「アマチュア」
ボヘミアン・ラプソディで主人公フレディを演じてオスカー像を手にしたラミ・マレック君主演最新作✨
本作はロバート・リテル氏著「The Amateur」を実写映画化したモノだそーで(邦題はThe抜きですね)自分は勿論原作小説未読ですウヘヘ
あらすじ
国際テロ組織によって妻の命を奪われたCIAの分析官チャーリー(ラミ・マレック)は、たった一人で組織へ復讐(ふくしゅう)することを決意する。殺しのスキルを持たないチャーリーは、CIAも予測できない方法でテロリストたちを始末していくが、その復讐(ふくしゅう)にはある陰謀が隠されていた。(Yahoo!検索情報から丸パク)
主人公チャーリーはCIA捜査官とは言えやってる仕事はオフィスで暗号等の解読をするという完全頭脳労働系なので、いわゆる「映える大立ち回り」が出来ない…そんなヘタレがどうしてもヌッ殺された妻の復讐をしたいのぢゃあぁぁぁ!だったらどーする?そーだよ身体が使えないなら頭使えばいいんだYO!という話。
チャーリーが妻の復讐をする、という縦軸に絡んで…妻を殺したテロリストを特定して上官に直談判するもののどーにも歯切れが悪い(何やらきな臭い思惑絡み?)ので、たまたま別件で見つけてしまった上官の不正の証拠の数々を突き付けて半ば…というか思いっきり上官を脅して銃器等の取り扱い訓練を受けさせて貰うというね。うーんなんだ?こんなの秒で「いやお前粛正対象になるに決まってるやないか」って誰もが思うだろうけど、何故か上官は本当にチャーリーを訓練させてあげちゃうというね。意味わかんねーなー
そしてその訓練をしてくれた人が上官子飼いのエージェント・ヘンダーソン(コワモテ)、演じているのがローレンス・フィッシュバーンですよ!なんかこの手のアクションサスペンス系にこの方が出てると脳内が勝手にキアヌ・リーブス探しちゃうよねw
で、まんまと訓練させた挙げ句に偽装パスポートとか用意してあげたトコロでようやく「チャーリーを亡き者にしろ!」とか言い出す訳です。何やってんだよこの上官アホなのか💦
…という訳で、チャーリーは自前の脳みそ(IQ170という設定。天才スギー)と訓練中に習得した爆発物製造ノウハウを駆使してテロリストを1人ずつ粛正し、そしてそれと平行してCIAの上官からチャーリー暗殺命令を下されたヘンダーソンは自分の教え子チャーリーを殺すべく世界中を追い掛ける、という構造が出来上がる訳でして。
チャーリー自身は自分が大立ち回りする訳ではないものの、どうやってターゲットを追い詰めて行くのか…というのも本作の見ドコロだと思いますね。
自分基本的にアクション系大好物なタイプなので絵的に退屈する?と危惧していたものの、割と展開も早く場面もコロコロと変わっていくので(この手のスパイアクション系あるあるで世界の都市を何ヶ所も移動して行くので絵面的にも場持ちしますネ)ダレずに楽しめたなーと思います。
チャーリーが最初のターゲットを追い詰めた挙げ句にタゲが道路に飛び出して車に跳ね飛ばされて目の前で死ぬのを見た後の動揺っぷりが可愛かったなーラミ君ああいうキョドってるの上手い。それと同時に腹が決まったと言うのかな…段々話が進むにつれて目つきが厳しくなっていく感じとかヒリヒリして良かった♪
あとこの手のサスペンスでのお約束「お助け女子(ボンドガール的な)」が本作にも登場しますが、お色気ムンムン系ではないけれど知的で味のあるキャラで個人的に好きでした😃
まー言うてもね、上にもちょこっと書いたけど他にも色々と重箱の隅を突きたくなる展開なんですわなぁ~(苦笑)
あんまり書き過ぎると完全ネタバレになりそうなので止めておきますが…コレさ、ボッチじゃなくて友達と一緒に観に行って、いや、それよりもサブスクかDVDで観れるようになったら自宅で酒飲みながら皆んなでヤイヤイツッコミ入れまくりながら鑑賞した方が絶対に楽しい手合いなんじゃないかと思ったり!←いや劇場鑑賞推奨しろやカス💢
それとさー…コレ、もしかしたら興収良ければシリーズ化する気あんのかな?あのラストの駐車場シーンがめっちゃモヤるんだけど!まさかのバディ・ムービー化すんのか!?