速度も今回の方が格段に速いんだよ!

それより何よりね、前回の動画との一番の違いは「今回は【吸収動作】の練習をしている!」という点なのっ!
うん分かるわ!「はぁ?この動画のドコで吸収動作してんだよこのすっとこどっこいが!(怒)」ってツッコミ入れたいアナタの気持ち凄くよく分かるっ!
でもねっ!でもねっ!自分的には以前は「はぁ?吸収動作?何ソレ今流行ってるの?美味しいの?」レベルだったんだよ、だから彫り込みの深いコブがあると
「うわぁー怖いー!><」って腰が引けて直ぐにコースアウトしてたんだ。
でもね、今は違うの!深いコブがあると「よしラッキー!ココで吸収動作の練習してスピード制御するぞ!」って、むしろ「深いコブよカモォン!!!щ(>д<щ)」
って思うようになったんだよ!そーゆー気持ちで滑ってるの!て言うか、一度もコースアウトしないでちゃんと下まで滑れてるでしょ!?

はぁ、はぁ、はぁ………ま、気持ちだけ分かってやってよ頼むわ(薄涙)




コブ道場入口↑
結構大人数のチーム?グループ?で練習している人達がいらっしゃってて、そーゆーグループが大挙して来るとしばらく大混雑><
ところでさ、そーゆーグループってすんごく上手な「先生(チームリーダー)」がみんなに色々指南してるんだけど(しかも講釈垂れてる時間が結構長かったり)
その間コース入口をそのグループが完全に塞いじゃって誰も滑れなくなっちゃうんだよね…アレは何とかして欲しいわ。



↑ココから滑って…さっきの動画になる訳ですよ。
自画自賛じゃないけどさー、本当に数年前の自分だったらここのコースを一度もコースアウトせずに下まで滑り切る事は出来なかったよ。マジで。
毎年毎年コツコツコツコツ練習してさー、こんな歳になっても少しずつだけど上達出来るんだよー。ちょっとウルッと来るわー^^;




↑エキスパートコースの途中から撮影

こーやって画像で見ると大した事ない感じに見えるんだけど、実際ゲレ立つと相当の斜度あるからねココ。
最高斜度30度あるからスキーやった事ない人がもし上段に立ってこのゲレを見降ろしたら確実に「崖」に見えるだろーと思う。
自分はトップシーズンにこのゲレに来た事がないから分からないんだけど…多分カリカリバーンになったらこのコースは自分ムリだと思うな^^;
春スキーの激重シャーベットスノーだから入って行ける(すっ転んでも滑落しないでいられる)コースだと思う。
一応毎日整地してくれてるから午前中は落ち着いてるみたいだけど、午後になると全面コブッコブになる。流石にこの斜度をテンポ良く滑るのはまだムリ><
緩めのピッチで溝の深くない所を選んでなら何とか滑って行けるって感じかなー。いつか皆さんのよーにこのコースをトビウオの如く滑り下りたい!

さて、時系列に記事書こうかと思ったんだけど、今回2泊して初日から3日間延々コブ練に終始していてコレと言って変わったトピックはなかったので
「スキー」というカテゴリでザックリ語らせて貰いました。来シーズンもたっぷり雪が積もって欲しいなー。また奥志賀で滑りたいわー♪
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【奥志賀高原ホテル】
  長野県下高井郡山ノ内町奥志賀高原
   TEL: 0269-34-2034

部屋前回とほぼ同じ。スタンダードツイン。
一応旦那に「ねーねー、もっと広い部屋ってないの?」と聞いたら『あるよ(アッサリ)、でも高いんだもん』
…ちっ。たまにはもーちょっと奮発しろや(ボソ

ま、とは言うものの、このホテルの何がウリってそりゃー「ご飯の美味しさ」でしょうよ!
特に夜ご飯は和食と洋食(フレンチ)のレストランがあって、どちらも本当に美味しいんだ♪
チェックインする際に夕食の席の予約をするのがルール。でも多分事前に電話とかで予約出来るんだろーと思う。面倒だから現地でしかした事ないけどw



一日目の夜は和食にした。
2泊するんだから和食と洋食両方1回ずつ行くわね普通。うん我が家もそのパターンだよ。
メインは肉か魚のどちらかをチョイス出来る。前回同様今回も信州牛の石焼ステーキをチョイス。コレ間違いなく美味いからっ!!
あ、食事も「炊き込みご飯」か「蕎麦(温・冷どちらでもOK)」のチョイス。料理の配膳タイミングも絶妙です。サービス素晴らしい!



二日目の夜は洋食。このホテルは圧倒的に和食よりも洋食の方が人気だそーで、予約も洋食の方が取り難い。
この日は前菜、鶏肉のパテ、仔羊のトマト煮込み(又は白身魚のポワレ)、デザートだった。
言っちゃアレだけど…和食も洋食もこのコース、フツーに予約サイトで取った「1泊2食付」のセットメニューだからね。びっくりする程ハイクオリティ☆

 

朝食一覧ね~
「やっぱ米食った方が腹持ちがいい」と悟ってから、なるべくスキー宿での朝食は和食を選択するようにしていたんだけど、2日目の夜の洋食に出て来たパンが
余りにも美味かったので「このホテルに限っては朝食はパンにした方がいいのかもしれない…だがしかし、腹持ち考えるとお米も捨て難い」と悩んだ末、
メインは和食寄りにしたものの、パンも両方食べる…という暴挙に出たw(右画像)

うん~、結論を言えば「このホテルは何を食べても美味い」

ところで、前回と今回の大きな違い?が…スタッフが圧倒的に外人率高くなった。少なくともベルボーイは全員外人だったしレストランもほとんど外人だった。
「昨今日本にスキーに来る外人が増えたから、外国人観光客対応向けにスタッフに外人を多く登用するようになったのかもね」と話していたら、
旦那が公式サイト見て『いや、そもそもここのホテルいつの間にか外人さんが支配人になってるぞ、つーか隣のフェニックスと同じ会社が経営してるみたい!』
なんと!確か隣のフェニックス(恐ろしくクッソ高いホテル。皇族や芸能人御用達らしい。自分は泊まった事ないっす)とは経営が違ったハズなのに
知らない間にどーやらこのホテル、フェニックスホテルの母体に吸収されていた模様…なんとまぁ。

と言う訳で、フェニックスと経営統合された?事で変わった事…
先ず、奥志賀高原ホテルに宿泊していても、フェニックスホテルの温水プールを無料で利用する事が出来るようになっていた。ま、自分泳がないから関係ないけど。
それから前回から大きく変わっていたのが「毎晩21時からイベントがある」事。
平日はやらないのかもしれないけど、少なくとも土日祝日、GW中は毎晩なにがしかのイベントを行っていた。



イベント会場は暖炉のあるバーラウンジ↑

一泊目の夜は「マジックショーとシャンパンタワー」と書かれていた。
正直大して興味はなかったけどネタだと思って旦那と時間に合わせてバーラウンジに行ってみた。



おどけた外人が巧みな日本語でゲストを笑わせながらゲストをお手伝いに毎回選んで色んなマジックを次々こなす…コレが想像以上に本格的!!
正直クチぽかーん状態でみんな「えええええ!?」と驚愕の連続。因みに↑画像はうちの旦那がお手伝いに選ばれてマジックやってるトコロw
コレはカードマジックで自分もちょっとだけお手伝いしたんだけど…全然タネ分かんない。本当に思った以上にスゴかった!



マジックがやんやの喝さいで終了した後はシャンパンタワー
そして、グラス全てにシャンパンが行き渡ると、その場に居たゲストにこのシャンパンが無料で振る舞われた。
子供にはちゃんとジュースを用意する念の入れよう。



シャンパン片手にマジックのお手伝いの際に貰えたカードを口に咥えてご満悦の旦那↑
このシャンパンも、飲める人はあるだけ何度でもお代わりしていいと。当然だけど私なんて3回もお代わりしちゃったなねーw

ところで、翌日旦那が更に公式サイトを見ていて『あれ…この人…』と言い出した。
支配人の顔写真を指差す旦那…あ、この支配人の顔って…昨日のマジックやってたおチャラけた外人マジシャンぢゃねーか!!(驚愕)
なんつーか…支配人、お前こんな事やってたのかよwwwてか、マジック上手過ぎるわ!^^;



翌日の夜は「コミックライブショーとキャンプファイヤー」
バーラウンジに早めに行って、とりあえず何も注文しない訳にもいかないのでレッドアイを注文。ホテルのバーにしてはお値打ちだった(値段失念)



↑エルビス・プレスリーに扮した外人さん(この人は支配人ではありません)
前日の夜もマジックショーの前にバーラウンジで普通の歌のライブをやっていた方が今夜はコスプレライブをしてくれていました。
他にもフレディ・マーキュリー(クイーンのゲイの人w)とティナ・ターナーのコスプレパフォーマンスもしてくれました。
個人的にフレディが大大大好きなのでテンションMAXでしたが、日本人(特に子供)は余り馴染みなないのか、みんな割とシレーッとしててお気の毒だった^^;
きっと外人さんがゲストに多い時はさぞかし盛り上がるんだろうなぁ~という曲構成でしたね。



ライブが終わってから促されて外に出るとキャンプファイヤー…と言う名のたき火(コラコラ
でも「キャンプファイヤーの火を使って焼きマシュマロを食べよう!」という企画になっていて、串刺しマシュマロが大量に用意されていて
これもまた無料で食べ放題になっていました。物凄くサービスがいいっすね!



焼きマシュマロを食べながら花火をみんなで見る…ま、普通に夏イオンとかの玩具売り場に売ってる打ち上げ花火的なヤツなんだけどねw
でも次から次へと火を付けて見せてくれて、一生懸命ゲストを楽しませようとしてくれている気持ちは凄く伝わって来ましたね。
因みにライブは別人だったけどこのキャンプファイヤーと花火の点火は昨日のマジシャン=支配人がまた出張って来て頑張ってましたね。
外人さんの支配人ってどーなの?(イメージ的に外人=クールで紋切り型、融通が利かない)と少々懐疑的だったんですが、蓋を開けてみたら
物凄くフレンドリーで、社員教育も凄くしっかりしているようで、廊下やロビー等でスタッフとすれ違う時は必ず向こうから「こんにちは!」
「おはようございます!」等と笑顔であいさつをしてくれたり、何くれとなく声を掛けてくれて、本当にホスピタリティの高いホテルでした。
宿泊費が他の地域に比べて若干お高いのが難ではあるものの、また是非奥志賀スキー場に滑りに行く際は利用したい宿ですね!
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3日目、ホテルをチェックインした後もスキーガンガンにやって、午後2時過ぎに奥志賀を引き上げてから「志賀草津道路」を走って移動しました。
画像は途中の渋峠にある「渋峠ホテル」、画像を見てもお分かりの通り、建物自体が群馬県と長野県の県境のど真ん中に建っていて
両県にまたがっているという、非常に珍しいホテルです。



またここは日本で最も高い場所にある国道だそーで、有料で証明書の発行もしてくれるそーです。
自分達は証明書には興味なかったので発行してもらいませんでしたが…ま、どうしても欲しくなったらまた来年にでも来ればいいかなーとw



ホテルには可愛いデカわんこが2匹います♪
物凄く人懐こくて可愛いんですが、食べ物を手に持っているともれなく暴徒と化すらしいので注意が必要だそーで(苦笑)

ところでこの「志賀草津道路」は冬季は通行止めになっていて、毎年4月の下旬に開通します。
そして開通してからGW明け、5月中旬辺りまでは周辺の雪が解けないで残っているので、道路の両側が雪の壁になっていて
それがGWの観光の目玉になっているらしく、雪の壁目当てに来る観光客が非常に多いそうです。すいません自分全然知りませんでした(滝汗)



こんな感じです↑
車の中から撮影したんですが、結構迫力があってスゴイんですよ。
雪の壁と言うと「黒部立山アルペンルート」が有名じゃないですか?て言うかアソコしか知らなかったんだけどネ^^;
こんな所にもあっただなんて…もっと早くに知っていればGWに立ち寄ったのになぁ~!ま、今回来れたので満足♪満足♪
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【万座プリンスホテル】
  群馬県吾妻郡嬬恋村万座温泉
   TEL:0279-97-1111

志賀草津道路通って何処行ったの?ってな訳で、スキーで疲れた体を癒すのは温泉しかない!という事で今回万座温泉に初めて行ってみました。
昨年スキーの帰りに北軽井沢に泊まったんだけど、昼間草津温泉に立ち寄って「来年は草津温泉に泊まるのもいいね~」という話をしていたんだけど
まーぶっちゃけ…草津って宿物価が恐ろしく高いんだよね(苦笑)、それに比べて万座温泉の方がまだ幾分かリーズナブルなので♪

 

部屋…が、プリンス系にしては広々してるぢゃねーか!
と思ったら、旦那が「当たり前だろう。わざわざ広いスーペリアの部屋を選んでるんだ。宿泊費だって昨日までいた奥志賀高原ホテルより高いんだぞ」だそーで。
私がいつもプリンス泊まる度に「狭い」「タコ部屋」「クソ過ぎる」って散々吠えまくるので、せっかくの温泉なんだし…と旦那がちょっぴり奮発した模様w



食事は2食付。ビュッフェ。↑画像は夕食…って、途中まで食べてから画像撮ってないのに気付いて慌てて撮影したからすげーショボく見えるなw

万座温泉に泊まるに当たって温泉好きの友達2人にリサーチした所、2人共即答で「N」という宿がいい!と言っていた。
だから最初はNに泊まろうかーって言ってたんだけど、Nのいい所は「温泉が多彩で楽しい」という部分だそーで、部屋は経年劣化の否めない仕様だと。
で、旦那が「いくら温泉が良くても部屋がボロいのは俺やだなぁ~。ぶっちゃけ、それほど温泉にこだわりないから部屋がキレイな方がいいやー」と言って
このプリンスにした訳だが(プリンスクラブに入ってるから宿泊ポイントも貰えるしネ)、リサーチした内の1人が「プリンスの飯が最高にマズかった!」
と言っていたのですっごく心配だったんだけど…少なくともフツーに食べられましたよ。志賀プリと同レベルかむしろコチラの方が飯の質はいいんじゃないか?^^;



朝ご飯↑
この日は帰るだけでスキーやらないんだけど、温泉に泊まってるから雰囲気出して和食寄りのチョイスしてみた♪

残念な事に、万座温泉スキー場は4月中旬には早々にクローズしてしまったようなのですが、今回初めて万座温泉に来てみて
「トップシーズンにこのホテルに泊まってスキーやったら温泉めちゃ気持ちいいし立地も最高だし文句ないかもねー♪」と旦那と意気投合。
ただ冬季は先程の「志賀草津道路」が使えないから軽井沢からグルーッと回って来ないといけないのがなかなか厳しいんだよなぁ。
でも疲れた体に万座温泉のお湯はとても気持ちが良かった!是非また再訪したい。出来ればスキーシーズン中にネ!
コメント (5)
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同窓会

2017年05月01日 | ライブ・イベント・映画
GW前半終わりましたね。皆さん如何お過ごしでしょうか?

自分、4/29に中学校の同窓会があったんですわ。
小学校の同窓会は過去何度かやってるんですが(非常にまとまりのいい、仲のいい学年だったので)中学の同窓会は卒業以来初めてでした。
大抵この手の同窓会って今もずっと地元に住んでいて、面倒見のいい、且つ顔が広くて今も学生時代の友達とよく連絡を取り合うような「クラス委員タイプ」の
男の人が音頭取って、その人の地縁からジワジワ話が進んでいく、というパターンが多いと思うんですが。
今回、その「クラス委員タイプ」の友人T君が中学時代の担任の先生から頼まれて(T君はずっと担任の先生と交流があったそーで、今回先生が大病をされて
何とか一命を取り留めた事で先生から『生きている間に皆に会っておきたい』と言われたんだそーです)それで「初めての同窓会」が実現した訳ですわ。

正直、自分中学時代の同窓会には興味がなかった。
自分の人生で唯一の「暗黒時代」だと思っていた。
人生で初めて「いじめ」「嫌がらせ」に遭ったのが中学時代だったし、片思いだった初恋の男の子(※現・旦那)と学区の関係で中学は離れ離れになってしまい
それだけでもう中学に通うモチベーションはダダ下がりだった。おまけに入った部活(ソフトボール部)は自分と余り相性が良かったとも思えず
(今にして思えば、自分は決して運動神経が鈍いタイプだとは思わなかったけど球技全般があまり得意ではなかった)努力しても努力してもなかなか上達しなかったし
何と言うのか…ちょうど思春期だった事もあって男子とも大して仲良くなれなかったし、とにかく余りいい思い出がなかったのだ。

ところでその音頭取りのT君は小学校からの幼馴染みでずーっと仲良し。今でもしょっちゅう飲みに行ったりする仲。
当然だけどT君は私に「幹事を手伝って」とお願いしてくる訳で(苦笑)…まあ、長い付き合いのT君の頼み、聞かない訳にもいかないでしょうよ、という訳で
私も早々に幹事に名前を連ねて簡単なお手伝いをした絡みで、当然ですが同窓会に出席しない訳にもいかず参加させて貰ったんだが。


先ずね、みんな案外自分の事を覚えていてくれているんだなぁ~と、そこに驚いた。
そして女子は少なくとも顔見ると何となく誰だったか自分も思い出す。
お互い「○○ちゃん?」『…わ!△△ちゃん!?やだー!全然変わらないー!』みたいな会話がアチラコチラで繰り広げられ。
男子がねー、分かる人は一目で分かるんだけどすげー太ってたりハゲたりしてサッパリ誰なんだか顔見ても分からない人が結構いたり(滝汗)

そして驚いた事にみんな案外自分との絡みエピソードを語ってくれたりした。
自分はすーーーっかり忘れていた事を同窓生って結構よく覚えていてくれたりするんですねぇ。
「自分との思い出エピソード」を語ってくれた中で1番強烈だったのが、1年と3年の時に同じクラスだったM君
彼とは特に仲が良かった記憶はないんだけど、確か1年の時に同じ班になったのは覚えてる。

私「M君!?わー全然変わらないね!私、K崎(←自分の旧姓)だけど覚えてる?」
M『勿論覚えてるよ。忘れる訳がないさ。同窓会サイト見てK崎さんが出席になってたから会えるの楽しみにしてたんだよ^^』
私「え、そーなの?そんな風に言ってもらえると嬉しいわ~♪」

共通の同級生(同窓会は欠席していた)の近況ネタから思い出話にネタがシフト

M『僕ね、K崎さんとの一番の思い出があるんだ』
私「え?何?何?」
M『1年の、入学して直ぐに春の遠足があったでしょ?それでK崎さんの近くで一緒にお弁当食べててね…』
私「うん?そーだったっけ?全然覚えてないなー」
M『それでね、まあ雑談しながらお弁当食べてたら何の話のきっかけからだったか忘れたんだけど~』
私「うん」
M『K崎さんが僕にニコニコしながら【ねーねー、サノバビッチのビッチってどういう意味だか知ってる?】って聞いて来たの!』
私「ブーッ(ビール吹く)マ、マジか…!本当にそれ私?私が言ったの!?」
M『うんK崎さんだよ!僕もうびっくりしちゃって、あ、その時ビッチの意味は知らなかったんだけど、後で家に帰ってから調べてビックリして』
私「ちょ…(滝汗)何言ってんだ私ーーー!!」
M『あはは!でね、K崎さんってなんておませな女の子なんだろう、って思ってドキドキしちゃったんだ♪』
私「す、すいません子供の頃の事とは言え本当にバカで申し訳ない!!」

あーーーもーーー!何やってんだーーーー中学時代の自分ーーーーーー!!穴があったらあの頃の自分を埋めたいわーーーーー!!!(絶叫)


まあ、でもM君は私の事を割と好意的に見ていてくれてたみたいだ。ありがたやありがたや…
それにしても、私がすっかり忘れていた自分の事を他人が物凄くよく覚えている不思議。
そして…みんなの話を総合すると、自分が覚えていた、自分が感じていたよりも、案外自分は中学時代をそれなりに楽しんで通っていたようだ。
かつての同級生達が自分との思い出を楽しそうに懐かしそうに語ってくれる姿を見て、ちょっとホッとした。救われた気がした。
自分は長い事「つまらない中学時代だった」「中学時代の事は思い出したくもないしなかった事にしたい位だ」ってずーっと言ってきたのに
意外にちゃんと同級生と交流していて(M君との話は余りにも阿呆過ぎるがw)意外に楽しそうにやってたんだなーって。

また何年かしたら、中学の同窓会やりたいな。
中学の同窓会なんて出席しても絶対に盛り上がらないだろう、つまらないだろう、って思ってたのに…出席して本当に良かった。
コメント (6)
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