【Cucina Italiana Gallura(クッチーナ イタリアーナ ガッルーラ)】
名古屋市昭和区山里町70-2 山手アベニュー2F
TEL:052-833-5855
2回目の訪問。前回はランチで伺いました→前回の記事は
コチラ
「ラ・サラマンジェ ドゥ カジノ」が今名古屋で最も予約困難なビストロだとしたら、
ガッルーラは今名古屋で最も予約困難なイタリアンだろう。
まあ、カジノはカジュアルフレンチだけどガッルーラはもっと格上ですね。トラットリアではなくリストランテ。
そんなこんなで12月12日、ワタクシ達の結婚記念日でございます!
せっかくの記念日なのでたまには美味いもんをガツッ☆と食おうず~♪てな訳でやって参りました!
さて画像多めでガンガン行くぜ!
「シェフのお任せコース@10,500円(2名様以上)」
お口取りから始まって冷前菜・温前菜を少しずつシェフのお任せで頂く。パスタとメインはプリフィクススタイルで。
乾杯はスプマンテをグラスで頂く(どうせダーはほとんど飲めないし)
甘煮したベリーが入っていて見た目も可愛らしい♪
その後ダーは1人黙々とミネラルウォーターを2本飲み干し、そして私はグラスワインを次々追加。
(ワイン画像は撮影せず。白2杯、ロゼ1杯、デザートワイン1杯)
タマネギのフォカッチャとバケット
当然だけどお代わり自由。そしてすっごく美味しい♪
・・・が、こんなモノ食ってたら出て来るモノ全部食べ切れませんよ!最初から飛ばさないよーに^^;
口取り:かるく炙って厚切りにした豊浜産“トラフグ”と紅芯大根のカルパッチョ 柚子風味
厚切りのトラフグの身がコリッコリのプリップリ☆
フグと言うと薄造りがまず思い浮かぶけど、こーやってサッと炙ってあると厚切りにしても違和感がない。
全然和食感がしないよね。美味しい!お魚の器も可愛い^^
ANTIPASTI・冷製:さっと湯引いた三河湾師崎の“天然赤座海老”と“ほうぼう” 熊本産“肥後クイーン”のサラダ
画像手前の湯引きした赤座海老がー!トロットロで甘くてめっちゃくちゃ美味い!!
ほうぼうと一緒にそえられたサラダには2種類のオレンジがアクセントに使われいました。
魚と果物でサラダ仕立てってどーよ?と思ったんだけど、コレが意外に合うから面白い♪
奥には赤座海老の味噌や足の身を火入れしたモノも。カニ棒使って綺麗にほじくり出して食べたわヨッ^^
ANTIPASTI・冷製:“ジビエ”北海道産蝦夷鹿のカルパッチョ リンゴと胡桃、黒トリュフのサラダ タスマニアペッパーの香り
「蝦夷鹿をほぼ生の状態で、カルパッチョに仕立てました」とお給仕の方が説明された途端にダーが「ウッ」と詰まる。
ダーはジビエが全くダメ。肉は「鶏か牛か豚」以外食べない。鴨すら食べない。
私が意地悪そーな顔で「どうする?やめとく?私は鹿大好きだから食べてあげるよ♪」と申し出ると
「いや・・・せっかくの機会だから一口食べてみる(ゴクリ」と言って口に運んでいた。
結果的に言うと、全て残さず食べてましたよ。普通~に「何コレすげー美味いよ♪」と言っていた(笑)
肉の下処理もかなり丁寧にされているとは思うんだけど、黒トリュフと胡椒とチーズの香りが
上手い具合に鹿の臭みやエグ味を隠しているんだろうと思う。
そしてポテトの細切りみたいに見えるのがリンゴ。リンゴを鹿肉で巻くようにして食べると
リンゴのシャキシャキした食感と鹿の滑らか~な舌触りのコントラストが凄く楽しい♪
本当にとろけるような柔らかさ。鹿好きの私にはたまんねーっす!マジでうめーっ!!
ANTIPASTI・冷製:桜の木で軽くスモークしたフォアグラと鴨胸肉の冷製 マンゴーのサラダ
山形県産“栃の花”の蜂蜜と上質なオリーブオイル
ガッルーラのスペシャリテ。きっと常連客はコレ食べないとガッルーラに来た気がしない!位であろうと。
私も前回ランチで来た時に友人が注文していたコレを一口貰って、フォアグラに対する認識が変わった。
ちなみに肉だけでなく臓物系も一切食べないダーにはまたしても修行な一品。鹿に続き今回は鴨肉も付いてる(苦笑)
先程恐る恐る食べた鹿肉で何か開眼したらしい?
今回は何の躊躇もなくフォアグラも鴨肉も食べていた。鴨肉に至っては率先して箸を出す状態。
「鴨うめぇ~♪それにこのフォアグラ、臭みが全くないし甘くてマンゴーと良く合うなぁ~」
・・・もしかしたらコレを機会にジビエにも率先してチャレンジしてくれるようになる!?
そしたら前々から行きたかった「壺中天(こちゅうてん・これまた予約困難なフレンチ)」も予約出来るかも!^^
ANTIPASTI・温製:三河湾の“青柳の小柱”と“車海老”をジャガイモで仕上げたトルティーニ
生雲丹とマスカルポーネのクレーマ添え
アンティパストの最後は温製で。
青柳の小柱と車海老の身のプリプリ感はそのまま、ジャガイモと合わせるとほんのり甘くて美味!美味!!
熱でとろけたマスカルポーネと生雲丹を一緒に合わせて食べると尚濃厚~♪雲丹無しでもウマー^^
ダーの選んだパスタ:「キタッラ」兵庫県産“松葉蟹” フレッシュトマトのサルサ
当然だけどパスタは2人して違うモノを注文した。そしたらお店の方から「2皿にシェアしましょうか?」
と提案して下さったので有難く分けて持って来て頂く。
美味いよーマジで美味いー!パスタのモッチリ感とソースの絡みも絶妙だよ。
私の選んだパスタ:「タヤリン」埼玉県産“うずら”と栗のラグー ピエモンテ風
カッチョカバッロ アフミカートで覆って
ラグー大好きなので、リストにラグーソースがあると気がつくと注文してしまう罠(苦笑)
口にいれて頬張ると栗がほんの少しだけ判るのが季節感があって嬉しい。
メイン:三重県産“和牛”の炭火焼き ルッコラのサラダ添え
メインの焼き物だけはグループで同じものに揃えないといけないルール。
この和牛ローストは本来のメニューには載っていなかったが、たまたま私達が行った時に
リストに載っていた「北海道産蝦夷鹿の云々・・・」というジビエ料理が作れないとの事で
鹿の代わりに提案されたのがこの和牛さんだった。
注文する段階でジビエ全くダメだったダーにとっては有難い申し出ですよね。
他の焼き物も鴨だったり小鳩だったりまるでダーには手の出せない食材ばっかりだったから^^;
そんな訳で、個人的には鴨が食いたくてうがー!だったけど、ここはスポンサーであるダーの意向に
合わせるのが大人の対応だろうと思って我慢(薄涙)
まあ味は説明するまでもないよね。火入れの加減も絶妙ですよ。柔らかいし美味いし!!
さて、ここまで来てお次は食後のドルチェと飲み物を頂いて終了~
・・・ドルチェを注文してしばらく待っていると
じゃじゃーん!
お店側の計らいで、スペシャルドルチェをサービスして頂きました♪可愛い~!
実は、予約の電話を入れた時にコチラから「あの、この日私達の結婚記念日のお祝いなんですぅ~♪」
と厚かましくも申し出てみた。
そしたらお店の方が「お店からささやかなデザートのサービスをさせて下さい」とおっしゃってくれて
2人の名前を聞かれたんですよね・・・ちゃんとチョコレートで書いてある♪うほー♪
ダーには内緒にしてたからすっごく驚いて、そして喜んでくれた^^
もし何かの記念日でガッルーラに行く予定の方は、予約段階で絶対に伝えた方がお得ですよ!!
ドルチェ:ピエモンテ州伝統ドルチェ“ボネ”(チョコレートプリン風)
ピエモンテ産トローネとグラッパの2種のジェラート添え
しまった・・・ダーのドルチェ撮影すんの忘れた^^;
ダーは「アッフォガード」を頼んでました(チョコレートジェラートっぽいヤツ)
私の食べたボネはチョコレートプリンだからと言って甘ったるい訳じゃない。むしろほろ苦系で大人の味。
最後の〆はカプチーノ。お茶受けも出たけどもうどこにも入らない^^;
名古屋でグルメ・レストラン情報等を調べていると必ず行き当たる「ガッルーラ」の名前。
ダーも前々から「俺も一度食べに行ってみたい」と言っていたので、今回私が超がんがって予約を入れた訳だが、
実際に食べに行ってみて、ダーは想像以上に喜んでいた。
「ココは本当に美味しい!そしてお店のスタッフの様子も素晴らしいし完璧なイタリアンだ!」
・・・と、いたくご機嫌でした。苦労して予約取った甲斐もあったというモノだ♪
次回からは(予約取れるのか?)プリフィクスのカジュアルディナー(6500円)でも十分だねー
今日は初めての訪問(ダーが)だし記念日だったからお任せコースにしたけど・・・
普段私達が食べる量を考えると、明らかにキャパオーバーです^^;
でも2人とも残さずぜーんぶキッチリ食べたよ!本当に美味しいからお腹いっぱいでも食べられちゃう♪
・・・翌朝になってもお腹全然空かない(むしろいっぱい)状態だったけどネ(苦笑)