天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2023】「沈黙の艦隊」@50作目

2023年09月29日 | 映画感想
「沈黙の艦隊」

かわぐちかいじ氏著の同名タイトルコミックを実写映画化。自分原作コミック未読です。
本作、主人公「海江田」を演じている大沢たかおさんがプロデューサーも兼務しているそうで、彼は今後演者だけでなく制作の方にも進出していく、という事なんでしょうかね?

あらすじ
海上自衛隊の潜水艦がアメリカ軍の原潜と衝突し、艦長・海江田四郎(大沢たかお)ら全乗員76名が死亡したと報じられる。だが乗員は生存しており、事故は彼らを日米極秘開発の原潜シーバットに乗務させるための偽装工作だった。シーバット艦長に任命された海江田は、シーバットに核ミサイルを搭載し、潜航中に許可なくアメリカ艦隊の指揮下から離脱して姿を消す。アメリカがシーバット撃沈を決める中、海自のディーゼル艦たつなみの艦長・深町洋(玉木宏)はアメリカより先にシーバットを捕獲しようと動く。(Yahoo!検索情報から丸パク)

先ずさ、この日米共同開発の原潜に乗り込むのに何でわざわざ海江田達が死亡した事にしなくちゃあかんのだろ?と思ったんすけど。
別に自衛隊員が全員何処で何やってんだかなんてマスコミ常に追ってる訳じゃないっしょ。コソッと任務に就けばええだけなんちゃうん?って思った段階で私の方に問題があるのか原作コミックの設定がおかしいのかそれとも脚本に齟齬があるのか。
だってさー、この極秘任務が終わった後は海江田達どーすんの?自衛隊辞めさせてアメリカの証人保護プログラムみたいに別の戸籍とプロフィールを与えて全員違う国にでも逃す手筈だったのか?ちょっと意味分かんないよね(苦笑)

ま、小さい事は置いといて(え、コレって小さい事?まいっか)
本作防衛省と海上自衛隊が全面協力しているそーで、潜水艦の内部も実際の自衛隊の潜水艦でロケっているそうでして、潜水艦独特の閉塞感とかコクピットの臨場感が…て言うかだからガチの本物の潜水艦内部だからそりゃー迫力と言うか画力がありますわね。
それから音を聞き分けたりするの、アレも実際そういう隊員がいるという事なんだよね?潜水艦の事ってほとんど知らないから本作の色々分析しているシーンを見て初めて知った事も沢山ありました。勉強になるなぁ~

で、まあシーバットを潜水艦ジャックした海江田達に対してアメリカは「撃沈せよ」、日本政府はキョドりつつも「アメリカよりも先にシーバットを捕獲」という選択をする訳ですが…まあ緊迫感あるっちゃーあるんだけど、シーバットを巡る米軍との攻防シーンと日本政府の極秘会議の様子が交互に出て来るんだけど、どーにもこーにも間延びすると言うか…日本の総理大臣がさー、もーちょっとピリッと出来ねーかな、明らかに海原の院政がミエミエなのはヨシとしてもそれにしても余りにも威厳がなさ過ぎるというか(苦笑)

そしてキャストの3番目にクレジットされている上戸彩ちゃんの出番が短過ぎて衝撃w
コレ、要するに「キングダム方式」って事ですよね?続編ありきで終わっているんだけど、それにしても中途半端過ぎるわ流石に。なんでも本作は「Amazon」が手掛けているそーで、本作の興収によって次回作も映画館で公開するか、それともAmazon Prime Videoのみの公開になるか、はたまた永遠に続編はお蔵入り化するかが決まるらしいんですわ。
まあ、いいですよ自分アマプラの会員なので次作がもしもアマプラONLY公開になってもちゃんと観られますしねw

大沢たかおさんの怪演が…キングダムと重なって見えるわーこの人不気味な雰囲気醸してる役がハマるわね。
本作では独特の威厳を見せつける演出なのか?ほとんど動かず歩きもせず手を後ろで組んで不敵な笑みを浮かべながら指揮を姿がとても印象的でした。モーツァルトの交響曲の荘厳さとシンクロしているのもなかなか面白い絵ヅラでしたね。あーちょうどこれから!ってトコロで本作終わっちゃってるので…続編是非に!楽しみにしてますよー^^;
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【映画2023】「グランツーリスモ」@49作目

2023年09月20日 | 映画感想
「グランツーリスモ」

SONYのゲーム機プレイステーションのレーシングシュミレーションゲーム「グランツーリスモ」の達人プレイヤーを、あんだけゲーム中で車のセッティングやコース取りまでシュミレーションしまくってるんだから本当のレースドライバーに仕立てられるんぢゃねーか?という英国日産の企画を映画化したもの。因みにコレ実話です。自分も当時ちょっとニュースになってたのを覚えていますよ。

あらすじ
レースゲーム「グランツーリスモ」に夢中な少年ヤン(アーチー・マデクウィ)は、父親があきれるほどゲームに打ち込んでいた。そんな中、同ゲームのトッププレイヤーたちを実際のプロレーサーとして育成するプログラム「GTアカデミー」に参加することになる。GTアカデミー創設者のダニー(オーランド・ブルーム)をはじめ、指導を引き受けた元レーサーのジャック(デヴィッド・ハーバー)、世界中から選抜されたすご腕ゲーマーたちの思惑が交錯する中、不可能ともいえる夢へ向かってヤンの過酷なトレーニングが始まる。(Yahoo!検索情報から丸パク)

コレね、このゲームやった事ある人だったら分かるだろうけど、実際すんごいリアルを追求したゲームなんですよ。
自分も昔弟んちでやらせて貰った事あるんだけど(注※自分の弟、割とガチめのゲーマーです)、車のコクピットをぷち再現させるパーツみたいなの売ってるらしくてゲーム用のハンドルだけでなくて足のペダル(アクセル・ブレーキ・ギア)もあるんだよ。自分一応ミッション車も運転出来る免許持ちだけど、このゲームめっちゃ難しいからね。正直全然運転出来なかったよ…

と、いきなり脱線しまくってますが、そんな訳なので「確かにこのゲームやり込んで世界ランクTOPレベルだったら…もしかしたら本物のレースカーも運転出来るかもな」位は思っちゃうんですよ。うん、そー思った人が居たから実際にやらせてみよう!というプロジェクトが立ち上がったんでしょうけど。いやしかし日産もなかなか粋な事しますよねー夢のまた夢みたいなプロジェクトですが実際にそこに結構な金注ぎ込んじゃうんだから面白い企業だなぁと思いますよ。

映画はこの企画を企画・立案・プロモーションして運営している側の目線も勿論見せているけど、やっぱりメインはこの企画に乗っかって夢にまで見た本物のレーサーを目指すゲームヲタクのサクセスストーリーですわな。何しろ実話ベースですから見ていてワクワク度が違いますよ!

話は王道ど真ん中な作りで、大学を休学してゲームに熱中してるヲタク主人公ヤン青年が「GTアカデミー」のメンバーに抜擢されて、そこで10人の候補生と共に本物のレーサーを目指して切磋琢磨していく…そして選抜試験を勝ち抜いて遂に本物のレーサーに!だがしかし、過酷な事件がヤン青年を襲う…この試練を乗り越える事が出来るのか…更には家族との確執だったり好きな彼女とのアレコレだったりを経てヤン青年は栄光を勝ち取る事が出来るのか!?って、多分今本作のオチまでほぼ全部書いたな(ヲイ

いやいやコレがねーオチ分かっていてもハラハラドキドキとレースの臨場感・没入感がエゲツないんですわ!
特にレース中の一気に加速してからのーギアチェンジ~カーブで一気に前の車を抜き去るトコロだったり、あと自宅のゲームシュミレーターに座ってゲームしている姿からCGでパラパラーッとレースカーの中に収っていく(またその逆)シーンとか、ワクドキ感がハンパない!
それにね、ただゲームが上手ければ本物のレーサーになれる訳じゃない。実際のレースカーに乗って感じるGの凄さ、体力無しにレースカーなんぞ運転出来ない…彼らが自分の身体を酷使して鍛えて鍛えて努力していく姿もきちんと描いていて好感持てます。

本作の監督が…「第9地区(通称:エビちゃん)」のニール・ブロムカンプ氏なんですよね。ほーん、正直ちょっと意外な感じがするなー…この監督って大真面目にとてつもないB級映画作る、ていうイメージなんですが(←それって単に第9地区の感想だろw)本作割りと真っ当な王道サクセスストーリー@ハリウッドウケ狙い、って感じの作りでしたよ。アレかなSONYの鳴り物入り作品だから失敗は許されない!的な?

いや何にしろね、やはり「事実」の裏付けがあるのは強い。
映画ラストにはお約束通り登場人物の実際の姿とヤンのその後~現在の様子、そして本作のスタントをご本人が担当してくれた事等が紹介されています。残念ながらこのGTアカデミーは2016年に終了してしまったそうですが、今やe-sports等がフツーに競技として認められてプロゲーマーが何億も稼ぐ時代。ヲタクも極めれば世界を手に出来る!
そうそう…本作「SONY×日産」ですから日本の描写もキッチリ出て来ます。ハリウッドが撮る日本って凄く魅力的に見えるんだよなぁー外人目線の東京ってホント綺麗ね✨
コメント (2)
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【映画2023】「ミステリと言う勿れ」@48作目

2023年09月15日 | 映画感想
「ミステリと言う勿れ」

田村由美氏著の同名タイトルコミックをTVドラマ化→からの映画化。
メインキャストはTVドラマからそのまま引き継いでいて、TVドラマ版の演出を担当した松山博昭が監督、相沢友子が脚本を担当 。要するにTVドラマを制作する上で最初から映画化も計画されていたという事でしょうなぁ。
それというのも本作は原作コミックの中で「広島編」と呼ばれているエピソードをまるっと映画化しているのですが、この広島編は原作上ではバスジャック事件の次に起こるエピソードなんだけど、TVドラマでは敢えてこの部分だけズッポリスルーして更にその次のエピソードに繋げている。要するにこの広島編は本来のコミックの流れからはちょっと浮いていて→だから映画化にし易い、と判断して最初からTVドラマ版では使わなかったのだろうと。

あらすじ
美術展のために広島に来た大学生・久能整(菅田将暉)は、犬堂我路(永山瑛太)の知人だという女子高生・狩集汐路(原菜乃華)と出会い、ある相談を持ちかけられる。それは彼女の家系・狩集一族の遺産相続を巡るものだった。当主の孫にあたる汐路をはじめ4人の相続候補者たちは、遺産を手にするために遺言書に記された謎を解かなくてはならないが、狩集家では遺産相続のたびに死者が出ており、汐路の父親・弥(滝藤賢一)も8年前に交通事故で他界していた。(Yahoo!検索情報から丸パク)

という訳で、自分TVドラマすっごい好きで毎週楽しみにしてたんだけど、原作コミックを読もうかすごく悩んで敢えてスルーしてたんですね。
そしたら今回の映画化に際してWEBコミックサイトのいくつかで原作コミックの無料閲覧が出来るようになっていて(勿論全巻じゃなくて大体4巻位まで)、それでTVドラマでかなり内容分かってるし無料で読めるなら~と思って読み始めたら、正に本作の「広島編」がガッツリ無料で見れるようになっていて…いや、広島編が始まったからびっくりして慌てて読むの止めたよだって折角映画化楽しみにしてたのになんで映画観る前にネタバレしちゃうんだよ!💢←SNSでも吠え散らかしましたわサーセン

そんなこんなで…映画見終わって家帰って来てからソッコーで原作コミックも読んだw
だから珍しく「原作既読状態でレビュー書きます」パターンなんですが…そもそも本作のTVドラマ版からだけど、ほぼほぼ台詞が原作のまんまなんですね。だから勿論本作の映画版も台詞ほぼ原作に忠実。要するに原作コミックが台詞めちゃ多い&長いので読むのにかなり時間が掛かるw
若干のエピソードを端折っているものの、ほとんどのエピが原作そのままになっていてそれにも驚かされた。まあ考えようによっては忠実に原作をなぞっているので脚本や演出の手間が少なくていいという利点もあるのか?とか(ちょっと意地悪ですかねw)

さて映画に話を戻すと、予告編にもあるけれどある一族の遺産相続騒ぎに駆り出される主人公と「犬神家の一族」よろしく遺産相続に絡む殺人事件と謎解き…実際は今回の遺産相続に絡んで誰かが死ぬ訳では無いけれど、かつて遺産相続絡みで人が亡くなった事があるから今回も何か起こるのではないかー的な感じで相続人の1人である少女から頼まれて(半ば強引に)少女のボディガード兼謎解き要因として主人公の「久能整」が駆り出される、て感じね。
そしてコレは「ミステリ好きあるある」なんだけど、主要登場人物が一通り出揃ったトコロで動機やトリックまでは分からないものの配役の役者の格や面子のバランス考えて「多分犯人はこの人かこの人のどっちか」みたいな感じで犯人のアテだけは付けてしまう(そしてそれは大概当たっているw)、犯人のアテだけ付けて見ているので小さなトラップにも直ぐ目が行って…こういう鑑賞方法ってタチが悪いと思うんだけど、もう習い性とでも言うのか💦

まあ、小さな「ん?」という気付きも見つけつつ…映画前半で大トラップがあって事件の黒幕ではないもののあるトリックを整くんが指摘して、コレが前半の大きな見せ場になっていますね。で、ようやく核心ネタに突入していくんですが本作は事件の概要云々を楽しませるというよりも「整くん語録」を楽しむのが当たりなのだろうと思われます。これはTVドラマからのずっとの流れなんですが(というか原作がそーなっているのでw)、やたら知識豊富で話し出したら止まらない久能整くんの至極真っ当で含蓄深い語りを聞きながら時に驚き時に癒され時に感心する、それがいい!という感じです。本作でも「子供の心の成長(またはトラウマ)をセメントになぞらえるネタ」だったり、「子育て専業主婦は楽?男性目線の男尊女卑ネタ」だったりいくつか印象的な「語り」が出て来ます。

事件の概要と犯人の目星は「狩集一族の中で早死する人の共通点」からの「鬼の集」という劇の内容が明かされたトコロでほとんどの人が気付くと思うのですが、汐路の父親含む4兄弟が全員事故死した件だけが「早死ルール」から逸脱している違和感についての考察は…コレは流石に分からないよなぁ(苦笑)
まあ、要するに本作は「ミステリと言う勿れ」なのです。謎解きや犯人当て、トリックを解き明かすのが目的の話ではなくあくまでも「久能整くんの語り」に耳を傾けるというのが目的の話なのだなぁと改めて思わされ。

ダースー(菅田将暉くん)のキャラがハマってますよね。この役、セリフ長い&多くて本当に台本覚えるの大変だろうと思いますが、今後も頑張って欲しい。
どうせまたTVドラマの2クール目もいつかやるでしょ?だから原作コミックも既に上映されているトコロまでで先は読まずに楽しみに取っておきますよ😊

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【映画2023】「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」@47作目

2023年09月12日 | 映画感想
「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」

今更説明の必要も無い、北条司氏の大ヒットコミック「シティーハンター」の劇場版にして最終章の始まり。
自分本作の予告編多分一度も見てないんだよなーだから全然予備知識なし状態なんだけど…「エンジェルダスト」と聞けば流石に何となく察しは付く。

あらすじ
東京・新宿。裏社会きっての始末屋で「シティーハンター」の異名を持つ冴羽リョウは、パートナーの槇村香と共にさまざまな依頼を請け負ってきた。ある日二人は、動画制作者のアンジーから逃げた飼い猫の捜索を依頼される。そのころ、警視庁の野上冴子は海坊主と美樹の助けを得て、バイオ企業ゾルティック社の発明について捜査を開始。その発明は投与された者を超人化するもので、かつてリョウのパートナー・槇村秀幸の命を奪った「エンジェルダスト」の改良型だった。(Yahoo!検索情報から丸パク)

前作の「新宿プライベート・アイズ」からもう4年も経ってたのか…そんなに時間が経ってた気がしないわ歳は取りたくないモノね^^;
という訳で、本作で遂に冴羽獠のルーツに迫るラスボス「海原神」が登場するんですが、本作ではまだ触りの部分だけで核心には迫っていないと言うか「とりあえずこの方がラスボスでーす」程度の扱いだったな。本作はあくまでも「ラスボスへ到る序章」でしかなく、次回作でいよいよクライマックス…という事なんだろうと思います。

まあ、そんなこんなで色々と思うトコロはある。
先ずは声優陣の老化がヤバい。主要メンバーの声優さんがTV版からずっと引き続き担当されていますが、今回は流石に「劣化したなぁ」と思わずにはいられなかった。
今wikiで調べたら神谷明さんは76歳、伊倉一恵さん64歳、玄田哲章さん75歳、小山茉美さん68歳か…んー。野沢雅子さんが86歳で現役だからまだまだイケるか!(ヲイ
なんちゅーか、やっぱ声のハリが衰えて来てるなーと感じたわ。それからちょっと会話のスピードが遅くなってるのも気になる。頼むからもーちょっと頑張って欲しい!

それから「大いなるマンネリの連続」について。
コレはコレでいいんだ。獠ちゃんのモッコリアピールに香がブチ切れてメガトンハンマーのくだりはむしろ無くなったら違和感しかない。でも本作序盤にちょっとしつこくやり過ぎちゃうか?ずーっと延々同じレベルのアホアホ獠ちゃんのおふざけシーンの連続で流石に「これは流石にしつこいですもういいですお腹いっぱいです」と言いたくなったわ。
ただね、獠ちゃんの愛すべきキャラ、そして怪力・香のハンマー攻撃はやっぱり見ていて安心感がある。それから途中でハンマーに「続編希望!」とか色々書いてあって、こーゆースタッフのおふざけも決して嫌いじゃありません。むしろいいぞもっとやれw

そしてやたらと目に付く「コラボ」
キャッツアイは前回から引き続きだからそんなに違和感ないけど、ルパンはどういう事?コレ今現在ルパンも映画作っててそこで更に獠ちゃんがコラボ返しで登場するとかいう伏線なんですか?だったらギリ許すけど…後意味ありげにチラチラ見せるカップ麺。コレはスポンサー案件か?そしてお台場ガンダムぅ~まあいいけどさー盛り過ぎちゃうかー
それと話題作りか?ちょい出演のゲスト声優…自分南海キャンディーズの山ちゃんしか気付かなかったけどスタッフロール見てたら他にも色々参加されてたみたいね。まあコレに関しては別に話の邪魔になる訳じゃないから特にどうこいう言う程の事じゃないけどね。でもなんか必死でネタ盛ってる感が凄かったなと。

あと、一番の違和感はやはり何と言っても…この結末、冴羽獠っぽくない。と言うか獠ちゃんのポリシーに反してない!?
この選択肢しかなかった、んだろうけどさーやっぱこの結末はどうしても自分の中で消化出来ないなーと。他に方法~なかったんだろうけどさ。その前段階でアンジーがかつての仲間とやり合うシーンもあるじゃん?正直あの辺りから個人的に「こんなんシティーハンターでやったらあかんヤツ!」って思ってた。これから最終章だから非情にならざるを得ない展開が今後続いていくんですよーという前振りなんでしょうか?だとしたら悲し過ぎます。

という訳で、個人的にはモヤモヤが止まらなかった本作ですが…最後の最後で獠ちゃんが「俺は死なないよ」って言ったからとりあえず許す!
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松田聖子 Seiko Matsuda Concert Tour 2023 "Parade"@日本ガイシホール

2023年09月03日 | ライブ・イベント・映画



↑グッズ売り場入口にグッズリストがあったのでパチリ☆

松田聖子ちゃん(←敢えて【さん】ではなく【ちゃん】で呼ばせて貰おう)のコンサートツアーに初参戦して来ました!
て言うか、自分全く知らずにこのチケ取ったんだけど…なんとこの日でツアー千秋楽だったそうだ!ひえぇ~よくチケ取れたな^^;
同行は自分と同世代(言うても自分より年下だけどな!)の友人S氏。S氏も聖子ちゃん体験初めてだってさーワクドキだよね!



とりあえず自分グッズは基本マフラータオル買うタイプなんだけど…流石の聖子ちゃんやで!マフラータオルが今治製でお値段なんと4千円超…高いってー聖子ちゃんのファンってお金持ち多いんだね(しくしく)…という訳で貧乏人はサクッとマフラータオルは諦めて代わりに内輪(1500円)を購入。聖子ちゃんの写真付いてるし満足度高いゾ←負け惜しみ



会場入ったら素敵なお花が…このお花のチョイス、いかにも聖子ちゃん向け!って感じするわーテンション上がるぅー😊



自分達、スタンド席でした。会場内の撮影禁止なんですが…まだ始まってないしスタッフもバンドマンも勿論聖子ちゃんも写ってないからコレくらい許してくれよーう!><
ソー言えばさ、スタッフの人が注意喚起の立て看持って会場内グルグルしてるんだけど、場内撮影禁止の注意書きに並んで「双眼鏡・オペラグラス使用禁止」と書いてあって結構ビックリしたんだけど…自分オペラグラスとか持って行かないタイプなんで(←以前買ったのに毎回持ってくの忘れる阿呆)なんでダメなんだろう?ってS氏と話してたらS氏曰くイマドキの高性能双眼鏡の一部で動画撮影とか出来ちゃうタイプがあるんだそーで。ナルホドな…

と、まあそんなこんなでとりあえずセットリストUPしていきます(Live Fansというサイトから丸パクさせて頂きました。どもです)
------------------------------------------------
1.Rock'n Rouge
2.時間の国のアリス ~Alice in the world of time~
3.秘密の花園
4.渚のバルコニー
5.天国のキッス (Instrumental)
6.チェリーブラッサム 2021
7.Marrakech ~マラケッシュ~
8.Strawberry Time
9.Wanna know how (Instrumental)
10.あなたに逢いたくて ~Missing You~
11.Rock'n Roll Good-bye
12.Je t'aime
13.小麦色のマーメイド
14.SWEET MEMORIES
15.リクエストコーナー
 流星ナイト
 えびふりゃー2023
16.花一色 
17.夏服のイヴ
18.Kimono Beat
19.赤いスイートピー
20.メドレー
 白い恋人 (Instrumental)
 冬の妖精 (Instrumental)
21.青い珊瑚礁 ~Blue Lagoon~
22.メドレー
 裸足の季節
 風は秋色
 ハートのイアリング
 素敵にOnce Again
 ピンクのモーツァルト
 天使のウィンク
 夏の扉
【本編終了】

アンコール
23.SQUALL
24.大切なあなた
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いやぁー!もうね、ヤバいくらい楽しかったわーーーまた来週行きたいレベルに楽しい!!聖子ちゃんすげぇーわぁーーー(絶叫)

先ずね、1曲目が真っ白なフワフワドレス(聖子ちゃんっぽい!めちゃ可愛い!)でグランドピアノの弾き語りしながら「Rock'n Rouge」なの!
自分Rock'n Rouge大好きでよくカラオケで歌ってるから(て言うか聖子ちゃんの歌だったら色々歌いまくってるけどw)そもそも論「あ、聖子ちゃんってピアノ弾けるんやー凄いなー知らんかったわー」ってちょっと感動しながら始まったんだけどさ、そんなもんじゃーなかったな。
その後ギター弾きながら歌って(えー!)、更にドラム叩きながら歌ったよ!なんなの凄過ぎぢゃね?聖子ちゃんって1人バンド状態なの?コレって毎回なの???

白のフワフワドレスの後は黒のハードなデザインのパンツスタイルで、それがまたカッコ可愛くてさー(ウキウキ
衣装に関して言えばその後黒ベースだけど聖子ちゃんらしい華やかで清楚なドレス→その後クライマックスでは白ベースのミディアム丈でスパンコールでハート♡刺繍とかモリモリのめっちゃ可愛いワンピースドレスで!アンコールは赤Tシャツに白のミニスカだよ!もう「萌え萌えキュン!」ってこの為に存在する言葉なんだねっ^^

MCがまた秀逸で♪
多分お約束なんだと思うけど、聖子ちゃんのMCにファンがアレコレ話し掛けまくるまくる!ああ、でもコロナ禍でしばらくおしゃべり厳禁が続いてたけどようやく皆さんと一緒に歌えるようになりましたよね!…みたいな話もされてましたから、コロナ禍中のライブに参加されたファンの方はきっとモヤモヤしまくっていたんでしょうなぁ~…その溜まった鬱憤がこの日炸裂しまくっていましたねw
それでさ、聖子ちゃんが想像していた以上に気さくと言うのかフレンドリーと言うのか。お客さんの声掛けにちゃんと一々反応してあげてるんだよね。

それだけじゃなくて、これも長年の聖子ちゃんファンの間ではルール化されているんでしょうけど(もしかしたらコロナ禍中に出来た新ルール?)アリーナ席のファンの方々がミニ弾幕を作って来ていて、どうやら「リクエストコーナー」というのが毎回ある?みたいでそのコーナー用に聖子ちゃんに歌って欲しい曲名を弾幕にして掲げているんですよ。
それを次々とワンフレーズずつ歌っていくんだけど…数えてなかったけど余裕で10曲以上歌ってたよね!?て言うか多分会場で弾幕出してたヤツほぼ全部歌ってくれてたと思う…あ、それで「あーこの曲は後で(歌うから)」っていってスルーしてたのもあったなw

で、観客との遣り取りでS氏が「コレは仕込みか?w」って言ってたんだけど…誰かが大きな声で「昨日の夜何食べたのー?」って言って。
それに対して聖子ちゃんが「あのね、だからぁ~私はエビフライが大好きなのよーぅ!(分かってるわよね皆んな!)」って言い出して。
そこきっかけで「また【えびふりゃー】やるわよ!」みたいな流れ…よくよく見るとアリーナ席にはエビフライのぬいぐるみを持ってる人が大量にいる!え?なに?どゆ事?って思いながら流れを見ていると…どうやら名古屋会場だけで毎回行われているらしい?【えびふりゃー】という楽曲(多分毎回作詞作曲アレンジを変えているっぽい)を会場の観客を巻き込んで一緒に歌って楽しもう!という企画らしい。

S氏と「きっと大阪会場では【たこ焼き】とか横浜会場では【シュウマイ】とかご当地ネタでやってるんだろーねー♪」と言いながら自分達もノリノリで合いの手入れて参加してたんだけど…後日他会場のセトリ一通り調べたら名古屋でしかやってないイベントなんですねコレ…何故名古屋だけ?てかめっっっちゃ盛り上がったんだけど!何度もアンコールしまくって最終的にコンサートのダンサーや裏方スタッフ全員舞台に出て来て貰ってノリッノリで歌いまくってたんだけど!?
聖子ちゃんも「このコーナーにこんなに時間掛けていいのー?って言うか、【コンサートで一番盛り上がったのはえびふりゃーでした!】とか言うの止めてよーホントにーw」って言っててワロタわ。

一番盛り上がったのは…最初っから最後までずーっとでしたよ!
ガチのマジでこの日のセトリ、全曲歌えましたわ。まあ多少歌詞忘れちゃってるトコロもあったけど、ほぼ余裕で歌いまくりましたわっ!
いやそれより…やっぱりこの日がコンサートツアー千秋楽だった、というのがラッキーだったんだな。自分ツアー日程とか全く調べずにたまたま「ぴあ」のメールで見つけて抽選エントリー掛けたら当たっちゃった!的な棚ボタ参加だったけど…こんなに楽しいならまた是非聖子ちゃんのツアーに行きたい!そしてね…聖子ちゃんのツアーに行くなら、きっと名古屋会場が一番楽しいと思うわよ!^^
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【映画2023】「アステロイド・シティ」@46作目

2023年09月02日 | 映画感想
「アステロイド・シティ」

コアなファンが多いウェス・アンダーソン監督最新作。なんだかんだで自分もウェス劇場を毎回観に行ってしまうタイプだよ^^;

あらすじ
1955年、アメリカ南西部にある砂漠の街「アステロイド・シティ」。隕石(いんせき)が落下してできた巨大なクレーターで知られる街でジュニア宇宙科学大会が開催され、カメラマンのオーギー・スティーンベック(ジェイソン・シュワルツマン)の息子・ウッドロウをはじめ、科学賞を受賞した5人の優秀な子供たちとその家族が街を訪れる。大会が開かれるものの、突如宇宙人が到来して人々は大混乱に陥り、軍によって街は封鎖されてしまう。(Yahoo!検索情報から丸パク)

まあ、うん、いつものウェス劇場なんだよなー(滝汗)
話はリアルがモノクロシーンになっていて、あらすじに書いてある内容は劇中劇の内容なんですよね。そしてこの劇中劇のシーンはフルカラーになっていて、時々リアルの脚本家が苦悩しているシーンだったり時に主人公のオーギー役の役者さんが舞台から逃げ出してリアルの世界に来てあーでもない・こーでもないとやらかしたりして…ちょっと頭の中が混乱する入れ籠構造になっているんですわ💦

話はTV番組のMCが有名な劇作家「コンラッド・アープ」が書いた舞台劇「アステロイド・シティ」について説明していて…そこから劇の内容…上のあらすじにもあるけど砂漠にある「アステロイド・シティ」で行われるジュニア宇宙科学大会に参加する為にやって来たオーギー一家の様子をダラダラと見せているのがメインなんだけど、この大会に参加する為に集まってきていたオーギーの部屋と隣り合わせの部屋に泊まっているシングルマザーの女優「ミッジ・キャンベル(スカーレット・ヨハンソン)」とオーギーのじれったい恋愛模様や大会に参加する他の子供達とオーギーの息子・ウッドロウの交流の様子、勿論大会の様子も見せていますし、オーギーの3人の娘達や義父(亡くなった妻の父親)であるスタンレー・ザック(トム・ハンクス)のエピソード等、特に展開もなくただダラーッとエピソードを見せている…という感じ。

だから何が言いたいのか?話の内容がサッパリ頭に入ってこないんだなw
実のところ本当に中身のない話だった、と思う。多分。

まーだからウェス独特の色彩感覚とまるでミニチュアの箱庭の様な可愛らしいセットを愛でつつ、時々プッと笑ってしまうような会話劇を楽しんで頭空っぽにする、というのが正しい鑑賞方法のような気がします(苦笑)

とはいえ色々気になったシーンもあって…例えば序盤、オーギー役の役者さんがリアルの場面(モノクロ)でこの「アステロイド・シティ」の脚本家「コンラッド・アープ(エドワード・ノートン)」とアイスクリームを食べながらキスをするシーンがあるんですが、コレに関してその後全く触れてなかった気がするんだけど?後のシーンでこの脚本家が事故で亡くなったと発表されるシーンがあったけどそれだけ。アッサリし過ぎていて何かを示唆していたの?か分からなかったわ。
それと、映画クライマックスで「アステロイド・シティ」の舞台の方で出演者が皆で「目覚めたければ眠れ」と連呼するシーンがあって。何かこの言葉を想起させるようなエピソードってありましたっけ???なんか唐突な気がして…自分も一緒になって眠ってたんかな(ヲイ)
で、結局あの宇宙人は隕石持ち去って、それをまた戻しに来ただけなのかよ!ホント意味分からんわいっ^^;

いやーホントになかなかクセ強めですわ。でもこのウェスあるあるな「入れ籠構造展開」もちょっと食傷気味になって来た気がしなくもない。
まー何にしろ、次作はもー少しだけ分かり易い話にして貰えると助かりますわマジでw
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【映画2023】「PATHAAN/パターン」@45作目

2023年09月01日 | 映画感想
「PATHAAN/パターン」

シャー・ルク・カーン主演のスパイアクション。
シャー・ルク・カーンかなり久し振りに見る気がするわ…と思ってフィルモグラフィ今調べたら去年「ブラフマーストラ 」に出演してたのね。コレ見逃してるな。アチャー

あらすじ
インド政府がカシミール地方の自治権をはく奪したことに腹を立てたパキスタンのカーディル将軍は、インドへの復讐(ふくしゅう)を誓い、インドの諜報(ちょうほう)機関であるRAWの元スパイ・ジム(ジョン・アブラハム)と手を組み、テロ攻撃を企てる。一方RAW諜報(ちょうほう)員のパターン(シャー・ルク・カーン)は、ジムが計画する生物兵器攻撃を阻止するためにテロ組織と対決する。(Yahoo!検索情報から丸パク)

なんか物凄い既視感と言うか…コレはアレですね「ミッション・インポッシブル@インド編」ですね、ええ。
トムちんSIDEの「M:I」と列車のシーンとかほぼ丸被りしてる…たまたま偶然なんだろうけどあまりにも似過ぎていて思わず苦笑いしちゃうレベル。ただトムちんの方がっやっぱり制作費掛かってんだろーなーとは思う、けどインド編だってアクションシーンは負けてはいません!むしろ直接対決系アクションの質だけを見たらコチラの方がレベルは高いと思いますね!シャールク様流石です😊

話はNOWから一旦過去に話が戻って(過去シーンが相当長尺)そしてまたNOWに戻ってくる展開になっているのですが、とにかく延々アクションしてますアクション好きさんはワクドキします!
そしてインド映画あるあるの「目ヂカラ強すぎる美女(ディーピカーちゃん相変わらずステキ!)」や「もうこれ絶対にCHUするヤツやーん!」レベルまで超接近してるのに絶対にCHUしないヤツとか…歌とダンスのシーンは少なかったけど(序盤に少しだけと映画LASTだけ)まあ、本当に「インド映画あるある」をギッチリ守っています。

そして…シャールク様の「岡田准一さん味」が凄かったんすけど!なんか…前見た時はそこまで似てるとは思わなかったんだけど(いやでもちょっと雰囲気似てんなー位は思ったけどw)、本作のシャールク様が岡田准一さんと被って見えて仕方なかったのは私だけなのか…コレは「岡田准一さん味」と言うよりも岡田准一さんが「シャールク味強め」と考えた方が妥当なのか???でもゴリッゴリの身体はシャールク様の方がクセ強めですよねやっぱり^^

何がどーなってんだか序盤からしばらくちょっと意味わかんなくて「?」ってなってたんだけど、まあ最後まで分からないという事は無いので安心してアクション楽しめます。ディーピカーちゃんが味方なのか敵なのかもハラハラして…まあコレは予想付く展開だからそこまでハラハラはしないんだけど(ヲイコラ)まあ、そんなちょっと緩い脚本なのもボリウッドならではのお楽しみだと思えば充分満足度は高いです。パターンの第二の故郷のような村のエピソードの回収ネタもなかなか気が利いていたと思います。
そうそう、1つめっちゃ気になった事が…「金継ぎ」ってそんな世界的にメジャーなんすか!?

それにしても、最近ボリウッド作品が大箱のシネコンでもバンバン上映されるようになって来ましたね。いい傾向だと思います!
何かのコラムで見た記憶…今やハリウッドよりもボリウッドの方が年間映画制作本数が多いのだとか。その内日本で上映される映画もハリウッドよりもボリウッドの方が多くなる日が来るのかもね!😊


コメント (2)
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