天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

秋の京都~紅葉旅行・その5@La BOMBANCE(ラ・ボンバンス) 祇園

2022年11月24日 | グルメ


「Luxury hotel SOWAKA」のメインダイニングとして入っている「La BOMBANCE 祇園」さん。
毎回SOWAKAに宿泊する度に利用させて貰っています。スタッフさんにもすっかり顔馴染みになりましたいつもサーセン💦
そして、このレストランもすっかり様子が変わりました。店内の客が日本人より外人さんの方が多い!そして満席!!
という訳で最後にご飯ネタで締めて行きましょう!以下、画像先行でドゾー

さて、いつもどーりメニュー画像から


今回読めないメニューいくつかあったわー^^;

 

先ずはテーブルセッティングと日本酒頂こう!
お酒は「伊根満開」という、古代米を使って醸造したちょっと変わったお酒です。色がロゼワインのような赤色をしていて酸味がちょっと強くて本当にワインっぽい。



2629」
コレ、読めてるようで読めてなかった。「株」のフォントが小さいんですよね。それで「小蕪」と読ませるそうです。やられたー^^;
で、2629はふろふき(ふろふく)ですね。蕪と一緒にそえられているのは生麩と…なんと柿!柿甘くて蕪とも良く合う~



「89×海×1000」
89→焼く、海×1000→海鮮 お刺身としても美味しいんだけど、このお魚を奥にある石焼きにのせて敢えて軽く炙って食べる趣向。
鯛とサーモンとホタテの貝柱だったかな。どれもこれもウマーベラス!



8 木木木 .。oO せ」
コレが読めんかったぁー最初の小さいフォントの8は「小鉢」って直ぐ分かった。その次は木が三つで「森→盛り」でしょ。その次だよーう。
どうやら「.。oO」は「泡」の顔文字フォントらしい。で「.。oO せ」で「合わせ」…という訳で全部並べて読むと「小鉢盛り合わせ」クッソー!
この前菜盛りはいつも楽しくて美味しい。味が少しずつ色々あるからお酒のお供にも最適✨



「福゛と 雲の子」
まあコレはこのまま読めばオケ。河豚と白子
河豚の身と白子と、あとは生麩や野菜巻きも入ってすまし汁っぽい仕立て。優しい旨味がたまらん!



日本酒チェンジ。コレはLa BOMBANCEのオリジナルラベル
1合貰おうと思ったけどちょうどボトルが空くタイミングで1合分は入ってなかったから0.5合計算でいいよーってグラスに注いで貰いました♪^^



「焼かか」
はいコレもそのまま「か」が2つで「かに」ですね。焼き蟹です。見た目からもう美味い事が決定してるやつぅー!



お皿に取り分けて貰いました。
蟹身も食べやすいように裁いてあって有難し~♪こんなん美味しいに決まってるやんな~



「魚が旨い」
もうこれもまんまですね。「魚+旨=鮨」
自分長らく修行してここ数年でようやくお寿司を美味しく頂けるようになりましてね、本当に寿司食えるようになって良かったわ世界広がったわ。



「ト ト like (^^)v」
コレなー。途中まで(と言うかほとんど)読めたんだけどなー。
先ず「ト ト」はトの間が開いてるから「トマト」、コレは直ぐ読めた。でその後の「like (^^)v」な。「like」は「すき」だろうからすきから始まる和食って「すき焼き」しか思い付かなかったんだけど、どうしても「(^^)v」が「やき」に読めない。どう読めばいいんだろーって言ってたら「(^^)v→に(Vサインを2と読む)」で「に→煮」→すき煮
うわあぁぁぁ。すき焼きじゃなくて「すき煮」かーそっかーチクショー!^^;



コチラも取り分けて頂きました。右に添えられたのは大根おろしと卵黄を合わせたモノ。好みで付けて食べます。
こんなんさー、不味い訳ないやん?て言うか…最近友達ともちょっと話題になったんだけど、トマトを和の煮物の食材として使うのってもしかして流行ってる?先日おでんの話になって有名なおでん専門店で「トマトのおでん」が人気だって友達が言ってて気になってたんだよね…という訳で、この「トマトのすき煮」もめちゃ美味かった!
今度自分もおうちでおでん作る時にトマトを入れてみようかなと思った。



「月 龍 102」
これも一発で読めるヤツ。「月+龍=朧」「102→とうふ」で「朧(おぼろ)豆腐」
優しい味~好きなヤツぅ~♪すき煮食べて口の中が濃い味になってたからこういう優しいのが出て来ると口の中がホッとする感じ。バランス取れてていいネ♪



「>゜)))彡 spring 5:30」
はいコレも秒で読めるぅ~「>゜)))彡(魚の顔文字)+spring(春)=鰆」「5:30→ごはん」
お釜持って来てくれて、なんと鰆の身がゴロンとまんま入ってた!これを混ぜ混ぜしてくれて~



めちゃんこ美味い!
自分さー炊き込みご飯大好きで季節のお野菜とか入れてよく作るんだけど、お魚系の炊き込みご飯だけは手が出せないんだよな…なんか生臭くなりそうで(滝汗)
こういう自分がなかなか手を出せない分野のモノはやっぱりお外ご飯で出して貰えると嬉しい。


「お楽しみ♡」
事前に「結婚記念日のお祝いです(30周年)」ってアナウンスしてあったんだけどーーーめっちゃ可愛い!嬉しい!!
スタッフさんは頑張ってくれたそうで、30周年にこだわってくれてなんとピンクのハートをお皿に30個描いて下さったんだそうです!本当に有り難うございます😊
お店のスタッフさんが皆さんニコニコで「おめでとうございます!」って声を掛けて下さいました。もう本当に幸せ…

毎回趣向を凝らした美味しいお料理、楽しいメニューとお話、本当に有り難うございます。これからも通えるといいんだけど…

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そして…「SOWAKA」に宿泊した人だけが食べられる「La BOMBANCEの特製朝ご飯」
毎回「次は洋食にしてみようかな」とチラリと頭をかすめつつ、やっぱり和定食にしちゃうよねーだって絶対的に美味しいんだもーーーん!
でもね、今回外国人観光客が圧倒的に多かったから…他のテーブル見るとやっぱ外人さんは圧倒的に洋食をチョイスしていました。やっぱりな…
まあ日本に来て昼も夜も和食ばっかり食べてたら、朝くらいはパンと珈琲で行きたいとか思うんだろーなー。自分も海外行くと段々現地のご飯に飽きて来て「コンビニがあったらなー」とか思ったりするもんね。なんだかんだでコンビニおにぎりとか最強よな(苦笑)

てな感じで~、これにて今回の「秋の京都~紅葉旅行」ネタは終了です!
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秋の京都~紅葉旅行・その4@圓光寺

2022年11月23日 | 旅・おでかけ


【圓光寺】
  京都府京都市左京区一乗寺小谷町十三番地 

瑠璃光院に行ったついでに「圓光寺」の秋の特別拝観にも立ち寄ってみました。
位置的に瑠璃光院から叡山電鉄で出町柳に戻る途中「一乗寺」駅で降りて、駅からは15分位歩きます。ちょっと距離あります。
コチラも秋の紅葉シーズンは拝観に事前予約が必要ですが、空いていればその場でネット予約して入れて貰えるっぽいです。(自分は勿論事前予約しましたよ)



入口入って直ぐに見事な枯山水があります。砂紋が美しい…んですが、知らないのかなぁ?平気で砂紋踏みつけて行くヤツがいるんだ💢



このお寺、なかなか敷地が広くて庭も相当の広さあるみたいです。
とりあえず入って直ぐ右手にある「瑞雲閣」に入ってお庭拝見です。

 

屋根に紅葉、手水にも紅葉が演出されていてなかなかフォトジェニックです。



今度は本堂に入って、本堂からもお庭拝見出来ます。

 

瑠璃光院よりも若干里に近いからかな?紅葉はもう1週間後位が見頃だろうと思いますが、黄色く色付いてきた紅葉もとても美しいです。



本堂を出て、もう少し寺の奥の方に歩いて行ってみると鐘楼がありました。



竹林もある。竹林越しに観る紅葉もまた美しいモノです。



池に鏡映しになった紅葉。



お庭をグルリと回ってアチコチで撮影したけど…紅葉ってホントにそれだけでフォトジェニック!撮影技術が無いのは仕方ないけど(滝汗)それでも紅葉はキレイだワ!



「圓光寺」って彫りの入った灯籠が…撮影用なのか?(んな訳ないでしょw)



皆がよってたかって撮影していたお地蔵さん。どうやら有名っぽい?頭に紅葉の葉っぱが乗ってるけど、偶然頭に紅葉が落ちて…来る訳がねーわ。誰か置いたんだろw
そう言えば…去年「大原三千院」行った時も似たようなお地蔵さんがあったなぁ。

 

と、こんな感じで圓光寺で紅葉を堪能して…一乗寺駅に向かう途中で立ち寄った甘味処「一乗寺中谷」さんで「いろどりごはん」というランチセットを頂く。
白味噌仕立てのお雑煮とお赤飯とゴマ豆腐、焚き物などを組み合わせたセット。白味噌仕立てのお雑煮、生まれて初めて食べました!美味しかったです😊
食後のデザートにはお店の古くからの名物らしい「でっち羊羹」を珈琲と一緒に頂きました。甘さ控えめでモチモチとした独特の食感でした。ご馳走様でした!
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秋の京都~紅葉旅行・その3@瑠璃光院

2022年11月22日 | 旅・おでかけ


昨年、12月12日(結婚記念日)に初めて瑠璃光院に行ってみて…秋の特別拝観の最終日の1日前でもう紅葉も終わり掛けだったので予約なしで入れたんですが、ほぼ枯れ紅葉状態ではあったものの、それでも溜息モノの美しさで…「コレ、紅葉最盛期行ったらどんだけキレイなんだろう!」って思ったのよね。
という訳で今年はその紅葉最盛期に京都に来る事になったので、当然ですが瑠璃光院・リベンジ✨

あ、瑠璃光院は春と秋の「特別拝観」期間中は事前予約した人だけが入る事が出来ます(予約なしで入れる日程もあります)詳しくは公式サイトで確認してね!

↑画像は叡山電鉄「八瀬比叡山口駅」に駐まっている叡山電鉄の車両。この時期通常ダイヤではなく紅葉狩り観光客向けに大増便されています。



駅舎出たトコロからもう既にすんごいキレイ!



鴨川沿いの紅葉も素敵ね~😊
ところで、駅から一番近い橋が修復中で通行止めになっていて(去年は渡れたんだけどなー)グルリと大回りをしないといけません。まあキレイだからいいんだけどサ



グルリと大回りして鴨川を渡って来ると、「八瀬 もみじの小径」という立て看が…この周辺に紅葉が沢山植えられていて遊歩道になっているようです。

 

コレもなかなかキレイじゃないですか~♪^^



歩いていると「平安遷都記念塔」なる塔などもありました。
ここの小径もわざわざ整備した訳ではなく、元々紅葉が沢山生えている美しい場所だったから皆が来るようになった、という感じなのかな?

 

さて、予約時間が近付いて来たので瑠璃光院に向かいます!
入口の門のトコロで皆さん順番に並んで記念撮影をしていますが、「瑠璃光院」の立て看と自分達だけをアップで撮っていて肝心の紅葉が入ってないぞー^^;
入口の紅葉はかなりの古木らしく高さもあるのでなかなかに壮観ですよ!

 

と、いう訳で…2階の「紅葉撮影スポット」へ!
いやぁ~マジでキレイですわコレはスゴイなぁ~(語彙貧相過ぎかw)
黒檀のクソバカデカい座卓が並べてあって鏡映しに撮影出来るように工夫されてますので、どんなヘタクソが撮影しても美しく撮れます!!

2階にはこの紅葉が撮影出来る部屋と、隣に写経ルームもあるんですが、去年写経したので今年は華麗にスルーw



ところで、1階に行ってみると…「釜風呂」の案内が。
んん!?去年こんなの見た記憶ありませんが???



コチラが「釜風呂」
やっぱり去年見てない。こんな案内板があった事も全く記憶に無い…どういうこっちゃ???

 

さて、1階は1階でまた2階からとは違ったアングルでお庭を楽しむ事が出来ます。
苔と紅葉のコントラストが美しい…相当管理に時間と金が掛かってそーだよなー。

1階ではお薄を頂きながら紅葉を楽しむ事も出来ますよ!風情がありますよね~…と、言いたいトコロなんですが、



実際はこんな感じで観光客でゴッチャリしてて風情もクソもない(コラコラ
そりゃそーよ。これだけの美しい景色を独り占めなんて出来る訳ないじゃないですか。自分が観たいモノは誰だって観たいに決まってます!^^;

と、瑠璃光院はこんな感じで~♪
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秋の京都~紅葉旅行・その2@清水寺

2022年11月21日 | 旅・おでかけ


毎回「そわか」に泊まる度に朝食前に清水寺まで「朝んぽ」しに出掛けます。
今回は紅葉シーズン真っ只中なので、気合い入れて行ってみました!

先ずは「二寧坂」に来ると…↑画像左手に人が行列してる…なんだろう?と思って見てみると…なんとスタバでした!え?なんで朝っぱらからスタバに行列???(朝7時半頃)



二寧坂を登り切ってから振り返る…明らかに人が増えましたね。
1年前ならこの時間ほぼ貸切状態だったのに。コレはコレで京都にとって良かった事ですね。



はい、清水寺到着~♪



入口に向かって右手の方を覗くと遠くに小さく「京都タワー」が見える。



清水の舞台から見た紅葉。すごーーーい!



意外に撮影しない本堂(苦笑)
毎回ちゃんとお賽銭してお参りもしてるんですよー^^;

あ、今回超久し振りに清水寺で「御朱印」を書いて頂きました。去年まで早朝来ると社務所が開いてなくて御朱印書いて貰えなかったのよね。
流石にコレだけ朝っぱらから観光客が来るようになるとお寺の方も早朝から「フルスタンバイ」状態になる模様。良き良き♪



清水の舞台を紅葉越しに眺める…もー本当にキレイ✨
何枚も同じよーなアングルで画像撮りまくったけど結局同じ絵にしかならないんだっちゅーのw
今まで12月12日(結婚記念日)に来ていたから、紅葉が終わり頃で「んんー。もう1~2週間前だったらきっともっとキレイだったろうなぁ」と思ってたのよね。
やっと紅葉最盛期に清水寺に見に来る事が出来た…ああ幸せ♪ 一生に一度は肉眼で見ておきたい日本の美しい風景・その1って感じ。



ぐるっと回って下から紅葉と清水の舞台を眺めてみる



音羽の瀧…コロナ禍以降柄杓の貸出が中止されてたけど、今はどうなってるんだろうな?



三重塔を下から見上げてみる…モミジの赤と三重塔の朱色がリンクしていていい感じ~♪^^



池の脇に来ると…置物なのかと思ったら生きてるなこの鷺はっ!(滝汗)
微動だにしないのよね。何考えてるんだろ???

と、まあこんな感じで「朝んぽ」終了~。
清水寺、何度行っても毎回感動するわ!でもやっぱり紅葉シーズンが一番キレイな気がする!人は多いけどやっぱりオススメです♪
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秋の京都~紅葉旅行・その1@下鴨神社、Luxury hotel SOWAKA(そわか)←宿泊情報

2022年11月20日 | 旅・おでかけ
過去記事をコツコツ上げてみようかなと。(過去日付でUPしますので新規リストには出て来ませんが、まあ自分の記録として…)
先月半ばに(現在2022年12月6日)京都のいつもの宿に宿泊して紅葉を楽しんできました。その記事をしばらくUPして行こうかと。

まあ、そもそもこのコロナ禍以降海外にも行けなくなってしまったので、6月の旦那の誕生日と12月の結婚記念日の年2回、ちょうど半年毎になるので気に入った京都のホテルに泊まって美味しいモノを食べて遊ぶというのを繰り返している訳ですが、それはたまたまなんですがちょうど旦那の誕生日も結婚記念日も週末に掛かっていたんですね。
ですが、今年の結婚記念日がついに月曜日になってしまい(12月12日)、流石に12月に月・火で有給取るのは旦那も難しい…という事で「だったら結婚記念日当日はまた別で考えるとして、一応【結婚記念日旅行】という体で京都の紅葉が綺麗な時期にズラして行けばよくね?」という話になり、今回11月20~21日で京都にやって来た次第。

この日、週間天気予報が雨だったので、予定を変更して(紅葉観光は翌日の21日メインにする事にして)この日はとりあえず「下鴨神社」行ってみました。



正面の鳥居の「ドドーン感」がスゴイよねココ。
ところで下鴨神社は京都でも街中にあるのでまだそんなに紅葉していませんでした。まあ分かってた事だけどね。



門くぐった境内のトコロ(舞殿とか色々あるとこね)に入ると、この日下鴨神社で結婚式を終えたばかりのカップルが記念撮影していたり、七五三で訪れたファミリーが居たりでなんとも華やいだ空気感でワクワクしました。因みに自分、神社用の御朱印帳がちょうど一杯になったので(神社用と寺院用と分けています)今回下鴨神社で新しい御朱印帳を購入しました。今って有名な神社はそれぞれ工夫を凝らしてオリジナリティあるデザインの御朱印帳を沢山企画していますよね。有難い限りです😊



西門の鳥居のトコロにくるとモミジがいい感じに赤くなっていました。(七五三記念撮影のファミリーさんも一緒に撮影しちゃいました。ごめんねー)



御手洗川で「水みくじ」をやっている…多分修学旅行生かな?
因みに自分、おみくじって滅多にやらないんですよねーぶっちゃけ全然おみくじに書かれてる事信じてないって言うかぁー(ヲイ)、お賽銭入れてお参りはするけどおみくじには興味がほとんどないんだよね…何でだろうなぁ?「神頼みはするけどご神託はいらん」という主義なのかな?(苦笑)



御手洗社のトコロにあった「顔ハメパネル」
自分がハメて撮影する事はあんまりないんだけど、顔ハメパネル見るとほぼ条件反射的に撮影してしまうのは何故なのかw



下鴨神社を出て馬場の途中に(行きに)気になる古墳のよーな枯れ草で作られた小山?のようなオブジェがあったので帰りに寄ってみたら…どうやらこの時下鴨神社内で高級宝飾メーカーの「ヴァン・クリフ&アーペル×華道家の片桐功敦(かたぎりあつのぶ)氏」のコラボレーションイベントを開催していて、(境内にもヴァンクリの展示室みたいなのあったわーすんごいクッソ高そうなお花や虫モチーフの装飾品の展示あったしー)コレもそのイベントの一環の展示物だった模様。一応コレも見ておくか…



小山ピラミッドみたいなの入って天井を見上げると…ガラス張りになっていて、そこに落葉と雨粒が美しい文様を作っていました。シャレオツな演出ですね!



小山を通り抜けて小川に出ると、片桐功敦氏の生け花が小川に点々と生けられていました。上手く撮れなかったけど、なかなか素敵な企画でしたね😊

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【Luxury hotel SOWAKA (そわか)】
  京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル清井町480 TEL:075-541-5323

もう今更宿情報載せるのも…とも思うけど(て言うか今年6月に行ったネタ、完全に飛ばしてるしな…やる気が出たらまた記事UPするかも💦)、とりあえず未だ泊まった事のない部屋を取ったので部屋の様子とかUPしておこうかなと。



チャックインの際にいつも頂けるシャンパンとお茶請け。旦那はノンアル飲み物でレモネードを頂いていました。
今回、このお宿にお世話になってから初めて「本日満室でして…」というお言葉を頂きました。京都もようやく本格的に観光客が戻ってきたんだなぁ!(感慨)
『それで、お部屋のアップグレードが出来なくて…(←支配人さん)』「え!いやいやいや、そんな事!コッチだって泊まった事ない部屋選んで予約してますからっ💦」
…物凄く申し訳なさそうに言われてコッチの方が「嗚呼やっぱ毎回すんごい気ぃ遣われてたよねそーだよね申し訳ない!」って思いましたよ。本当にすんません!

で、ね。
自分気付かずに予約してたんだけど、今回予約した部屋、唯一部屋の入口が宿の外にある「別館」扱いの部屋だったみたいで。



↑画像で青く囲った部分、コレが今回宿泊したお部屋。宿の入口の横に部屋の入口があるんだけど、今まで何度も泊まりに来てたのに全く気付かなかったわ(驚愕)
部屋の造りが変わっていて、1階がリビングと水周りで階段登って2階が寝室というメゾネットタイプ。

 

先ず部屋に入るとリビングがあって左手に水周りと左奥に階段があって2階に上がれるようになってる。
この階段横のソファースペースって言うのかな?が、めっちゃ居心地良かった。奥行きもあってクッションいっぱい乗っけてあって癒しスペース♪

 

水周りスペース、ダブルシンクで最奥に檜のバスタブ。ガラス張りになっていてプライベートガーデンが臨めるようになっています。
画像の右側にシャワーブースとトイレがあります(画像なし)

 

階段を上がると2階に寝室。
窓が大きく開口していて庭を臨めるようになっています。



階段上からリビングスペースを見るとこんな感じ。
リビングスペースが吹き抜け状になっていて凄く開放感がある。画像左手が宿の表通りに面していてかなり明るくて…外が丸見え(多分外からは見難くなっている構造)なので、夜はブラインドを下ろして光が入らないようにしました。

 

2階の真正面の襖を開けると…バーコーナーもお約束通り完備。



冷蔵庫にはビールや日本酒、お茶、ジュース、お水、そしてチョコレートもちゃんと入ってます(全て無料)



バーコーナーの反対側の襖を開けるとクローゼットになっていました。

宿の方の説明だと、このお部屋はこのホテルで唯一「ペットと一緒に泊まれるお部屋」だそうです。部屋の入口が独立しているからだろうと思われ。
それから…事前に支配人さんから説明がありましたが、このお部屋は外の物音が物凄く部屋の中で響く作りになっていて(造りを見るにこの部屋は元は蔵だったのかな?)物音が気になって眠れない~みたいな神経質な方にはちょっと合わないお部屋だと思います。自分が全然気にならないタイプなので平気でしたけど。
ただ、「外の物音がよく聞こえる≒自分達が出す物音も外に良く聞こえる?」って心配になって、部屋の中でずーっとヒソヒソしてましたねw、チェックアウトの時に聞いたら部屋の中の音はほとんど外には漏れませんから大丈夫ですよ、という事でしたけど(苦笑)

海外への扉が開いて、京都にもようやくインバウンドが戻って来たようです。
今回初めて「満室です」と言われましたが、よくよく伺うと宿泊客の8割が外国人観光客なんだそうです!(すげーなー)、しかも殆どの外国人宿泊客は連泊(2~3泊から1週間連泊される方も結構いらっしゃるそうで!)、日本人観光客は週末を中心に殆どが1泊なので(我々も)…外国人観光客のパワーの強さに驚きました。
この宿そんなに安くないと思うんだけど…円安が後押ししているというのも差し引いても、日本に来る観光客ってみんな金持ってんだなぁ~と改めて驚かされましたね。

もう、この宿もなかなか予約が取れなくなりそうですね…我々がコツコツ泊まりに行くのももしかしたらコレが最後になるのかもしれません。
今まではコロナ禍で外国人観光客が見込めない隙間にチョイチョイお邪魔させて貰えていましたが、もう我々の役目は終わったのかもしれないな、と思いました。

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【おまけ】
この建物…まあ、誰も分からないと思うから最初から申し上げますが「元・Hard Rock Cafe 京都店」だった建物です。
宿から近いので散策ついでに「今HRC京都店って何になってんだろ?」と思って立ち寄ってみました…が、何にもなってなかった(空き家状態でした)
川沿いの物凄く風情のあるいいシチュエーションなんですが、多分だけど家賃がクッソ高いんだよねこの界隈(苦笑)、それでまだ何も入っていない状態みたいです。
はぁー。HRC京都店は京都駅直近か嵐山辺りに再出店するべきだと思うんだー京都だったら絶対にインバウンドで客入るから間違いなく!!
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【映画】「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」@63作目

2022年11月15日 | 映画感想
「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」

言わずと知れたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のキャラ、「ブラックパンサー」の続編…ですが、もう皆さんご存じのとーり主人公のティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンが2020年に43歳という若さで癌で夭折してしまいました。本当に本当に悔やまれます…大好きな俳優さんでした。
という訳で、「じゃあブラックパンサーシリーズどーすんねん」と誰もが思った訳ですが、MCUは素晴らしい英断をしました。ムリにチャドウィックの代役を立てず、劇中でもティ・チャラが病気で急死してしまった、という事にしてティ・チャラ亡き後の混乱したワカンダ王国のすったもんだを描く、という大鉈振るってきました!

あらすじ
アフリカの秘境にあるワカンダ国には、平和な日々が訪れたかに思われた。だが、若き国王ティ・チャラを失ったワカンダである事件が起きる。遺(のこ)されたティ・チャラの妹シュリ(レティーシャ・ライト)、母親ラモンダ(アンジェラ・バセット)、国王親衛隊を率いる女性戦士オコエ(ダナイ・グリラ)らの前に、新たな脅威が現れる。(Yahoo!Movieから丸パク)

先ずね、映画冒頭5分でチャドファン号泣必至。
チャドの姿が映っている訳ではありませんが、彼が死んでしまう…死んでしまう…ああ、死んでしまった!もうこんなん泣かずに観てられるかいっ!!
そしてマーヴェルのロゴマークの中に在りし日のチャドの姿が…もうこんなん泣かずn…(T_T)
…と、チャドファンに向けて丁寧にティ・チャラを見送るシーンを描いて「皆んな、チャド亡きワカンダ王国の事を見守ってやってくれよ」という気分を盛り立てます。

で、まあ次の王国の後継者が決まるまで暫定的におかんが指揮を執る訳ですな。
ティ・チャラを失って求心力が弱まったワカンダにはしょっちゅう賊が押し入ってヴィブラニウムを盗もうとする輩が後を絶たない。それと同時にアメリカでは「地球上にまだヴィブラニウムの採れる場所あるんちゃうん?」と、独自に海洋調査にも乗り出しています。で、本作の柱ネタというか柱キャラ…南米辺りから不思議パワーを手に入れて海中でも呼吸が出来るようになって密かに海中帝国作って生活してる邪悪なアクアマンみたいなご一行登場(アクアマン観てねーんだけどw)
で、この偽アクアマン(ヲイ)側にもごもっともな言い分がありましてね、ワカンダ王国と敵対してしまうものの決して「悪の権化」ではないのですよ。
お互いがお互いでごもっともな言い分があって、お互い自国と自国民を守りたいのは同じで、そしてヴィブラニウムの脅威もよく分かっている…という、超微妙な立ち位置。

まあ、お約束通りすったもんだの末、ワカンダ側が勝利を収めるんだけど…あそこまでぶっちぎりで強かった偽アクアマンチーム、ちょっとあっけなくて萎えた💦
後さー結局は矛収めてスゴスゴ自国に戻っていった偽アクアマン(だからこのネーミング!)だけど…絶対に納得してない顔やんなアレ。今後また絡んでくるんか?てかあいつらはまさか今後もMCUシリーズに絡んできて最終的にアベンジャーズ入りするとかいうウルトラCな展開も有り得るのか!?

そして…最後にまたしてもチャドファンを泣かせに掛かるMCU
在りし日のチャドの姿を今度は本当に映像でプレイバックしてくれる(妹が回想している体)…はぁぁぁぁ。どうして死んでしまったの!!(号泣)
あー、それから最後のおまけ映像を観るに、もしかしたらしばらくアベンジャーズにはワカンダ王国は絡まずに、数年後にあの子が育ったら別のイケメン役者引っ張って来て後を継がせるという作戦なのかな?と。だとしたら本作はあくまでも「繋ぎ作品」という事なのかなーとか。
スパイダーマンが高校生でアベンジャーズ入りしてんだからブラックパンサーも後5年もしたら再入会出来るんちゃう?あの子今何歳の設定なんだろ?
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【映画】「すずめの戸締まり」@62作目

2022年11月11日 | 映画感想
「すずめの戸締まり」

新海誠監督最新作。なんて説明するまでもないかw
折角公開封切り初日に観に行ったのにレビュー上げるの面倒臭くて半月放置とか自分バカなのかと(苦笑)

あらすじ
九州の静かな町で生活している17歳の岩戸鈴芽は、”扉”を探しているという青年、宗像草太に出会う。草太の後を追って山中の廃虚にたどり着いた鈴芽は、そこにあった古い扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で扉が開き始めるが、それらの扉は向こう側から災いをもたらすのだという。鈴芽は、災いの元となる扉を閉めるために旅立つ。(Yahoo!Movieから丸パク)

映画冒頭のシーンが何を意味しているのか?どうやら主人公の「鈴芽」の幼少期の記憶なのか夢らしい?…で、シーンが切り替わって現在の鈴芽の様子になるんだけど、この冒頭のシーンはクライマックスに掛かるある意味「オチ」だったりする。でもこのシーンの意味は映画をその後ちゃんと観ていかないと分からないという手の込んだ脚本。

新海誠監督は「君の名は」「天気の子」、そして本作も「災害」をテーマに作っていますね。本作で「災害三部作」みたいな感じなんでしょうか?
そして災害三部作目にして実際の災害を題材に持って来た。だから本作で描いているあの大災害の被害者・被災者・遺族の方々にはなかなか精神的にキツいモノがあるかもしれませんので、鑑賞に際してはある程度の予備知識を入れて心の準備をしてから鑑賞した方がいいのかもしれません。
あの大震災からなんだかんだで10年以上が経ち、映画作る側の人もこの問題に敢えて取り組んでみたい、という人が多くいらっしゃるんでしょうかね…先日観た「天間荘の三姉妹」も奇しくも同じ題材を使ったお話でしたし。個人的にはこのネタは余り好きではありません。余りにも犠牲者が多過ぎてエンタメには向かない気もするんですよね。

ま、そこは置いといて。
映像的にはやっぱり流石だよなーと。文句の付けようがないです素晴らしいです。
そして声を当てた方々も凄くキャラクターに合っていたと思いました。特に鈴芽役の原菜乃華さんと宗像草太役の松村北斗君はハマってたなぁ!松村北斗君はSixTONESのメンバーの子でしょ?彼めっちゃイケボだねーいやぁーカッコイイ人って声までカッコイイんだねー本当に宗像草太のビジュアルに似合い過ぎて萌えたわー♪
それから本作にもやっぱり神木隆之介君登場!彼はもう何をやらせても上手いのだ。本作でもいい~キャラやってます😊

猫(災いのタネかと思ってたが猫のオチは意外だった!)を追い掛けて九州から日本縦断していくロードムービーで、鈴芽達が向かった先々で色んな現地の人達と交わって関わって行くという展開なんだけど、まぁー令和の日本じゃーここまでお人好しばっかりが登場するのも嘘臭い(胡散臭い)と思うものの、逆に「いつまでも昔っぽい日本の情緒が何処かに残っていて欲しい。昭和のお節介日本人みたいなのが令和の現代にあっても皆の心の中にほんの少しでも受け継いでいて欲しい」という気持ちにもなった。

クライマックスの絵ヅラ的にも迫力があってドキドキするし、エピソードの緩急の付け方も上手いと思う。
そして…コレはピクサーには作れない話だよな、これこそが「ジャパニメーション」の真髄だよな、と思わされる話でしたね。観て損は絶対にない。もう一度位は観に行こうかな
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【映画】「チケット・トゥ・パラダイス」@61作目

2022年11月08日 | 映画感想
やべぇ。
最近YouTubeのある番組(?って言うのかな?)にどハマってBLOG作る気が全くおきない…よってネタが積みに積みまくり。もう引き返せないかも…あかん💦


「チケット・トゥ・パラダイス」

ジョージ・クルーニー×ジュリア・ロバーツが繰り広げるロマコメ。舞台はバリ島。
もうコレだけでオチまで全てスッケスケに透けまくってるんだけど、まあ観て損はなかろうよ、という訳で鑑賞決定。

あらすじ
元夫婦のデヴィッド(ジョージ・クルーニー)とジョージア(ジュリア・ロバーツ)は、20年前に離婚して以来いがみ合ってばかりいた。そんな中、ロースクールを卒業して間もない娘のリリー(ケイトリン・デヴァー)が、卒業旅行先のバリ島で出会った地元の青年と結婚するという知らせを受ける。娘が弁護士になる夢を捨て、結婚に前のめりなことを受け入れられないデヴィッドとジョージアはバリ島へ向かい、リリーのスピード婚を阻止すべく協力する。(Yahoo!Movieから丸パク)

ジョージおぢとジュリロバは若かりし頃情熱一本で結婚まで突き進み、娘を1人産むもののその後関係は急速に悪化し離婚。アメリカらしく共同親権(基本生活はおかんと一緒)らしく事ある毎に娘を介して顔を付き合わすもののお互い嫌味の応酬で喧々諤々状態がずーっと続いているという状況。
それが一人娘が大学卒業して弁護士資格を取って「よし!これから」って時に卒業旅行先のバリ島で出会った地元の青年(イケメン!この人知らないんだけど名前調べなくちゃ)と恋に落ちて、この青年と結婚する為に弁護士は辞めてこのままバリ島で生活するとかアホな事ヌカし腐るもんだからさあ大変!普段はいがみ合っている元夫婦だけどココは娘の結婚を阻止する為に一時休戦して共同戦線を張りましょう!てなお話です。

まあ、余りにも現実味のない設定なんですが、バリ島の田舎の方の結婚式のしきたりとか色々出て来てその部分は結構興味深くて面白い。
それにジュリア・ロバーツに対してバリ人が「馬に似てる」とか言ってて笑ったわ。馬www確かになwww
それからタナロット寺院に観光に出掛けるというシーンがあるんだけど、劇中で「タナロット寺院にカップルで行くと別れるという言い伝えがある」みたいなくだりが出て来るんですね。自分知らなかったのでちょっとググってみたんですが本当にそういうジンクス?があるらしい…はえぇ~!日本で言うとお稲荷さんに未婚のカップルでお参りに行くと別れるとか言われてますわね、アレに似てるんでしょうかね。

で、まあすったもんだの末に…みたいな。もう何書いてもネタバレになっちゃうんだけど、ネタバレしたからって何か影響あるんか?レベルw
ジュリロバ演じる元妻のジョージアが「いつかやりたいじゃなくてやりたいと思った時直ぐ行動する!」みたいなのを信条にしていて、潔くてジュリアらしくてカッコイイ大人の女性のキャラ付けだなー彼女にとても良く合うキャラだなーと思った。この信条はオチにも関わってくる。お茶目でオシャレなオチ。
ジョージおぢもジュリアも歳取ってもカッコイイし愛らしいんだよね。本当に思いっクソ80年代バブル世代に寄り添いまくった話ですが、この世代に刺さるモノは金取れますからw
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【映画】「天間荘の三姉妹」@60作目

2022年11月02日 | 映画感想
「天間荘の三姉妹」

映画観に行くと予告編色々観るやん?そんで、最近映画観に行って本作の予告編が何度か流れたんだけど…その時玉置浩二さんと絢香さんのデュエットで「美しい世界」って曲が流れるんですわ。まあコレが本作のエンディングテーマソングなんですが…この曲のパワーが凄すぎる!

Beautiful World


いつまで↑この動画が見れる(聞ける)のか分かんないけど、とりあえずこの曲に感動してしまったのでとりまYoutubeの動画貼っておく。皆とりあえず聞け。そして涙しろ!

あらすじ
身寄りのない少女・小川たまえ(のん)は交通事故に遭い臨死状態となり、「もう一度現世に戻って生きる」か「天へと旅立つ」かを自ら決断できるようになるまで、天空の町・三ツ瀬にある旅館「天間荘」で暮らすことになる。そこで彼女は、腹違いの二人の姉・天間のぞみ(大島優子)とかなえ(門脇麦)に初めて出会う。姉たちや周囲の人々と触れ合い、家族の愛情や友情を知り成長していくたまえだったが、ある日、三ツ瀬の町とそこの住人にまつわる秘密を知る。(Yahoo!Movieから丸パク)

本作を観る直前にネットで本作の情報について調べると、どうやら本作は高橋ツトム氏著のコミック「スカイハイ」のスピンオフネタを実写映画化したものだそうで、自分は元ネタのスカイハイのコミックも読んでいなければ本作は映画化も既にされているそうなんですが、そちらも未見ですすんません💦
という訳で、ただただ予告編見て「美しい世界」のメロディだけに感動しまくってその勢いだけで何も予備知識なしに鑑賞した阿呆だという事をここに記しておきます^^;

で、ね。
まあ↑あらすじにも書いてあるけど「天間荘」というのはこの世とあの世の真ん中にある宿で、いわゆる臨死状態の人がこの宿に来て「このまま死ぬか」「もう一度現世に戻るか」をこの宿に滞在している間に決断する、というルールになっているらしい。
で、今回事故で臨死状態になった「たまえ」がこの天間荘に辿り着くんだけど、天間荘をやりくりしている若女将の「のぞみ」とその妹で近所の水族館のイルカトレーナーをしている「かなえ」の2人がたまえの腹違いの姉妹だという…もうこの段階でハテナ?が付きまくりですわな。^^;
ん?天間荘は今生でもなくあの世でもない中間の場所にある宿で、臨死状態の魂が生きるか死ぬかを自分で選択する為に逗留する宿なんでしょ?その宿のオーナーと今回臨死状態になってやって来た「たまえ」が異母姉妹って?じゃあこの宿にいる姉達は生きてるの死んでるの?って誰でも思うやん?

とりあえずその疑問はぶっ飛ばして話は進む(えぇ…)

まーとりあえず雰囲気的には「現世」感満載なのよね。だけどこの宿が存在している街自体もこの世とあの世の間にある世界、という体で話が進む。
この違和感がね、最初からずーっと延々あるんだけど、途中から「あー、ナルホドそーいう事かー」という「この世界の設定」の種明かしがあります。
種明かしがあった後で自分は思った…正直このネタをぶっ込んで来るのはズルいよな、と。
自分はこのネタにほとんど絡まない地方で生きていて、このネタに関してアレコレ言える立場ではない完全なる「部外者」なんですね。
だから本作に対してアレコレ言い難い。例えばだけど本作に対して否定する→あの災害に対してネガティブな事を発信する、みたいに思われる?と構えてしまいます。

まあ、そこを吹っ飛ばして(←吹っ飛ばせるんかいっ)本作に関して自分が思った事を言うと
のんさんはキャラがブレないな、と。彼女の「不思議ちゃん感」って独特だと思うんですよね。それがいい方向に本作では作用していたと思います。
そして彼女の異母姉を演じていた大島優子さんと門脇麦さんのお二人も非常に魅力的なキャラクターだったと思います。要するにこの三姉妹は非常に魅力的な組み合わせだった。
そしてそれを支える天間荘の大女将を演じた寺島しのぶさん、天間荘に長逗留している(死に切れない?)ちょっと扱いの難しい客を演じていた三田佳子さん他、本作は今の日本映画界を支えている重鎮クラスの役者さんを惜しげもなく大量投入していて、「なんでこんなビッグネームがちょい役で出てるんや???」と首を傾げたくなる程キャストが豪華過ぎましたね。クライマックスの水族館のイルカショーのシーンなんて何処に目線合わせればいいのか混乱するレベルに豪華なキャストが揃い踏みで笑うしかなかったですよw

クライマックスのイルカショー以降、何故かふんわり楽しげな宴会シーンに縺れ込むんですが、それは自分みたいな「本件の事件(災害)とは無縁だった観客にも同調やシンクロし易いように配慮した」というサービス精神なのかな?と思いましたね。あくまでも本作はリアルの事件とは関係ないファンタジーなんですよ、と。
もしかしたら、このファンタジー感からあの災害のリアルを少しでも感じて欲しい、考えて欲しい、という逆メッセージだったのかもしれません。
どちらにしろ…人の命の重さだったり、自分の「生」をきちんと全うしようという正しい倫理を気持ち良く心にすんなりと運んでくれる良作だったと思います。
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【映画】「アムステルダム」@59作目

2022年11月01日 | 映画感想
ヤバイ…また映画のレビューが溜まり始めてる…(滝汗)

「アムステルダム」
クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンの3人が登場する予告編がSNSの広告スペースにひっきりなしに登場して来て…しかもその広告では内容は全然分からないけど「ほとんど実話」って煽ったキャプション付いてるしさ、そんなん観たくなるに決まってるやんな^^;

あらすじ
1930年代のアメリカ・ニューヨーク。医師のバート(クリスチャン・ベール)と弁護士のハロルド(ジョン・デヴィッド・ワシントン)、アーティストのヴァレリー(マーゴット・ロビー)は第1次世界大戦の戦地で出会い、終戦後にアムステルダムで友情を確かめ合っていた。ところが、バートとハロルドが殺人事件の容疑者となってしまい、3人は無実を証明するため、ある作戦を企てる。(Yahoo!Movieから丸パク)

第一次世界大戦後~第二次世界大戦に突入するまでの間にアメリカで起こったある事件に最終的に関わる事になった3人の主人公達の様子を描いています。
タイトルの「アムステルダム」は言わずと知れたオランダの首都なんですが、第一次大戦終戦後に戦地で出会ったヴァレリーの手引きでバートとハロルドと3人でアムステルダムの隠れ家?のような場所でしばらく3人が共同生活をするんですね。ヴァレリーは戦地の病院に勤める看護師として出会うものの、どうやら何かワケありの様子で本来はアーティスト活動をしているらしい事がアムステルダムに行った後で判明します。
しばらくは上手く行っていた3人だけど妻と離ればなれになっているバートがNYに帰りたがり、それをきっかけにハロルドもNYに戻る事になりヴァレリーとは連絡が取れなくなって離ればなれになってしまう。その後NYでバートとハロルドが殺人事件の容疑者の濡れ衣を着せられてしまい、無実を証明する為に遁走する内にひょんな事からヴァレリーの消息が知れてまた3人の関係が復活する、という流れ。

話はNYに戻って生活しているバートとハロルド2人が殺人事件に巻き込まれるトコロから始まり、その後一旦第一次世界大戦時のバートとハロルドとヴァレリーが出会ってから離ればなれになるまでのエピソードに戻り、また映画冒頭の殺人事件の真相の先へ展開が戻るという入れ籠の構造になっていました。
この第一次世界大戦時からの過去エピソードが面白いんだけど緩い。と言うか、本作基本「会話劇」ってヤツで結構セリフ多めでしかも会話が滔々と流れていくんですが、この時代背景を余りよく知らない自分は会話の内容を咀嚼するのでいっぱいいっぱい、ちょっと混乱して「えーと何言ってるかよくワカリマセン」みたいな感じになる場面もありましたね(苦笑)

映画冒頭の殺人事件の濡れ衣も、結局はある組織の…それこそ国の将来を左右するレベルのとてつもない陰謀に絡んだ工作であった事が判るんですが、なんと言えばいいのか…その陰謀が本当にアメリカの将来をガラリと変えてしまうレベルの本当にとんでもない内容なのにも関わらず、それ程スゴイ事が起こっていたのだ!感があんまりなかったんだよなーなんでだろう自分でも理解不能なんだけど(苦笑)
なんかね、妙にオシャレなんだよね映像も音楽も何もかも。オシャレ過ぎてお伽話感が強いって言うのかな、現実味が感じられなかったとでも言うのかな。
だから…映画ラストでデ・ニーロ様が演説していたシーンの実際の映像が流れて割と仰天したわよね「あ、まあ確かにほとんど実話って聞いてたけどこの部分がマジなのか!」

あと個人的に…ラミ・マレックさんがヴァレリーの兄役で出て来る。可愛い!可愛い!可愛い!←しつこいw
そしてテイラー・スウィフトの扱いがすんげー雑。あんなんでいいの?登場した時に「え!え!…てかこんだけ?え?マジで???」って声出そうだったジャーン💦
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