「新感染 ファイナル・エクスプレス@試写会」
超~珍しく自力で当たった試写会♪ヽ(゚∀゚)/ワーィ
いつの間に応募したのかも全く記憶になく、どんな映画なんだか予告編も一度も見た事がない、全くの予備知識ゼロ状態。
で、試写状をマジマジと見てみると、どうやら韓流映画で、ゾンビ物のパニックホラーらしい?
うわぁ~…自分ホラー大嫌い、ゾンビ系グロ映像系苦手、ついでに言うとネトウヨ国粋主義韓嫌…まで言わないけどアタクシ「韓国に無関心主義」なのよw
正直言って試写会が当たらなかったら100%観なかったと断言出来ます。ぶっちゃけこの試写会も行くの止めようかちょっと悩んだくらい(苦笑)
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と、前振りムダに長くなりましたが^^;
本作は2016年カンヌ映画祭に出品されるや世界中の映画人から大絶賛され、その後も様々な映画賞で話題をさらいまくり、
世界NO.1映画評価サイト「Rotten Tomatoes」では実に96%の高評価を得て既にハリウッドリメイクも決定しているんだそーです。凄いっすね!
メガホンを握ったヨン・サンホ監督は元々アニメ畑の方だそーで、本作が実写長編映画デビュー作なんだとか。
あらすじ…
別居中の妻が住む釜山へ幼い娘を送り届ける事になったファンドマネージャーのソグは、娘のスアンを連れて朝一番のソウル発釜山行き特急列車KTX101号に
乗り込んだ。ところがその列車が発車する直前に、感染すると凶暴化して人を襲うという恐ろしい謎のウィルスに冒された女が乗り込んで来た。
女が列車内で車掌を襲い、そこから感染爆発(パンデミック)が始まる。車内TVのニュースで政府が国家非常事態宣言を発令した事を知って乗客達はパニックに陥る。
何とか車両を封鎖して感染を逃れた乗客達、300㎞先の釜山まで2時間持ち堪える事が出来るのか…!?
コレは…想像以上に、いや全く期待していなかったのにかなり面白かった!
ジャンルは確かにゾンビ系パニックホラーにカテゴライズされるんだけど、ちゃんと人間ドラマを描き込んでいてとにかく「脚本がよく練れてる」印象。
パニック(グログロ)シーンとドラマ部分の比率もテンポも実に良く、ダレる事なく物語の世界に観客をどんどんと引き込んで行ってくれます。
映画冒頭、上のあらすじにも書いた妻と別居中の仕事中毒のファンドマネージャー・ソグとスアン父子のパートから始まって行くので、まあこの父子が
この映画の主役なのは分かるんですが、それ以外にもこの「パニック特急」に乗り合わせていた乗客達の中から何組かピックアップされているキャラクターがいて、
そのキャラ達が一応「メイン組」として話を引っ張って行きます。
大体この手のパニックホラーって、メインキャラが出揃った所で「コイツは途中で犠牲になって死ぬ係」「コイツらは最後まで生き残るチーム」
みたいに勝手に自分の中でアタリを付けて鑑賞しますよね?(苦笑)
まあ…ある程度セオリー通りに話は進む訳ですが、「え、もうこんなトコロで軽くクライマックス来ます?」みたいな、予想に反して展開にスピード感があったり
そうかと思えばちょっとした隙間に緩めにヒューマンドラマぶっ込んで来たり、とにかく展開の緩急の付け方が絶妙でしたね。
ところどころ「そりゃねーわw」みたいな部分もあるんですが、最近ありがちな「ちょっと笑っちゃうB級ホラー」な作りではなくて、あくまでも本作は
ガチなシリアス進行で押し通している部分も個人的には高評価です。
あの凶暴ゾンビさん達と「特急列車」というある意味密室でどう折り合い(謎)を付けて行くのか…というのも見どころの一つだと思うんですが
本作のゾンビチームに与えられている特徴として「視覚」がキーワードになっている所も面白いなーと思いましたね。
話の途中でメインキャラ達が2手(正確に言うと3つ)に分かれてしまって列車毎に「メイン」-「ゾンビ車両」-「メイン」-「ゾンビ車両」-「メイン」
みたいなサンドイッチ構造になってしまい、端にいるメイングループがゾンビを倒しつつ移動して真ん中のメイン達と合流し、更にゾンビを回避して
もう片方の端にいるメイン達と1つに合流しようとするんですが…もう書いてて「ソレは余りにも無理ゲーw」って思うんだけど(苦笑)
コレが要するに「視覚」がキーワードになっている部分で「なるほどコレは面白い設定を考えたなー」と。
まあ、後は「人間のエゴのぶつかり合い」だったり「夫婦愛」「親子の絆」「友情」「親愛」「憐憫」等、様々な感情が交錯し、お約束の「人間成長物語」も
盛り込んで(ここら辺りのドラマティックな作りは韓流お得意なちょっぴりクサい感はあります)怒涛のエンディングまで縺れ込んで行きます。
ラスト…あーコレはよく考えられてるなぁ~!と思いましたよ。あくまでもヒューマンドラマエピソードの中の1ネタだったハズの「ある出来事」が
最後の最後に上手い具合に生かされていて、ネタの拾い上げもお見事でした。
もう何年も韓流ドラマも韓流映画も韓流アイドルも目にしていなかったので誰が誰やらさっぱり分かりませんが、主人公のソグを演じた「コン・ユ」さん、
どっかで見た事ある顔だよなぁ~誰かに似てるんだけど名前がスッと出て来ないんだよなぁ~…とずーっとモヤってたんですが、家に帰ってからネットで検索したら
「大沢たかおさん」の名前が挙がってましたね。ああ確かに大沢たかおさんに似てるっちゃー似てるんだけど、もう1つ何か要素が欠けてる感が…
と思ったら「見栄晴さん」の名前が!おおそーだよ、大沢たかおさんよりもーちょっとクリッとした垂れ目で顔の輪郭が丸っこいんだよな!
それから子役の女の子…最初「なんじゃこのこましゃくれた可愛げのないガキ」と思ったんだけど(コラコラ)、この子は実に上手かったなぁ~!
今後顔がどー成長していくのか分からないけど(まあそこそこ成長したら皆さんいじくり倒すからあんまり容姿は関係ないか?w)将来いい女優さんになるといいわネ!
超~珍しく自力で当たった試写会♪ヽ(゚∀゚)/ワーィ
いつの間に応募したのかも全く記憶になく、どんな映画なんだか予告編も一度も見た事がない、全くの予備知識ゼロ状態。
で、試写状をマジマジと見てみると、どうやら韓流映画で、ゾンビ物のパニックホラーらしい?
うわぁ~…自分ホラー大嫌い、ゾンビ系グロ映像系苦手、ついでに言うとネトウヨ国粋主義韓嫌…まで言わないけどアタクシ「韓国に無関心主義」なのよw
正直言って試写会が当たらなかったら100%観なかったと断言出来ます。ぶっちゃけこの試写会も行くの止めようかちょっと悩んだくらい(苦笑)
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と、前振りムダに長くなりましたが^^;
本作は2016年カンヌ映画祭に出品されるや世界中の映画人から大絶賛され、その後も様々な映画賞で話題をさらいまくり、
世界NO.1映画評価サイト「Rotten Tomatoes」では実に96%の高評価を得て既にハリウッドリメイクも決定しているんだそーです。凄いっすね!
メガホンを握ったヨン・サンホ監督は元々アニメ畑の方だそーで、本作が実写長編映画デビュー作なんだとか。
あらすじ…
別居中の妻が住む釜山へ幼い娘を送り届ける事になったファンドマネージャーのソグは、娘のスアンを連れて朝一番のソウル発釜山行き特急列車KTX101号に
乗り込んだ。ところがその列車が発車する直前に、感染すると凶暴化して人を襲うという恐ろしい謎のウィルスに冒された女が乗り込んで来た。
女が列車内で車掌を襲い、そこから感染爆発(パンデミック)が始まる。車内TVのニュースで政府が国家非常事態宣言を発令した事を知って乗客達はパニックに陥る。
何とか車両を封鎖して感染を逃れた乗客達、300㎞先の釜山まで2時間持ち堪える事が出来るのか…!?
コレは…想像以上に、いや全く期待していなかったのにかなり面白かった!
ジャンルは確かにゾンビ系パニックホラーにカテゴライズされるんだけど、ちゃんと人間ドラマを描き込んでいてとにかく「脚本がよく練れてる」印象。
パニック(グログロ)シーンとドラマ部分の比率もテンポも実に良く、ダレる事なく物語の世界に観客をどんどんと引き込んで行ってくれます。
映画冒頭、上のあらすじにも書いた妻と別居中の仕事中毒のファンドマネージャー・ソグとスアン父子のパートから始まって行くので、まあこの父子が
この映画の主役なのは分かるんですが、それ以外にもこの「パニック特急」に乗り合わせていた乗客達の中から何組かピックアップされているキャラクターがいて、
そのキャラ達が一応「メイン組」として話を引っ張って行きます。
大体この手のパニックホラーって、メインキャラが出揃った所で「コイツは途中で犠牲になって死ぬ係」「コイツらは最後まで生き残るチーム」
みたいに勝手に自分の中でアタリを付けて鑑賞しますよね?(苦笑)
まあ…ある程度セオリー通りに話は進む訳ですが、「え、もうこんなトコロで軽くクライマックス来ます?」みたいな、予想に反して展開にスピード感があったり
そうかと思えばちょっとした隙間に緩めにヒューマンドラマぶっ込んで来たり、とにかく展開の緩急の付け方が絶妙でしたね。
ところどころ「そりゃねーわw」みたいな部分もあるんですが、最近ありがちな「ちょっと笑っちゃうB級ホラー」な作りではなくて、あくまでも本作は
ガチなシリアス進行で押し通している部分も個人的には高評価です。
あの凶暴ゾンビさん達と「特急列車」というある意味密室でどう折り合い(謎)を付けて行くのか…というのも見どころの一つだと思うんですが
本作のゾンビチームに与えられている特徴として「視覚」がキーワードになっている所も面白いなーと思いましたね。
話の途中でメインキャラ達が2手(正確に言うと3つ)に分かれてしまって列車毎に「メイン」-「ゾンビ車両」-「メイン」-「ゾンビ車両」-「メイン」
みたいなサンドイッチ構造になってしまい、端にいるメイングループがゾンビを倒しつつ移動して真ん中のメイン達と合流し、更にゾンビを回避して
もう片方の端にいるメイン達と1つに合流しようとするんですが…もう書いてて「ソレは余りにも無理ゲーw」って思うんだけど(苦笑)
コレが要するに「視覚」がキーワードになっている部分で「なるほどコレは面白い設定を考えたなー」と。
まあ、後は「人間のエゴのぶつかり合い」だったり「夫婦愛」「親子の絆」「友情」「親愛」「憐憫」等、様々な感情が交錯し、お約束の「人間成長物語」も
盛り込んで(ここら辺りのドラマティックな作りは韓流お得意なちょっぴりクサい感はあります)怒涛のエンディングまで縺れ込んで行きます。
ラスト…あーコレはよく考えられてるなぁ~!と思いましたよ。あくまでもヒューマンドラマエピソードの中の1ネタだったハズの「ある出来事」が
最後の最後に上手い具合に生かされていて、ネタの拾い上げもお見事でした。
もう何年も韓流ドラマも韓流映画も韓流アイドルも目にしていなかったので誰が誰やらさっぱり分かりませんが、主人公のソグを演じた「コン・ユ」さん、
どっかで見た事ある顔だよなぁ~誰かに似てるんだけど名前がスッと出て来ないんだよなぁ~…とずーっとモヤってたんですが、家に帰ってからネットで検索したら
「大沢たかおさん」の名前が挙がってましたね。ああ確かに大沢たかおさんに似てるっちゃー似てるんだけど、もう1つ何か要素が欠けてる感が…
と思ったら「見栄晴さん」の名前が!おおそーだよ、大沢たかおさんよりもーちょっとクリッとした垂れ目で顔の輪郭が丸っこいんだよな!
それから子役の女の子…最初「なんじゃこのこましゃくれた可愛げのないガキ」と思ったんだけど(コラコラ)、この子は実に上手かったなぁ~!
今後顔がどー成長していくのか分からないけど(まあそこそこ成長したら皆さんいじくり倒すからあんまり容姿は関係ないか?w)将来いい女優さんになるといいわネ!