「空母いぶき」
かわぐちかいじ氏著の同名タイトルコミックを実写映画化。
本作についての予備知識が数回見た予告編と例の佐藤浩市さんの炎上騒動(苦笑)位しかなかったので知らなかったんですが、コミックが元ネタなんですね!
てっきり小説だとばっかり思ってたわ…まあどっちにしろ原作未読で鑑賞です^^;
あらすじ
20XX年。日本最南端沖で国籍不明の漁船20隻が発砲を開始し、波留間群島の一部を占領して海上保安庁の隊員を捕らえる。
日本政府は、航空機搭載護衛艦いぶきをメインにした艦隊を派遣。お互いをライバルとして意識してきた航空自衛隊出身のいぶきの艦長・秋津竜太(西島秀俊)と
海上自衛隊出身の副長・新波歳也(佐々木蔵之介)は、この未曽有の事態を収束しようとする。(Yahoo!Movieから丸パクしましたー)
まあ先ずね、下世話なBBAだから当然だけど「総理は劇中で何回トイレ行くんだろー」と思って観てた訳ですが(本当に下衆いなw)
ぜんっぜんお腹下してなかったよ!あ、この情報もネタバレになっちゃうのかな?まあいいよどーせ自分のレビュー常にネタバレ祭りだし!(コラコラ
きっと佐藤浩市さんはリップサービスのつもりで言ったんだろーけど、そんな「大した事言ったつもりもないリップサービス」がこんなに炎上するとは思ってなかっただろーなとw
まああの、ド右翼の皆さんちょっと過剰反応し過ぎですよ。自分も「自称ド右翼の国粋主義主婦」って常々言ってますけど、まず映画観てから批判しなさいよ、って^^;
で、佐藤浩市さんに関しては全然問題ないんですが、なんか自分が思ってたんとちょーっと違う空気感の作りだったなーと。
映画全般、とにかく「人を殺しちゃダメー!」が合言葉みたいになってるんですよね。自衛隊員の犠牲だけでなく敵国の兵士も殺しちゃダメミッションなんですよ。
言っちゃアレだけど向こうからガンガンにミサイルだの魚雷だのぶちかまして来るんですけどね、それでも敵兵士の生存確認が第一級ミッションって凄い違和感なんすけど…
いや勿論「どこまでが自衛でどこからが攻撃なのか」の線引きとか色々問題があって、それで内閣も自衛官達も逡巡しまくって喧々諤々しまくるのは分かるよ。
それにしてももう目の前に自分らに攻撃する気マンマン、と言うか実際に攻撃仕掛けて来てる敵を目の前にして「殺す・殺さない」とか暢気に言ってる場合かよ!と。
んー、まあこの部分が結構重要なドラマでもあるんだけど、でももしも実際に日本がこんな攻撃受けたのに本作のような内閣の反応だったら…正直失望しちゃうかも。
いぶき艦内での西島さんと佐々木さんのやりとりシーンが結構多いんだけど、この2人は良かったなー♪
2人は防衛大学の同期で常にトップ争いをしていた関係なんだけど、西島さんは誰とも群れない一匹狼キャラで空自へ、そして佐々木さんは海自に進んだんだけど
空母の艦長になるのは戦闘機を搭載する事から空自から選ばれるのが通例?だそーで、西島さんが艦長に抜擢されてるんですね。佐々木さんは副艦長。
最初のアプローチでこのちょっと微妙な関係を匂わされたから「もしかしたら2人が真っ向からぶつかっておかしな事になっちゃうのかしら!」って心配してたんだけど^^;
2人の関係が凄く…「認め合ってるオトコ同士ってカッコイイな!」って思わされる。ちょっと古臭い位の男のロマン感じちゃう感じw
ところで本作は「日本が謎の敵国から侵略を受けた!」という未曽有の事件に対して、空母いぶき含む自衛隊の皆様、内閣、取材記者達、そしてどこぞのコンビニ、という
多角視点でオムニバスにエピソードを見せていく形式を取っているんですが…まあコレは本作観た人の8割は言うだろう「コンビニのシーン全部いらんやろっ!」
…いや、中井貴一さんの演技に文句は全くございません。ですがね、いりますか?この「日本の危機に全く気付いていない市井の皆様」みたいな暢気シーン(滝汗)
正直最初の頃は「このコンビニエピソードが一体本作の根幹にどう関わってくるの!?」ってちょっと興味津々で「何か凄いオチの伏線がまさかこのコンビニに!?」
みたいに思ってたのに…いや、そりゃほんのちょっとは絡んでるっちゃー絡んでるんだろーけどさ、でもいらんでしょコレは!ただ上映時間が冗長になるだけで意味ねーって!
まあ他にも色々ツッコミ入れたい部分あるんだけどさ(例えばいぶき艦内での記者2人の扱いが余りにもガバガバ過ぎだろーよ!とかさ)
でもサ、単純に戦闘シーンは結構ワクドキしたよ!みんなが色々声掛け合ったりしてさ、「わーこーやってレーダー見てミサイル撃ち落としたりするんだー」とか。
そりゃ資金潤沢なハリウッドさんの戦闘シーンとは比べ物にもならないけど、逆にハリウッド製のドンパチをド派手に見せるやり方ではなくて
「日本の自衛隊の戦い方はただやっちまえ!じゃなくて見た目地味に見えるかもしんないけど、こんな緻密に色々分析して皆で立ち向かっているんですよ!」
みたいな風に個人的には勝手に好意的に見てましたね。コレはコレで逆にハリウッドには撮れない「日本的な」戦闘シーンだったと思います^^
自分は原作コミック未読なので…もしかしたら原作ファンからは怒号飛び交うとんでもない事になるんじゃないかと…勝手に推測しておりますが(苦笑)
逆に原作未読で本作観た自分は、思ったよりは楽しめましたよ。
最初から佐藤浩市さんの腹下しシーンがないと分かっていればもう少しリラックスして観れたのに~とはちょーっと思いましたけどネ^^;
かわぐちかいじ氏著の同名タイトルコミックを実写映画化。
本作についての予備知識が数回見た予告編と例の佐藤浩市さんの炎上騒動(苦笑)位しかなかったので知らなかったんですが、コミックが元ネタなんですね!
てっきり小説だとばっかり思ってたわ…まあどっちにしろ原作未読で鑑賞です^^;
あらすじ
20XX年。日本最南端沖で国籍不明の漁船20隻が発砲を開始し、波留間群島の一部を占領して海上保安庁の隊員を捕らえる。
日本政府は、航空機搭載護衛艦いぶきをメインにした艦隊を派遣。お互いをライバルとして意識してきた航空自衛隊出身のいぶきの艦長・秋津竜太(西島秀俊)と
海上自衛隊出身の副長・新波歳也(佐々木蔵之介)は、この未曽有の事態を収束しようとする。(Yahoo!Movieから丸パクしましたー)
まあ先ずね、下世話なBBAだから当然だけど「総理は劇中で何回トイレ行くんだろー」と思って観てた訳ですが(本当に下衆いなw)
ぜんっぜんお腹下してなかったよ!あ、この情報もネタバレになっちゃうのかな?まあいいよどーせ自分のレビュー常にネタバレ祭りだし!(コラコラ
きっと佐藤浩市さんはリップサービスのつもりで言ったんだろーけど、そんな「大した事言ったつもりもないリップサービス」がこんなに炎上するとは思ってなかっただろーなとw
まああの、ド右翼の皆さんちょっと過剰反応し過ぎですよ。自分も「自称ド右翼の国粋主義主婦」って常々言ってますけど、まず映画観てから批判しなさいよ、って^^;
で、佐藤浩市さんに関しては全然問題ないんですが、なんか自分が思ってたんとちょーっと違う空気感の作りだったなーと。
映画全般、とにかく「人を殺しちゃダメー!」が合言葉みたいになってるんですよね。自衛隊員の犠牲だけでなく敵国の兵士も殺しちゃダメミッションなんですよ。
言っちゃアレだけど向こうからガンガンにミサイルだの魚雷だのぶちかまして来るんですけどね、それでも敵兵士の生存確認が第一級ミッションって凄い違和感なんすけど…
いや勿論「どこまでが自衛でどこからが攻撃なのか」の線引きとか色々問題があって、それで内閣も自衛官達も逡巡しまくって喧々諤々しまくるのは分かるよ。
それにしてももう目の前に自分らに攻撃する気マンマン、と言うか実際に攻撃仕掛けて来てる敵を目の前にして「殺す・殺さない」とか暢気に言ってる場合かよ!と。
んー、まあこの部分が結構重要なドラマでもあるんだけど、でももしも実際に日本がこんな攻撃受けたのに本作のような内閣の反応だったら…正直失望しちゃうかも。
いぶき艦内での西島さんと佐々木さんのやりとりシーンが結構多いんだけど、この2人は良かったなー♪
2人は防衛大学の同期で常にトップ争いをしていた関係なんだけど、西島さんは誰とも群れない一匹狼キャラで空自へ、そして佐々木さんは海自に進んだんだけど
空母の艦長になるのは戦闘機を搭載する事から空自から選ばれるのが通例?だそーで、西島さんが艦長に抜擢されてるんですね。佐々木さんは副艦長。
最初のアプローチでこのちょっと微妙な関係を匂わされたから「もしかしたら2人が真っ向からぶつかっておかしな事になっちゃうのかしら!」って心配してたんだけど^^;
2人の関係が凄く…「認め合ってるオトコ同士ってカッコイイな!」って思わされる。ちょっと古臭い位の男のロマン感じちゃう感じw
ところで本作は「日本が謎の敵国から侵略を受けた!」という未曽有の事件に対して、空母いぶき含む自衛隊の皆様、内閣、取材記者達、そしてどこぞのコンビニ、という
多角視点でオムニバスにエピソードを見せていく形式を取っているんですが…まあコレは本作観た人の8割は言うだろう「コンビニのシーン全部いらんやろっ!」
…いや、中井貴一さんの演技に文句は全くございません。ですがね、いりますか?この「日本の危機に全く気付いていない市井の皆様」みたいな暢気シーン(滝汗)
正直最初の頃は「このコンビニエピソードが一体本作の根幹にどう関わってくるの!?」ってちょっと興味津々で「何か凄いオチの伏線がまさかこのコンビニに!?」
みたいに思ってたのに…いや、そりゃほんのちょっとは絡んでるっちゃー絡んでるんだろーけどさ、でもいらんでしょコレは!ただ上映時間が冗長になるだけで意味ねーって!
まあ他にも色々ツッコミ入れたい部分あるんだけどさ(例えばいぶき艦内での記者2人の扱いが余りにもガバガバ過ぎだろーよ!とかさ)
でもサ、単純に戦闘シーンは結構ワクドキしたよ!みんなが色々声掛け合ったりしてさ、「わーこーやってレーダー見てミサイル撃ち落としたりするんだー」とか。
そりゃ資金潤沢なハリウッドさんの戦闘シーンとは比べ物にもならないけど、逆にハリウッド製のドンパチをド派手に見せるやり方ではなくて
「日本の自衛隊の戦い方はただやっちまえ!じゃなくて見た目地味に見えるかもしんないけど、こんな緻密に色々分析して皆で立ち向かっているんですよ!」
みたいな風に個人的には勝手に好意的に見てましたね。コレはコレで逆にハリウッドには撮れない「日本的な」戦闘シーンだったと思います^^
自分は原作コミック未読なので…もしかしたら原作ファンからは怒号飛び交うとんでもない事になるんじゃないかと…勝手に推測しておりますが(苦笑)
逆に原作未読で本作観た自分は、思ったよりは楽しめましたよ。
最初から佐藤浩市さんの腹下しシーンがないと分かっていればもう少しリラックスして観れたのに~とはちょーっと思いましたけどネ^^;