天網恢恢疎にして漏らさず

映画レビューを中心に(基本ネタバレバレです)スキーやグルメ他、日々どうでもいいような事をダラダラと綴っています。

【映画2023】「こんにちは、母さん」試写会@44作目

2023年08月23日 | 映画感想
「こんにちは、母さん」試写会
 
映画と全然関係ないんだけど、ぷち久し振りにBLOG更新しようと思って編集画面(と言うか記事入力画面)開いたらかーなーりーアグレッシブにレイアウトが変わっていて面食らってしまった…一旦落ち着こう自分(滝汗)
 
と、そんなこんなで今回はぷち久し振りに試写会当たりましたー!(ぱちぱち)
本作は山田洋次監督×吉永小百合さん主演の『母』シリーズ三部作のラストを飾る3作目の作品なんだそうです!そして…非国民なのを承知で告白しましょう…ワタクシ、過去2作品未見でございます!申し訳ございません今からでもアマプラで過去作を見る事は可能でしょうか(恐る恐る)

あらすじ
大企業の人事部長として気苦労が絶えず、家庭内でもさまざまな問題に頭を悩ませている神崎昭夫(大泉洋)は、不意に母・福江(吉永小百合)が暮らす東京の下町の実家を訪ねる。久々に会った母の様子は以前と違っており、地味だったはずの母は華やかないでたちで生き生きと活動し、さらに恋愛までしているようだった。実家にも自分の居場所がなく複雑な思いを抱く昭夫だったが、親切な下町の住民や母の意外な一面を知る中で、これまで見失っていたことに気付かされる。(Yahoo!検索情報から丸パク)

先ずさ、色々思うトコロはあるけど、吉永小百合さん(お婆ちゃん)→大泉洋さん(息子)→永野芽郁ちゃん(孫)という三世代よ。コレどーなんよ!?
ま、コレに関しては劇中でも散々イジられてて「隔世遺伝だね」ってバッサリ斬られてた洋さんドンマイ!
話は隅田川沿いの墨田区向島界隈が舞台。都内の地理に疎い人には「フーン」程度だろうけど、都内では山手線の円からちょい東寄りの…まあ昔ながらの風情を残している所謂「THE・下町」という地域ですよ。いかにも山田洋次監督が舞台に使いたがるであろう地域ですわな。そもそも「寅さん」も東京の大いなる下町・葛飾区柴又が舞台ですしね。

で、ね。
映画冒頭から吉永小百合さんの口調に凄く違和感があってさ…何と言うのか彼女のキャラに似合わない「ぶっきらぼうな物言い」と言うのかな?
それが、話がちょっと進んできて「あ、そっか」と思い当たった、と言うのか。上にも書いたけど舞台は東京の下町。彼女はこの街で生まれ育って嫁いでほぼ人生の全てをこの下町で生きて来た、という設定なんですよね。だから下町らしいチャキチャキッとした「江戸っ子下町言葉」で話さなければいけないのだろうと。
まーねー、コレ正直ちょっとムリあるよねー。だって吉永小百合さんよ?何処をどう切り取っても「山の手の深窓の奥様」感がダダ漏れてるじゃないですかーそんなの当たり前ですよーだって吉永小百合さんなんですものー

ま、この根本的な違和感は置いといて(←置いとくんかい)

話的にはもう思いっクソ「山田洋次監督MADEの【麗しき昭和の世界】を令和の今を生きるアナタへ!」的人情話てんこ盛りですよ。
勿論ネタ的には「大手企業の大規模リストラ」だったり「ホームレスへの炊き出しと声掛けボランティア」だったり、昭和の頃にはなかったWORDのネタ(いいとこ平成ネタかな)目白押しなんですが、その一方で「家に鍵なんて掛けない、ご近所さんが勝手に上がり込んで来て勝手にお茶飲んでる」昭和の下町(もしくはド田舎)ルールを令和の向島界隈にねじ込んで来ている。コレはなかなかのパワーだと見た✨
もしコレが本当なら…次回上京した際に向島界隈に出張って一軒一軒玄関に鍵が掛かってないかチェックしてみようかなと思いましたわ割とマジで(マジなんかい)

まあ、そんなファンタジーも交えつつ(←勝手にファンタジー認定w)
本作の吉永小百合さんの孫娘役を演じた永野芽郁ちゃんがまた有り得ない風体だったと言うかね^^;
とりあえず「ヘソ出し」ね。コレ今流行ってましたっけ?誰の趣味?て言うかコレは山田洋次監督の思われる「令和ギャル像」なの?つーか、そもそも親に反抗的という「遅まき思春期キャラ」ではあるものの、言ってる事やってる事全くGAL感ないよね。ただただ髪型と服装だけがアタオカ案件になってる感じ?
ただね…永野芽郁ちゃんのウエストが細過ぎる件!むっちゃスタイルいいんだけど!ただ痩せてるだけじゃなくて腹筋の縦筋見えてたからね!彼女のスタイルが良過ぎる!!

そして…安定の大泉洋さんのおふざけ(←絶対に台本にないアドリブやりまくってる保障する)、そして今回「+クドカン」というタチの悪さw
この2人なんかさーーー組ませたらもう分かってるやーん遊びまくるに決まってるやーーーん!(ウッキウキ
それでなくても洋さんだけ、クドカンだけ、の単体でも相当やらかしまくるのにw、それを掛け合わせるとは山田洋次監督も懐が深過ぎる!!
この2人、ぜっっったい吉永小百合さんとの絡みでもやらかしまくってるに決まってるからね!!ところどころ(つーか、ちょいちょい?)クスッと来るシーンあったけど、あれの何割かは絶対にヤツらのアドリブだと思ってるからね自分はっ!^^;

1つ…ちょっとウェットなシーンで思うトコロがあって。
吉永小百合さん演じる「福江」が孫娘から「(寡黙な人だったと聞かされていた)祖父とどういういきさつで結婚したの?」と聞かれて答えていたシーンが結構印象的で。自分の足袋のサイズを計って貰った事がきっかけだったと話していて(その際孫娘にその様子を実演している)。その後福江は自分の思い人(近所の教会の牧師先生・寺尾聰さん)の為に手作りの室内履きを作ってあげるんだけど、それを牧師先生に渡した時に牧師先生が「サイズピッタリだよー♪」と喜ぶんだけど、その時に福江が「だってサイズちゃんと計りましたから」って答えてるんですよ。コレって…すっごく遠回しな彼女なりの「逆プロポーズ」というか「愛の告白」だったんじゃないかな?って。

と、色々と仕掛けの多い…「山田洋次監督らしいホッコリする日本の人情モノ」だったと思います。
ぶっちゃけると、試写会当たらなかったらこのシリーズに触れる機会なかったと思うので、今回試写会当たって本当に良かったと思いました。吉永小百合さんフォーエバーな方、今昭和の古き良きシリーズにどハマりした平成世代諸氏、洋さんクドカン推しさんはたまた永野芽郁ちゃんの「美ウエスト」を見逃したくないそこのアナタ!是非是非劇場でご堪能下さいませませオススメ致しますヨ!^^

コメント (2)
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ここ最近、あまりネタに出来ない状況なので…とりあえず差し障りない程度の近況ネタ@ヘルス系

2023年08月19日 | ヘルス&コスメ
一部SNS(ぷちクローズ系)ではちょっと触れているんですが、今現在~もしかしたらこれからしばらく?個人的に忙しくてBLOG更新が難しく…(説明も面倒なので)
とりあえず「今現在UP出来るネタ」行ってみようかと!

自分、割と人口の多い政令指定都市…ってか、ハッキリ言うけど名古屋市民なんだけどさ!
まあ人口も多いし産業もそこそこ多い→市の予算もソコソコあんだろ?てな感じで色んな行政サービスが受けられる訳で…市から「無料健康診断チケット」が送られて来たんすわ
日本人に多い疾患系の検査費用を名古屋市で負担しますのでドーゾ受けて下さいね!というサービスです。ぶっちゃけ有難いです。

自分の旦那の勤めている会社もそこら辺のメンテに手厚いんですが(扶養家族には無料で人間ドックが受けられるクーポンが毎年送られてくる)、名古屋市から送られてきた検査無料クーポンの方が断然質の高い検査が受けられそうだったので、今回市から無料検診出来た「大腸癌検診」と「乳がん検診(マンモ)」と「骨粗鬆症検診」を受けてみました。
自分の年齢だとあともう1つ「歯科検診」も出来たんですが、歯は数年前からガッツリメンテしてる最中+歯科検診の病院リストの中に自分が今通っている歯科医院が載っていたので敢えて新規で予約する必要はないな、という事で今回は歯科検診は外してそれ以外の検診を予約して行って来ましたよ!というネタ。

検査予約して、予約した病院に当日行って(今回大腸癌検診が入っていたので事前に病院に行って検便キット貰って提出したり色々あったわ)そんなこんなで生まれて初めてのマンモグラフィもやって貰いました。やった友達がみんな「めっちゃクソ痛い!」って言ってたけど、そこまでヒーヒー言う程痛くはなかったなー…と思ってたら、どうやらペチャパイの人程痛みが少ないらしいですわソーデスカ(棒読み)、それから骨粗鬆症の検査ってのも初めての体験だったけど、ベッドみたいなのに寝かされて足を台みたいなのに乗っけて撮影する、みたいな感じの機械だったな。検査時間自体はレントゲン撮るのと同じような感じで直ぐ終わった。

で、後日(1週間~10日後)自宅に検査結果が送られて来たんだけど、とりあえず大腸癌と乳がんの兆候はなし。再検査の必要もなし。
そして骨粗鬆症の結果ですが、骨密度が自分の年齢の平均値よりもだいぶ高いです。それどころか20~30代の平均よりもだいぶ高いです!という結果でした。私って骨が丈夫なんだなーまあ骨が硬いのはいい事だよなー♪コレは毎日シリアルに牛乳ぶっかけて食べてるのが効いているという事かしらね?

という、ありがたーい結果でした。

更に、先日車の免許証の更新だったんですが、更新のついでに超久し振りに献血もやってみました。
つーか昔にも一度か二度免許の更新のついでに献血しようとした事があったんですが(運転免許試験場の駐車場に献血カー絶対停まってるよね!)その時は血液の比重が軽過ぎるから取れないって断られたんだよね…あれから数十年、体重もメキメキ増えて(ドヒー)今ならきっと売る程血液取りまくれるだろう!という訳でw

ま、結果から言うとバンバン取れる状態だったので超久し振りに献血出来ました。
今って何でもアプリなんだねー。献血手帳も今はアプリなんですよーって言われてその場でアプリ入れて登録しましたわ。そしたらコレも1週間だか10日位経って「血液検査の結果が出ましたのでアプリで確認して下さい」っていうメールが来てさ。忘れてたけど献血すると血液検査もしてくれるんだねー有難いシステムだよなー。

という訳でこれまたちょい久し振りに血液検査して貰って結果を見て…ビックリ。先ず昔は白血球の数値が絶対に異常値が出てたんだけど(常に数値が高い)、今回白血球の数値ガッツリ正常値だったむしろ少なめ。その代わりに赤血球量の数値がすんごい低くて若干引くレベル。どーいう事だ???
更に赤血球の量は少ないんだけど赤血球容積は正常値より高く(コレは前回の検査でもそーだった)、そして赤血球ヘモグロビン量も正常値よりも高い。少ないのか多いのかよーわからん結果だったのでどうとらえたらいいのかイマイチ分からんなこりゃ。

そしてショックだったのが…γ-GTP数値が高くなってるぅーーーーー!(涙)
今までどんなに大酒飲んでも自分の肝臓ぜんっぜんへこたれないのが自慢だったのに、遂に肝臓くたばって来てるぅーーーー!
うーん。コレやっぱ酒量減らした方がいいのか、と言うか休肝日増やした方がいいのか。いやなんなら禁酒するべきなのか?えぇ…酒飲めなくなるのだけはイヤだよぅ。
そしてもう1つ…初めてコレステロール値も高めに出てた。今までどんなに暴食してもコレステロール値正常値から出る事なかったのにぃ!><

…という訳で、自分も歳食って来て人並みにポンコツ化して来ているのだと知ったこの夏。
献血は自分の身体の中の事が知れてなかなかいいな!今後も定期的に献血しようそーしよう♪
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【映画2023】「トランスフォーマー/ビーストの覚醒」@43作目

2023年08月04日 | 映画感想
「トランスフォーマー/ビーストの覚醒」

トランスフォーマーシリーズ7作目(但し、前作はスピンオフだったのでトランスフォーマーというタイトルでは6作目)
自分の記憶では確かマーク・ウォールバーグが「3作分契約した」と聞いていたんですが…本作からまたしてもリヴートして新章が始まったらしいです。

あらすじ
オプティマスプライム率いるトランスフォーマーたちが地球に来て間もない1994年、最強の敵「ユニクロン」が地球に向けて動き出していた。プライムが仲間たちに召集をかけるが、青年ノア(アンソニー・ラモス)がトランスフォーマーのミラージュの車内に閉じ込められ、意図せず戦いに巻き込まれてしまう。信頼関係を築けない彼らの前に、ハヤブサの姿のビースト型トランスフォーマー、エアレイザーが現れる。(Yahoo!検索から丸パク)

もうコレも何度も書いてる気がするけど、このシリーズって「オプティマス率いるオートボットチームが張り切る」という事だけが共通していて後の設定毎回ガバガバなのな。
要するに一作目からの設定が全く引き継がれていない。つーか、既にシャイア・ラブーフ君からマーク・ウォールバーグにキャラ変した段階で全く違う話になってたしな。という訳で本作からまた新しいシリーズが始まった…オプティマスチームが頑張るという共通項だけでやっぱり過去作とは全く関係のない話、だと思っておけばいい。
コレに関してはシリーズとしていい側面もある。本シリーズの過去作を1つも観ていなくても全員が「新しい設定の話」を観るのでブランク感がない、いつでも誰でも楽しめる。

とは言え自分みたいな一作目からガッツリ劇場公開を楽しみにしていた勢にとっては多少モヤったり過去作の設定をつい思い出しちゃったりするものです💦

そんなこんなで、今回はオートボットチームだけでなく「+マクシマル(ビースト型ロボ…っぽい風貌のエイリアン)」の連合軍で悪玉に立ち向かうというパターンです。
このマクシマル軍に関しては映画冒頭からこの新シリーズの世界観と言うかデフォルト設定の説明部分で割と丁寧に紹介されていますので全く違和感なく受け入れられます。更には本シリーズの人間サイドのメインキャラとして「ノア(アンソニー・モラス)」と「エレーナ(ドミニク・フィッシュバック)」の2人が登場。あれあれマーク・ウォールバーグはやっぱり2作で降板なんだねーと思ってたら、序盤であるキャラが「マーク・ウォールバーグは歌手から俳優に転向した云々…」と語るシーンがありました。アレはやっぱり途中降板になったマーク・ウォールバーグに対するお茶目な意趣返しと受け取ればいいのかな?
ちな今シリーズを引っ張るお二人共…ごめん全く知らない役者さんです(滝汗)、でも…きっとお二人にとって本作は間違いなく出世作になる事でしょう。今後の活躍に期待!

で!
今回さー、もしかしたらオプティマス(+オートボット)がシリーズ最弱!?(ぷんすか)
映画前半で「トランスワープ・キー」の片方を取られちゃうんだけど、その際にいともアッサリ自分最推しキャラのバンブルビーが逝くって!どーゆー事よ💢
はああああああ?有り得ないんですけどー!て言うか、本作から登場のNEWキャラ「ミラージュ」が割とビーの立ち位置と被るよなーってちょっとモヤってたわ。だからかよ!新しいキャラ入れたいから今までのアイドルキャラをこんな形で切り捨てようと?はぁ?マジで言ってんのかクソがああああぁぁぁぁ(絶叫)

もうコレで自分一気にテンションダウンしまくったんですが、本作ねーロボットアクション系好きさんにとってはマイケル・ベイ監督の前シリーズよりもお楽しみ感は強いかもしんないなと思ってしまったな…何しろロボットアクションシーンが今までよりも格段に多い!勿論本シリーズはずーっと「ロボットアクション+人間キャラのB級人情劇」がセットになっていて(←この書き方もどーよ💦)当然本作も「家族愛・オートボット×人間の友情・仲間意識と団結力と信頼関係」みたいなお約束ドラマもキッチリ盛り込んでいますが、マイケル・ベイ監督よりもそこら辺の人間ドラマ部分の描き方(尺)は割とアッサリしていて(でもちゃんと意図は伝わるしアクションシーンにもそのドラマ部分を上手く絡めてある)単純にアクションシーンとしての「見せ場」が多かったなー、という印象です。
それに…ちゃんとビーの遺体を一緒に持って移動していて、しかもワンチャン蘇れる要素もアルよ…みたいな感じで♪だからちょっと安心して観ていられた、というのもあったな

で、ロケ地がペルーだったのも嬉しい♪
クスコとマチュピチュでロケってて、とにかく絵ヅラが美しいったらないわ!あーマチュピチュ行きてぇーーーーー!(絶叫)
山やジャングルでのシーンも多くてそれがビースト系の皆さんとの親和性も高く見栄えが半端なかったです。中でもやっぱハヤブサ型の「エアレイザー」はステキだったなー。因みにエアレイザーの声を担当したのは「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でアカデミー賞主演女優賞を獲得したミシェル・ヨーさん。やっぱオスカー像手にすると色んな分野でひっぱりだこになるのか?

まあ、そんなこんなで…最終的なオチはなんとなーく想像付いてたけど(だから内容云々よりもアクションシーンを楽しむのに徹した方が本作は楽しい)、最後に今回の悪玉が死んだ訳ではなく時空のどこかに閉じ込められている…みたいな、ふんわり「まだこのネタ続くからねー!」的なセリフがあったので、しばらくはこの面子で楽しませてくれるだろうと期待しています。何しろ人間サイドの主人公・ノアが最後にオイシイ転職先に巡り会えてましたしね。ココで終わっちゃーダメだろうよと!次回作待ってまーす😊
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【映画2023】「キングダム 運命の炎」@42作目

2023年08月01日 | 映画感想
「キングダム 運命の炎」

シリーズ3作目。前2作も勿論映画館で鑑賞済みです。自分は原作コミックもアニメも敢えて見ないようにして実写映画版で本作を楽しむと決めているのです!

あらすじ
七大国が群雄割拠する春秋戦国時代。戦争で身寄りをなくした信(山崎賢人)は100人を率いる将に昇格し、秦の若き国王・エイ政(吉沢亮)のもとで「天下の大将軍」を目指していた。ある日、北方の隣国・趙の大軍が秦に侵攻してくる。秦は馬陽の地で、戦場へ舞い戻ってきた王騎(大沢たかお)を総大将に趙を迎え撃つ。(Yahoo!検索から丸パク)

Yahoo!Movieが無くなってしまったのでどうしようか…と思いながらYahoo!で映画タイトル検索掛けたら検索結果の右側に概要とか出て来たわ。今までは勝手にWikiのページが表示されてたけど今後はYahoo!Movieの内容が出て来るようになったのかな。まあ使えるならどーでもいいわ^^;

という訳でー、映画冒頭キングダムの世界観がザザーッと説明されるので前作まで見ていない人でも何となく話に入れるようにはなっていると思いますが、やっぱり最低でも前作は事前に観ておいてから本作を観た方がより楽しめるのは間違いないです。まあそんなこんなで前作、蛇甘(だかん)平原で武勲を上げた信はその後しばらく行方不明になっていたらしいんだけど、昌文君(高島正弘)が必死で探し回ったトコロ、その後なんと信は図々しくも王騎(大沢たかお)の下に弟子入り状態になり、王騎から修行と言う名の試練を与えられてミッションインポッシブルをこなしていた事が判明。
まあここまでが何となく「前作からのおさらいと本作に入るまでの導入部」という感じでサラーッと話が説明口調で流れて行って、ちょうどそのミッションインポッシブルをコンプリートさせた事で「100人隊」の隊長まで昇格したトコロでいよいよ隣国「趙」が秦に侵攻して来ましたどーしましょう!という流れ。

今回は話の前半がエイ政の過去話…趙の人質になっていたトコロ、裏商人の紫夏(杏)達の手助けを得て秦まで戻るエピソード、そして後半が趙の大軍といよいよバトルモードという二段構えになっていて、後半のバトルに関してはまあある程度の一区切りにはなっているものの決着までは付かずに途中で終わっているので、次回作と本作の2部構成で1作と考えた方がいいのか?もしかしたら今後はこのパターンで次回も「馬陽決戦編+次のエピソードの途中まで」みたいな構成を続けて行くっつー事!?

まあ今後の事はともかく、本作の前半の「紫夏」とのエピソードは泣く。マジで泣く。
若干話ダルいかなーって感じもしなくもないけどとにかく泣けた。愛でもなく、友情でもなく、師弟関係でもない、ただ雇われてエイ政を秦まで運んでるだけの関係のハズなんだけど、序盤から紫夏の醸し出す雰囲気がエモくて萌える!そしてエイ政の苦しみを汲み取って一緒に泣いてくれる紫夏にコッチも号泣だよチクショー!それでさーこのシリーズすごいビッグネームがバンバン登場してバンバン死んでくんだよねーそれぞれ主役張れる級の役者さん達がいとも簡単に使い捨てのよーに殺されていくのよもうねー凄過ぎんのよー

そうそう、ビッグネームで言えば…小栗旬君が出て来るとは聞いてなかったなー敢えて予告編で出さなかったよね。てかあの役はなんなんだ???ありゃー何処の国の人?
それと山田裕貴君がまたすんごい怖そーな役で出てたけど、顔があんまり見えないから最初誰だかわかんなかったよー本シリーズ誰だかわかんねーパターン多いよねー💦

後半の馬陽大戦シーン、クライマックスは次回に持ち越しだけど、それでも凄い迫力だった!
今回は総大将同士のガチンコバトルではなくて勿論大軍同士の決戦シーンも盛り込みつつ、キモは信達の「100人隊→王騎から【飛信隊】と命名される」が王騎直々から賜るとんでもねぇミッション!まあ絶対に有り得ないんだけどこーゆートコロはやっぱコミックの映画化なんだよなーと思う。だが絵面が面白いからいいぞもっとやれ。
本作アクションシーンの迫力が本当にシリーズが進めば進む程スケールアップしていって凄いんですよね。前作でもエゲツない身体能力発揮しまくってた清野菜名さんのアクションが今作でも光り輝く!勿論主人公の山崎賢人君の身体能力の高さも言うに及ばず、合戦シーンの迫力がもうね…観ていて鳥肌何度も立ったよね!

そしてやっぱり大沢たかおさんの怪演っぷりよ…本作特に大沢たかおさんご本人が大立ち回りするシーンがあった訳じゃないんだけど、とにかくあの威風堂々とした出で立ちがスクリーンにドドーン☆と登場しただけで武者震いが起こるんですよ。ビビビビビ⚡と場が引き締まるんですよ。もうとにかく物凄い威圧感と言うか。なんだろうなアレは。
次回多分向こうの総大将とも相まみえるという事なんだよね?もうね、どんな絵面になるんだろうと…既に待ち切れない感じですよ!続き再来月位に公開してくれよマジで^^;

と、まあそんなこんなでシリーズが進むにつれてどんどん引き込まれていく本シリーズ、次回も楽しみで仕方ないです!次回はまた長澤まさみさんのエロカッコイイ姿も見れそうよね♪
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