天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画】「蜜蜂と遠雷」試写会@42作目

2019年09月30日 | 映画感想
「蜜蜂と遠雷」試写会

恩田陸氏著の同名タイトル小説の実写映画化。
原作は史上初の「直木賞」と「本屋大賞」のダブル受賞したという鳴り物入りの作品だそうで…試写会前に本当は原作読んでおきたかったんだけどなー、の未読です(苦笑)

あらすじ
優勝者が後に有名なコンクールで優勝するというジンクスで注目される芳ヶ江国際ピアノコンクールに挑む栄伝亜夜(松岡茉優)、高島明石(松坂桃李)、マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(森崎ウィン)、風間塵(鈴鹿央士)。
長年ピアノから遠さがっていた亜夜、年齢制限ギリギリの明石、優勝候補のマサル、謎めいた少年・塵は、それぞれの思いを胸にステージに上がる。
(Yahoo!Movieから丸パクしました)

あるピアノコンクールに出場した4人の若きピアニスト達にフィーチャーしてそれぞれの事情や様子、更には主催者側の様子等も交えてコンクールの行方を見せています。
4名の中でも松岡茉優さん演じた「栄伝亜夜」に一番スポットが当てられていて、まあ彼女が本作の主人公と考えていいでしょう。
それで4人は最初はそれぞれバラバラなんだけど、少しずつお互いが関わり合いになっていく形を取っています。

基本は「芳ヶ江国際ピアノコンクール」の大会の様子を見せていて、まあ勿論その大会本番に向かうまでのそれぞれの出場者の苦悩だったり主催者側の思惑だったりを見せているんですが、主人公の「亜夜」が7年前に母親をどういういきさつでだかは分からないけど亡くした事がきっかけで何故かピアノが弾けなくなってしまった…という設定なんですが。
この「何故かピアノが弾けなくなった」部分は掘り下げられないモノなんでしょうかね?原作小説でもピアノが弾けなくなった理由に関して特に描かれていないのかな?
「母親の死がショックでピアノが弾けなくなった」って、なんか理由として成立してないような?例えばだけど母親の死に亜夜が何か関わっていて、自責の念からピアノを前にすると母親の最期の姿がフラッシュバックしてしまいどうしても弾けないのだ…みたいなトラウマがある、とかさ。その方が見ていて納得出来るんですが^^;
少なくとも亜夜が思い出す「生前の母親像」が常に笑顔で優しく自分に語りかけてくる、楽しくピアノを連弾している姿なんですよね。それでトラウマ???
なんだか彼女のトラウマ部分がしっくり来ないと言うか納得いかないと言うか。

それから先頃亡くなったばかりの世界的ピアニストからの直筆紹介状により今コンクールに参加した、という謎の天才少年「風間塵」
父親が養蜂家でヨーロッパ一円を養蜂業を営みながら移動生活をしていたという設定なんだけど、幼い頃にどうやらその世界的ピアニストに才能をを見出された風間少年はピアニストから何故か音の出ない木製鍵盤を与えられて、その木製鍵盤を独りマンションのベランダで弾き続けている…なんでやねん!(滝汗)
フツーにピアノ買ったらあかんのか?それこそ孤児でお金がなくてピアノを買って自宅で練習する事も叶わず…みたいな境遇だったならまだ分からなくもないよ。
おとん養蜂家なんやろ?ヨーロッパ周遊しとったんやろ?しかも世界的ピアニストにピアノ習えるような境遇だったんちゃうんか!?意味がわかんねーよっ!!

…と、多分原作小説ではここら辺りの境遇やバックボーンに関して事細かに描写があるのだろうと推察しますが、映画ではなーんも説明がないので謎過ぎて着いて行けない(滝汗)

ピアノの演奏シーンが本作の山場中の山場なんだけど、コレに関しては本当に満足度の高い仕上がりになっていると思います。
当然ですが4人それぞれにプロのピアニストさんがあてがわれて吹替演奏している訳ですが、それにしてもそれぞれの役者さんもピアノ演奏シーンはかなり苦労されたんじゃなかろうかと…それぞれ本当に演奏している風に見せていて、役者さんって本当に凄いなーと思いましたね。
演奏シーンでの特に見ドコロだと思ったのはコンクール2次予選のカデンツァ(自分でイメージを膨らませて作曲または即興演奏する)を演奏するところですかね。
4人それぞれのキャラクターやこのコンクールに対する思い入れ、ピアノに対する持論…のようなモノを楽曲に乗せていてそれぞれ個性的だった。
小説ではこの楽曲を文章だけで表現しているのかと思うと、やっぱり原作小説を先に読んでおきたかったなーと改めて思いましたね^^;

4人それぞれの心の成長(まあ、主に亜夜の心理葛藤ですね)を見せる…体ではあるものの、ここらの心理描写は正直少しモノ足らない感じがありました。
暗い驟雨の中を黒馬が駆けていくシーンが何度か挿入されますが、それが亜夜の心のどの気持ちに当て込んでいるのかイマイチわかんねー(滝汗)
セリフで説明せずにイメージ映像で表現する、というのはとても難しいと思います。よく考えられた映像だとは思うもののどうしても説明不足な感は否めない。
そもそも論になっちゃいますが本作のタイトル「蜜蜂と遠雷」の意味するモノすらよく理解出来なかった。単に自分が阿呆なだけか。そっかorz

世界的ピアニストさんの紹介状の真の意味は映画最後に種明かしがあります。なるほどね…でもだったら彼自身の身の振りは?とも思いますが(苦笑)
そんなこんなでー、4人の中で最後に音楽の神様に愛されて選ばれるのは誰なのか、は是非劇場のスクリーンで楽しんで下さいなーっと♪^^
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クリムト展 ウイーンと日本1900/あいちトリエンナーレ2019@豊田市美術館

2019年09月27日 | ライブ・イベント・映画


現在豊田市美術館で開催中(~10/14迄)の「クリムト展」と「あいちトリエンナーレ」を観に行ってきました。
…そもそもかなり前からやってたんですが、ガキの夏休み中は平日でも鬼のよーに混んでるしクッソうるさいだろーと思って敢えて遠慮していて(苦笑)
そして夏休みが終わった後も案外混雑しているという噂を聞いてなかなか重たい腰が上がらず、そうこうしている内に段々会期終了が迫ってきて焦って観に行った次第^^;

うちから豊田市美術館って微妙~に遠いんですよね。
調べたら公共交通機関使っても1時間ちょい掛かるらしい。
で、車のナビ設定してもやっぱり1時間掛かると出る…だったら車で行っちゃった方が楽じゃん♪と思って一応開場前に現地に到着するように朝8時半過ぎに出発。
ちょっと渋滞もありましたが、なんとか9時50分頃現着。美術館の無料駐車場にも並ばずすんなり入れる事が出来ました。

 

クリムトと言うとあの金箔貼ったド派手な絵しか印象にないと思うんですが、それだけでなく…と言うか、そこに至るまでの軌跡から本展は丁寧に見せていました。
彼が14歳で入学したウイーン美術工芸学校で出会い共に切磋琢磨した画家仲間のフランツ・マッチュやクリムトの実弟エルンストの作品等も並列展示して比較参考させたり
クリムト直筆の書簡、ご本人や彼の愛人(モデル)達の写真、彼が活動していた「ウィーン分離派」の定期展のポスターや機関誌、更には彼が愛して収集していたという日本芸術の指南書や浮世絵、日本の工芸品等の展示もあって、よりクリムトの人となりを知れる内容になっていました。

ま、言うてもね、
やっぱ目玉は「ユディトⅠ」と「ヌーダ・ヴェリタス」、そしてやはり日本初来日の「女の三世代」、この辺りに視線集中でしょう!
それからレプリカではあるけれど原寸大復元させた三方壁画の「ベートーヴェン・フリーズ」は圧巻でした。
アタクシ実は地味にクリムト好きでしてね、彼の最も有名であろう作品「接吻」、ちゃんとウィーンまで観に行きましたから!←自慢w

会場内で有料貸出している音声ガイド(550円)、折角なので借りてみました
まあ館内に展示してある案内パネルの補足説明程度のガイドだったんですが、ナレーションを担当していたのが元SMAPの稲垣吾郎さんでした。
ちょっと緊張気味の固い喋りでしたが、耳当たりの良い優しい声音で彼のプライベートな旅の思い出のエピソードトーク等も交えて語っていてなかなかいい内容でしたね。



こんな記念撮影用の「インスタ映え看板」も設置してあったのですが…設置してある場所が問題だよな^^;
当日券購入用のチケット売り場の横(と言うか隅)の、団体用入り口?か何かの脇の、超目立たない場所に設置してあるんですよ。
コレね、前売り券買った人とかネットでチケット購入した人は絶対に見つけられないと思うよ(苦笑)
自分はズボラで前もってチケット用意してなかったから当日券チケット買う為に並びに行ったお陰で見つけられたけどサ、もーちょっと美術館側も工夫せーよ!

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続いてコチラ「あいちトリエンナーレ」

正直、見ようかどーしよーかちょっと悩んだ。そもそも愛知県美術館の方も観に行ってないし。(あいちトリエンナーレは会場が名古屋市内数ヶ所と豊田に分かれている)
つーか散々ケチついて今更なぁ~…と言うのが一番かな。
しかもチケ売り場で代金見たら「一日券1,600円」とか書いてある。クリムト展自体も1,600円なんですよ。クリムトと同じ価値あんのかよっ!←コラコラ
…と思ったら、クリムト展と一緒に買うなら「共通チケット(両方入れる)2,000円」だったので、まあそれならせっかくだから見ようかな、と。(ケチですんませんw)



あいちトリエンナーレさん太っ腹で、会場内のほとんどの場所が撮影可なんだそーだ。むしろ何処が撮影禁止だったんだろ?
で、クリムト展の後に当然ですが入った訳ですが…展示室ガラッガラでしたわ。クリムト展はそーとー混んでたんだけど、皆さん余りコチラには興味が無い様子。
と言うかね、地元の人でそもそもそれ程あいちトリエンナーレに興味がなかった人でクリムト展は見たくて来た人、本来だったらもっとついでにコッチにも寄っただろうけど、やっぱりあの一連の騒動のせいで「触らぬ神に祟りなし」「君子危うきに近寄らず」で敬遠される方多かったんじゃないかな?
なんやかんや、自分も正直二の足踏みましたしね^^;



綺麗なお花の写真が沢山…なんですが、どうやらこのお花の組み合わせが「本来あり得ない花の組み合わせ」なんだそーで(国的に?宗教的に?政治的に?)



「デス・スターⅡ」 by STAR WARS
なんつってもコレが一番お気に入りだわーい♪わーい♪

 

広い展示室を使って展示してあるオブジェ。面白い。
黒いのはトンカチの先と釘抜き?の一部分。天井からニョキッと出ている指先の大きさから考える全体像のスケールを想像してみる。

そして、この部屋の入り口に「展示物が一部変更されています」とかなんとか注釈が付けられていましてね、何が変更されているのか元を見ていないので分からないものの、
壁面一面にパネル展示がしてあるのですが、それが全て新聞で覆われていて…多分このパネルが変更された部分なのだろうと推察。
それでですね、そのパネルを覆っている新聞と言うのが



全て今回の一連の騒動の記事部分を狙って使っている事で、コレもまた「敢えての展示」という意図なんでしょうね。

なんかね、自分は「芸術とは何ぞや」とか小難しい事はよく分かりませんけどね、
この新聞紙のパネル展示見て、正直スーッと冷めたと言うのか。もっと簡単に言うと「ドン引きした」と言うのかな。
どう表現すればこのなんともいえないモヤモヤした気持ちを表現出来るのかちょっといい言葉が浮かばないんですが…
このパネル展示が「厨二病っぽい」と言うか…アレだ、韓国の「NO JAPAN」デモで敢えて日本製品取り出してそれを燃やしたり叩き潰したりするパフォーマンス!
アレを見てるのと似たような気分になったんですよね。
「俺達こんな迫害受けてマース(チラッチラッ)」「芸術が分からないヤツらに邪魔されて俺ら表現の自由奪われちゃってさー、でもこんな風に草の根で頑張ってマース(ドヤァ)」みたいな^^;
なーんかそんな「鼻持ちならない」感じがしてスーッと冷めちゃった。

 

ま、冷めたもんはしゃーねぇ(ヲイ
他にもオブジェ展示ありましたよー。コレ画像では分かり難いんだけど、人間の顔が一つはアイロン、一つは電気シェーバーになってる。
下に敷いたカーペットの一部がクルクルとめくれているのも意図した演出なんだそーだ。



階段を降りて行くと…不思議な癒やし空間がありました。
車座にクッション(座布団?)が置かれていて、天井から花のようなオブジェが明滅しながらアトランダムに上下している。



階段を降りて近付いてみました。
折角なので自分も車座の中に入れて貰ってクッションに頭を預けて天井を真下から見上げてみる。



ヒラヒラしたオブジェが光りながらふわーんと降りて来る。
そうすると何処からともなく空気の揺れを感じて(まあ、真上からなんでしょうけどw)なんとも言えないのほほーんとした雰囲気。
これさ、人が少ないのもいいんだろうな。ココがゴッチャゴチャに人がいたら全然違う印象になっただろうと思うわ。
そーゆー意味では色々あって来場者が激減してるのが功を奏していると言うのか(コラコラ


例の「表現の不自由」のヤツ、また公開が決まったそーですね。アレは愛知県美術館の方なのかな?
自分は観に行かないだろうと思います。てか観に行きません。
天皇陛下のお写真を燃やしたり足蹴にする事の何が芸術なのか自分には分からない(多分再展示の際はこの部分はやらないのかな?やれないわなw)
ただね、あのニュース見た時に先ず思ったのは「コレを平気で展示するって、なんて失礼な人達なんだろう」という事。
相手が天皇陛下だろうがうちの死んだばーちゃんだろうが、誰かの写真をみんなの前で燃やすという行為は誰かを必ず傷付ける失礼な行為だと津田某氏は知らないんでしょうか?

犯罪だからやっちゃあかんけどさ、例えばだけどチ○コ写真並べたって犬のウ○コ展示したっていいよ。その行為自体で誰かの心が傷付く訳じゃないし(不快にはなるけどw)
でも顔写真燃やすのはダメでしょう?そこにはあからさまに燃やした対象(またはそれに関わる人達)を精神的に傷付けようという意図しか感じないもの。
日本人なら誰だって子供の頃に親から教わったでしょう?「自分がされてイヤだと思う事は相手にしてはいけませんよ」って。
それでもどうしても展示したいと言うなら、津田某氏のお爺ちゃんのお写真も隣で一緒に燃やして踏みつける位のパフォーマンスしなくちゃ!
慰安婦像をどうしても展示したいなら、隣にライダイハン母子像も展示してあげなくっちゃ!(コラコラコラw
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【映画】「アド・アストラ」@41作目

2019年09月26日 | 映画感想
「アド・アストラ」

ブラピ主演のSFアドベンチャー作品…なのかなぁ?←いきなり^^;

あらすじ
地球外生命体の探索プロジェクト「リマ計画」に参加し16年前に消息不明になった伝説的宇宙飛行士の父(トミー・リー・ジョーンズ)の後を追い自らも宇宙飛行士となったロイ・マクブライド少佐(ブラッド・ピット)はある日極秘の任務を受ける。
それは、実は16年前に消息不明になったとされるロイの父親が実は生きていて、そしてここ最近地球が見舞われているパワー・サージの原因にどうやら父親が関わっているらしいと。
そこで父親の居場所を特定する為に(どうやら海王星近くにいる事はパワー・サージの発生源から想定される)ロイに火星まで飛んで貰って火星の地下基地から父にコンタクトを取って貰いたい、というものだった。

コレはねー、「SF映画」を期待して観に行くととてつもなく肩透かし食らっちゃうヤツなんだなー(苦笑)
確かに設定は近未来の宇宙飛行士のお話だし舞台も地球→月→火星→海王星と間違いなく宇宙が舞台になっているんですがね。なんて言うかー「SF感があんまりない」って言うか^^;
内容的には全くSFではなくて、完全にメンタルのお話なんですよね。ブラピ演じる「ロイ」の内省的な事に軸足が置かれた内容なんですよ。
だから映画冒頭からずーっと延々ブラピの独白形式でナレーションしていて、それがずーっと「凪」の感情で淡々と語られていく訳ですわ。
…アレだね、この淡々ナレーションでド派手なSF期待してた組は相当早い段階で寝落ちするんじゃないかと推察w

ではつまらなかったのか?と問われると、自分はこの内容で結構楽しめましたけどね。
「あ、コレは舞台はSFだけど決して内容はSFではなくて、ロイの心の葛藤やトラウマ系を内省していくヒューマンドラマなのですね」と早々に悟れば問題なく観られる。
丁度父親の影響を色濃く受けるであろう思春期に父親が「リマ計画」の責任者として宇宙に飛び立って行き、父を恋い慕うものの後に消息不明になってしまう。
それがロイの心の傷になっていて…他人と距離を詰める事が出来ない、感情を噴出させる事が出来ない、だが常に「平常心」を保つ極めて冷静沈着な青年に成長しているという設定。
父親が自分と母親を残して姿を消してしまった事で母親がウツになったらしく、それもあって「父と同じ道を進む自分は他人を自分の人生に巻き込んではいけない」という呪縛に囚われていて…コレを延々ブラピが淡々とナレーションしていて、何度も何度も「心理状態検査」を受けるシーンが登場して彼の心の動きの変化をジリジリと観客に見せていく訳です。
まーこの一連のルーティーンシーンが「かったるい」と思っちゃったら多分本作は全然面白くなくなっちゃうんだろうと。

で、「実は父親は生きていたのだ」と知らされて少なからず動揺が隠せなくなって行く訳ですよ。
単純に「生きてるなら会いたい」という気持ちもあるし、「生きてるのなら何故今まで自分に連絡の1つもくれなかったのか?」という気持ちもある。
更には今の地球の大惨事の原因を父親が作っているという説明を上から聞いて「オヤジ一体どーしちまったんだよ!」「本当にオヤジがやってるのか?真実が知りたい」みたいな葛藤も勿論ある訳で。
そこら辺の主人公の心理描写をブラピが淡々とした表情と演技の中で実に繊細に演じていたなぁと思います。
本作でのブラピの演技が大変好評だという噂を聞きましたが、確かに今まで彼が演じてきていないとても内省的なキャラクターで、それを見事に演じ分けていたと思います。

まあここまで割と大絶賛させて頂きましたが、逆にココ以外の部分はなかなかにして香ばしいというかしょっぱいと言うか(ん?)

色んな設定が物凄くザックリなのもそうですが(細かい事言うようだけど、宇宙船での空気や水・食料の調達ってどーなってんのよ?とかさ)
やっぱり多少は…SFサスペンス的な部分も欲しかったかなー?とか思う訳です。
例えばですが、パワー・サージが何故起こったのか?部分ももーちょっとドラマティックなオチとか考えられなかったですかねぇ?
なにより、クライマックスの親子対面シーンでの父親のあの何ともあっけない反応(苦笑)…半年振りにマグロ漁船降りて帰ってきた親父だってもーちょっと感動的だろうよw

とまあ、何というか微妙にバランスの悪い作品だったなあと。
でもねー…最後のナレーションとリヴ・タイラーが登場するシーンは何だか心がじんわりしたわよ。だからヒューマンドラマとしては本当に良かったと思うの!
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竹島水族館と西浦温泉「和のリゾートはづ」

2019年09月22日 | 旅・おでかけ


愛知県蒲郡市にある「竹島水族館」に行ってきました。

と言うかですね、今回は中学時代の部活(ソフトボール部)の同期の仲間と1泊旅行なんです!
中学時代?ナニソレ…って感じですよね。まあフツーそうですよねw
きっかけはかれこれ10数年前になるんですが、まあ平たく言えば「同窓会で久し振りに再会して」きっかけというヤツですね。
それ以降大体年1回ペースで当時の部活仲間で集まるようになって、普段はただの飲み会やってるんだけど、今回は「たまにはみんなで泊まりで出かけよう」となった訳で。

今回は車2台分乗で出発地点も違ったので「竹島水族館入口で待ち合わせ」にして集合した次第。総勢7名です。



みんなで事前に調べてて「カピバラショーが見たい!」と言っていたのでカピバラショーに間に合う時間に集合。
カピバラさんはエサ食ってるだけでほぼ動きがない…と思っていたんですが、意外な事に飼育員さんの指示をよく聞いて色々芸をしてくれてビックリ!
(ただし、カピバラさんのご機嫌次第ではほぼなーんもやらない事も多々あるらしいので【期待しないでください】って看板に注意書きがありましたw)

一番ツボったのが↓


「さあ一瞬ですからシャッターチャンス逃さないで下さいねー。立ち上がりますよー」



「えいっ!(どやぁ)」

ところで、自分の撮った画像では非常に分かり辛いんですが…この飼育員のお兄さんがナニゲにイケメンなんですわ(萌)
…と言う事に自分は全く気付かず(だってフツーはカピバラに夢中になるでしょ!?)後で一緒にショー見てた友達に指摘されて「…あーそーだっけ(滝汗)」
アレだね、こーゆートコロで「女子力」の差が出ますね(ノД`)・゜・。



カピバラに続いてアシカショーもあるらしいのでアシカショーも楽しみました(^^♪



鼻にボール乗っけたり、投げ輪したり、ジャンプしたり一通りの事ちゃーんとやってくれます。アシカさん流石芸達者っす!



ショーの最後はちゃんと「お手振り」してお見送りまでしてくれました。可愛いなぁ(^^)

竹島水族館は小さな小さな水族館なんだけど(昔は一時期閉園の危機にまで来場客が落ち込んだそうだ)スタッフさんの尽力で今や大人気水族館にV字復活☆
館内の至る所に丁寧な手描きPOPが張り出してあって…そう、ノリは北海道の「旭山動物園」のあの感じに近いです。
自分、地元の名古屋港水族館にはかれこれ20年以上ご無沙汰なんですが(だって入園料がクッソ高いんだもん!)
竹島水族館はなんと入園料大人たったの500円!安い!安過ぎる!!これからも楽しい水族館作り、頑張って下さいねー♪



竹島水族館を出て、ついでに近くにある竹島にも行って島内一周して中の神社にも参拝して



竹島の島内で通りすがりの人に記念撮影してもらった



竹島の周辺で最近流行りの「週末マルシェ」みたいなのやってたのでチラチラ覗きながらマルシェで売ってたおにぎり買って食べたりして



今回のお宿「和のリゾートはづ」到着
実は部活の仲間で旅行するのは2回目で、前回いつだっけ…と調べてみたら7年前でした。7年前もこの宿に泊まりに来ています。
一旦荷物を部屋に置いて落ち着いたところで、仲間の1人M嬢が「宿のすぐ近くにある【松島】に行きたい」と言い出してみんなで出かける事に



地図上だとすぐ近くなんだけど、歩くと15~20分位あった。既に竹島水族館と竹島で歩き回ってるヘタレが数人ヘドヘドになってるw
突堤の途中に小さな島がある、という感じですね。釣り人が何人かこの突堤に来ていました。何が釣れるのかな?



さ!宿に戻って温泉に入ってサッパリしたら夜は宴会~(^^♪
今回、夜のお食事に2時間の飲み放題付きでした。なかなか太っ腹プラン!



浴衣で記念撮影もネ☆



そして夕飯が終わった位の時間からホテルロビーで「コノハズクのコハクちゃんとあずきちゃんのエサやり&記念撮影TIME」が始まります。
先ずは宿の方からコノハズクについての説明等を色々レクチャーしてもらいます。
ちなみにこの宿、この「コハクちゃんとあずきちゃん」の2羽のコノハズクがアイドル広報部長さん



昼間に撮影しておいた…向かって右がコハクちゃんで左があずきちゃん。かーわいーい!
因みに基本昼間ずっとロビーに放鳥してあって(足に鎖が付いているので飛んで逃げたりはしない)好きな時に頭ナデナデしてOK



ちゃんと1人1人順番に全員記念撮影してもらえるよ!



その後は酔っ払い温泉卓球大会w
とにかく「温泉行ったらアレやりたい・コレやりたい」を一通り網羅。
夜中まで部屋でビール飲んであーでもない・こーでもないと話はエンドレス…そして翌朝はみんなで露天風呂!

大満足の一泊温泉旅行でした(⌒∇⌒)
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フランス料理 壺中天

2019年09月19日 | グルメ


【フランス料理 壺中天(こちゅうてん)】
  名古屋市東区葵1-19-30 マザックアートプラザB2 TEL:052-508-8850

この日は高校時代からの友人T嬢とサシ飲みランチ…という軽いお店じゃーないですけどネ(滝汗
この度「ミシュランガイド東海」で見事星1つ獲得されました!本当におめでとうございました♪
…って、最近このフレーズ多いっすね。うん、ミシュラン東海が発売されて以降友達からしょっちゅう誘われるんだわね。金がいつまで続くやら…(苦笑)

という訳で、今回初めてお邪魔しました「壺中天」さん。
実は前々から行きたいリストに入ってはいたんだけど、年にそう何度もドレスコード系の店に食べに行く機会も無く、そうこうしてる内にお気に入りのフレンチが出来たりして。
そんなこんなですっかり「行きたいリスト」がこなせなくなっていたんですが、ココに来てやたらウマ飯系のお誘いが増えて…まあコレはコレで嬉しい限り😊

では、既に軽くメニュー忘れかけていますが(コラコラ)画像先行で行きましょう!
今回はアミューズ・前菜・魚料理・肉料理・デザート・茶菓子&飲み物のお昼のフルコース@9,000円
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先ずはグラスでシャンパンを頂く。
N.V. Carte Or(カルト・オール)シャルドネ100% 華やかな味わいで飲みやすい。



アミューズ
カボチャのポタージュとなんだっけ(ヲイ)…スプーンに乗ってるのはラグーなんだけど、でもこのラグーめちゃうまだったんだよー←だったら忘れるなよw



前菜
オマール海老と雲丹のコンソメジュレ カリフラワークリーム(スペシャリテ)
実はT嬢が事前に調べてきたそーで(自分なーんも下調べせずw)、どうしてもスペシャリテが食べたかったそーで。
で、この日ランチメニューの中でスペシャリテが食べられるのが唯一9,000円のコースだけだったので有無も言わさずこのコースにした次第。
因みにこのコースの前菜はプリフィクスになっていて他にもチョイスがあったんですが、自分もスペシャリテと聞いたら初訪問だしやっぱり食べたくなるよねー^^
うん。流石スペシャリテと呼ぶにふさわしい!ウマウマですよ。ウニがとろーり海老はブリッブリ♪ジュレの具合もバッチリです☆



魚料理:天然真鯛
真鯛だったハズ…もしかしたら甘鯛だったかも?(コラコラ
いやでも天然の鯛という説明だけはちゃんと聞いてた!ソースがアンチョビ使ってたかな?このソース割と濃い目なんですが鯛と相性抜群でした♪
魚の火入れもミキュイで丁度いい感じ😊



グラスワインの赤にチェンジ
Chateau Roland La Garde Grand Vin 2012(シャトー・ローラン・ラ・ギャルド/グランヴァン2012)フランス・ボルドーの赤、フルボディ



肉料理:仔羊のロティ
あーポワレだったかもー。ちょっと調理法忘れちゃったわすまん。ソースは仔羊から出た肉汁のジュ
いやーコレ美味かったよー。美味いだけじゃなくて量がランチで出す量ぢゃねーのよ。明らかにディナーの量^^;
因みに肉料理もプリフィクスになっていていくつかのリストからチョイスしたんだけど、友達は和牛フィレのグリエだったかな?を選んでた。
ソッチも安定の美味しさだったそうです。



デセール前のソルベは和梨のアイスとアイスの下には和梨のコンポート
今からの季節洋梨(ラ・フランスやル・レクチェ等)のソルベやコンポートはよく見掛けますが、正直言って和梨のソルベやコンポートは初めて食べました。
和梨美味いな!ソルベが想像以上に和梨の甘みが強く、そしてコンポートの方は逆に想像していたよりもアッサリした甘み。意外な組み合わせだったかも。



デセール:ババ
「ババ」は西洋で割とメジャーな焼き菓子の事で、お好みでラム酒を垂らして生地にラム酒を染み込ませて食べる。
ババに様々なセミドライフルーツやナッツ、そしてラム酒に合うアイスクリーム(濃厚でこれまた美味い♪)も一緒に合わせて食べると溜まらなく幸せ😊
中でもイチジクが抜群にババと合って美味かったなぁ~♪
デセールもプリフィクスになっていて、友達は季節フルーツの代表シャインマスカットのタルトだったかな?をチョイスしてた。
そして友達が「シャインマスカットって聞くとほぼ条件反射的にチョイスしちゃう。ババとか聞き慣れないデザートをチョイスする勇気が無い」と言っていて笑ったわ。



最後は飲み物と一緒にお茶菓子を頂いて終了~♪

壺中天さんは名古屋ではここ何年か続いている「グルメブーム」の火付け役的なお店、という認識でしたが…どれもこれも本当に美味しかった!
料理の設えがオーソドックスで伝統的なのでご年配のご夫婦の記念日ディナーやレストランウェディング等にも向いているお店だなーと思いました。
今度は旦那とディナーでお邪魔してみたいな♪本当にご馳走様でした。
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せともの祭と「空箱職人はるきる【お菓子の箱でつくる夢の世界展】」

2019年09月15日 | ライブ・イベント・映画
うーわー
BLOGネタが積み上がってる…ヤバい(滝汗)

今月に入ってからなんとなーくBLOGが面倒臭い周期に入っちゃってなかなか更新が出来なくて。
余りにもネタが溜まり過ぎてパンク寸前…今週末は溜まったネタ大放出する為にお出かけ控えてちょっと頑張ろうかと…
(UP日時は行った日にしてありますが、今現在この記事書いてるのは9/26です。あうぅぅ)
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と、言う訳で9/14~15に愛知県瀬戸市で毎年開催されている「せともの祭」に今年初めて行ってみました。
過去に友人が結構毎年のよーにこのお祭りに通っているのをBLOGやSNS等で何度か目にした事はあったんだけど、正直それ程興味がなかったんですね。
自分、数年前に食器棚を買い換えた際に結構食器を断捨離したつもりでいて、それでも新しい食器棚パンパン状態だったので「ま、食器はいっかー」って気持ちだったんですわ。

でもね…そもそもが自分が使っている食器というのが「結婚する際に持って行った花嫁道具+その後友人の披露宴で貰った引出物+ノベルティや景品」というラインナップで。
段々歳食って来ていつまでも貧乏臭い食器使い続けてるのも如何なモノか、という思い始めましてね。←気付くの遅過ぎw

ま、そんな訳で「なんかツボる食器でもあったら買ってみたいな~」という感じでフラリと行ってみた訳です。



このお店↑で前から欲しいと思ってた「小振りで尚且つ食卓にそのまま出してもいい感じのシャレオツなすり鉢」を購入♪

結構会場が広くてね、しかも出店してるお店の数も想像以上に多い。更に「せともの(瀬戸物)祭」なのに瀬戸物以外の焼き物も多数出店。要するに「陶器祭り」ですな。
とは言うものの、それぞれ陶房さんや陶工さんの量産していない1つ1つ手作りの作品が多数…しかもお祭りという事で格安で販売してくれている!
いいモノをお値打ちに手に入れようと思ったらこんな素晴らしいお祭りはないですね!あーもっと早く来れば良かったぁーーーー^^;



とは言うものの、この日めっっっちゃ暑くて露店を歩き回ると文字通り「全身汗だく」
日差しを避けたくて途中あった瀬戸物会館?という公共の施設に入ると、ココも↑モリモリに販売ブースになっていました。

悩みに悩んで…この日は先に書いたすり鉢と、後はちょっと変わった形の中鉢とお惣菜をちょこっと載せられる小鉢を少し買って撤収
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「せともの祭」を撤収して名鉄瀬戸線に乗って栄まで来て、次に寄ったのが名古屋パルコで開催している「空箱職人はるきる【お菓子の箱でつくる夢の世界展】」
…すいません。この記事をUPしている現在(2019.9.26)では既に会期終了しています。9/15当時は開催していました。

空箱職人はるきるさんは、お菓子等の空き箱を使って様々なモノを作る「ペーパーアーティスト」さんなんですが、こうやって文字で説明してもよく分からないと思う。
とにかく発想が斬新で、初めて彼の作品を目にしたのが某まとめサイトに貼られていたリンクなんですわ。
でもその作品の余りにも高い完成度と、その使用した空き箱に対するリスペクトを感じさせる素晴らしい手仕事振りにすっかり一目惚れして、速攻でTwitterをフォロー
今回初めて名古屋で個展を開催されるという告知を見て、実物を見れるのを本当に本当に楽しみにしてたんですわー(^^♪

はるきるさんは超太っ腹で、会場内も作品も自由に撮影が可能になっていて、しかも画像をSNSにUPする事も許諾して下さっていました。
嬉しくてガンッガンに撮影しまくったんだけど…どうやら今後関東でも個展の予定がありそうな?お話ですので、何もかも掲載するのは無粋過ぎるかな?
…という訳で、自分が特にツボった(勿論全て素晴らしくて悶絶モノばかりですけどネッ!)作品だけを選りすぐってUPしてみます。
もし当記事を見て興味を持った関東在住で神戸も名古屋も個展を見に行っていない方、是非関東の個展に足を運んでみて下さいね!



先ずは…自分が初めて「空箱職人はるきるさん」という方を知ったきっかけの作品↑
プリングルス星人ですよー。全員甲乙付け難くステキ!



色んな作品が展示方法もいくつか変えて展示してありましたね…その中でも特にツボだったのが



カップヌードルの月面着陸
コレさー、昔のカップヌードルのCM知ってる人だったら絶対に刺さるよねぇ~!
そもそも紙じゃなくてカップヌードルの材質ですらこんなに形作れちゃうんだなぁ。本当にスゴイ!



アーモンドチョコレートの空箱がこんなにカッコ良くなっちゃう!!
しかもよく見てみると分かると思うけど…ちゃんと何の空箱を利用しているのか分かるようにロゴ等が随所に分かり易く散りばめられていて、こういう心遣いが凄くステキ!
全ての作品が、ちゃんと元の箱の原型やデザインが何だったかちゃーんと分かるように作られていて、尚且つ余りにも奇想天外。本当にトリックアートの域!

本当に素晴らしい作品を生で見られてラッキーでした(*^_^*)
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【映画】「SHADOW 影武者」@40作目

2019年09月11日 | 映画感想
「SHADOW 影武者」

チャン・イーモウ監督最新作。
戦国時代(三国志)の荊州争奪戦をアレンジしたアクション大作。流れ的に言うと「HERO」とか「LOVERS」ですね。スタッフも同じらしい。
個人的にはチャン・イーモウ監督の作品はこれらの「武術アクション」系ではなくて「初恋のきた道」や「あの子を探して」方面の方が好きなんだけどな。

あらすじ
沛(ペイ)国が敵の炎国に領土を奪われて20年、敵と休戦同盟を結んだ若き王(チェン・カイ)は、平和な一方で屈辱的な日々を過ごしていた。
奪還を目標とした開戦派を束ねる、頭がよく武芸を得意としている重臣・都督(ダン・チャオ)は、最強の戦士である敵の将軍・楊蒼に手合わせを申し込む。
彼の勝手な行動に激怒する王だったが、目の前にいる都督は影武者(ダン・チャオ/2役)で、本物の都督は自身の影に大軍との戦いを命じていた。(Yahoo!Movieから丸パク)

映像がキレイよね。
映画全編ずぅーっと雨が降ってて、色がほとんど無くて…決してモノクロ撮影では無く、敢えて衣装やセットをほとんどモノトーンで統一させている。
鮮やかなのは血の色だけで、血の赤い色がモノトーンの世界で唯一生き生きと発色しているのがいかにもチャン・イーモウ監督らしいこだわりを感じさせます。
…という訳で映像は全体的に美しいんだけど、話自体は正直大して面白くなかったなぁ(コラコラ
前半ダレるんだよね。敵国の将軍と手合わせに行く辺りから話がようやくスピーディーに動いて面白くなるんだけどそこまでの助走が長いわー^^;

ここ数年ほとんど中国映画や中国ドラマを目にしていなかったので役者さん全員知らなかった(見た事あるのかもしれないけど記憶になかった)けど
都督の妻「小艾(シャオアイ)」を演じたスン・リーさんという女優さんが物凄い美人だった!ちょっと大塚寧々さん風。
この方と都督を演じたダン・チャオさんはリアルでご夫婦だそうで。本当に絵に描いたような美男美女ご夫妻ネ!
で、その主人公を演じたダン・チャオさんなんですが、1人で2役演じられていらっしゃるんだけど、都督の本物は1年前での戦闘で負った怪我が原因で痩せ衰えてしまって、その為に自分の身代わりの影武者を立てた…という設定。
うん、それは分かるんだけど余りにも役作りに熱心になり過ぎたのか?ご自身ムッキムキの影武者を演じた後で本物を演じる為にそこから20kgも減量したそうで。
そこまで減量しちゃうと最早同一人物に見えないんですわな(苦笑)実際スクリーン観てて全然別人に見えてたし^^;

更に「どーしてこーなった?」最大級が「傘バトル」
んー多分チャン・イーモウ監督的に「そーだ!戦闘シーンで傘を武器に使うのって絵的にも面白くなるんじゃないっ!?(ピコーン☆)」という所から本作が組み立てられたんだろうと容易に想像が付くんですが(だから傘→傘が必要なシチュエーション→雨→モノトーンの衣装とセット、みたいな感じなのかな?と)
それにしても、この傘がなんともしょっぱいと言うかさ…都督1人が技を極めて~というのならまだ納得しないでもないんだけど、何故か無法者軍団(約100名)にもこの傘ソードの技術を会得させて「傘軍団」として戦わせるというのが…お笑いでしかなかった、と言うか(滝汗)
あの境州の市中を「傘サンドイッチ移動」するシーンがっ!!マジで「ぅええええコレは笑っていいシーン…な訳ないよな^^;」と苦笑するしかなかったわよ。

別に普通のサムライソードファイトみたいなので全然ええやん。なんでこんなけったいな武器開発しとんねん(ボソ

まあ~色々ツッコミ入れて半笑いしながら観てたんですが、結末が個人的にはちょっと意外でした。
影武者が主人公の物語で、影は所詮影。光る本物があって初めて影が成す…それは本編でも語られていたのでてっきり結末は「あーなるんだろーなー」と勝手に予想していたのですが
最後の最後で個人的にはどんでん返し食らったような気分になりました。
この後話が更に続いていくようで、何か物問いたげな感じで終わる、ちょっと雰囲気を残した終わり方はいかにもチャン・イーモウ監督らしいな、と思いましたね。
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【映画】「記憶にございません!」試写会@39作目

2019年09月09日 | 映画感想
「記憶にございません!」試写会

三谷幸喜監督最新作。今回友達が当てた試写状を頂けたので棚ボタ的に試写会で鑑賞出来ました。E嬢毎度あざーす!
コレ、予告編見て「面白そうだな」と思って元々公開したら自腹で観に行くつもりだったからラッキーでした♪

あらすじ
病院で目覚めた男は寝間着のまま病院を飛び出し、街をふら付いている内に自分が史上最低の支持率で国民の嫌われ者「黒田啓介(中井貴一)」内閣総理大臣である事を知る。
黒田は演説中に国民から石を投げられて頭部外傷した事で政治家になって以降の記憶を一切合切喪失してしまっていた。
総理が記憶喪失と世間に知れたら国政が大混乱すると危惧した秘書官3人(ディーン・フジオカ、小池栄子、迫田孝也)はこの事実を家族にも打ち明けず3人だけの秘密にして黒田をフォローする事にしたのだが…

これは面白い!
三谷幸喜監督作品は全てではないけどいくつかは鑑賞していますが、個人的には「まあ面白い」「そこそこ面白い」「観て損はない」位の記憶(三谷ファンの皆さんすいません)
でも本作は自分かなり刺さったかなー。思いっきり「三谷ワールド」なのはいつも通りなんだけど、役者の使い方も良かったし終始笑顔でいられた。ダレるトコロもなかった。

まずキャストが豪華。
まあ、元々三谷作品はチョイ役にもこだわってビッグネーム使いまくったりして「人海戦術」なトコロありますが(苦笑)
でもこれだけのキャストを集められるという事は、それだけ役者から「三谷監督に使って貰いたい」「三谷作品に出たい」と思われている、という事に他ならない訳で。
主要メンバーからして錚々たる顔ぶれなのに、チョイ役で使ってる役者さんも名優揃い。今旬の田中圭君をオイシイ役に持って来てるのも上手い采配。
それからコレも「三谷作品あるある」だけど「意外な人物が意外な姿で登場ネタ」、今回は試写会だったので上映前に「有働アナ」が出演されているという事は知らされていたんだけど初見全く気付かず、2回目の登場の際に「あれ?この声ってもしや…え、まさか!?」そして3回目の登場で完全に有働アナ認識…いやコレほぼ特殊メイクの域だろw
本作CX系がスポンサーみたいだから多分ムリなんだろーけどさー…公開記念に是非あのメイクとヅラと衣装で「ZERO」に出て欲しいわぁ~!!
有働アナよりもっと衝撃的だったのは…ROLLYだわ!アレは絶対に最後の最後まで全く分からんかったわマジで!!

小ネタで延々笑わせていく趣向なのは通常運転なんだけど、本作の小ネタが一々ツボったんだよな。本当に「はぁ?」「ケッ」って思うネタが1つもなかった。
だからコレは本当に個人的な好みの範疇になってしまうので自分のレビューはアテにして欲しくないんだけど、単純に本当に「自分には刺さった」というだけでw

まあそんなこんなで小ネタをとりあえず横に置いて話の本流は「記憶喪失になった人間が記憶を無くした事で人生をリセットさせて生まれ変わる事が出来るのか」という話。
「生まれ変わる事が出来るのか」と言うよりも「生まれ変わるっきゃない!」という感じなんですがw
本作の主人公が元々本当にヘドが出る程クソ野郎だったのに→記憶喪失になった事で極々フツーの善良なおっさんにクラスチェンジしてしまった、というのがまた良かった。
ただね、これもちょっといいなと思ったのが…そんなクソ野郎がなんで総理大臣になれるんだよ?と思いながらスクリーンを観ていたんだけど、誰が見てもクソ野郎のはずの人間にも認めざるを得ない魅力はやっぱりあるんですよね。ダークで野心的な部分に引き寄せられる人がやっぱりいるんですよ。(だから割と対等な関係の愛人もいた訳で)
劇中でも「善人というだけでは政治家はやっていけない」みたいな会話が出てきます。自分もそうだと思う。
清廉潔白なだけでは国政を動かす事は難しいだろうと。いくら自分が「これこそが理想の政治だ!」と思っていても100%の国民の支持を得られる政治なんて有り得ない。
そこら辺にもサラリと触りながらもあくまでも小難しいポリティカルな部分は上手い具合に華麗にスルーしてエンターテイメントに徹した作りなのも好感触でした。

おディーン様の敏腕秘書キャラはかなりのマダムが萌える事必至ですが、おディーン様のキャラが「この人裏があるの?いい人?ヒール?」と悩ましいのもまた魅力。
同じように「かつては熱い気持ちもあったのに記者魂を金で売ってしまった男」を演じた佐藤浩市さんのキャラもなかなか奥深くて魅力的なキャラでした。
そして小池栄子さん、斉藤由貴さんのキャラもハマってたなー。でも女性陣ではやっぱ石田ゆり子さんが圧倒的に愛らしくて萌えたわー。
コレさー、三谷監督「も」絶対に石田ゆり子さんが「俺、好きなタイプなんだよねー」ってヤツなんでしょ?(薄笑)

中井貴一さんのコミカルな演技が本当に本作のキャラにマッチしていて最高でしたね。
彼はシリアスな凄みのある役も実に上手いと思うんですが、三谷監督が中井さんの魅力を更に一層引き出してくれていたと思います。本当にいい役者さんだなぁ。

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久々にお買い物ネタ/AG(エージー)日本撤退

2019年09月07日 | ショッピング


AG(エージー)で新しいGパンGET☆
デザインはど定番の「HARPER」だけど色がネ♪新色の「GRAY LIGHT」なんだ。
ちょっとスモーキーなグレーで(画像では色がイマイチ出てない感じなんだけど)すっごくカッコイイの!

でー、
Gパン買って貰ったついでに…



銀座かねまつでGパンに併せてグレーのブーツもGET☆
実はブーツの方が先で、毎回かねまつからカタログ送られてくるんだけど、今回のカタログの中でグレーのショートブーツが気になって。
先週末お店に入ってるかなー?と思ってチェックに行ったら「来週木曜日に入荷予定です」という事だったので、今週末再突撃したという訳で。

でもね、自分がカタログ見て気に入ったのはステア(表革)の3cmヒールのブーツだったんだけど。
試着してみて「うん、そこそこ可愛いけど…何かモヤるな」という感じで←ナニコレw
そしたら店員さんが「似た形だけどこーゆーのもありますよ」と出して来てくれたのが↑購入したブーツ。
スエードで履き口がストレッチ加工してあってヒールは5cm
何年か前にもっと明るいグレーだけどスエードのロングブーツ買ったんだよな。それとイメージ被るかな?と思って今回はスエードじゃなくてステアが欲しいと思ってたんだけど
いざ試着してみるとコッチのスエードのブーツの方が自分の足に絶対に似合う…という訳で、急遽変更してスエードにしちゃった^^

このブーツ、上にも書いたけど履き口がかなり狭くて去年ちょっと流行ってた「ストレッチブーツ」の要素とブーティっぽい要素を組み合わせた感じ。
履き口がスルッと足首に繋がるからラインが凄くキレイ!コレならスカートと合わせても無骨にならなくていい感じ~♪

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で、
先週かねまつにブーツ見に行ったついでにGパンもチラッと見たら↑一目惚れしちゃって、でも自分のサイズが在庫なくて客注取ってたんですよね。
それで客注取れましたよー♪ってAGのおねーさんからお電話貰った時に「実はですね」とアナウンスを受けたんですが。

「AG、日本から完全撤退」

ギャー!マジでかー!!ウソだと言ってくれえええええ(号泣)
思わずプレスリリースをリツイしたら私の友達も数人「えええええorz」と反応してましたね。残念過ぎる。
で、Gパン買いに行った時にAGのねーさん(←百貨店のスタッフじゃなくてAGの日本法人の直スタッフさん)と色々お話聞かせて貰えただけど。

今まで知らんかったんだけど、AGって日本の既存の商社とか代理店噛んでなくてアメリカの本社が直で日本事務所立ち上げて輸入してたんだってね。
まあだから本国のプレスリリースがほぼリアルタイムにダイレクトで入って来てたそーなんだけど、本国の方で「もう日本からは撤退するー」って決めちゃったから
コッチのスタッフもどーしよーもないんだそうだ。
とりあえず10月末で表参道の旗艦店はじめ百貨店等の直契約で出店してた分は全て撤収、11月末?で日本事務所解体でスタッフ全解雇だそーで。アメリカって商売エグいわー。
一部返品不可で買取仕入れしたトコロは在庫がある限りは店頭に並ぶだろうとの事(確か日本橋の高島屋と何処かとか言ってたかな)

でもAG日本で結構人気あったと思うんだけどなー。
…って話してたら「もしかしたら今後何処かの商社が本国のAGと代理店契約を結べばまた日本にも輸入される可能性は充分ありますね」と言ってましたけど。
何処か商社でもアパレル企業でもいいよ、代理店契約結んでくれよマジで(薄涙)
「ヨーロッパには進出してますかね?」と聞いたら「うーん、個人輸入的セレクトショップなら多少扱いがあるかもしれないけどヨーロッパ方面はほとんど出てないねー」
「今後はアメリカ行って買ってもらうしか~…あ、ハワイにも店舗出てますヨ!」だそーで。

…AGのGパン欲しさにハワイまで行けってか。いやそれならフツーにバカンスとしてLAに行って買うわ(AGの本社はLA)。LAなんて新婚旅行で行ったきりだしな!
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【映画】「ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD(ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド)」@38作目

2019年09月04日 | 映画感想
「ONCE UPON A TIME IN HOLLYWOOD」

カタカナのタイトルって必要?めっちゃマヌケなんだけど…って、まあどーでもいいか^^;
さてさてそんなこんなでタラちゃん(クエンティン・タランティーノ監督)の9作目!タラちゃんは前々から「10本撮ったら引退する」とかヌカしてるらしいんですが。
そんな「ラス2」の本作はなーんとデカプー(レオナルド・ディカプリオ)とブラピ(ブラッド・ピット)のダブル主演!豪華過ぎー!
なんやかんやでこの2人初共演なんですね…まあこういうビッグネームが楽しんで共演出来るのもタラちゃんあっての事。やったね!タラちゃん(^^)/

あらすじ
人気が落ちてきたドラマ俳優、リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は、映画俳優への転身に苦心している。
彼に雇われた付き人兼スタントマンで親友のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、そんなリックをサポートしてきた。
ある時、映画監督のロマン・ポランスキーとその妻で女優のシャロン・テート(マーゴット・ロビー)がリックの家の隣に引っ越してくる。(Yahoo!Movieから丸パクしました)

今作、1969年8月9日に起こった「シャロン・テート殺害事件」をネタに持って来ている事で事前にかなり話題になりましたね。
自分はなるべく自分がスクリーンで鑑賞する前に他人様のレビューを読まないようにしているんですが、「シャロン・テート殺害事件」の名前を聞いても正直ピンと来なかったので、この事件に関してだけは映画鑑賞する前にWikiでザッとあらましだけ調べてから映画館に行きました。
Wikiで調べてて「あー、そー言えば【戦場のピアニスト】でロマン・ポランスキーがオスカー像手にした時にポランスキー監督自身を調べてて引っ掛かったなぁ」と思い出した次第。
シャロン・テートに関してはただただもう「お気の毒」としか言いようがないんだけど、何しろポランスキーはその後がアイタタだからねぇ(苦笑)

と、いきなり軽く脱線しましたが本作。
とにかく、タラちゃんのハリウッド愛がこれでもかー!と詰まりまくってる!!
主人公のリックと相棒のクリフのキャラクターは架空の人物なんだけど、彼らを取り巻く周囲の人々はほぼ実在していて勿論ロマン・ポランスキーとシャロン・テートも実名で登場。
チャールズ・マンソンに関しては多少設定を変えていて、かつてリックやクリフと共演経験のある役者が作った元撮影所をコミューン化してヒッピー軍団と住んでいるという設定。

話は、かつてTVの人気ドラマで主演を張っていたリック(デカプー)が落ち目になって来て、ここ最近は悪役の仕事ばかりで鬱々として将来の自分を悲観している。
そんなリックに「イタリアに渡ってマカロニウエスタンに主演で出ないか?」というオファーが来て(オファーするのはなんとアル・パチーノ!カッコイイ☆)悩んでるという感じ。
で、延々リックの撮影シーンだったりリックとクリフの2人の遣り取りやクリフ自身の行動とクリフの過去にもサラッと触れてみたり…のシーンがなんとなく漫然と続く。
そこにチョイチョイリック宅の隣家に越して来たポランスキー夫妻(特に妻のシャロン・テート)の様子を入れてなんとなーく観客をソワソワさせるw
シャロン・テート事件のあらましが分かっているコッチとしてはどうも尻の座りが悪いというか…後の展開を知っているだけに、どうしてもセンチメンタルになる、と言うかね。

まあ、コレもタラちゃんの策略だったんだな!
全体的に懐古的風味、しかも主人公のリックはイケイケドンドンではなく落ち目で神経症っぽいキャラなのがシャロン・テートの事も絡んで妙にハマるんだなw
デカプーがとにかく可愛い!セリフをど忘れしちゃってトレーラーハウスに戻ってきて癇癪起こして「俺は昨夜ウイスキーソーダを8杯も飲んだんだ!3,4杯じゃない、8杯だ!」
とか言ってるのが超ツボったわ!可愛過ぎるわチクショー!
子役に「今までの人生で今のアナタの演技が一番良かったワ!」って慰められて涙ぐんだり、クリフに恥ずかしげもなくおいおい泣いてすがったり、感情を凄く素直に表わすキャラクターで、考えてみると今までデカプーはこういうキャラは演じて来なかったように思う。なんだか凄く新鮮で愛らしかった。

対するクリフを演じたブラピは「この人本当にカッコイイ!」と一周廻って改めて見せ付けられた、って感じ。
かつてのゴリッゴリの彫刻系マッチョではないんだけど、程よく年齢なりのたるみを持たせつつも「奇跡の40代フォルム」な6パック腹筋を惜しげもなく晒す(ステキー♪
過去に自分の妻を殺害したものの何故か司法取引?の末に無罪放免になったらしい、というまことしやかな噂がある、という設定で。
それに絡んだ(元妻とのやりとり)シーンがチラリと登場するものの、結局核心部分には一切触れていないのね。でも「リック専属のスタントマン」だけあってやたら腕っぷしが強くて、撮影所でブルース・リーに絡んでブルース・リーを投げ飛ばしたりして(このシーンはカンフーファン的にモノ申したいけどな!w)
…まあ、そんな飄々としてマイペースでちょっぴり乱暴者なキャラが後の展開の伏線だったとはねー。いやー上手いなー。

で、ジリジリと「問題の日」に近付いていくんですよ。
シャロン・テートが自分が出演している映画を上映している映画館を見つけて嬉しそうに「私、この映画に出てるの♪」と言って自身も映画を楽しむシーンが印象的。
あのスクリーンで流れてたのって、シャロン・テートご自身の映像でしたね。そこにタラちゃんのきめ細やかな愛を感じたわよ。
それに比べて「大脱走」のシーンは…アレは合成でマックイーンをデカプーに差し替えてあったねw
「もしかしたらあそこに写ってたのは俺だったのかもしれない」という幻想だと思うけど…個人的にはどうせなら大脱走は「バス停」のシーンを使って欲しかったかな!

「驚愕のラスト13分!」とか煽ってるけど…個人的にはこのオチ大満足ですよ。
多分本作賛否両論と言うか、好き嫌いが割とパッキリ分かれそうな気がしますが…そもそも自分は「タラ推し」なので^^;
上映時間161分と…これまたタラちゃんの映画愛を詰め込んだら上映時間も延びまくった訳ですが(苦笑)、タラ好きならむしろお代わり欲しいレベルに楽しめたのでは?

それにしても「火炎放射器」のオチがあんなトコロから飛び出すとはなぁ~!それから「レッド・アップル」だよ!デカプー最後まで可愛かったなぁ~^^
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