もう例の「夏の陣」も終わったので通常運転ですね。でもちょっと魂抜けてる感じ。頑張り過ぎたかな…^^;
現在公開中~11月公開で観たい作品が結構あるんだけど、もう直ぐ「今更ながらようやく旦那の夏季休暇」でまた10日程海外にすっ飛ぶんだ。
ボヤボヤしてる内に公開終了しそうだな…あー時間がないっ!
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「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
ハリウッド女優からモナコ公国の公妃に華麗なる転身をした「グレース・ケリー」の結婚~1962年に起こった「モナコ危機」までを描いた作品。
グレース・ケリー役をこれまたオスカー女優のニコール・キッドマンが演じています。
私の世代だと生まれた時には既にグレース・ケリーはモナコ公妃になっちゃってたので彼女の現役時代の姿を見た事は残念ながらありませんが
映画フィルムはいつまでも残るので後にビデオやTV番組等で「ダイヤルMを廻せ!」「裏窓」「泥棒成金」等のヒッチコック作品は鑑賞した記憶があります。
で、本作一応「真実に基づいたフィクション」という微妙な立ち位置で、1962年にモナコ危機という事件があったのは事実だけど(自分モナコ危機自体知らなかったわ)
それに関してグレース・ケリーが何かやったみたいな事はなかった?…まー史実はどーでもよくて、要するにグレース・ケリーがどうやって本当の意味でのモナコ公妃に
なっていったのか…そういう「女の一代記」みたいな感じです。
因みに本作、現モナコ大公のアルベール2世から「史実と異なる」ってクレーム入ったらしい。だから史実なんてどーでもいいんだよ~^^;
ニコール・キッドマンがグレース・ケリーに似せようと随分苦労しているのが見て取れる。んでかなり頑張って雰囲気作ってる。
そしてカルティエやディオール、シャネル、エルメス等錚々たるブランドが全面協力して当時のグレースの衣装やジュエリー、小物の細部に至るまで忠実に再現。
グレースのファッションを見るだけでも婦女子大満足な作品になっています。
「一国のプリンスに嫁ぐ」という庶民には想像もつかないおとぎ話をリアルに体験したグレースの苦悩、生活習慣も文化も言葉も違う異国での疎外感と孤独、
それから一国の危機を迎えて自分が何をすべきなのか…妻として、母として、そして「大公妃」としての在り方の苦悩と彼女の決意を丁寧に描いています。
グレースの成長物語としては大変好ましく描かれていたと思うんだけど、政治的背景の部分が日本人には馴染みのない歴史なのでちょっと判り難いかな?
ヒッチコックやマリア・カラス、海運王オナシス等世界的にお馴染みの著名人がガンガン登場するのも見どころ。ゴージャスな作品でございました♪
「ヘラクレス」
ドウェイン・ジョンソン…って違和感あるなー。私の中では今でも「ザ・ロック様☆」が主演の肉弾アクションアドベンチャー作品。
ヘラクレスは誰もが知ってる(よね?)ギリシャ神話上の伝説の人物でゼウスと人間の間に生まれた「半神半人」
彼の伝説としては「12の難業」が最も有名で、とにかくギリシャ神話の中でもぶっちぎりに強い事で知られています…よね?^^;
まーそんな訳でザ・ロック様は本作でヘラクレスを演じる為に8ヶ月に及ぶ肉体改造プロジェクトに身をやつされたそーですよ。つーか元々すげー体なのに
これ以上彼に何が必要なのかと…まあスクリーンをご覧下さいよ、「この体はまさかCG処理か!?」と思う程のおっそろしい体してますわ!
面白い事に本作は「ハーフゴッドの伝説をなぞる」という作りではなく、映画冒頭で肝心の「12の難業」をサラリとご紹介して流してしまい
あくまでもオリジナルストーリー…しかも「ヘラクレスという名前のやたらめったら強い男がいて、余りに強いからゼウスの息子っていうフレコミにしちゃえ!」
的な「語り詐欺」設定になっているというねwww
更にヘラクレスは故郷のアテネで預言者やならず者の戦士達と出会い「金目当てで戦う傭兵チーム」を組んでいて、アテネでは妻と子供を殺された事で
ショックで国を出て(地元ではヘラクレスが妻子をヌッ殺したと噂になっている)、今は流浪の傭兵と化しているという…物凄い設定だなおいw
今回ある国の内紛を収めて国を平和にして欲しいという依頼に応えて戦うんだけど、一段落付いた所で話が二転するというダブル構成。
金目当てで動いていたハズなのに、成長して行く民兵達の様子や国王の娘の誠実な姿やその息子が自分をリスペクトしてくれる姿に接するにつけ
段々ヘラクレス自身が「本物の英雄」としての資質に目覚めて行くという…ザ・ロック様カッコイイ~♪
まー後は肉弾アクション好きには大好物のスペクタルアクションシーンてんこ盛りを楽しむだけの映画。
あ、もう一つ…サッサとヌッ殺されてしまうヘラクレスの妻役をクリスティアーノ・ロナウドの彼女さんが演じてらっしゃいます。
これがねー、もーとにかく溜息モノの美しさ!一瞬だけ後ろ姿で全裸になるんだけどね、思わず「ウッハー!」って声出ちゃいますよ。美し過ぎますっ!!
「まほろ駅前狂騒曲」
瑛太×松田龍平君コンビの「便利屋」シリーズ第二弾。映画では第二弾だけど前作との間にTVドラマもやってます。
前作「まほろ駅前多田便利軒」(←クリックするとレビューに飛びます)のレビューで自分「コレ映画じゃなくて同じキャストで深夜枠でTVドラマ化してもらった方が嬉しいかも」
と書いたのですが、本当にその後深夜枠でTVドラマ化したんだな。てか自分預言者か!ドンピシャぢゃねーかっ^^;
…あー、ちなみに「深夜枠でTVドラマ化して欲しい」と書いたクセにTVドラマシリーズ未見。罰当たりですーすんませんー!
レビューに関しては前作とほぼ同じ感想。まー同じシリーズだから同じ風合いで作るもんね。
バラバラにとっ散らかってるネタがバラバラに同時進行していて、それがある所で混ざり合う。コメディネタを散りばめてるけどごく真面目なオチだったり。
基本はゆる~い感じ。で、クライマックスでちょっとガツッと来る。そこらへんも前作とほぼほぼ同じ。
前作は多田の方の事情にスポットが当たってたけど今度は行天の事情のターン。彼の生い立ちが今回のネタの1つと繋がっていて
それがクライマックスに通じている。不思議な事に多田も行天も「子供」がトラウマのキーワードになってるんだよね。
共演の役者もバラエティに富んでいて、尚且つ演技派を揃えていてなかなか豪華。
本作のキーマン「小林」を演じている役者さんが…スクリーン見ながら「どっかで見た顔なんだけど…誰だっけこの人???」と思ってたんだけど
ラストのスタッフテロップ見てようやく永瀬正敏さんだって分かった。いやだからテロップ見るまで永瀬さんだって気付かなかった!
髪形のせいなの!?何?なんか久し振りに見たらびっくりするくらい老けてたんすけどっ!!
それから本作にもちゃんと「シンちゃん」出て物語引っ掻き回してくれてたね♪松尾スズキさん相変わらずいい味出してるわぁ~
「ゆるい系」は散々飽き飽きしてるんだけど、何故か本作は個人的に「呼吸が合う」シリーズ。
思いっきり今後もシリーズ化出来る終わり方してるし、今後もゆるくシリーズ続けて欲しいなーっと♪^^
現在公開中~11月公開で観たい作品が結構あるんだけど、もう直ぐ「今更ながらようやく旦那の夏季休暇」でまた10日程海外にすっ飛ぶんだ。
ボヤボヤしてる内に公開終了しそうだな…あー時間がないっ!
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「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
ハリウッド女優からモナコ公国の公妃に華麗なる転身をした「グレース・ケリー」の結婚~1962年に起こった「モナコ危機」までを描いた作品。
グレース・ケリー役をこれまたオスカー女優のニコール・キッドマンが演じています。
私の世代だと生まれた時には既にグレース・ケリーはモナコ公妃になっちゃってたので彼女の現役時代の姿を見た事は残念ながらありませんが
映画フィルムはいつまでも残るので後にビデオやTV番組等で「ダイヤルMを廻せ!」「裏窓」「泥棒成金」等のヒッチコック作品は鑑賞した記憶があります。
で、本作一応「真実に基づいたフィクション」という微妙な立ち位置で、1962年にモナコ危機という事件があったのは事実だけど(自分モナコ危機自体知らなかったわ)
それに関してグレース・ケリーが何かやったみたいな事はなかった?…まー史実はどーでもよくて、要するにグレース・ケリーがどうやって本当の意味でのモナコ公妃に
なっていったのか…そういう「女の一代記」みたいな感じです。
因みに本作、現モナコ大公のアルベール2世から「史実と異なる」ってクレーム入ったらしい。だから史実なんてどーでもいいんだよ~^^;
ニコール・キッドマンがグレース・ケリーに似せようと随分苦労しているのが見て取れる。んでかなり頑張って雰囲気作ってる。
そしてカルティエやディオール、シャネル、エルメス等錚々たるブランドが全面協力して当時のグレースの衣装やジュエリー、小物の細部に至るまで忠実に再現。
グレースのファッションを見るだけでも婦女子大満足な作品になっています。
「一国のプリンスに嫁ぐ」という庶民には想像もつかないおとぎ話をリアルに体験したグレースの苦悩、生活習慣も文化も言葉も違う異国での疎外感と孤独、
それから一国の危機を迎えて自分が何をすべきなのか…妻として、母として、そして「大公妃」としての在り方の苦悩と彼女の決意を丁寧に描いています。
グレースの成長物語としては大変好ましく描かれていたと思うんだけど、政治的背景の部分が日本人には馴染みのない歴史なのでちょっと判り難いかな?
ヒッチコックやマリア・カラス、海運王オナシス等世界的にお馴染みの著名人がガンガン登場するのも見どころ。ゴージャスな作品でございました♪
「ヘラクレス」
ドウェイン・ジョンソン…って違和感あるなー。私の中では今でも「ザ・ロック様☆」が主演の肉弾アクションアドベンチャー作品。
ヘラクレスは誰もが知ってる(よね?)ギリシャ神話上の伝説の人物でゼウスと人間の間に生まれた「半神半人」
彼の伝説としては「12の難業」が最も有名で、とにかくギリシャ神話の中でもぶっちぎりに強い事で知られています…よね?^^;
まーそんな訳でザ・ロック様は本作でヘラクレスを演じる為に8ヶ月に及ぶ肉体改造プロジェクトに身をやつされたそーですよ。つーか元々すげー体なのに
これ以上彼に何が必要なのかと…まあスクリーンをご覧下さいよ、「この体はまさかCG処理か!?」と思う程のおっそろしい体してますわ!
面白い事に本作は「ハーフゴッドの伝説をなぞる」という作りではなく、映画冒頭で肝心の「12の難業」をサラリとご紹介して流してしまい
あくまでもオリジナルストーリー…しかも「ヘラクレスという名前のやたらめったら強い男がいて、余りに強いからゼウスの息子っていうフレコミにしちゃえ!」
的な「語り詐欺」設定になっているというねwww
更にヘラクレスは故郷のアテネで預言者やならず者の戦士達と出会い「金目当てで戦う傭兵チーム」を組んでいて、アテネでは妻と子供を殺された事で
ショックで国を出て(地元ではヘラクレスが妻子をヌッ殺したと噂になっている)、今は流浪の傭兵と化しているという…物凄い設定だなおいw
今回ある国の内紛を収めて国を平和にして欲しいという依頼に応えて戦うんだけど、一段落付いた所で話が二転するというダブル構成。
金目当てで動いていたハズなのに、成長して行く民兵達の様子や国王の娘の誠実な姿やその息子が自分をリスペクトしてくれる姿に接するにつけ
段々ヘラクレス自身が「本物の英雄」としての資質に目覚めて行くという…ザ・ロック様カッコイイ~♪
まー後は肉弾アクション好きには大好物のスペクタルアクションシーンてんこ盛りを楽しむだけの映画。
あ、もう一つ…サッサとヌッ殺されてしまうヘラクレスの妻役をクリスティアーノ・ロナウドの彼女さんが演じてらっしゃいます。
これがねー、もーとにかく溜息モノの美しさ!一瞬だけ後ろ姿で全裸になるんだけどね、思わず「ウッハー!」って声出ちゃいますよ。美し過ぎますっ!!
「まほろ駅前狂騒曲」
瑛太×松田龍平君コンビの「便利屋」シリーズ第二弾。映画では第二弾だけど前作との間にTVドラマもやってます。
前作「まほろ駅前多田便利軒」(←クリックするとレビューに飛びます)のレビューで自分「コレ映画じゃなくて同じキャストで深夜枠でTVドラマ化してもらった方が嬉しいかも」
と書いたのですが、本当にその後深夜枠でTVドラマ化したんだな。てか自分預言者か!ドンピシャぢゃねーかっ^^;
…あー、ちなみに「深夜枠でTVドラマ化して欲しい」と書いたクセにTVドラマシリーズ未見。罰当たりですーすんませんー!
レビューに関しては前作とほぼ同じ感想。まー同じシリーズだから同じ風合いで作るもんね。
バラバラにとっ散らかってるネタがバラバラに同時進行していて、それがある所で混ざり合う。コメディネタを散りばめてるけどごく真面目なオチだったり。
基本はゆる~い感じ。で、クライマックスでちょっとガツッと来る。そこらへんも前作とほぼほぼ同じ。
前作は多田の方の事情にスポットが当たってたけど今度は行天の事情のターン。彼の生い立ちが今回のネタの1つと繋がっていて
それがクライマックスに通じている。不思議な事に多田も行天も「子供」がトラウマのキーワードになってるんだよね。
共演の役者もバラエティに富んでいて、尚且つ演技派を揃えていてなかなか豪華。
本作のキーマン「小林」を演じている役者さんが…スクリーン見ながら「どっかで見た顔なんだけど…誰だっけこの人???」と思ってたんだけど
ラストのスタッフテロップ見てようやく永瀬正敏さんだって分かった。いやだからテロップ見るまで永瀬さんだって気付かなかった!
髪形のせいなの!?何?なんか久し振りに見たらびっくりするくらい老けてたんすけどっ!!
それから本作にもちゃんと「シンちゃん」出て物語引っ掻き回してくれてたね♪松尾スズキさん相変わらずいい味出してるわぁ~
「ゆるい系」は散々飽き飽きしてるんだけど、何故か本作は個人的に「呼吸が合う」シリーズ。
思いっきり今後もシリーズ化出来る終わり方してるし、今後もゆるくシリーズ続けて欲しいなーっと♪^^