天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2024】「ライド・オン」@32作目

2024年05月31日 | 映画感想
「ライド・オン」

ジャッキー・チェン50周年記念作品!+御年70歳おめでとうございます!!
もう何も言うことなんぞなかろう。ワタクシの敬愛して止まないジャッキー様のお姿をただただ熱い視線で眺める。これ以上何があるのだ!←うぜぇ~💦

あらすじ
かつて香港映画界最高のスタントマンと呼ばれたルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)は、現在は愛馬・チートゥと一緒にエキストラなどの仕事をしていた。あるとき債務トラブルでチートゥが競売にかけられそうになり、彼は法学部で学ぶ疎遠の一人娘・シャオバオ(リウ・ハオツン)に助けを求める。そんなルオのもとに、愛馬との共演というスタント依頼が舞い込む。年齢、体力的にも過酷な撮影だったが、相棒のチートゥを守るため、ルオは命懸けのスタントシーンに挑戦する。(Yahoo!検索情報から丸パク)

本作のポイントは3つ
1. 主役は馬
2. リウ・ハオツンちゃんは鬼可愛い✨
3. ジャッキーファンなら自然に涙出てる

コレで本作の全てが語られたと言っても過言ではない。マジでガチです(キッパリ
とにかく馬がエゲツない名演技をぶちかましてきます。勿論CGとか色々こねくり回してるんだろうけど、それにしても馬が凄過ぎる!
そしてジャッキー様の娘役でリウ・ハオツンちゃんが出てるんですが…まー目眩するほどクッソ可愛いんですわ!彼女はチャン・イーモウ監督作の「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」 という作品にも出ていて(コレが出世作なのかな?)この作品も自分鑑賞しているんですが、ワン・セカンド~の時はホコリまみれの小汚い田舎のガキンチョ役だったんですよーまさかそれがこんな美しい女性にクラスチェンジするなんて夢にも思わなかったわ!

興味のある方は↓ ワン・セカンド~のレビューリンク貼っておきますわ

さて、そんなこんなで…
内容的にもジャッキーの過去作へのオマージュがモリモリのてんこ盛りになっていてワクドキが止まらない!その他スタントのシーンでブルース・リーへのリスペクトだと思いますが「グリーン・ホーネット」でブルース・リーが演じた役を彷彿させるシーンが登場したり、思いっきり自分の過去作の有名アクションシーンをバンバン登場させて…コレは過去に自分が出演したスタントアクションを懐かしんでいる体のシーンなんですが、そんなもんスクリーン観てるコッチだって懐かしくて知らん内に涙ダーダーのダダ漏れになるに決まってるぢゃないっすかー!

それから、今作馬とバディ組んでいるのでアクションの多くが馬との掛け合わせになっていて、コレもありそうでなかったパターンだと思いますね。そしてお決まりのモノ使いアクションもてんこ盛りでとにかくジャッキー好きさんのツボを一々付いてくるんですわね!本作の監督さん、ジャッキーファンの気持ちに寄り添ってくれてありがとう✨
そして…御年70歳になられてもまだまだ動ける!そんじょそこらの付け焼き刃のアクションの真似事と同じにしないで頂きたい。やはり本物のアクションスターの動きというのはこうなのだ、というのを今改めて70歳のジャッキーから教えられたような気持ちです。

流れがやや冗長な感はありますが、ジャッキーのアクションも魅力も、リウ・ハオツンちゃんの可愛らしさも、そして名馬チートゥ君の雄姿もお腹いっぱい楽しませてくれる、正にジャッキー50周年に相応しい作品だったと思います。
そうそう…本作、自分は字幕版で鑑賞したのですが、長年ジャッキーの吹替えをして下さっていた声優界のレジェンド・石丸博也さんが2023年3月で現役引退を発表されていらっしゃったのですが、今回ジャッキー50周年の為なら!と、限定復活して本作のジャッキーの吹替えを担当して下さったそーです。コレは…吹替版も観に行かないといけないですね!
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【映画2024】「ブルー きみは大丈夫(吹替版)」試写会@31作目

2024年05月30日 | 映画感想
「ブルー きみは大丈夫(吹替版)」試写会

子供の頃、誰にでも居たであろう空想のお友達(イマジナリー・フレンド)を巡るファンタジー。吹替版を試写会で鑑賞しました~
という訳で子供の頃にイマジナリーフレンドなんざぁー居なかったとハッキリ断言出来るBBAが以降お送り致します悪しからず。

あらすじ
母親を亡くした孤独な少女・ビー(ケイリー・フレミング)は、あるとき子供だけに見える不思議な存在・ブルーと出会う。かつてブルーの友達だった子供たちは大人に成長して彼のことを忘れてしまい、新たな友達がいないためにブルーは消えてしまう運命にあった。大人だが彼が見える隣人(ライアン・レイノルズ)の助けを借り、ビーは消えゆくブルーや彼の仲間たちを救うための冒険に乗り出す。(Yahoo!検索情報から丸パク)

先ずね、コレ多くの人がツッコミ入れるだろうから自分も公開前に試写会で観たアドバンテージ生かして先にツッコミ入れておくけど…この邦題はちょっと合ってないよね。
因みに原題は「IF」、これは「Imaginary Friend」の略と「if→もし・もしも」を掛けたタイトルになってるんですね。どう考えても原題のままの方が気が利いてるし内容に合ってる。
この邦題を付けたが為に予告編でも映画ポスターでもやたらとブルーの存在が強調されているけれど、蓋を開けるとブルーは沢山いるイマジナリーフレンドの中の1人でしかないし(ま、若干他のIFよりはエピソードが長いけれどね)もっと主人公のビーとブルーが直接絡む内容なのかと思いきや…副題に付けられた「きみは大丈夫」のきみってお前の事なんかーい!って映画観ながら殆どの人が多分ズッコケると思うからw

途中ダラダラとビーがIFのおうちを自分のイメージにどんどん変更して行くシーンがあるんだけど、まあ子供騙しですが映像はキレイだしビー演じたケイリー・フレミング嬢のバッキバキのダンスはなかなか見応えがありました。ケイリー嬢のフィルモグラフィ調べたら…SWシリーズのレイの子供時代を演じてたのか。全然記憶にねーな💦

そう!それで、映画冒頭からIFの設定として「大人になると見えなくなる」という大前提があるんだけど、ライアン・レイノルズ演じる隣人の兄ちゃん(あれ?この人に役名って付いてたっけ?)だけは最初っから何故かIF達が見えていて…なんならIFと人間の仲介役みたいな立ち位置でいたりするんですよね。いやだから大人になったら見えなくなるんちゃうんかなんでこのおっさんだけ見える設定なんだよノッケから矛盾しまくっとるやないかい💢って思ったのは自分だけなのか?(滝汗)
ま、コレに関してはですね、コレでいいんですけどね…というかこの矛盾点は大オチに関わってきますので「あ、そっか!そーゆー事ね✨」ってなるのでご安心をw
いやむしろ「わー、よくよく考えたらそーじゃんね。何で今まで気付かなかったんだ自分のバカー」って思ったわ。つーかなんならちょっとウルッと来てもーたわ。

という訳で、子供の頃から汚れきってイマジナリーフレンドなんざぁー全く存在しなかったBBAですが、そんな薄汚れたBBAの心をも最後はホッコリさせてくれたのでコレはコレで良しと考えるべきなのだと思います。まー完全に子供向けな内容ではあると思うけど、でも敢えて大人が観て童心に返るとか…自分にはなかったであろう「清く美しき童心」とやらの存在に思いを馳せるのにはいい作品だと思いました。
因みに本作のブルーの吹替えをKis-My-Ft2の宮田俊哉さんが担当されたそうですが…プロの声優と全く遜色ありません。めちゃくちゃ上手かったです。彼は多才ですねぇー!

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【映画2024】「かくしごと」試写会@30作目

2024年05月29日 | 映画感想
「かくしごと」

北國浩二氏著「嘘」を実写映画化(映画化にあたりタイトルを変更した模様)、原作小説未読です。
主人公の絵本作家・千紗子を杏さん、認知症の父を奥田瑛二さん、そして事故により記憶喪失になった虐待児を中須翔真君が演じています。今回試写会で鑑賞しました~😊

あらすじ
絵本作家の千紗子(杏)は、認知症を患う父・孝蔵(奥田瑛二)を介護するために帰郷する。長年絶縁状態にあった父親との同居にへきえきしていた千紗子は、あるとき事故で記憶を失ってしまった少年(中須翔真)を助け、彼の体に虐待を受けた痕を見つける。千紗子は少年を守ろうと考え、自分が母親だとうそをつき、少年と暮らし始める。千紗子と少年、認知症が進行する孝蔵は次第に心を通わせるようになるが、その幸せな生活に終わりが訪れる。(Yahoo!検索情報から丸パク)

認知症+児童虐待という激重案件ダブルネタな話。
あらすじでは「事故で記憶を失ってしまった少年を助け」とありますが、劇中では友達と飲みに行った帰りに飲酒運転していた友人が突然飛び出して来たらしい?少年を轢いてしまい、飲酒運転がバレるとクビになってしまう(友人は公務員)から~という事で意識のない子供をとりあえず千紗子の家に連れ帰った、というのが正解。
いきなり犯罪ですやん!なんですが、その後少年の身体中に明らかに虐待されたとおぼしき痣やタバコを押し付けたような火傷痕があるのを見付けると千紗子は何故か変な方向に正義感が発動して「こんな可哀想な子供を虐待親に返すなんて出来ない!→どうやら事故原因で記憶喪失になっているみたいだし…そうだ私が母親だと嘘付いてこの子を育てよう✨」というかなり斜め右上な突拍子もない行動に出る訳です。
正直…この流れは超~違和感があったんですが(苦笑)、後にコレに関しても彼女の過去がつまびらかにされて力業で納得させられますw

人目に付かない山の中の田舎暮らし、当面の同居人は認知症の父親(介護認定を受けたものの施設の空き待ち待機中)だけ、という事もあって割とすんなり少年を引き取る事に成功し、しばらくは割と穏やかな生活…とは言うモノの父親の認知症の進度は待った無しでジリジリと悪化の一途を辿っていて、認知症の親の介護(主にシモ方向)のシーンが何度か描かれています。コレはねー親が介護世代の人にはかなり身につまされる苦しいシーンでしたね。
認知症の父親を演じられた奥田瑛二さんが本当に迫真の演技でしたよ。だらしなく顔筋を弛緩させてボロボロと食べ物をこぼし、時に突如癇癪を起こし暴れ、そしてほんの時々正気に戻ったように訥々と語る。父親の竹馬の友であり主治医でもある診療所の医師を酒向芳さんが演じられているんですが、彼のキャラも良かったですねーと言うか、本作キャスティングが全員本当に良かったと思います。よくぞこの人選をされたと拍手喝采ですわ。

全てのシーンが本当に良くてね、あのシーンもこのシーンも…書き出したいんだけど書き出していったらガチまるっと映画一本分ネタバレになりかねないので(苦笑)、その中でも特に自分がお気に入りだったのは、疑似ファミリー3人で粘土細工を作ってそれに着色をして遊ぶというシーンがあったんですが、日々認知症の父親と向き合って疲弊している千紗子が束の間の団らんを心から楽しんでいるように見えてホッコリしましたね…そしてその裏で夜中に父親の粗相の後始末をしながら暗い目をしている姿の対比がまた何とも切ない…

子役の中須翔真君も良かったなーって言うか、この子エゲツない美少年だな!上手く育つと相当なイケメン俳優の道を辿りそうな…先が楽しみですなぁ~
という訳で、最後の大オチはよっぽど察しの悪い人でも途中で気付くと思うので(つーか最初っから皆んな分かってるよねw)特にミステリ要素とは思わなかったんですが、とにかく役者さん全員の顔が良かったですよ。ラストシーンの少年の決然とした表情と口調、そして最後の最後の杏さんのあの顔にはやられましたわー

答えのない問題(認知症に関しては…児童虐待は答えがあるよ虐待するような親は漏れなく滅びろマジで)を取り扱っているのでとても重たいんですが、とにかく役者の名演技で観客の心を鷲掴みにして離さない、物凄い吸引力のある作品でした…今年の日本アカデミー賞ノミネートされるんちゃう?コレは😊
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スマートウォッチ

2024年05月28日 | ショッピング

GW明けて直ぐの事なんだけど、スマートウォッチを手に入れました!というネタ

て言うか、自分もう何年も前から「スマートウォッチが欲しい」ってずぅーっと旦那にねだってたんだけど、全く無反応でスルーされ続けていたんですね。何故なら旦那はスマートウォッチに全く興味が無いから。自分に興味のないモノ・事(特に金の掛かる話)には徹底的に無視を貫く旦那。ハッキリ言うけどかなりクソの部類です!💢

では何故今回スマートウォッチを買ってくれたのか…それは、旦那がゴルフやる時に使ってる残りのヤードを調べる測定器?みたいなのがあるんだけど、それが壊れたんだそうだ。
それでスマートウォッチでゴルフ場のマップが入っていて色々データ取ってくれる機能が付いてるのとか今って色々あるらしいんですね。更に調べていくとスキー対応のスマートウォッチもあってスキー場マップが入っていたりどれ位の高度と斜度をどれ位のスピードで滑っているとかスキー系のデータも取ってくれる機能がついた機種もあるらしい。
それで「ゴルフとスキー両方のデータ取れるスマートウォッチがあるなら欲しい!」ってなった→だったら私の分も買ってやるか、という気になったらしい。

ね?自分が欲しい時にしか私の欲しいモノ買ってくれないんだよ。やっぱクソだよね💢

ま、いい。
それで、今色んなメーカーからスマートウォッチ出てるんだよね。どこのメーカーがいいのかなー?ってリサーチしてみる事に。
先ず自分はロクになーんも調べてないので「iPhone使ってるならApple Watch一択なんちゃうん?」位に思っていたんだけど、既に他メーカーのスマートウォッチを使っている友達等から話を聞くと「Apple Watchはバッテリーの持ちがすんげー悪い」と口々に言う。なんでもフル充電で1日持たないとか。
イマドキはフル充電で10日~モノによっては20日間位バッテリーが持つ機種もあるんだそーで「睡眠状態の計測しようと思ったらバッテリーの持ちのいいヤツの方がいい」と…

で、まあ自分がスマートウォッチでやりたい事が「日常の身体データ管理、それからスキーのデータ取りたい」+旦那は「ゴルフ+スキー」目的なので最初からGARMIN一択だったらしくて自分も旦那に誘導される形でGARMINにして、機種は自分のやりたい事を網羅していそうな「VIVOACTIVE5」をチョイス。
あ、因みに旦那が買ったのは自分のよりももっとうーんとお高いヤツ。ま、値段差なんてどーだっていいっす。自分の欲しかったモノが買って貰えれば😊

まーそんなこんなで、完全にこのスマートウォッチの使い方を把握している訳ではないけど…購入後3週間位使ってみた今の段階でのレビューなんぞ。

1.画面が明るくて見易い、そして軽いから付けていて違和感とか邪魔な感じが殆ど無い(ここ10年以上腕時計してなかったので最初は違和感ありまくりだったけどw)
2.バッテリーの持ちめちゃくちゃいい。GPS使わなかったら1週間以上余裕で持つ(けどスキーするようになったらGPS使うからその時はどれくらい持つのかな?)
3.スマホに専用アプリをDLしてスマホでもデータ管理が出来る+アプリ経由でiPhoneのヘルス系アプリとも連携してくれてお便利
4.「Body Battery」とか「HRVステータス」、「睡眠スコア」「睡眠コーチ」等のGARMIN内の身体計測コンテンツが充実していて面白い!
5.スキーのデータさえ取れれば、と思ってたけどヨガとかウォーキング他、色んなスポーツデータのサポートもしてくれる機能があるらしいから今後使ってみたい!

今んとここんな感じかな。あ、あとSuicaと連携してるんだけど…自分はスマホのSuicaアプリで決済しているからGARMINまで入れる必要は無いかな?とか、あと音楽のDLも出来るらしいけどそこまで音楽聴くタイプじゃないしBluetoothイヤホン持ってないからコレも今んとこ活躍する場面はなさそうだなと。
まー後は基本的な仕様として防水50mだから今後海とか行ってシュノーケルしたりダイビングするチャンスがあったら頼もしいかな?とかコロナ禍以降お馴染みの血中酸素濃度計る機能も勿論付いてるしヘルスチェック系コンテンツは本当に充実してていいと思った。

そうそう!ヘルスチェック系で1つ…
上にも書いたけど「睡眠スコア」ってのが出るんですよね。毎朝起きるとその日の睡眠の質を数値化+可視化(レム睡眠とノンレム睡眠等の状態を時間を追ってグラフ化)して見せてくれて更にアドバイスまで頂けるという機能が付いていて、コレが面白くて毎朝起きるのがちょっと楽しみになってる✨
で、購入してからずぅーっと毎朝睡眠スコアを見続けて分かった事が1つある。それは…飲酒すると睡眠の質が圧倒的に下がる、という事。自分今週一で休肝日作ってるんだけど、休肝日明けの睡眠スコアは「普通」か「良い」になるんだけど(通常よりも1時間以上睡眠時間が短かったとしても!)、休肝日以外の日の睡眠スコアが今んとこ100%「悪い」という結果になっている。睡眠時間タップリ取っててもとにかく睡眠の質が悪いと言われる。酒か…全ては酒のせいなのか…うぐぐぐぐ。

ま、でも酒止めないけどねっ!
そんな感じでー、…面白いオモチャが手に入ったなーって感じ。しばらくGARMINで楽しませて貰うわ♪😊
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【映画2024】「告白 コンフェッション」試写会@29作目

2024年05月24日 | 映画感想
「告白 コンフェッション」

カイジの福本伸行氏が原作、沈黙の艦隊のかわぐちかいじ氏が作画担当されたコミックの実写映画化。コミック未読です。
劇場で予告編観て楽しみにしてたヤツ~試写会久し振りに当たりました!ラッキー✨

あらすじ
大学の山岳部OBで親友同士の浅井啓介(生田斗真)とリュウ・ジヨン(ヤン・イクチュン)は、登山中に猛吹雪に見舞われ遭難する。大けがをして死を覚悟したジヨンは、かつて登山中に行方不明となり、事故死とされた同級生・西田さゆり(奈緒)は自分が殺害したのだと告白。長年抱えてきた罪の意識から解放されるジヨンだったが、その直後、事態は急転して二人は一命を取り留める。山小屋で救助隊が来るのを待つ間、二人の間には不穏な空気が流れ始める。(Yahoo!検索情報から丸パク)

先ずね、本作上映時間が74分。イマドキ3時間超がバンバン作られている中でこの短さはある意味勝負に出たなー!逆張りして来たなー!って感じw
それから登場人物が基本3人しかいない。しかもその内の1人は殺された同級生・さゆりで回想シーンのみ(あ、あと救助隊の人が数人登場しますが)というのも珍しい。そして舞台は吹雪で閉ざされた山小屋の中…コレは映画と言うよりもむしろ舞台劇に向いている手合いかもしれないよなーと思いましたね。

で、本作は生田斗真君演じる「浅井啓介」サイドの視点で基本物語が進んでいくんですね。
コレなー…これ以上レビュー書くと盛大なオチバレになってしまうので…以降は「オチバレ上等!」という人だけでオナシャス!自己責任でよろしくです~
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さて、以降オチバレバレで!←いやそこまでぢゃないけどなw

という訳で主人公・浅井の視点でほぼ物語が進んでいく訳さ。浅井にしてみればジヨンから今際の際のとんでもねぇ告白を聞いてしまったモノのその後2人とも生き残るの確定しちゃった訳で。このまま下界に戻ってからジヨンはどーするつもりなん?て言うか俺もどう振る舞えばいいの?いやて言うかジヨン殺人犯だし、それ知ってんの俺だけだし…え、もしかして俺ヤバない?だってさ、ジヨンにしてみれば俺さえ居なくなれば自分の殺人の罪を知ってるヤツはこの世からいなくなる訳だしさ…て事はさ…みたいな事をグルグル考え始める訳ですわw

それでキモなのがさー、ジヨンを演じたヤン・イクチュンさん(←すいません全く知らない役者さんでした)の表情!これがまた絶妙なんですよね!
何とも不気味と言うか、底が見えないと言うか…あくまでも浅井視点で見た時の彼の表情がどうとでも取れる、ただ疲弊してるだけなの?それとも自分の罪の告白を聞かせてしまった手前もう後戻り出来ないみたいな?…的な、浅井の気持ち的には「コイツもしかして俺の事ヌッ殺そうとしてる?」寄り表情に見える訳ですわw

まーオチバレ宣言してるので思いっきり書きますが、ここから心理戦が始まるんだとばかり思っていたら盛大なビビらせホラーだった件💦
ここでもヤン・イクチュンさんの不気味表情が大いに貢献している訳ですが、この盛大なビビらせ追いかけっこバトルホラーシーンがホラーなんだかコメディなんだか訳わかんない演出カマして来ててビビっていいんだか笑っていいんだか訳分からんかったわw
あの…ジヨンが首イッてもーて「グギギギギ…ゴキッ☆」って戻すトコロで思わず吹いたよな、て言うか会場内で「ブホッw」って吹いてる声マジ聞こえたわ^^;

本作いわゆる「二段オチ」ってヤツで、しかも今まで敢えて浅井視点だったのは「浅井サイドの事情」という盛大な後出しジャンケンがあるからなんですが。
個人的にちょーっと気になったのが何故本作は「日本人×韓国人留学生」の組み合わせだったのかな?という事なんですよ。気になったから家に帰ってから本作の元ネタのコミックの設定をちょっと調べてみたんですが、どうやら原作コミックの方は「日本人×日本人」の組み合わせだったんですよね。どうして本作を「日本人×韓国人」に変えたんでしょうか?
ジヨンは浅井(+自分が殺害したさゆり)に対して劣等感を爆発させて「俺の事なんて人間扱いすらしていなかっただろ!」と慟哭するんですが、コレ見る人が見たら「韓国人ヘイト」とか「韓国人蔑視」ネタだと受け取られかねない微妙なヤツやん…と思いましたけどね。
生田斗真君×冴えない容姿設定の二枚目半キャラ役者さん(日本人)の方が良かった気がします。敢えて韓国ヘイトだと勘繰られるような設定にした意味が分からない。

ま、そんなこんなで微妙にモヤりましたが話自体はスピード感もあってドキドキや驚きの(大して驚かんけどw)二段オチだったりエンタメ感満載です!

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【映画2024】「無名」@28作目

2024年05月22日 | 映画感想
「無名」

トニー・レオン×ワン・イーボーのW主演に中国美女を散らし、日中戦争~第二次世界大戦終戦辺りまでの中国国民党、共産党、そして日本軍の間で繰り広げられた諜報活動の攻防戦を描いたサスペンスドラマ。コレGW真っ只中に公開始まったんすよねー自分GWはスキー行ってて新作映画のチェックを怠っておりまして…トニー様の新作だというのにもう少しでうっかり見逃すトコロでございました。危ない危ない💦

あらすじ
第2次世界大戦下、1940年代の中華民国・上海。政治保衛部のフー(トニー・レオン)は部下のイエ(ワン・イーボー)、彼の友人・ワン(エリック・ワン)らと諜報(ちょうほう)活動に奔走していた。あるときフーは、任務に失敗した国民党のスパイを助けたことで、上海在住の日本人の要人リストを手に入れる。一方、イエはフーの部下でありながら、日本軍のスパイ・渡部(森博之)ともつながる二重スパイだった。それぞれに思惑を秘めた彼らが極秘の任務に当たる中、戦況が激化していく。(Yahoo!検索情報から丸パク)

トニー様×上海ノワール・スパイ物と言うと、アン・リー監督の「ラスト・コーション」を頭に思い浮かべる人も多いかと。まあ自分も「あの感じか…」と思いながらスクリーンを観始めたんですがかなり違う感じでしたわね。うんまあ同じ感じだったら今改めてこのネタ映画にする意味まるでないんだけどさw

で、映画序盤がから細切れにシーンが錯綜していまして、何が起こっているのか?今のシーンはどういう意図で何のシーンなのか?が分からずに漫然とスクリーンを観させられる事になる訳です。演出の意図が見えないので若干イラつくというのか「んぁ?クリストファー・ノーランのパクりか?」等と脳内で軽く悪態付きながら観ていると…まあ、作為的に散りばめられたシーンが行きつ戻りつしながら話が進んでいくと当然最終的には分かるようになっているんですが、正直「この演出必要か?」とは思った。
これに関しては自分にも充分非があるので余り強く主張出来ないなーとも思うんですが…根本的に自分この時代の中国ネタが苦手且つ無知なんですよね。勿論学生時代に歴史の教科書でサラァーッとなぞった程度の知識はありますが、ぶっちゃけ中国にそこまでの思い入れもないし興味もなかったっつーか(コラコラ

まーそんなこんなで、トニー様と若手売り出し中のワン・イーボー君の「新旧イケメンガチンコ対決」が本作一番の見せ場でしょう✨
あのクライマックスの対決シーンの迫力は凄かったなぁ~!と思ってたら、本編上映後かなりの長尺で「メイキング映像」が流れましたよね。あそこまで長尺で流すのって珍しくないですか?…という訳で、本編終わってスタッフロール流れ始めたら直ぐ席立ってしまった方が何名かいらっしゃいましたが、トニー様とワン・イーボー君のいい感じメイキング映像祭りがありますのでちゃんと映画は最後の最後まで席立たないようにしましょうね~(苦笑)

まーネタ的に「日本軍の描写問題」にも触れるべきかと…なんか、微妙~な感じでしたよね💦
陸軍兵士の皆さんの肌着?の背中が何故か日の丸プリントだったのは笑ったな。あと兵士の皆さんは全員中国人俳優さんが演じられてるの?そこまでカタコトって訳じゃないんだけどどーにも違和感のある台詞回しと言うのか…若干「学芸会感」があるって言うのかな。そしてやっぱり微妙に日本軍人さん横柄で残忍キャラっぽい感じな。
それと…台湾映画じゃなくて中国映画だからな、共産党に関して後ろ向きな描写は出来ないよねーそりゃねーって感じで。

映像とかキレイだしトニー様は渋くてカッコイイし中華女優さんやっぱ美人揃いよなぁ~とか色々満足度は高いものの、内容的にこの時代の日中の事(特に中国側の歴史)を多少事前に頭に叩き込んでおかないと話に着いていくのがちょーっと大変かもしれません。まあ、本作を観てこの時代の中国に興味を持つきっかけになるかもしれませんけどね。
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【映画2024】「猿の惑星/キングダム」@27作目

2024年05月14日 | 映画感想
「猿の惑星/キングダム」

1968年制作の傑作SF「猿の惑星」のリヴート版「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」「猿の惑星:新世紀(ライジング)」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」 の3部作の続き、らしいです。映画のポスターに「完全新作!」ってしつこい位に主張してますよね。いや新作だって分かってるよなんでそこ強調?イミフですわ

あらすじ
ウイルスの流行により、地球の支配者が人間から猿へと変わった世界。独裁者のプロキシマス・シーザーにより村と家族を奪われたノア(オーウェン・ティーグ)は、かつて猿と人間が共存していたことを知る。ある日、ノアは人間の女性ノヴァと出会い、プロキシマス・シーザーたちが築こうとしている帝国に疑問を抱くようになる。(Yahoo!検索情報から丸パク)

前作から300年後の世界を描いているんだそーで、だから前3部作の続きで「シリーズ第4弾です!」って謳っているんですが登場人物は全てリニューアル。そりゃー300年も生きる猿も人間もいないしねー(苦笑)、て言うか何で第4弾なんだろう?別に「新シリーズスタート✨」で全然良くないか?
という訳でー多分前3部作観てるハズなんだけど(少なくともジェネシスは絶対に観てる)あんまり覚えてない自分だったんですがー(苦笑)、「猿の惑星」のザックリした概要さえ分かっていれば前3作の内容を知らなくてもor観ていなくても大した問題ではありません。ちゃんと着いて行けるので大丈夫ですよー。

主人公のノア(チンパンジー)は「イーグル族」と呼ばれていて、どうやら成人するタイミングで鷲を自分の相棒として育ててバディになるしきたりがあるようです。んで、ノアのおとんは多分部族でも結構な重鎮で鷲使いのマスターみたいな位置付けらしい。
で、「猿の惑星」って言うと「人間VS猿」のイメージなんですが、本作では人間は退化しまくって言葉も話せないただの畜生扱い。それで猿と言っても種類で部族が違ってるらしくてオラウータン族やゴリラ族など分かれていてガタイ的に一番凶暴であらゆる猿達の脅威になっているのが「ゴリラ族」の奴ららしい。んで300年前のシーザーを崇めていて自らをシーザーと名乗るゴリラ族長が猿世界の覇権を握っていて、大昔の人間が作ったある施設の中に入りたいんだけど、扉が開けられなくてムキーッてなっているという設定。

なーんかさ、色々とガバガバなんだよねー。
文明を無くした人間達の中で何故か言葉も喋れる「昔のままの人間仕様」の少女(仮名ノヴァ・本名はメイ)が登場するんですが、先ずお前の衣装はどこから手に入れたんや?って誰もが思うだろうと。だってその後退化した人間達が川に水飲みに現われるんだけど、そいつらは全員原始人みたいな格好してたんやで。いやだからノヴァちゃんアンタが今履いてるそのGパンは何処で手に入れたんや!と小一時間問い詰めたいw
あ、どーでもいいんだけどさ、猿は進化しても羞恥心は培われないモノなのかしらね。お猿さん達全員裸族でしたけど💦

自称ゴリラシーザーが中に入れなくてヤキモキしまくってるかつての人間達が作った施設に、ノヴァ達が上からいとも簡単に入り込めてしまうというのもガバガバ過ぎひん?いつからあの扉引っ張ったり押したりしてたのか知らんけど、とりあえず先ずは周辺調べるだろーに。誰も上に見に行かなかったという事なんですか?
そーそー。そもそもゴリラ達がノヴァを必死で追い掛けてるんですが、どうして彼女だけを追い掛けていたのかも不明。ゴリラ達が他の部族を襲いまくってるのも理由不明。

金掛かってるだけあって絵ヅラはキレイだし猿達の描写の丁寧さとか鷲の様子とかステキングなんだけど♪、内容的にはどうにもしっくり来ないんだなー。
上映時間が無駄に長く感じるんですな。もーちょっと端折れるエピソードはあっただろう、というかどーでもいいエピで時間が長くなる位なら人間の設定とかノヴァの背景とかもーちょっときちんと時間割いて描いてくれよ、と思わざるを得ない。
最後の最後になって実は人間達は…みたいなの、アレもなーんかしっくり来なかったんですが。て言うかだったら言葉も喋れない退化した人間ってのはどういう事なんすかね?ってなりませんか?同じ人間という括りでアソコまで差が開くってのがイミフ過ぎるんですけど。

そして…多分一番モヤったのが、本作のヒロイン・ノヴァ(人間)が全く肩入れ出来ないキャラだった、という事でしょうか。
猿の方がよっぽど良心があると思うんですよね…あのおっさんを躊躇無くヌッ殺してたシーン観てぶっちゃけドン引きでしたよ自分💦

まーそんなこんなでー。コレ明らかに第5弾?第6弾?へと続きそうですが…どーするかなーもう観ないかもなー(苦笑)
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【映画2024】「フューチャー・ウォーズ」@26作目

2024年05月11日 | 映画感想
「フューチャー・ウォーズ」

元々はフランス人監督フランソワ・デスクラック(そもそもが最初は監督でもなくただの素人だったのでは?)と友人のフローラン・ドリン(要するにコチラも素人だろうw)が低予算自主制作ドラマをWEBにUPしていたらしく、それがフランス国内でカルト的人気を博してシリーズ化したそうで(なんと10年続いたとか!?)→多分スポンサー付いたのかな?遂に映画化!という流れらしい。映画化しても低予算らしいけど。だが、それがいい😊

あらすじ
2555年、地球は終焉の危機にひんしていた。そんな中、人類を救うためにあるタイムトラベラーが立ち上がる。世界を変えるきっかけとなった過去のある事件を阻止するために、彼はその事件が起きた2022年へとタイムスリップ。歴史を変える使命を負い、未来を変えようとする彼の前に、歴史の改変を阻止しようとする時空警察が立ちはだかる。(Yahoo!検索情報から丸パク)

いやぁ~最高だよね!これぞ至高のB級低予算SFの金字塔✨
先ずさ、「低予算SF」という響きがいいよね。SF映画なのに低予算なんだよこんなの面白いに決まってるやん!こんなパワーワード、自分大好物確定してるわw
そもそもこのタイトルのチープ感よ!誰の記憶にも残らねーだろこんなん今更スターウォーズの二番煎じとかアリエネーし配給会社ももーちょっと色気出してキャッチーな邦題付ける気はなかったんかいっ💦(って、思ったけど原題の方も『Le visiteur du futur』だとさ。売る気ねーだろマジでw)

そして…一口に「B級映画」と言っても大まかに分けて2種類あると思うんですね。先ず1つはウケ狙いでやる気満々で「B級映画」として作っている手合い。本作は正にコレに該当する訳です。そしてもう1つは「本人達至って大真面目に作ってるんだけどアイタタな出来で結果的にB級作品扱いされてしまったヤツ」ですね。コレはハリウッドMADEに非常に多い手合いで最近だとマダムウェブ辺りなんかがコレに該当すると思うんですが(苦笑)

そして前々から思っているんだけど、フランス人のコメディセンスって日本人と非常に近しいな、と!まあ簡単に言えば「笑いのツボが似てる」とでも言うのか。
だから映画冒頭からチョイチョイ細かくギャグ盛り込んでるんだけど、このノリが気持ち良く楽しめると言うのかね。まあ真面目に本作をフランス発のSF大作かと思って見ちゃった人なんぞは「どこかで観たような映画の切り貼りみたいな展開とお粗末なギャグの連続云々…」とか、これまた大真面目に評価してしまうのではないかと思われるのですがw、本作はそーじゃなくて大らかに笑い飛ばして時々シリアスでしんみりさせたりする、あくまでも「お茶目なB級SFちっく人情劇」として受け入れる度量が必要だと思います。

で、細かく細かく笑わせるギャグSFなんだけど、話のコアネタは「反原発」という、割と真っ当でシリアスな話だったりする。
終始くっだらないギャグ盛り込んでるクセに話が進んでくるといつの間にかしんみり泣ける展開になっていたりして!(マジだってば)、こういうバランス感覚もフランス人と日本人って似てるんじゃないかなーって思いますね。
そして低予算SFだけあってオチもやや強引で(だが、それもまたいいのだ✨)タイム・パラドックスとかバタフライ・エフェクト問題とかまるっと取っ払い展開なんですが(苦笑)個人的にこういうの、大好きですよ!いやいいねぇ~実に清々しくていいですよぉ~😊

そんなこんなで、超大作SF系(クソ真面目なヤツ)を楽しみにされている人には全く不向きですが、B級映画好きさんだったら気持ち良く刺さる良作!是非!!
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【映画2024】「恋するプリテンダー」@25作目

2024年05月10日 | 映画感想
「恋するプリテンダー」

マダム・ウェブでイラつくバカ娘3人組の中の1人を演じていたシドニー・スウィーニー×トップガン・マーヴェリックで知名度ドドンと跳ね上がった✨目下売り出し中のグレン・パウエル共演のど直球王道ラブラブコメディ。ところで映画情報サイトのシドニー嬢の説明に「マダム・ウェブ」のクレジットが一切出て来ないんだけど、アレはやっぱりシドニー嬢サイドから見ても黒歴史って事なんでしょうかw

あらすじ
弁護士になるためにロースクールに通うビー(シドニー・スウィーニー)は、カフェで出会った金融マンのベン(グレン・パウエル)とデートをして盛り上がったものの、ある行き違いから一気に冷めてしまう。数年後、オーストラリアで結婚式に出席したビーは、そこでベンと再会する。険悪なムードになる二人だが、復縁を迫る元カレを避けたいビーと元カノを振り向かせたいベンは、お互いの目的を達成するまで恋人のふりをする契約を結び、誰もがうらやむようなカップルを演じ始める。(Yahoo!検索情報から丸パク)

もう上のあらすじを読んだだけでほぼオチまで見えますね。ええそのトーリなのではい、解散~!(ヲイコラ
いやはや久し振りにここまでど直球なの観ましたよ。て言うかイマドキこんなど直球なのよくも敢えて作ろうと思ったな!ってソッチにある意味敬意を表したい。

ところで本作は多くの日本人には1mmも自分の人生に重なる部分がないのではないかと思われ。潔い程お金持ち欧米人のパーリーピーポー感が満載!
たまーに映画で欧米のウェディングシーン観ますけど、大体ガーデンパーティーで海の見える高台の公園みたいなトコロにウエディングゲート作って神父さん呼んで結婚式やって、その後はガーデン立食パーティー形式になっててダンスパーティーにシフトしていってみたいなの、アレってマジであんな結婚式やってんすかね?やってるんでしょうねだから映画で大体同じシーンになってるんですもんね。

そんでもってアメリカからわざわざ豪州まで大移動してるだけあって、結婚式の当日までも毎日がイベントパーティー尽くしで自宅パーティーからクルーザー貸切の船上パーティーまで、とにかく全員のセレブリティ感がエグ過ぎるぅ~。そして欧米人ってなんであんな露出度高いドレスばっかり着るん?
露出度で言うとこの手のラブコメお約束の「男はとりあえず全裸シーン盛っておけ」もな。コレって逆セクハラにならんのかね?イマドキのハリウッドって色々うるさいやん?

そうそう、イマドキのハリウッドのLGBTQだのポリコレだの多様性が云々だの絡みでちょこっと言わせて貰うと…本作の一大イベントの結婚式をするカップルってのが、主人公ビーのお姉さんと相手役ベンの親友の姉?妹?のレズビアンカップルなんですよね。
なんで敢えて(だよね?)レズビアンカップルにしたのか?イマイチ意味分からんかったね。イマドキのアメリカは同性カップルなんて当たり前だから世界中のお前らも気持ち良く受け入れなさい、というアピールなのかな?まあ個人的にレズビアンだろーがハードゲイだろーが特に興味ありませんが、それを敢えて劇中にぶっ込んで来るのが逆に違和感を感じざるを得ない…なんかーハリウッドのこういう鼻につく「多様性を受け入れるべき!」みたいな主張さー、一周回って「同性愛者こそ至高、有色人種万歳WASP滅びろ、男女性差撤廃フェミニスト撲滅!」みたいな逆差別にしか見えなくなって来てるんですよねぇ~だから観ていて凄く「歪(いびつ)」に感じると言うのかね。

と、そんな訳で誰が観てもお気楽極楽ウフフキャハハ♪なプリプリラブコメですので(ヲイヲイ
いやマジでフツーに観ていれば脳味噌カラッポ系ムービーですのでご安心下さい…自分はイケズなBBAなので、余りにも王道ロマコメ過ぎて脳がバグって全然違う部分ばっかりに目が滑って行ってしまっただけの事ですはいぃ~💦

あー、あともう1つ蛇足を!何度見てもグレン・パウエルとライアン・ゴズリングの見分けが付かないんだけどさー誰かいい眼科か脳外科を紹介してくれませんか?(滝汗
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サン・クゼール(Sr.Cousair)ワイナリー

2024年05月05日 | グルメ

【サン・クゼール(Sr.Cousair)ワイナリー】
  長野県上水内郡飯綱町芋川1260 TEL:026-253-8002 

スキーの帰り、どこかプチ観光出来ないかなー?って検索して引っ掛かったワイナリー。初訪問です。
志賀高原の帰りってだいたい小布施に寄るパターンばっかりだったからたまには違うトコロにも行ってみたいねーって事で(GWは小布施も混んでそうだしね)


「St.Cousair WINERY 1990」というプレートが。1990年創業なんですねーっ…て言うか、ここ「久世福商店」さんが経営しているワイナリーなんですね!知らんかった


アチコチに可愛らしいディスプレイや記念撮影向きスポットがあります。


で、店内に無料試飲させてくれるコーナーがあって、マジいくらでも飲ませてくれる!いやそんなエゲツない事…結構頂いちゃいましたけど(滝汗


そして有料テイスティングもやっている!当然有料の方も頂きましたよ😊
有料の方はワインだけじゃなくてブランデーやシードルも試飲出来ましたね。一杯ずつちゃんと詳しく説明もしれて本当に親切設計~♪
勿論ただアホみたい試飲しまくっただけじゃないわよちゃんとワイン何本か買いましたよ!💦


ワインだけじゃなくてワインに合うおつまみやノンアル飲料、コンフィチュール等超充実✨
そうそう、画像撮らなかったんだけど敷地の半分は久世福商店さんのコーナーにもなっていて…久世福商店なら百貨店行けば買えるやん!とか思うでしょ?でもねー品揃えが全然違うからさー圧巻の量なんですわ。それにね…めっちゃ試食させて貰える!マジここは試食と試飲で幸せ満願全席ですぜぇ~超オススメ!


カウンターでココのオリジナルメニューの注文も出来ます(外に飲食コーナーがあります)
基本お酒に合うおつまみっぽいメニュー中心ですが、スイーツやジェラート等もあって老若男女誰でも満足出来ます😊


旦那とA嬢がテイクアウトを注文している間に中庭に張ってあるタープの席を取ってぼんやりのんびり~空が青くて風が抜けて行って気持ちいい~♪


私はシードルを注文。旦那は運転手なので100%の林檎ジュース。
それからおつまみに手作りソーセージの盛り合わせと、旦那は手作りアップルパイを。
アップルパイの断面が…エグい量の林檎が入ってますがな!コレがさ、食べさせて貰ったんだけど完全にワインに合う味なんだよな。林檎のコンポートが子供向けみたいに甘ったるくなくてむしろ甘酸っぱくて爽やかな林檎本来の味って感じ!甘い物が苦手な人でも、いや苦手な人程大喜びで食べられるアップルパイです。


中庭を引きで撮ってみた。本当に気持ちのいい場所です。
ただココね、多分公共交通機関使って来るのが難しい場所にあるんだよね…車じゃないと来れない場所にあるんですわ。
だからだと思うけど…外国人観光客ほとんどいない。居たとしても多分日本在住者じゃないと来れないんじゃないかな?なかなか外人さんにはハードルの高いワイナリーです。
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