今ね、「夏の陣」っていう季節イベントが始まってすごく忙しいの!!
…例の携帯ゲームの事ね^^;
そんな訳で映画見る本数も激減してるんだがレビューも全然書いてねえ!
最近見た映画のレビューを覚書程度にでも書いておかないと~…既に内容忘れつつあるが(滝汗)
とりあえず鑑賞順に書いてみる。
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「ハングリー・ラビット」32本目
ニコラス・ケイジ(勝手に通称:ニコたん、他)主演のサスペンス・アクション(ミステリー要素も?)
簡単に言えば謎の「犯罪撲滅組織」と称する殺人集団(犯罪者を片っ端から殺していく)と、妻がレイプされた事で報復の為に
思わず交換殺人の契約を交わしてしまい、後日「やっぱ人殺しなんて俺ムリ~!」と断って逃げようとしたものの…って感じの話。
もっそいB級感バリバリな作品で、日本での扱いも完全なるB級サスペンスアクション物という感じなんだけど…
うん。まあその扱いは間違ってない。明らかに小さくまとまってるB級サスペンスアクションですわw(ヲイ
そもそも、ニコたんはちょっと荒れてる高校の教師という設定なんだけど、どうしてこんな無茶振りな設定なのかと。
多分「TVニュースで指名手配されても誰も気にも留めないような平凡な一市民」というのを強調したかったんだろうけど
それにしてももう少し何か映画的に(後の展開的に)気の利いた職業に出来なかったんだろうか?と。
だってカースタントとかアクションとか普通~にハンパなく見せ場モリッてるからね(キリッ
いやいや、そこは自慢ドコロではあるんだろーけど、普通に考えて地味な高校教師にこれだけのアクションとミッションを
こなすのは絶対にムリだから!もうこれどんだけムリゲー!?って小一時間見ず知らずの引きこもりに問い詰めたいレベルだわw
まー難癖付けまくってるんですがね、でも実は意外に楽しめちゃったんだな♪
「いやいやいや、ニコたんそれはないわー(薄笑)」とかモリモリだったクセに、展開とアクションの比率とかテンポが絶妙で
正に「B級通がお喜びな一品」に仕上がっているところが何とも♪(うふふ)
最後の最後のオチまで「モヤッ」とさせてくれるトコロもB級好きゴコロを微妙に刺激してくれていい感じ^^
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「サマーウォーズ@DVD」33本目
ここんとこジャパニメーション界ではジブリよりも押井さんよりも話題沸騰!?の細田守監督の作品。
今回、友達が当てた「おおかみこどもの雨と雪」の試写会の同行で行ける事になって「あー、でも私細田監督の作品1つも見てないわー」
と言ったら、その友達が「あ、じゃあ今見る?私サマーウォーズのDVD持ってるし♪」と言ってくれたので有難く友達んちで鑑賞w
話はPC内の仮想現実(TwitterとかFaceBookとかMixiとかアメーバピグとか色々あんじゃん?あんな感じ)の世界を巻き込んだ大騒動と
リアルの田舎の大家族の大騒動が同時進行で絡んでて、更に大家族で育った美少女先輩と超核家族家庭のボッチな数学オタクな後輩少年との
ウフフキャハハな甘酸っぱい風味もチラチラ見せながら~な感じの青春万歳・人と人の繋がり万歳系(←ほぼオチまで語ったw)
まず、映像凄いわ。コレはなんだ…ジブリとかもてはやしてる場合ちゃうわ。
個人的にピクサー系「パーフェクトなフルCGアニメ」は決して嫌いではないものの、そこは生粋の日本人(キリッ
やっぱアニメーションってセルアニメが王道っすよね!?な気持ちが強いんすよ。だからこそジブリを見捨てられないというのか…
そういう訳で、本作って凄いと思ったわ。明らかにCGアニメ多用してるのは判る。判ってるよ。
でもそれ差し引いてもセルアニメの魅力をここまで引き出してくれて&CGアニメとセルアニメの融合に違和感が少ないのは素晴らしい!
あと内容ね。コレも予想外の話で(実は本作に関しては殆ど情報なしで鑑賞。確か予告編もショートバージョンしか見た事なかったかと)
このリアルとバーチャルの絡めとか、それを敢えて夏休みの大家族が集うトンデモ田舎が舞台だったりとか、その大家族に明らかな異分子として
数学オタクで核家族で育ったボッチ少年が入り込んだり、そのボッチ少年が完全な異分子かと思ったら、大家族の中にも実はポロポロと
規格外の異分子(引きこもり系でネットでは最強ゲーマーの少年だったり、妾の子で最近までアメリカにいたという超異端アニキとかね)がいたり。
それらが何だかんだで核融合を起こして、最終的に世界の未曾有の危機を救ってしまうという!!!
まー余りにもぶっとんだ内容なんだけど、アニメだからすんなり心に落ちる。
これがハリウッドの実写3D映画だったら間違いなく訴えるレベルなんだろうとは思うw
…と思ったのは鑑賞してからだいぶ時間が経ってるから。リアルで鑑賞してた時はぶっちゃけかなり感動しちゃったもん!
いやコレ面白いよね!?今までになかったアプローチ?展開?のジャパニメーションだったと思うよ。
冷静に後から考えると結構ジブリ系の啓蒙入った話なのか?と思わなくもないんだけど、そういう色を前面に押し出してないだけ本作は出来がいいと思う!
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「おおかみこどもの雨と雪@試写会」34本目
そんな訳でサマーウォーズの翌日に試写会で鑑賞。K嬢あんがとーねー♪^^
前日見た細田作品が想像以上に面白かったのでかなり期待値高めでの鑑賞となりましたが、まずやっぱり映像はハンパなく素晴らしい。
そして今回も舞台は田舎。ってか、最初は東京の大学に通っていた「花」は学内で出会ったある男と恋に落ちるが、その男は実は狼男だった。
子供が2人出来た所で狼男は不慮の事故で亡くなってしまう。そのまま東京で子育てするのは困難だと判断した花は娘の「雪」息子の「雨」を連れて
山奥の過疎の村に移住するが、田舎の方が実は人間関係は密で「こっそり育てる」つもりが真逆の展開になっていくという~
狼と人間のミックスブリードの子育てを通じ、母と子の絆や地域との関わり、自然との共存、子供の成長と自立等をまんべんなく見せる。
まーいい話なんだけど、個人的には特に何も感じない…というか、ちょっとジブリ臭くなってきて正直残念な気がする。
細田監督にはもっと娯楽性の高い作品を作ってもらいたいなー。学園ドラマだったり思いっきりファンタジーだったりさー。
あんまり「啓蒙系」に行って欲しくない。本作なーんかジブリっぽい説教臭さが鼻に着いた。まー私がひねくれ者なだけなんですけどね(苦笑)
でも転校生の男の子と雪とのほのかな恋愛風味は好感持てます。後、やっぱり子供って親が望むようには育たないモノなんだよなぁ~…等と
ロクに子供も生んだ事無いのに知ったかぶって頷いてしまうという罠w
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「崖っぷちの男」35本目
予告編見た時に「ほー。面白そうなB級モノ(←既に決めつけてるw)だなぁ」とB級映画好きのハートをゆさゆさと揺さぶってくれてたんだが
劇場公開されてから世間的にかなりの評判になっている模様?予想外のスマッシュヒットをカマしてるみたいですね。
そーなると逆にちょっとテンションが下がるんだけど(ヲイ)、まーせっかくだからチェックしておこうと。
予告編にも出て来るホテルの高層階の外壁のヘリに立つ男は、元警察官だけどある事件の容疑者として有罪判決を受けて服役中→脱走したという設定。
「俺は無実なんだー飛び降りてやるぅー!」という主張でネゴシエーターと窓辺であーでもない・こーでもないとやらかしてるんだけど、実はコレには
裏があって、彼のパフォーマンスはあるミッションを遂行する為の目くらましの役を果たしていたのだった。ではそのミッションとは?という話。
つーか、オチは判ってるし彼らが本当は何がやりたかったのかという事も早々に種明かしされる。
要するに「犯人当て」とか「トリック当て」が目的のミステリーサスペンスではなく、最初から犯人も目的も判った上でそのミッションをどうやって
遂行させていくのかという「ハラハラドキドキ☆」を楽しませる手合い。ミッション・インポッシブルシリーズの廉価版みたいなもんだね(ヲイ
とはいうものの、これはなかなか面白い!
ホテルの壁に立つアニキのシーンと、向かいのビルで事を成そうとする弟カップル達のシーンを同時進行で見せて行くんだけど、テンポが非常に良くて
ダレない・飽きない・次の展開を楽しみにさせる会話と演出、これはなかなか良質なB級モノです。
…と、あくまでも「B級である」という主張は曲げない。面白いんだけど何しろかーなーりー強引。そして設定は穴だらけ。むしろ破綻してるwww
見終わってから冷静になって考えると「いやいやいや、コレはないわーw」という部分が多々あるんだけど、映画見てる時は全く気にならないように
作られてるから本作はスゴイ!要するに頭冷やして考え直すだけの余白がない、本当に隙のないテンポで話が進んで行くって事なのよね♪
そして小粒にチョイチョイとネタを差し込んでて、その伏線を後でちゃんと拾い上げてる当たりもなかなかニクい演出。
ただ、ラストはちょっとやっつけ仕事っぽい安っぽさが目立ったかな。まーそこらも含めて愛すべきB級作品なのよね♪^^
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「アメージング・スパイダーマン」36本目
予告編見て「ん?またスパイダーマン?リメイクするにしてもちょっと早過ぎなんじゃね?」と思ったのだが、新ピーター・パーカー君が
個人的にはトビー・マグワイアよりもアンドリュー・ガーフィールド君の方が「イヤン!可愛い~♪(萌)」と思ったのでちょっと見る気になった。
そもそもサム・ライミ監督の撮った前3部作、世間的にはすっげー評判良かったけど個人的にはイマイチ好きになれなかったのだ。
だってヒロインがキルスティン・ダンストだよ?この子可愛いの?私の美的感覚と世間とが余りにかけ離れ過ぎちゃって全く理解不能だったし!
さてー、上に「リメイク」と書いたけど、実はリメイクじゃなかった。
全く新しい話で、設定も微妙に違うし描いている時代も微妙に違う。同じ「スパイダーマン」というキャラクターのお話ではあるけれど
以前の3部作の事は一旦頭の中で白紙にリセットして全く違う話なのだと、前シリーズとは何の繋がりもないのだと思って鑑賞しなければならない。
そんな訳で前シリーズは話が動き始めるのは大学~大学を卒業した後の「社会人になってからのピーター・パーカー」だったけど、本作では
バリバリピチピチの高校生。思いっきり学園モノ!初々しいわーん!
何か色々と自分が思い描いていた(というか前シリーズまでのスパイダーマンの印象だな)スパイダーマンとは今回随分と勝手が違う。
すごく面白いと思ったのは、まずクモの糸が自分の体で生成されるのではなく、科学少年ピーター君のお手製武器&万能グッズであるという事。
それから今までの「アメコミヒーロー」ってみんな一人ぼっちで頑張っていて、自分が実はスーパーヒーローなのだという事を誰にも語れずに
「孤高の人」状態になっているのがデフォだとばっかり思ってたんだけど、本作のピーター君はラブラブ彼女たんにアッサリ「俺、スパイダーマン♪」
とゲロってしまうwww
そればかりか覆面ヒーローのハズなのに、子供助けようと思ったら子供が微妙にビビるもんだから、自ら覆面取って「ほら!ボクだって人間だおー!」
とかやりたい放題やっちゃって「ありゃりゃりゃりゃw」なシーン満載(笑)
でもね、何かいいんだわ。
そもそも地球外生命体な訳じゃねーんだし、クモに噛まれておかしな事になっちゃったけど好きな子もいれば強くなれた事で今まで自分を
からかって来たジャイアンなアイツに仕返しだってしちゃうし…だって人間だもの(by相田みつお)
そう。本作のスパイダーマンはとっても人間臭くて生き生きしてる。だから自分1人の力で何とか出来るなんて完全無欠のヒーローなんかじゃない。
でも大丈夫、スパイダーマンに助けてもらったみんなはスパイダーマンの味方!みんなで助け合ってスパイダーマンをヒーローにするんだ!
…って、何だか学生の部活動みたいなアットホーム感があって胸がキュンキュンしちゃうw
あの、クレーン車をオヤジ達が一丸となって動かして「スパイダーマンに近道作ってやんぞ☆」というシーン、あそこが一番お気に入りかも!^^
まーそんな訳でアレコレとツッコミ入れたい所も多々あるものの、こーいうヒーローって可愛くて好きだわ♪
ぶっちゃけ前シリーズより私は断然この新シリーズの方が好き…あ、勿論本作もシリーズ化するわよね?だってスタッフロールが始まった後…w
…例の携帯ゲームの事ね^^;
そんな訳で映画見る本数も激減してるんだがレビューも全然書いてねえ!
最近見た映画のレビューを覚書程度にでも書いておかないと~…既に内容忘れつつあるが(滝汗)
とりあえず鑑賞順に書いてみる。
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「ハングリー・ラビット」32本目
ニコラス・ケイジ(勝手に通称:ニコたん、他)主演のサスペンス・アクション(ミステリー要素も?)
簡単に言えば謎の「犯罪撲滅組織」と称する殺人集団(犯罪者を片っ端から殺していく)と、妻がレイプされた事で報復の為に
思わず交換殺人の契約を交わしてしまい、後日「やっぱ人殺しなんて俺ムリ~!」と断って逃げようとしたものの…って感じの話。
もっそいB級感バリバリな作品で、日本での扱いも完全なるB級サスペンスアクション物という感じなんだけど…
うん。まあその扱いは間違ってない。明らかに小さくまとまってるB級サスペンスアクションですわw(ヲイ
そもそも、ニコたんはちょっと荒れてる高校の教師という設定なんだけど、どうしてこんな無茶振りな設定なのかと。
多分「TVニュースで指名手配されても誰も気にも留めないような平凡な一市民」というのを強調したかったんだろうけど
それにしてももう少し何か映画的に(後の展開的に)気の利いた職業に出来なかったんだろうか?と。
だってカースタントとかアクションとか普通~にハンパなく見せ場モリッてるからね(キリッ
いやいや、そこは自慢ドコロではあるんだろーけど、普通に考えて地味な高校教師にこれだけのアクションとミッションを
こなすのは絶対にムリだから!もうこれどんだけムリゲー!?って小一時間見ず知らずの引きこもりに問い詰めたいレベルだわw
まー難癖付けまくってるんですがね、でも実は意外に楽しめちゃったんだな♪
「いやいやいや、ニコたんそれはないわー(薄笑)」とかモリモリだったクセに、展開とアクションの比率とかテンポが絶妙で
正に「B級通がお喜びな一品」に仕上がっているところが何とも♪(うふふ)
最後の最後のオチまで「モヤッ」とさせてくれるトコロもB級好きゴコロを微妙に刺激してくれていい感じ^^
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「サマーウォーズ@DVD」33本目
ここんとこジャパニメーション界ではジブリよりも押井さんよりも話題沸騰!?の細田守監督の作品。
今回、友達が当てた「おおかみこどもの雨と雪」の試写会の同行で行ける事になって「あー、でも私細田監督の作品1つも見てないわー」
と言ったら、その友達が「あ、じゃあ今見る?私サマーウォーズのDVD持ってるし♪」と言ってくれたので有難く友達んちで鑑賞w
話はPC内の仮想現実(TwitterとかFaceBookとかMixiとかアメーバピグとか色々あんじゃん?あんな感じ)の世界を巻き込んだ大騒動と
リアルの田舎の大家族の大騒動が同時進行で絡んでて、更に大家族で育った美少女先輩と超核家族家庭のボッチな数学オタクな後輩少年との
ウフフキャハハな甘酸っぱい風味もチラチラ見せながら~な感じの青春万歳・人と人の繋がり万歳系(←ほぼオチまで語ったw)
まず、映像凄いわ。コレはなんだ…ジブリとかもてはやしてる場合ちゃうわ。
個人的にピクサー系「パーフェクトなフルCGアニメ」は決して嫌いではないものの、そこは生粋の日本人(キリッ
やっぱアニメーションってセルアニメが王道っすよね!?な気持ちが強いんすよ。だからこそジブリを見捨てられないというのか…
そういう訳で、本作って凄いと思ったわ。明らかにCGアニメ多用してるのは判る。判ってるよ。
でもそれ差し引いてもセルアニメの魅力をここまで引き出してくれて&CGアニメとセルアニメの融合に違和感が少ないのは素晴らしい!
あと内容ね。コレも予想外の話で(実は本作に関しては殆ど情報なしで鑑賞。確か予告編もショートバージョンしか見た事なかったかと)
このリアルとバーチャルの絡めとか、それを敢えて夏休みの大家族が集うトンデモ田舎が舞台だったりとか、その大家族に明らかな異分子として
数学オタクで核家族で育ったボッチ少年が入り込んだり、そのボッチ少年が完全な異分子かと思ったら、大家族の中にも実はポロポロと
規格外の異分子(引きこもり系でネットでは最強ゲーマーの少年だったり、妾の子で最近までアメリカにいたという超異端アニキとかね)がいたり。
それらが何だかんだで核融合を起こして、最終的に世界の未曾有の危機を救ってしまうという!!!
まー余りにもぶっとんだ内容なんだけど、アニメだからすんなり心に落ちる。
これがハリウッドの実写3D映画だったら間違いなく訴えるレベルなんだろうとは思うw
…と思ったのは鑑賞してからだいぶ時間が経ってるから。リアルで鑑賞してた時はぶっちゃけかなり感動しちゃったもん!
いやコレ面白いよね!?今までになかったアプローチ?展開?のジャパニメーションだったと思うよ。
冷静に後から考えると結構ジブリ系の啓蒙入った話なのか?と思わなくもないんだけど、そういう色を前面に押し出してないだけ本作は出来がいいと思う!
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「おおかみこどもの雨と雪@試写会」34本目
そんな訳でサマーウォーズの翌日に試写会で鑑賞。K嬢あんがとーねー♪^^
前日見た細田作品が想像以上に面白かったのでかなり期待値高めでの鑑賞となりましたが、まずやっぱり映像はハンパなく素晴らしい。
そして今回も舞台は田舎。ってか、最初は東京の大学に通っていた「花」は学内で出会ったある男と恋に落ちるが、その男は実は狼男だった。
子供が2人出来た所で狼男は不慮の事故で亡くなってしまう。そのまま東京で子育てするのは困難だと判断した花は娘の「雪」息子の「雨」を連れて
山奥の過疎の村に移住するが、田舎の方が実は人間関係は密で「こっそり育てる」つもりが真逆の展開になっていくという~
狼と人間のミックスブリードの子育てを通じ、母と子の絆や地域との関わり、自然との共存、子供の成長と自立等をまんべんなく見せる。
まーいい話なんだけど、個人的には特に何も感じない…というか、ちょっとジブリ臭くなってきて正直残念な気がする。
細田監督にはもっと娯楽性の高い作品を作ってもらいたいなー。学園ドラマだったり思いっきりファンタジーだったりさー。
あんまり「啓蒙系」に行って欲しくない。本作なーんかジブリっぽい説教臭さが鼻に着いた。まー私がひねくれ者なだけなんですけどね(苦笑)
でも転校生の男の子と雪とのほのかな恋愛風味は好感持てます。後、やっぱり子供って親が望むようには育たないモノなんだよなぁ~…等と
ロクに子供も生んだ事無いのに知ったかぶって頷いてしまうという罠w
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「崖っぷちの男」35本目
予告編見た時に「ほー。面白そうなB級モノ(←既に決めつけてるw)だなぁ」とB級映画好きのハートをゆさゆさと揺さぶってくれてたんだが
劇場公開されてから世間的にかなりの評判になっている模様?予想外のスマッシュヒットをカマしてるみたいですね。
そーなると逆にちょっとテンションが下がるんだけど(ヲイ)、まーせっかくだからチェックしておこうと。
予告編にも出て来るホテルの高層階の外壁のヘリに立つ男は、元警察官だけどある事件の容疑者として有罪判決を受けて服役中→脱走したという設定。
「俺は無実なんだー飛び降りてやるぅー!」という主張でネゴシエーターと窓辺であーでもない・こーでもないとやらかしてるんだけど、実はコレには
裏があって、彼のパフォーマンスはあるミッションを遂行する為の目くらましの役を果たしていたのだった。ではそのミッションとは?という話。
つーか、オチは判ってるし彼らが本当は何がやりたかったのかという事も早々に種明かしされる。
要するに「犯人当て」とか「トリック当て」が目的のミステリーサスペンスではなく、最初から犯人も目的も判った上でそのミッションをどうやって
遂行させていくのかという「ハラハラドキドキ☆」を楽しませる手合い。ミッション・インポッシブルシリーズの廉価版みたいなもんだね(ヲイ
とはいうものの、これはなかなか面白い!
ホテルの壁に立つアニキのシーンと、向かいのビルで事を成そうとする弟カップル達のシーンを同時進行で見せて行くんだけど、テンポが非常に良くて
ダレない・飽きない・次の展開を楽しみにさせる会話と演出、これはなかなか良質なB級モノです。
…と、あくまでも「B級である」という主張は曲げない。面白いんだけど何しろかーなーりー強引。そして設定は穴だらけ。むしろ破綻してるwww
見終わってから冷静になって考えると「いやいやいや、コレはないわーw」という部分が多々あるんだけど、映画見てる時は全く気にならないように
作られてるから本作はスゴイ!要するに頭冷やして考え直すだけの余白がない、本当に隙のないテンポで話が進んで行くって事なのよね♪
そして小粒にチョイチョイとネタを差し込んでて、その伏線を後でちゃんと拾い上げてる当たりもなかなかニクい演出。
ただ、ラストはちょっとやっつけ仕事っぽい安っぽさが目立ったかな。まーそこらも含めて愛すべきB級作品なのよね♪^^
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「アメージング・スパイダーマン」36本目
予告編見て「ん?またスパイダーマン?リメイクするにしてもちょっと早過ぎなんじゃね?」と思ったのだが、新ピーター・パーカー君が
個人的にはトビー・マグワイアよりもアンドリュー・ガーフィールド君の方が「イヤン!可愛い~♪(萌)」と思ったのでちょっと見る気になった。
そもそもサム・ライミ監督の撮った前3部作、世間的にはすっげー評判良かったけど個人的にはイマイチ好きになれなかったのだ。
だってヒロインがキルスティン・ダンストだよ?この子可愛いの?私の美的感覚と世間とが余りにかけ離れ過ぎちゃって全く理解不能だったし!
さてー、上に「リメイク」と書いたけど、実はリメイクじゃなかった。
全く新しい話で、設定も微妙に違うし描いている時代も微妙に違う。同じ「スパイダーマン」というキャラクターのお話ではあるけれど
以前の3部作の事は一旦頭の中で白紙にリセットして全く違う話なのだと、前シリーズとは何の繋がりもないのだと思って鑑賞しなければならない。
そんな訳で前シリーズは話が動き始めるのは大学~大学を卒業した後の「社会人になってからのピーター・パーカー」だったけど、本作では
バリバリピチピチの高校生。思いっきり学園モノ!初々しいわーん!
何か色々と自分が思い描いていた(というか前シリーズまでのスパイダーマンの印象だな)スパイダーマンとは今回随分と勝手が違う。
すごく面白いと思ったのは、まずクモの糸が自分の体で生成されるのではなく、科学少年ピーター君のお手製武器&万能グッズであるという事。
それから今までの「アメコミヒーロー」ってみんな一人ぼっちで頑張っていて、自分が実はスーパーヒーローなのだという事を誰にも語れずに
「孤高の人」状態になっているのがデフォだとばっかり思ってたんだけど、本作のピーター君はラブラブ彼女たんにアッサリ「俺、スパイダーマン♪」
とゲロってしまうwww
そればかりか覆面ヒーローのハズなのに、子供助けようと思ったら子供が微妙にビビるもんだから、自ら覆面取って「ほら!ボクだって人間だおー!」
とかやりたい放題やっちゃって「ありゃりゃりゃりゃw」なシーン満載(笑)
でもね、何かいいんだわ。
そもそも地球外生命体な訳じゃねーんだし、クモに噛まれておかしな事になっちゃったけど好きな子もいれば強くなれた事で今まで自分を
からかって来たジャイアンなアイツに仕返しだってしちゃうし…だって人間だもの(by相田みつお)
そう。本作のスパイダーマンはとっても人間臭くて生き生きしてる。だから自分1人の力で何とか出来るなんて完全無欠のヒーローなんかじゃない。
でも大丈夫、スパイダーマンに助けてもらったみんなはスパイダーマンの味方!みんなで助け合ってスパイダーマンをヒーローにするんだ!
…って、何だか学生の部活動みたいなアットホーム感があって胸がキュンキュンしちゃうw
あの、クレーン車をオヤジ達が一丸となって動かして「スパイダーマンに近道作ってやんぞ☆」というシーン、あそこが一番お気に入りかも!^^
まーそんな訳でアレコレとツッコミ入れたい所も多々あるものの、こーいうヒーローって可愛くて好きだわ♪
ぶっちゃけ前シリーズより私は断然この新シリーズの方が好き…あ、勿論本作もシリーズ化するわよね?だってスタッフロールが始まった後…w